思い出のビリーヴ。
2003年10月22日先週の日曜日の京都競馬場でスプリント女王・ビリーヴの引退式が挙行されました、今日はそれを受けて、ワタクシのビリーヴの思い出を書いてみたいなあと思いました。
ビリーヴをワタクシが初めて意識したのは、京王杯SC3着のレース、実はこのときは男馬だと思っていました(ゴメンね、ビリーヴ♪)
しかしそれは逆に言うと男馬と見紛うほどの素質に裏付けられた強さを感じたからでもあります。
それから、夏の小倉で素晴らしいタイムで連勝したあと、迎えたセントウルS・・・岩田康騎手の派手なアクションに応えて、バズーカ砲のような爆発的な脚で勝利を奪い取った姿に思いっきり魅せられてしまいました、このレースからワタクシは完全にビリーヴにのめりこんでしまいました♪
で、本番は願ったり叶ったり、鞍上にユタカ騎手を迎えて新潟で行われたスプリンターズS、このレースもドラマチックなレースでした、高松宮記念同様、GIを獲った自慢の快速で、逃げる藤田騎手ショウナンカンプに高松の再現はさせまいと早めに捕まえに行ったファイター後藤騎手アドマイヤコジーン、そして進路を断たれたユタカ騎手ビリーヴ、不利を受けながらもインを突いての強襲!3頭が横一線、ポテンシャルの激しい激しいぶつかり合い!レッドゾーン突入の大激戦!このレースは文句なくワタクシの昨年のベストレースになりました。
日本競馬史に残る素晴らしいレースといっても過言ではないでしょう。
激戦の覇者はビリーヴ・・・遂に念願のスプリントの頂点へ上り詰めました、越後の地で、電撃のような脚を繰り出して電撃女王ビリーヴが誕生しました。
その後、初の直線競馬となった香港スプリントでは本調子になく出遅れて大敗、さらに今年初戦の阪急杯でもあのバズーカはいずこへ?カンプにブッちぎられて、伸びずに大敗・・・地に堕ちかけたビリーヴ・・・あの輝きは失われたのか?と半信半疑で迎えた高松宮記念・・・アンカツ騎手とのコンビで迎えた尾張の決戦、しかし今回は実力を見せつけるかのごとく、カンプに事実上引導を渡す快勝!やっぱりビリーヴは強かった、一度でも疑ったワタクシはただただスーパースプリンター・ビリーヴに脱帽するほかありませんでした。
その後京王杯SC、安田記念でも着順こそ8,12着と振るいませんでしたが、己のスタイルを崩すことなく果敢にマイルのスペシャリストたちに挑戦、気を抜いてしまう面もありましたが、見せ場もたっぷり見せた内容に女王の意地を感じました。
夏の函館での圧勝劇も記憶に新しいところ、アンカツ騎手の容赦ないファイトに応えて、ブッちぎりの圧勝!北の地で女王の力を威風堂々と誇示しました。
そして、スプリンターズの有終の美に向けてセントウルS・・・ここでは同期のテンシノキセキに凄まじい大激戦の末、不覚を取りましたが、ラストランに向けて視界よしをアピ−ル、そして・・・。
ラストラン・スプリンターズS、ビリーヴらしい、強気の攻めで先頭に立ち、中山の直線を駆け上りました、ビリーヴの競走生活の集大成を思いっきりぶつけた直線・・・しかし新鋭デュランダルが若い力でちょうど一年前、ビリーヴが見せたようなバズーカ砲を繰り出してきました、そして、ゴール・・・それはレースのピリオドと同時にビリーヴの競走生活のピリオドを意味していました・・・。
ラストランこそなりませんでしたが、去りゆくものとして新たなスプリント王デュランダルに力強くバトンを渡すかのような女王の走り、一ファンとして、ビリーヴというスーパースプリンターを本当に誇りに思いました・・・。
ビリーヴの引退式には3人の騎手の姿、アンカツ騎手、ユタカ騎手、そして岩田騎手の姿もありました。
あのセントウルSから一気に頂点に駆け上がったビリーヴ・・・その原点を築いた岩田騎手の姿があったのは個人的に嬉しかったです。
ビリーヴは父サンデー、母グレートクリスティーヌの母国アメリカに渡って、キングマンボの子を宿す予定だそうです。
そしてその子は、日本でビリーヴの夢の続きをきっと紡いでくれるはずです・・・それまでしばらくのお別れだね・・・ビリーヴ。
でも、たとえ時が過ぎても「ビリーヴ」の名を思い出せば心に暖かい感動がいつでも甦ってきます。
