札幌記念は期待通りの見応え十分の一騎討ち、エアエミネムが満を持して抜け出し、さあ来い!というところに容赦ない末脚を叩き込んだサクラプレジデント、GI級の名勝負が展開されました。

後方からの競馬を決め込んだユタカ騎手プレジデントでしたが、春に見せた行きたがる面が無くなり折り合いピタリ・・・これはプレジデントの成長とユタカ騎手のいわゆるユタカマジックが奏功したのだと思います。
前半のアドバンテージを味方に付けて、春は封印されていた末脚がエミネムに向けて炸裂!これで秋が本当に楽しみになりました。

札幌オンリーの3勝目ですが、ユタカ騎手がインタビューで強調していたようにエミネムという本当に強い馬を撃破したのはかなり大きい自信になるでしょう、さあこの脚を秋の府中で炸裂させてください!

その2着エミネム、GI級の力を完全に取り戻し、堂々3歳の挑戦を受けて立ったのですが敗れてしまいました。
しかし4キロの斤量差が大きかったことは事実、秋天では2キロ差になりますし、悲観する内容ではありません、むしろエミネムの復調ぶりを強調する2着だったと思います。

3着連闘ノブレスオブリッジ、状態のよさを生かしてきました、暑くなってきて夏は牝馬の格言も生きたのでしょうか、とはいえ強い相手の3着ですから、秋に自信を深める結果といえそうです。

ヒマラヤンブルー、単騎でいいペース、これは渋太いぞ、と期待したのですが、前走より速めにエミネムに来られたのが痛かったか、しかし気分良くスイスイと駆ける姿は父ネーハイシーザーわさすが、彷彿させました。


新潟アイビスサマーダッシュは外枠有利の風潮?のなか、前半ジックリ溜めて、内を狙った左海騎手イルバチオが快勝!スピードにモノを言わせる快勝でした。

2着ティエッチグレース、16キロの馬体増でどうかと思いましたが、小林久騎手がスタートしてすぐに少々強引にラチ沿いのポジションを奪いとる好判断が光りました、ただ最後はイルバチオの末脚に屈した形でした。
しかしキャリアウーマン6歳牝馬がワンツー!付け焼刃のスピードより経験に裏打ちされた実力が決め手になりましたね。

3着はトーセンオリオン、こちらはスピード能力の高さでしょう、廃止された県営新潟から笠松へ移籍した苦労人向山騎手、小牧騎手や吉田稔騎手のように中央ファンに認知される前に注目しておきたい騎手です。

サーガノヴェルやゴッドオブチャンス、テンのスピードはさすが実力馬と唸らされましたが、両馬ともしまい屈してしまいました。


さて土曜の札幌2Rに登場したワタクシの愛馬シルクメモリーちゃんでしたが・・・悔し〜い2着・・・しかしさすがは藤田騎手、勝利まであともう少しまで肉薄しましたが・・・。

しかし、デビュー戦、まるで競馬をさせてもらえず9着だったメモリーがいまではなんと勝利うんぬんの状況までになるとは・・・メモリーと陣営に頭が下がります。
ここで休むと未勝利勝ちが苦しくなりそうですが・・・厳しいローテで戦っているだけに一息入れてほしいと思っています・・・。

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