さあ、夢にまで見た三冠達成の瞬間がすぐそこに・・・皐月賞は中京場外でしたが、ダービーでは府中で「デムーロコール」に参加したワタクシと平井君・・・万感の思いを込めて、サンデーサイレンスの鹿毛馬に熱視線を送りました。

「成るか、三冠」の文字がターフビジョンに映し出されて、遂にこのときが来たと体に電流が走りました。
そしてスタート!揃った素晴らしいスタートで3分間のドラマが始まりました。
シルクチャンピオン幸騎手が逃げ体勢「よーしいけいけぇ〜幸〜」と思わず声が、スローのヨーイドンではつまらない、速い流れになってこそ二冠馬の強さが生きる・・・そう思ってのことでした。

ゼンノロブロイも前でいい感じ、ネオユニヴァースも今日はキッチリ折り合って、スティルインラブの秋華賞がダブる感じでした「これはいける・・・」プレジデントが終始ササるようなフォームで不安を感じましたが、ユニヴァースの後ろで虎視眈々、大丈夫だ、と思いました・・・ザッツザプレンティはまったく意識していませんでした・・・。

早めに動いたザッツを追って4コーナーでいい手応えに見えたユニヴァース、コーナーを回るとき、はっきりワタクシは三冠を確信しました。
しかしザッツ粘る粘る!伸びないユニヴァース、追い込んでくるリンカーン!そして!「ザッツザプレンティ〜!!!」とゴールでは驚愕の叫びをあげてしまいました。

三冠、ならず・・・ワタクシも平井君も言葉少なに、その場に立ち尽くしてしまいました。
でも、アンカツ騎手・ザッツの見事な競馬に気を取り直して惜しみない拍手を送りました・・・。

二人とも馬券はもちろんユニヴァースからでしたので、ユニヴァースともども夢散・・・でもなによりいいレースでしたし、アンカツ騎手のクラシック初制覇も嬉しい出来事・・・駅に戻る道程ではとにかくワタクシはアンカツ騎手への賛辞を惜しみませんでした・・・夢は打ち砕かれたけど、ザッツとアンカツ騎手が新たな夢を紡いでくれます。


あ、そうだ、帰りに「菊燦然(きくさんぜん)」というお酒を買って帰りました。
ちょっと刺激が強い感じだったけど、なかなかおいしかったです。

で、昨年同様、京都駅でお土産購入・・・しば漬け、千枚漬け、京都チーズケーキ(定番の八つ橋は宿でおいしく戴いたので・・・)を買って帰路に着きました。

三冠ならず、そして、たくさん歩いたのもあってかなり疲れましたが、今回は清水寺で観光できたし、お好み焼きもおいしかった、三冠挑戦の独特な高揚感も楽しめたし、三冠阻止のリアルな現実も得がたい経験でした・・・昨年の10倍ぐらい、体いっぱい胸いっぱい?「京都」を楽しめたと思います!ほんまにおおきに!キョウトシチー!

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