小倉、中山、京都の順で列島を駆け抜けた3重賞でしたが、いずれも審議の青ランプが点灯するラフなレースになってしまいました。先週の蛯名騎手の件といい、審議のあり方にナーバスになっている時だからこそ、クリーンなレースが見たかったのですが。

というわけでまず共同通信杯、好位をきっちり追走、そして直線、迫力あるファイトに応えて伸びたブライアンズタイム産駒ラントゥザフリーズが勝利、鞍上は南関東第3の男といわれる内田博幸騎手、追う技術の素晴らしさには驚かされます。

勝ったラントゥ、これが8戦目、紆余曲折ありましたがこれで堂々クラシックへ、タニノギムレットと同じブライアンズタイム産駒で夢が広がります。

2着に鋭く迫った道営出身タカラシャーディー、今年も昨年のヤマノブリザードに続く馬が現れました。
3着は接戦制してリワードシンバル。

結局1番人気のブラックカフェでしたがスタートは一息、後方から勝負するも流れに乗れず6着・・・マンハッタンカフェならあそこから差しきれるのに・・・とも思いましたが、まだまだ本格化は先のようです。
後方からより、前々で集中力を切らさずに走れればいいのでしょうが・・・田中勝騎手、苦悩は続きそうです。


京都のシルクロードSは稀に見るモノ凄い末脚、テイエムサンデーまさに鬼脚でした。
7歳にしてこの脚、競走生命を削るかのような能力の放出にしばし酔いしれました。

高松宮記念でも見たいこの脚なんですが、こればかりは少しだけ速いペースとハマりが必要ではあります・・・しかしこの脚、ビリーヴとガチンコ勝負になったら面白いでしょうね〜。

2着はカフェボストニアン計らずも逃げる形になりましたが、力は出しました、サニングデールには雪辱しましたし。
3着はそのサニング、CBC賞はうまく乗れ過ぎた?印象だったので・・・でもGI獲りを豪語するならガツンと伸びたかった。


最後に小倉大賞典はマイネルブラウが念願の重賞初制覇、川島騎手も嬉しい初重賞となりました。

やはりローカルでの実績は上位、番手を取って直線もしっかり伸びました。

2着はユタカ騎手のユウワンプラテクトが中団から迫ってきました、地力がありました。

人気チアズシュタルクは前走のように4コーナーでエンジン全開でまくりますが、直線がだらしなく5着・・・骨折の精神的な後遺症なんでしょうか、手応えは良さそうなんですが・・・。
イエローボイスも人気でしたが不発も不発・・・14着。


しかし、悔しかった小倉大賞典・・・マイネルブラウからの馬単まで踏み切れず・・・結局アグネスストームとの軸で3連複流し、轟沈(T_T)
思わずブラウがストームを交わした時「もっとかわいがってくれ〜」と、しかしストーム15着じゃ仕方ないです。

京都のダービーディスタンス戦梅花賞、勝ったシルクボンバイエ、名前も凄いけど真っ白は顔が素敵(^^ゞシルクでもその顔のせいか、すぐに満口になってました。しかも父は皐月馬イシノサンデー、兄はスプリングS勝ち馬で種牡馬アズマイースト、にわかに期待です、ボンバイエッッ!

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