やっぱり、一日にGI2つはたまりませんなぁ。
というわけで?JBC。

まずクラシックから取り上げましょう。
JDDに続き、JBCでも砂の怪物誕生です!アドマイヤドン、逃げ込みを計ろうとするカネツフルーヴ、追いすがってくるプリエミネンス、眼中にないとばかりに盛岡の400メートルの直線を一人旅、帝王賞馬、砂の女傑、顔色無し!

7馬身・・・この着差、どうだ!といわんばかり、ワタクシもドンに脱帽です。
物凄いパフォーマンス!秋天に続いて3歳のレベルの高さを知らしめました。

プリエミネンス、いつもならスーッと馬なりで来れそうな4コーナーでしたが動きが鈍く前の2騎に置かれ気味、最後は意地の2着でしたが・・・。
女王襲名のチャンスを逃してしまいました、プリにとっては危惧していた通り、新たな力の前になすすべ無し・・・。
彼女がこれまで積み上げてきたダート馬としての経験やプライドの前には、ドンも一筋縄ではいかないと思いましたが・・・。

3着カネツフルーヴは久々もあってか、最後はアップアップになってしまいましたが、帝王賞馬として積極的に勝ちに来た姿勢は評価できるし、次走は変わってくるでしょう。

アルアランにも期待していたのですが、なかなか自分のレースをさせてもらえませんね。
リージェントブラフは−26キロには驚きましたが健闘していました4着。
マンボツイストも差を詰めて5着です。

とにかく、このレースはドンの強さに感服でした。


スプリントも激しいレース、制したのはスターリングローズでした。

大外から一番いいスタート、スッと流れに乗って終いもしっかり、と勝ちパターンに持ちこみました。
最後、ノボトゥルーがGI馬の極上の切れで突っ込んできましたが、何とか封じ込み歓喜のゴール。
10月の南部杯のリベンジ、堂々と盛岡のファンに見せつけました。

2着はそのノボトゥルー、ユタカ騎手、南部杯で先行策をとり、差され4着も「本当に良くなるのはこの次」という言葉、その伏線どおりの2着でしたがここまで来たら勝ちたかったか・・・しかし、ユタカ騎手の引き出した脚は全盛期のそれでした。

3着のノボジャックも1年前のように楽勝とはいかない実状ながら、まだ力はあることをアピール、初代JBCスプリント馬の意地でした。

ヤマカツスズランはハナを奪われて、苦しいレースを覚悟しましたが見せ場のアリの4着、最後まで集中力を切らさず頑張りました。

期待大だったココモキングでしたが、果敢に2番手追走も直線、強豪たちの底力勝負に屈してしまいました。
しかし、キャリア9戦目のココモ、上位陣はみんなレース経験に比例する様に底力を備えていることから、この負けを悲観することはないです。
北での経験を糧に、来年以降が楽しみになりました。


盛岡のJBCが終わって、来年はまた大井のナイターということになります、今後はジュベナイルあたりが増えるのでしょうか?
一日にGI2本!毎年楽しみなイベントになりそうです。


最後に、中京にいたおっちゃんが「川原(騎手)だけが一次試験に通った」というのですが?未確認情報です、はい。

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