ゴールデンドリームシリーズの第2戦は毎年名勝負が展開される、期待のかきつばた記念。今年もゴール前は大接戦になりました!

勝ったのは吉田稔騎手と名古屋の雄・マルカセンリョウ、3コーナーで積極的に動いて、小池騎手らしい単騎逃げを見せたロングカイソウを撃ち落すと、直線も地から強く伸びました。センリョウがあそこで動かなかったら、天皇賞・春のイングランディーレと同じようにカイソウに逃げ切られていたはずで、やはり積極的な競馬こそが最大限に力を発揮するものだと再認識しました。それにしても地元での強さは鬼神のようなセンリョウ・・・今年は遠征でもガッポリ千両箱を担いで欲しいものです。

2着はこちらも鬼気迫る脚だったノボトゥルーですが、やはり展開次第の弱さはあります・・・でもGI馬とはいえ、あの脚は8歳馬の脚ではないですね。そして、堅実に戦い続ける姿にアスリートとしての美しさを感じます。
3着がトゥルーより先に動いて差された形のビワシンセイキでしたが、内容的には悪くない感じ、悲願のGI制覇を今年も追い求めます。

残念だったのがアンカツ騎手のディバインシルバー・・・ロケットスタートが売りの彼らしからぬ大出遅れ・・・あれではどうしようもありません、むしろ良く5着に追い上げました。磐石の強さが備わってきた矢先だっただけに残念でしたが、次で鬱憤を晴らしてくれるでしょう。

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