新潟記念は雨の影響であいにくの重馬場でしたが、下馬評どおりの大接戦、最後は重賞ウイナーの実力、トニービン産駒らしい弾ける末脚を披露したダービーレグノ、実に3歳時のシンザン記念以来2年8ヶ月ぶりの勝利をものにしました。

常に重賞戦線で健闘してきたレグノですから、その事実はワタクシには意外でしたが、まさにレグノの真骨頂といえる鋭い末脚が炸裂しました、絶好調の幸騎手もさすが、技ありの騎乗でした。

2着は惜しかったカンファーベスト、抜け出しの体制に入ったキングフィデリアを交わし、あとはゴールに飛び込むだけでしたが・・・力は十二分に証明しました。

その3着キングフィデリア、うまいペースでゴーステディが逃げていた分、早めに捕まえに言ったのが仇になりましたが、フィデリアのレースは表現できました、前半掛かり気味だったのもこれで叩いて一変となりそうです。

カゼニフカレテは大外から末脚に全てを賭けてきましたが、ペース的にも辛かったようですね・・・しかし破壊力は示しましたし、4着という結果にめげず頑張ってほしい一頭です。

ゴーステディ、エイシンハリマオー、ミデオンビットら人気馬は11,12,13着と後方で轡を並べてしまいました・・・特にハリマオーは終始窮屈な位置での競馬を強いられて、能力の半分も発揮できませんでした・・・残念。


今週はビリーヴに引導を渡す大役を競うような快速牝馬の競演がありました。
まず土曜日のレディブロンド、デビュー戦1000万勝ちの快挙から破竹の4連勝、スター性抜群の遅れてきた5歳牝馬、秋のスプリント台風の目になるかもしれません。
そして今日の札幌、スプリントで能力開花のような素晴らしい末脚を見せたハッピーパスに小倉で3馬身差圧勝のマンデームスメ・・・女王ビリーヴに本番でどれだけ迫れるか、楽しみになってきました。

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