まずAJCC、2200でも見事な脚を披露したダンツジャッジ、マイルから中距離へ華麗なる転身を告げる勝利となりました。
いい感じで勝利を掴みに来た上がり馬ウインジェネラーレ、一気に重賞制覇かというところに歴戦のつわものが実力を示した形・・・同じオーナーの先輩の宝塚記念馬ダンツフレームに雰囲気が似てきた感じもします。

2着がそのジェネラーレ、勝負どころでインを進出してきた競馬で見所十分でした、タマモクロス産駒らしくこの経験を経て更に強くなるでしょう。
3着は混戦を割ってきたユキノサンロイヤルが制しました、もう7歳ですが中山実績は抜群です。

期待したワールドスケールは直線に入って後方に置かれる苦しい内容、インをついて力の片鱗は見せましたが・・・レースに参加させてもらえなかった印象で7着、力負けではない分、悔しい競馬になってしまいました。

京都は平安S、大器といわれながらも重賞に縁のなかったタイムパラドックスでしたが、安藤光騎手に導かれて、まさに本領を発揮した勝利でした。
クーリンガーとの叩きあいは見応え充分の激しい競馬、アンミツ騎手が気迫で押し切ったような印象も感じました。

2着クーリンガーはうまくスマートボーイを泳がせて、あわやのシーンを作ってきたあたりはさすが実績馬です。
3着に最後の最後で迫ってきたビワシンセイキ、いい末脚を繰り出してきましたが時すでに遅し・・・乗り難しい面を露呈してしまいました。

シロキタゴッドランはシンセイキの後ろから進めましたが見せ場らしい見せ場はなく11着・・・今後の飛躍を期待していましたが、この結果は残念です・・・。

さて、今週から復帰の岡部騎手、ダンスインザムードでは余裕残しできっちり勝って、早くも復帰初勝利!しかもJRA最年長騎乗と最年長勝利のおまけつきです。
見習い騎手のアンちゃんに戻ったかのように頭を丸めてきた岡部騎手、腕に錆付きはありません、初心に戻ってレースに臨む2004年が楽しみになってきました。
お帰りなさい!そしておめでとう!岡部騎手!

さて土曜の若駒Sで今年のクラシック最有力と目されているブラックタイド、期待の大きさからするともっと楽に勝って欲しかった気はしますが、きっちり勝ってクラシック切符を獲得・・・次のきさらぎ賞ではその溢れる能力の片鱗を全国に知らしめて欲しいと思います。

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