プレ・マイルチャンピオンシップと表現しても差し支えないマイル界の猛者が揃いも揃いました富士S、菊の花を楽しむ前に、気を抜いていられない重要な一戦です。

挙げようと思えば全馬が挙がってしまうのですが、ここは実績に敬意を表してマグナーテンから、今年の秋も見られるペリエ騎手の手綱さばきともども注目です。
距離の融通が利くマグですから、もしかしたら昨年同様JCということになるのかもしれませんが、このマイルで一癖も二癖もある精鋭を敵に回して、さあ力で押し切ることができるのでしょうか。

次に挙げたいのが、サイドワインダー、金杯での鮮烈な豪脚は9ヶ月たっても色褪せません。
実はワタクシが今年のマイル界で一番期待していたワインダー、母ゴールデンジャックも斬れたこの東京の直線、弾ければ弾けっぱなしの爆発力が見たいところです。
9ヶ月ぶりは厳しくても、マイルCSへ楽しみが広がる競馬が見たいですね。

3歳マイル王の挑戦も物凄く楽しみのウインクリューガー、父タイキシャトルの溢れる能力で古馬撃破に乗り出します。
胸を借りるに相応しい相手、いきなり試金石のクリューガー、思う存分ぶつかっていって欲しいです。

あとは前走が今ひとつもユタカ騎手ミレニアムバイオ。
先週のスマイルトゥモローのような競馬で思い切って持ち味を出して欲しいミッドタウン。
マイル界の重鎮グラスワールド。
スーパーマイラーの期待を懸けたいマイネルソロモン。
混戦なら末脚が唸りを上げる!リキアイタイカンでしょうか。

休み明けの馬が大多数ですが、マイルCSに向けて敗れる中にも「いい負け方」をする馬がいるんだと思います。
結果より内容重視で探ってみたいレースですね。


さて、話題変わって海の向うでは今年もやってまいりました、競馬の祭典ブリーダーズC!
注目のクラシックは二冠馬ファニーサイドが急遽参戦のようで、有力馬の回避ラッシュを味方に漁夫の利となりますでしょうか。

個人的にはクラシックよりターフ、JC参戦が濃厚なハイシャパラルが堂々登場すれば、スラマニ、ファルブラヴ、アーリントンミリオンでまさかの斜行ストーミングホームとJCに向けて大注目の一戦になりそうです。

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