残り100m、なかなか火がつかなかった闘志に点火、意地の末脚を見せたアンカツ騎手のアドマイヤドンが、なんとか逃げるナイキアディライトをハナ差捕らえて、ダート界の帝王であることを改めて誇示する勝利です!

ゲート入りも悪く、スタートも一息・・・流れに乗ったものの本来のドンの姿が見られるか・・・と、一抹の不安がよぎりましたが、ペースが上がって押し上げていくと、きっちり勝利をもぎ取るのですから、さすがドン!と感服させられました。
まだまだドンの独裁時代は続きそうですし、秋にはもっと強いドンが見られることを期待、さらに再び世界を臨んで欲しいですね。

2着にナイキアディライト、不良馬場の泥もかぶらず、スイスイと自分の庭を突き進みました、あと少し・・・最後も首をのばして抵抗するかのようでしたが、惜しい、惜しすぎる銀メダル・・・しかしさすが南関二冠馬の実力です。

3着にビッグウルフ、ジャパンダートダービー馬が1年経って帝王賞で好走しました、一時は停滞気味だったウルフですが、今秋こそはダート界の覇権に挑戦したいところです。

4着にタイムパラドックス、5着にアンドゥオールブライアンズタイム産駒のJRA馬が入線、アンドゥはこの馬場で持ち味の爆発力が殺がれたかもしれません。

東京大賞典馬スターキングマンドンに先んじて仕掛けて勝負に出ましたが、伸びを欠いて6着、3コーナーでの勢いには息を飲みましたが・・・。
地元期待のサンデーバニヤンも3連勝で挑んだ今回でしたが、レベルの高さに弾かれた形、ですがまだ4歳、晩成型のマーベラスサンデー産駒なだけに今後に期待です。

秋のダートGIは南部杯、JBCクラシック、JCダート、東京大賞典と続きますが、ドンの天下はまだまだ続きそう・・・ストップザドン!新星の登場はあるのでしょうか?

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