明日はいよいよNHKマイルC、今週もまた「混戦」の2文字で表現しなければなりません。
過去の7回でシーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネといった超国際クラスの勝ち馬を輩出しているマイルC、混戦といえど、ダイヤの原石のような素質馬がたくさんいます。

まずゴールデンキャスト、前二走は自慢の末脚が不発に終わっていますが、昨秋のききようS・・・閃光が走ったかのような物凄い末脚にレコードVのおまけつき・・・ユタカ騎手もあのレースで「これはタダモノではない」と衝撃を受けたといいます。
父は世界を制した無敵のマイラー・タイキシャトル、能力的なバックボーンも充分、さあ府中の長い直線で黄金の閃光は迸るのでしょうか。


サクラタイリンも大物感充分の大器、サクラバクシンオーが満を持して送りこんできた本格マイラーです。
まだ弱い所があってビッシリ追えない状態でデビュー2連勝、NZT3着・・・ここにきて一気に弱さが解消されてきて、素質全開で府中の直線を迎えることになるなら・・・新緑の季節に桜が満開というシーンも期待したいですね。


隠れた大物のイメージなのはマル外のヒューマ、ヒューマというと某なつかし人気野球アニメの主人公のようですが、名前の由来はヒューッと走るウマなんだそうで・・・それはともかくデビュー以来4戦3勝、底を見せない成績、父のポリッシュプレセデントはよくわからないのですが(^^ゞファインモーションのいとこということで大物感ある血統構成といえそうです。

ユートピアも前走をみると一介のダートの逃げ馬というわけでは無さそうです、唯一のGIホースですし軽快なスピードは府中のマイルでも大きな武器になりそうです。

あとはNZTの覇者エイシンツルギザン、こちらもバクシンオー産駒、バクシンオーが後期に見せた鋭く重量感のある末脚をこの馬はすでに持っている印象です。
重賞ウィナー、ウインクリューガーも前走こそ奮いませんでしたが無念の回避となった僚馬シルクブラボーの分まで良い所を見せたいです、「能力的にはブラボーと互角」とは陣営の弁。
エコルプレイスも間隔は開きましたがしぶとく食い下がれるでしょう。
ギャラントアローのスピードはここでも通用、軽視は危険です。
マイネルモルゲンも早くから頭角を表していた1頭、折り合えば怖いです。
最後にマーガレットSでヒューマを撃破しているホーマンアピールまで挙げておきましょう。

府中の長い長い直線、あと200!という所から一体どの馬が能力を全開放してくるのでしょうか。
そしてそれから続く道が偉大なる先輩たちの歩んだ「世界」へと繋がっていることを願いたいですね。

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