函館2歳Sはサンデーとあのランフォザドリームの仔フィーユドゥレーヴがフラワーサークルをギリギリ差しきってのVとなりました。

血統的にも中距離向き、そして古馬になって真価を発揮した母ですから、完成度的にはまだまだと思っていましたが・・・このあたりは流石は良血馬というところですね。

圧倒的一番人気のナムラビッグタイムが良馬場を苦にしたか、スピードが乗らず、4コーナーで苦しそうなアクション、ならばと大外捲くってきたフラワー、豊富な経験を生かして勝ちパターンに持ち込んできましたが、そのさらに外から虎視眈々とフィーユがジリジリと追い詰めました。

藤田騎手は早くも「桜花賞でも・・・」と自信に満ちた発言、これからの成長も存分に見込めそうですし、あながち勇み足でもないでしょう。

2着フラワーサークル、五十嵐騎手、悲願の中央G制覇に最後は渾身のファイトでしたが・・・惜しい2着です、やはり負けた相手はサンデー産駒・・・貫禄を見せられましたね。
3着に少し離されましたが鋭い脚を見せていたミュージックホークでした。

ナムラビッグタイムは5着・・・先に書いたように重馬場が合わなかったようで、開幕週のようなスピード馬場で見直してみたいですが、本当の覇者になるならこなしてほしかった気もします。


新潟は頭数の関係でオープンの関越Sが準メインになっていましたね。
スマークレイアースは息が長いダートの重鎮です、前は「まくり屋」という枕詞がつく感じでしたが、イン急襲、ベテランの味でしょうか。
メインは大好きなナリタブライアン産駒グラスステージが1番人気で久々にワクワクしましたが・・・不利もあって3着・・・あっさり勝つようならここで「めざせ秋天!」というくらいテンションが上がったと思うのですが・・・。

小倉メイン完勝のテンシノキセキは昨年のビリーヴに近い勢いでしょうか、秋、スプリント界を賑わせそうです。

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