昔、システィーナというサクラユタカオー娘がいました、彼女の名前を思い出すと同時に恋心のようなあったかい気持ちが甦ってきます。

500キロを越えるグラマラスな栗色の馬体に似つかない美しい少女を思わす彼女の名前・・・。

重賞に届きそうで届かない・・・七夕賞3着、関屋記念では同着と見まごうほどの僅差でしたが老雄マイスーパーマンに屈しました。

しかし、年が明けて迎えた引退戦、京都牝馬特別・・・2番手から抜け出しサマニベッピンの豪脚をハナ差凌いでゴール、最後の最後で念願の重賞制覇を飾った彼女の姿は、まさにシスティーナの名に相応しい美しさでした。
ワタクシの心に今でも輝きつづけるレースのひとつです。

彼女は昨年金杯2着のタフグレイスやミヤビライデンなど上質な産駒を輩出しましたが、今年、ついにクラシックを狙えるブライアンズタイム産駒ミヤビフェラーリが登場しました。
先々週の新馬戦も快勝、母に似た栗色の馬体・・・母に恋したあの頃を想いながら息子フェラーリを応援しようと思います。


システィーナって礼拝堂の名前なんですよね。

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