ありがとうビリーヴ・・・お疲れさま。
ビリーヴをワタクシが初めて意識したのは、京王杯SC3着のレース、実はこのときは男馬だと思っていました(ゴメンね、ビリーヴ♪)
しかしそれは逆に言うと男馬と見紛うほどの素質に裏付けられた強さを感じたからでもあります。
それから、夏の小倉で素晴らしいタイムで連勝したあと、迎えたセントウルS・・・岩田康騎手の派手なアクションに応えて、バズーカ砲のような爆発的な脚で勝利を奪い取った姿に思いっきり魅せられてしまいました、このレースからワタクシは完全にビリーヴにのめりこんでしまいました♪
で、本番は願ったり叶ったり、鞍上にユタカ騎手を迎えて新潟で行われたスプリンターズS、このレースもドラマチックなレースでした、高松宮記念同様、GIを獲った自慢の快速で、逃げる藤田騎手ショウナンカンプに高松の再現はさせまいと早めに捕まえに行ったファイター後藤騎手アドマイヤコジーン、そして進路を断たれたユタカ騎手ビリーヴ、不利を受けながらもインを突いての強襲!3頭が横一線、ポテンシャルの激しい激しいぶつかり合い!レッドゾーン突入の大激戦!このレースは文句なくワタクシの昨年のベストレースになりました。
日本競馬史に残る素晴らしいレースといっても過言ではないでしょう。
激戦の覇者はビリーヴ・・・遂に念願のスプリントの頂点へ上り詰めました、越後の地で、電撃のような脚を繰り出して電撃女王ビリーヴが誕生しました。
その後、初の直線競馬となった香港スプリントでは本調子になく出遅れて大敗、さらに今年初戦の阪急杯でもあのバズーカはいずこへ?カンプにブッちぎられて、伸びずに大敗・・・地に堕ちかけたビリーヴ・・・あの輝きは失われたのか?と半信半疑で迎えた高松宮記念・・・アンカツ騎手とのコンビで迎えた尾張の決戦、しかし今回は実力を見せつけるかのごとく、カンプに事実上引導を渡す快勝!やっぱりビリーヴは強かった、一度でも疑ったワタクシはただただスーパースプリンター・ビリーヴに脱帽するほかありませんでした。
その後京王杯SC、安田記念でも着順こそ8,12着と振るいませんでしたが、己のスタイルを崩すことなく果敢にマイルのスペシャリストたちに挑戦、気を抜いてしまう面もありましたが、見せ場もたっぷり見せた内容に女王の意地を感じました。
夏の函館での圧勝劇も記憶に新しいところ、アンカツ騎手の容赦ないファイトに応えて、ブッちぎりの圧勝!北の地で女王の力を威風堂々と誇示しました。
そして、スプリンターズの有終の美に向けてセントウルS・・・ここでは同期のテンシノキセキに凄まじい大激戦の末、不覚を取りましたが、ラストランに向けて視界よしをアピ−ル、そして・・・。
ラストラン・スプリンターズS、ビリーヴらしい、強気の攻めで先頭に立ち、中山の直線を駆け上りました、ビリーヴの競走生活の集大成を思いっきりぶつけた直線・・・しかし新鋭デュランダルが若い力でちょうど一年前、ビリーヴが見せたようなバズーカ砲を繰り出してきました、そして、ゴール・・・それはレースのピリオドと同時にビリーヴの競走生活のピリオドを意味していました・・・。
ラストランこそなりませんでしたが、去りゆくものとして新たなスプリント王デュランダルに力強くバトンを渡すかのような女王の走り、一ファンとして、ビリーヴというスーパースプリンターを本当に誇りに思いました・・・。
ビリーヴの引退式には3人の騎手の姿、アンカツ騎手、ユタカ騎手、そして岩田騎手の姿もありました。
あのセントウルSから一気に頂点に駆け上がったビリーヴ・・・その原点を築いた岩田騎手の姿があったのは個人的に嬉しかったです。
ビリーヴは父サンデー、母グレートクリスティーヌの母国アメリカに渡って、キングマンボの子を宿す予定だそうです。
そしてその子は、日本でビリーヴの夢の続きをきっと紡いでくれるはずです・・・それまでしばらくのお別れだね・・・ビリーヴ。
でも、たとえ時が過ぎても「ビリーヴ」の名を思い出せば心に暖かい感動がいつでも甦ってきます。
ありがとうビリーヴ・・・お疲れさま。
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