ダート短距離の頂点、JBCスプリントにも繋がる重要な一戦プロキオンS。元兵庫の名手・小牧太騎手の叱咤に応えて、強靭な末脚を使って決着をつけたニホンピロサート、少し遠回りもしましたが、遂に実力馬が重賞制覇、さらなる高みJBCスプリントへ名乗りを上げた格好です。

小牧騎手の真骨頂といえる素晴らしいファイト、何がなんでも重賞を掴み獲る!という気概に溢れた騎乗・・・生え抜きのJRA騎手のアクションとは雲泥の差、サートの全能力を引き出しました。

2着に何とか間に合わせたエイシンハンプトン、期待通りの走りで重賞獲りも見えてきました。大物感もある走りで今後も注目の存在ですね。
3着に最後に捕まりましたがインタータイヨウ、3歳時から交流重賞で頭を張ってきただけあります。

ビワシンセイキは安田康騎手に乗り変わっての参戦でしたが、何の見せ場もなく7着・・・もうちょっと積極的なレースが見たかったのですが、スタートも一息だったので仕方ないですね。

ギャラントアローは芝同様、ダートでも先手を奪いましたが(スタート後の芝を利した面はあるかも知れませんが・・・)9着と大敗、ペースも同じように行ったヒカリジルコニアがシンガリだったのですから、速すぎたのかもしれませんが・・・ハイペースでも後続をなし崩しにした、昨年秋の勢いはないのかもしれませんね。


福島のバーデンバーデンCはオリヴァー騎手のワンダーシアトルが1分7秒3のレコードを出しましたが、2着のカルストンライトオは自爆的なペースながらも止まらず、開幕週の馬場とはいえ、1年越しのアイビスサマーダッシュ制覇、そしてレコード更新を期待してしまいます!


阪神10Rで落馬負傷してしまったアンカツ騎手・・・人生万事、塞翁が馬ということなんでしょうか・・・左尺骨神経損傷の疑いとなっていますが、今後の騎乗に差支えがないことを祈るばかりです・・・。

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