復讐に燃える眠れる獅子・・・ザッツザプレンティ!
2003年4月19日例年にも類を見ないハイレベルの中での大混戦となった皐月賞・・・過去、これほど強豪馬がひしめく群雄割拠になったことがあったでしょうか?期待感と高揚感で胸が高鳴る「まず1冠」です。
雨の予報の千葉県地方ですが、ドロドロの極悪馬場にまで悪化することはないと思います、願わくばこの素晴らしいメンバー、良馬場での力勝負が見たかったのですが、こればかりは仕方ないですね。
まず・・・誰を挙げるか迷う所ですが・・・事実上最重要トライアルである弥生賞の覇者にして2歳王者エイシンチャンプから入るのが筋でしょう。
そのチャンプ、弥生賞は劣勢の直線半ばから驚異的な盛り返し、GI馬のプライドがその脚に宿ったかのように勝利を引き寄せました。
「チャンプは皆さんが思っているよりずっと強い馬なんです。」という福永騎手の言葉にも秘めたる熱い闘志が伝わってきます。
ゴール前での奇跡に似た逆転劇はまさにGI馬のそれ、勝負根性においては近年でも屈指のモノかと思えるほどです。
続くはチャンプの同僚にして最大のライバル・ネオユニヴァース、遂にこの大一番で激突します。
圧倒的な力、勢いの差で成し遂げた重賞2連勝・・・完膚なきまでに相手をなぎ倒してきたユニヴァース、内容を見ても混戦どころか独裁の可能性も感じます。
新しい宇宙・・・ユニヴァースの目は世界を通り越して遥か宇宙を見渡しているのかもしれません。
そしてサクラプレジデント、潜在能力は計り知れないと感じるプレジデントですが、今回はいかにリラックスして走れるかがポイント、折り合いの進境を含めて叩き2戦目での変わり身に期待が高まります。
サンデー産駒というより、母父マルゼンスキーの生き写しのような風貌のプレジデント、惨敗確定の展開から底力だけで押し上げる競馬が続いていますが、まともに競馬ができるようになったらどれだけ強いのか、完成途上という言葉に含められた、ある種の期待感を抱かずにはいられません・・・。
ザッツザプレンティ、2歳王者を尻目に圧倒的1番人気を集めた弥生賞で落鉄や出遅れが祟って6着・・・一気に世代をリードするはずが、一転評価を下げた形です。
しかし、個人的にアンカツ騎手とのコンビはまさに願ったり叶ったり、河内騎手の引退で宙に浮いた鞍上でしたが、橋口調教師との繋がりが深い事を差し引いてもこの馬はアンカツ騎手にこそ乗って貰いたかったという思いがありました。
能力の裏付けはラジオたんぱ賞を見れば明らか、もし重馬場になってもラジたんで見せた水かきがついているような走りで一気に突き放せます、これは他の有力馬にはない大きな武器でしょう。
さらにはサイレントディール、ユタカ騎手が速くから「この馬でクラシックを」と表明し、デビュー前には池江調教師が「3冠を狙える」と公言して憚らなかった逸材・・・この馬が5番目に書く馬になろうとは、今年のレベルの異常な高さを物語っています。
プレジデント同様、折り合いが鍵、ユタカ騎手もその点については慎重な姿勢を崩しませんが、うまく折り合えば一気にライバルをまとめてなぎ倒せるモノをもっています。
他にも伏兵という評価でいいのかと迷うような逸材ばかりの皐月賞、誰が勝っても驚けないし、10回やれば10頭の皐月賞馬が現れるという事も言われています。
まずスズノマーチ、ヤマカツリリーに続くティンバーカントリーの刺客、ですが特筆すべきなのは母父がサンデーサイレンス、時代は変遷しています。
ラントゥザフリーズは前走こそスローにはまりましたが、波乱呼ぶブライアンズタイム産駒、末脚も確かです。
ビックコング、アドマイヤグルーヴとの壮絶な叩き合いは記憶に新しく、ここで大敗するような気がしません。
テイエムリキサン、弥生賞は勝ちに行きすぎたきらいがありましたが、今回は元来の戦法である直線一気に賭けてくるはず・・・脅威。
ブラックカフェ、今年最大の食わせ者なのか、それともその秘めたる能力が全開するのか・・・前からも書いていますが、全開なら底知れぬ末脚をくり出せる馬です。やる気さえあれば・・・というところ。
コスモインペリアル、弥生賞でこのタイトスポット産駒の末脚の破壊力には舌を巻きました、しかもザッザプレンティとはそう差の無い位置から弾けたのですから・・・警戒は怠れません。
ブルーコンコルドは能力の高いフサイチコンコルド産駒らしい実力馬です。
タイガーモーションが小気味良く逃げると怖いですよ、昨年のタイガーカフェじゃありませんが、タイガースが調子いいですから(^^ゞ
ホシコマンダーはネオユニヴァースを中京で完封しています、今年のレベルの平均的な存在ながら怖いですよ。
さあ、どれも底知れぬ能力を持つサンデーサイレンス一族が父亡き後、揺るぎない華やかな暗黒時代をさらに確固たるものにするのでしょうか。
