今日は札幌でクイーンS、そして小倉で小倉記念が行われました。

まずクイーンSは昨年の覇者オースミハルカが連覇達成!気持ちよく逃げ、1000m通過も60秒台で絶妙にまとめてきた川島騎手の手腕も見事でした。
脚質的にも札幌の平坦コースが向くのもありますが、完全に抜け出せる強さはもちろん今後も脅威になってきます。昨年とはひと味違う、成長したハルカならば、秋のGIももちろん見えてくるはずです。

2着はホワイト騎手のエルノヴァサンデーサイレンス産駒の伏兵的存在でしたが、驚くほどの末脚を見せてくれました、ホワイト騎手も来日してまだ僅かですが、先週の函館2歳S制覇といい、早くも乗れる騎手として地位を確立していますね。

3着が2歳女王の3歳ヤマニンシュクル、直線は追って弾けるかと思いましたが・・・それでも秋に向けては収穫の大きいレースになって、ダンスインザムードダイワエルシエーロとの再戦が楽しみです。

あれほど牝馬重賞で安定していたチアズメッセージでしたが、直線では反応が鈍く6着、流れ的にも向いていたように見えたのですが・・・春からの連戦のツケが回ってきたのでしょうか?
オースミコスモも自慢の末脚を生かせず7着、夏女のコスモですが今年は夏に入って失速の傾向です・・・。


さて、小倉では小倉記念。フランスから戻ってきたばかりのユタカ騎手のメイショウカイドウが素晴らしい決め手を見せ付けての重賞初制覇となりました。この夏最大の上がり馬と評してもいいでしょう、かみそりのような切れは高いレベルを誇っています。
さあ大物スキャン産駒が登場して、秋の天皇賞戦線に殴り込みをかけます!

2着に同じメイショウのメイショウバトラーカイドウと同じく小倉は好相性、本当に小気味のいい逃げを見せます。
3着に粘りこんだのはオースミステイヤー。同じオースミ軍団のハルカに触発されたのか劇走、これで芝の中距離でもやれそうです。

夏の上がり馬として期待したグリーンプレジャーでしたが、バトラーに重賞ウイナーの洗礼とばかりにハナを叩かれたのが効いたか4着でした。が重賞初挑戦で差のない4着、いい経験になって今後の浮上が期待されます。


さて、今週はグリーングラスメモリアルが行なわれました。TTG3強、流星の貴公子テンポイント、天馬トウショウボーイと凌ぎを削りあったグラス・・・菊花賞、天皇賞、有馬記念、緑色の覆面を躍らせて大活躍、産駒もエリザベス女王杯を勝ったリワードウイングをはじめ、尾花栗毛の超美形馬?トウショウファルコなどを輩出しました。ワタクシ事なんですが、高校時代にグリーングラスが大好きだったという先生がいて、その先生と競馬談義に花を咲かせたことを思い出しました♪その頃はトシグリーンや、スーパーマロンが走っていましたね、懐かしいな。

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