奇跡ではない!菊花賞馬ヒシミラクル、王者の軌跡!
2003年5月4日大混戦の春の天皇賞、最後にモノをいったのはやはりGI馬の底力でした。
菊花賞馬ヒシミラクルが叩かれて本当に本来の研ぎ澄まされた状態となって淀のターフに登場、3コーナーで早くも角田騎手の手が動いた時、すぐ後ろのダイタクバートラムは持ったまま・・・これでは・・・と思ったのですが、4コーナーで底力を振り絞る様に大外に回り先行場を捉え抜け出すと、さらに菊花賞馬の意地かグッと伸びて後続を完封・・・積極的な競馬が実を結び、春の盾を手中に収めました。
しかし・・・サッカーボーイという種牡馬は優秀なステイヤーをどうしてこうも輩出するのでしょうか、そしてドラマティックな走りを見せるのでしょうか・・・ゴールに飛びこむミラクルを見ながらそんなことを痛切に感じました。
2着はこちらもステイヤーの資質がモノを言いましたサンライズジェガー・・・ライスシャワーの勝った天皇賞、リアルシャダイ産駒が3着まで独占した年を思い返しました、混戦になればなお生きるステイヤーの才能・・・メンバー最速の上がりで見事な脚でした、脱帽です。
3着はダイタクバートラム・・・ダンツフレームに前に入られる不利がありましたが、父ダンスインザダークならあれぐらいはものともせず、末脚を爆発させたはず・・・まだGI馬となるには足りないものもあったのかもしれません。
しかし確実な末脚はやはり一級品、中距離でもあの脚が冴えるようなら秋、日本のエースとして堂々君臨しているかもしれません。
4着はインから強襲!盾が手の届く所に見えたもののミラクルの底力に屈したイメージのツルマルボーイ・・・しかしボーイの土俵はやはり中距離、3200でのこの競馬は大きな自信になって、さあグランプリでの勝利を狙います。
5着が直線半ばあわやGI馬2騎のワンツーか?!というほどの見せ場を作ったダンツフレーム、マイルから一転2マイル戦という不安も一掃の見事なレースでした、やはり本調子なら強い・・・安田記念、宝塚記念が楽しみです。
人気どころではアンカツ騎手タガノマイバッハが4コーナーで先頭にたち、さあ持ち前の根性でどこまで!という所で一気にミラクルに出しぬかれてしまい8着・・・2000の引き締まったペースの方が向く感じです。
イングランディーレは5,6番手は意外な位置どり、押し上げるポーズはみせたものの、見せ場はなく9着・・・GIでは結局家賃が高かったのでしょうか、残念。
トーホウシデンも良い所がありませんでした、10着に負けるような馬ではないはずなんですが・・・。
菊花賞、そして天皇賞(春)と稀代の名ステイヤーの道を歩んでいくヒシミラクル、勝負どころから追っ付け通しのいい意味でドロ臭い競馬でGIを奪取してきましたが、角田騎手がそれでも敢えて課題に上げる通り勝負どころでスマートな競馬が出来る様になればもっと・・・と思わせます。
逆を言えば完成に至っていないこの天皇賞馬・・・まだまだ勝負はこれからです!