競馬界の頂点を目前とした最後の戦い・・・瞬きも許さないほどの気合を込めて、じっくり味わいたいと思います。
雨の予報の千葉県地方ですが、ドロドロの極悪馬場にまで悪化することはないと思います、願わくばこの素晴らしいメンバー、良馬場での力勝負が見たかったのですが、こればかりは仕方ないですね。
まず・・・誰を挙げるか迷う所ですが・・・事実上最重要トライアルである弥生賞の覇者にして2歳王者エイシンチャンプから入るのが筋でしょう。
そのチャンプ、弥生賞は劣勢の直線半ばから驚異的な盛り返し、GI馬のプライドがその脚に宿ったかのように勝利を引き寄せました。
「チャンプは皆さんが思っているよりずっと強い馬なんです。」という福永騎手の言葉にも秘めたる熱い闘志が伝わってきます。
ゴール前での奇跡に似た逆転劇はまさにGI馬のそれ、勝負根性においては近年でも屈指のモノかと思えるほどです。
続くはチャンプの同僚にして最大のライバル・ネオユニヴァース、遂にこの大一番で激突します。
圧倒的な力、勢いの差で成し遂げた重賞2連勝・・・完膚なきまでに相手をなぎ倒してきたユニヴァース、内容を見ても混戦どころか独裁の可能性も感じます。
新しい宇宙・・・ユニヴァースの目は世界を通り越して遥か宇宙を見渡しているのかもしれません。
そしてサクラプレジデント、潜在能力は計り知れないと感じるプレジデントですが、今回はいかにリラックスして走れるかがポイント、折り合いの進境を含めて叩き2戦目での変わり身に期待が高まります。
サンデー産駒というより、母父マルゼンスキーの生き写しのような風貌のプレジデント、惨敗確定の展開から底力だけで押し上げる競馬が続いていますが、まともに競馬ができるようになったらどれだけ強いのか、完成途上という言葉に含められた、ある種の期待感を抱かずにはいられません・・・。
ザッツザプレンティ、2歳王者を尻目に圧倒的1番人気を集めた弥生賞で落鉄や出遅れが祟って6着・・・一気に世代をリードするはずが、一転評価を下げた形です。
しかし、個人的にアンカツ騎手とのコンビはまさに願ったり叶ったり、河内騎手の引退で宙に浮いた鞍上でしたが、橋口調教師との繋がりが深い事を差し引いてもこの馬はアンカツ騎手にこそ乗って貰いたかったという思いがありました。
能力の裏付けはラジオたんぱ賞を見れば明らか、もし重馬場になってもラジたんで見せた水かきがついているような走りで一気に突き放せます、これは他の有力馬にはない大きな武器でしょう。
さらにはサイレントディール、ユタカ騎手が速くから「この馬でクラシックを」と表明し、デビュー前には池江調教師が「3冠を狙える」と公言して憚らなかった逸材・・・この馬が5番目に書く馬になろうとは、今年のレベルの異常な高さを物語っています。
プレジデント同様、折り合いが鍵、ユタカ騎手もその点については慎重な姿勢を崩しませんが、うまく折り合えば一気にライバルをまとめてなぎ倒せるモノをもっています。
他にも伏兵という評価でいいのかと迷うような逸材ばかりの皐月賞、誰が勝っても驚けないし、10回やれば10頭の皐月賞馬が現れるという事も言われています。
まずスズノマーチ、ヤマカツリリーに続くティンバーカントリーの刺客、ですが特筆すべきなのは母父がサンデーサイレンス、時代は変遷しています。
ラントゥザフリーズは前走こそスローにはまりましたが、波乱呼ぶブライアンズタイム産駒、末脚も確かです。
ビックコング、アドマイヤグルーヴとの壮絶な叩き合いは記憶に新しく、ここで大敗するような気がしません。
テイエムリキサン、弥生賞は勝ちに行きすぎたきらいがありましたが、今回は元来の戦法である直線一気に賭けてくるはず・・・脅威。
ブラックカフェ、今年最大の食わせ者なのか、それともその秘めたる能力が全開するのか・・・前からも書いていますが、全開なら底知れぬ末脚をくり出せる馬です。やる気さえあれば・・・というところ。
コスモインペリアル、弥生賞でこのタイトスポット産駒の末脚の破壊力には舌を巻きました、しかもザッザプレンティとはそう差の無い位置から弾けたのですから・・・警戒は怠れません。
ブルーコンコルドは能力の高いフサイチコンコルド産駒らしい実力馬です。
タイガーモーションが小気味良く逃げると怖いですよ、昨年のタイガーカフェじゃありませんが、タイガースが調子いいですから(^^ゞ
ホシコマンダーはネオユニヴァースを中京で完封しています、今年のレベルの平均的な存在ながら怖いですよ。
さあ、どれも底知れぬ能力を持つサンデーサイレンス一族が父亡き後、揺るぎない華やかな暗黒時代をさらに確固たるものにするのでしょうか。
競馬界の頂点を目前とした最後の戦い・・・瞬きも許さないほどの気合を込めて、じっくり味わいたいと思います。
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