今年も仁川の舞台で18の桜の蕾が、今にもその花を咲かせようとしています・・・今年は例年にない上位拮抗のハイレベル、目移りするような才女たちが揃って、空前絶後の桜花賞が見られるといっても過言ではないでしょう。

迷いましたが、やはり才能溢れる良血馬ダンスインザムードからいってみましょう。フラワーCを危なげなく勝って桜の舞台、あまり好走例のないフラワーC組ですが、デビュー前からモノの違い、格の違いを見せ続けているムードならば、まったく問題はありません。
桜花賞よりもオークスに魅力を感じますが、ここでライバルたちを差し置いて勝利するようなら、昨年のスティルインラブに続く三冠の期待も俄然高まります、そしてそれを容易にこなすような、抜きん出た才能があるのは確かです!

ムーヴオブサンデーもフィリーズレビューで素晴らしい輝きを見せて、桜の女王候補に名乗りを上げました。
どこからでも競馬ができる柔軟さがあって、鋭い決め脚もある・・・最も桜の女王に相応しいというイメージがあります。アンカツ騎手も「課題はない」とベタ褒めのムーヴムードとの無敗同士の激突・・・早くも胸が高鳴ります!

そしてメンバー中最強の末脚を持つのがやはりスイープトウショウでしょう。
スタートの課題を一気に帳消しにする、末脚の恐るべき破壊力は脅威以外の何者でもありません・・・デュランダルなどで追い込みには絶対の自信を持つ池添騎手の手綱も心強いものがあります。さあチューリップ賞の再現となるのでしょうか。

2歳女王ヤマニンシュクルが4番目・・・これは今年のレベルの高さを如実に表すものでしょう。
前走はスイープに完敗してしまいましたが、叩かれて急上昇していますし、強いトウカイテイオー産駒、決して引けをとりません!

さらにダイワエルシエーロ。2戦目の紅梅Sでスイープを苦しめた内容はエルシエーロの能力の絶対値の高さをハッキリ知らしめるものでした。府中の直線を切り裂いたクイーンCから間隔こそ開きましたが、万全の体制、あとは大外枠、スムーズに流れに乗れる利点を生かせば問題はないはずです。

マルターズヒートも差す競馬をマスターして、侮れない存在。マル外初の桜の女王へ、バルジュー騎手の手綱が頼もしいです。
レディインブラックも父母から素晴らしい末脚を受け継いだ才女、決め脚では引けをとりませんし、怖い存在です。
大崩れしないアズマサンダース、先行して流れに乗ってくると渋太いです。
夏の函館の時点で桜花賞向きの素晴らしい差し脚を見せたフィーユドゥレーヴまで挙げておきたいと思います。

さあ桜をあしらった可憐なティアラをその頭上に輝かせるのは一体誰なのでしょうか。
咲くもよし、散るもまた良し・・・さあクラシック第一弾!いきなり凄い競馬が見られそうな期待感がこみ上げてきます!

明日は初代牝馬三冠馬メジロラモーヌメモリアル!トライアルも全て制した完璧なる最強の女王です。
ちなみにJRAのCMでも登場していますね。鈴木淑子さんとさんまさんの掛け合い?が競馬ファンにはたまりませんねぇ。

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