さて、土曜大注目の青葉賞は直線有力どころの激しい力勝負の競馬、多少行儀の悪さを見せましたが、有り余るサンデー産駒の闘争心、ゼンノロブロイが完勝でダービーへ、そして強い強い「2強」に挑戦です。
噂どおりの大器ぶり、破壊力ある脚は昨年のシンボリクリスエスとも遜色無しと言い切って良いでしょう、サンデー3強時代となりそうな予感さえします。
2着はさあ、どうだ!と早めに抜け出しを計ったタカラシャーディ、結果的に屈しましたがこのは馬やはりリアルでしょう・・・強さを心から認めてさあダービーです。
不利のあったクラフトワークは悔しい3着、ロブロイに寄られてブレーキが掛かりましたが、そこからがやはり素質馬、4着マイジョーカーに激しく詰め寄られながらもダービー切符を守り抜いた姿に拍手です。
最後にスイートピーSで突き放し完勝のトニービン娘メモリーキアヌ・・・これはフローラS組より上かもしれません、本番が楽しみな1頭です。
菊花賞馬ヒシミラクルが叩かれて本当に本来の研ぎ澄まされた状態となって淀のターフに登場、3コーナーで早くも角田騎手の手が動いた時、すぐ後ろのダイタクバートラムは持ったまま・・・これでは・・・と思ったのですが、4コーナーで底力を振り絞る様に大外に回り先行場を捉え抜け出すと、さらに菊花賞馬の意地かグッと伸びて後続を完封・・・積極的な競馬が実を結び、春の盾を手中に収めました。
しかし・・・サッカーボーイという種牡馬は優秀なステイヤーをどうしてこうも輩出するのでしょうか、そしてドラマティックな走りを見せるのでしょうか・・・ゴールに飛びこむミラクルを見ながらそんなことを痛切に感じました。
2着はこちらもステイヤーの資質がモノを言いましたサンライズジェガー・・・ライスシャワーの勝った天皇賞、リアルシャダイ産駒が3着まで独占した年を思い返しました、混戦になればなお生きるステイヤーの才能・・・メンバー最速の上がりで見事な脚でした、脱帽です。
3着はダイタクバートラム・・・ダンツフレームに前に入られる不利がありましたが、父ダンスインザダークならあれぐらいはものともせず、末脚を爆発させたはず・・・まだGI馬となるには足りないものもあったのかもしれません。
しかし確実な末脚はやはり一級品、中距離でもあの脚が冴えるようなら秋、日本のエースとして堂々君臨しているかもしれません。
4着はインから強襲!盾が手の届く所に見えたもののミラクルの底力に屈したイメージのツルマルボーイ・・・しかしボーイの土俵はやはり中距離、3200でのこの競馬は大きな自信になって、さあグランプリでの勝利を狙います。
5着が直線半ばあわやGI馬2騎のワンツーか?!というほどの見せ場を作ったダンツフレーム、マイルから一転2マイル戦という不安も一掃の見事なレースでした、やはり本調子なら強い・・・安田記念、宝塚記念が楽しみです。
人気どころではアンカツ騎手タガノマイバッハが4コーナーで先頭にたち、さあ持ち前の根性でどこまで!という所で一気にミラクルに出しぬかれてしまい8着・・・2000の引き締まったペースの方が向く感じです。
イングランディーレは5,6番手は意外な位置どり、押し上げるポーズはみせたものの、見せ場はなく9着・・・GIでは結局家賃が高かったのでしょうか、残念。
トーホウシデンも良い所がありませんでした、10着に負けるような馬ではないはずなんですが・・・。
菊花賞、そして天皇賞(春)と稀代の名ステイヤーの道を歩んでいくヒシミラクル、勝負どころから追っ付け通しのいい意味でドロ臭い競馬でGIを奪取してきましたが、角田騎手がそれでも敢えて課題に上げる通り勝負どころでスマートな競馬が出来る様になればもっと・・・と思わせます。
逆を言えば完成に至っていないこの天皇賞馬・・・まだまだ勝負はこれからです!
さて、土曜大注目の青葉賞は直線有力どころの激しい力勝負の競馬、多少行儀の悪さを見せましたが、有り余るサンデー産駒の闘争心、ゼンノロブロイが完勝でダービーへ、そして強い強い「2強」に挑戦です。
噂どおりの大器ぶり、破壊力ある脚は昨年のシンボリクリスエスとも遜色無しと言い切って良いでしょう、サンデー3強時代となりそうな予感さえします。
2着はさあ、どうだ!と早めに抜け出しを計ったタカラシャーディ、結果的に屈しましたがこのは馬やはりリアルでしょう・・・強さを心から認めてさあダービーです。
不利のあったクラフトワークは悔しい3着、ロブロイに寄られてブレーキが掛かりましたが、そこからがやはり素質馬、4着マイジョーカーに激しく詰め寄られながらもダービー切符を守り抜いた姿に拍手です。
最後にスイートピーSで突き放し完勝のトニービン娘メモリーキアヌ・・・これはフローラS組より上かもしれません、本番が楽しみな1頭です。
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