中山記念はローエングリンがマイペースの逃げからそのまま他を寄せ付けない完勝劇、3歳時に眠っていた資質が古馬になって堂々開花、初重賞制覇です!

すでに強い逃げ馬の放つオーラが迸っているようです、ポンとスタートを切って、絡んでいくかと思われたメジロロンザンも恐れをなして?控える形、完全にイニシアティブを取った逃げ馬ほど怖い馬はいません。
3歳時に宝塚記念3着したほどの器ですから遅すぎた初重賞だったのですが、これでマイル〜中距離戦線に大きな核ができたという印象です。

2着のバランスオブゲームもさすが、重賞3勝の実績はダテではありませんでした、ローエンを番手でマークする展開になれば・・・とも思いましたが、休み明けでこの走りですから次走期待大でしょう。

3着ダイワジアンは先行して良く粘りました、展開にも恵まれましたが、使われて地力強化しているのも好走の要因ですね。

期待したテレグノシスは凄い手応えに見えましたが弾けず8着でした。

残念で仕方ないのはトウカイポイント、香港かシンガポールかと国際GIを両睨みしていたマイル王でしたがなんと故障・・・命に別状が無かったのは不幸中の幸いでしたが・・・浅屈腱不全断裂の診断で競走能力喪失・・・。
今年の日本競馬における大きな大きな損失になりそうです・・・元々セン馬なので種牡馬になれませんし・・・幸せな余生を願うしかありません・・・。


阪神の阪急杯はさすがのスプリント王、ショウナンカンプ、父から譲り受けたスピードを面白い様に操って高松宮記念連覇へチェックメイトです。

ロケットダッシュに寄せ付けないテンの脚、香港での大敗が嘘のような完勝劇、強いです。
シルクロードSの覇者テイエムサンデーの末脚もこの馬には通用しない!と思わせる力強い競馬でした、とりあえずスプリント戦線異常なし!

2着は今年のスプリント制圧を狙っているサニングデール、調子を上げてきましたが2馬身半差を埋められるかは微妙でしょう・・・。

3着アグネスソニックはさすがの巻き返し、強いところを見せ、今後も警戒したい一頭です。

ビリーヴは伸びかかりながらも伸びず9着・・・休み明けなのでしょうか・・・手応えは良さそうで一瞬スプリンターズが脳裏にチラついたのですが・・・アンカツ騎手で臨む本番は巻き返してほしい、またカンプとレッドゾーン突入の競馬を見せて欲しいです。


アーリントンCは雨の中、タイキシャトルはタイキシャトルでもウインクリューガー、昨年秋から期待を持って見つめていたクリューガーだけに重賞制覇は嬉しいです。

力強く抜け出した内容も非凡、さあクラシックかマイルか楽しみが広がりました。

ゴールデンキャストは雨でもまず大丈夫だろうと思っていたので、負けは素直にショック、ですが骨折明け、次走、ユタカ騎手が自信を持って太鼓判を押す能力を楽しみたいと思います。

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