世界も日本もまとめてぶった斬る!デュランダル!
2004年11月20日 ワタクシの重賞展望今年も昨年同様のハイレベルの大混戦・・・今年に関しては未曾有の大混戦と言い切ってもいいくらい、混沌としているマイル界、春の王者である安田記念馬ツルマルボーイが不在なのは残念ですが、その事実が霞むくらいの好メンバーが、京都マイルに集いました・・・そして舶来の怪物も遠くイギリスからバウンティハント、極東の古都の地を踏みしめています。
まずは昨年の覇者であるローランの名剣デュランダル、全く持ち味が殺されてしまう不良馬場でも彼らしい末脚の片鱗を見せたスプリンターズS、末脚頼みではない、本質的な強さを垣間見た気がしました。
池添騎手としてはスイープトウショウ同様に腹をくくって、デュランダルを信じて直線まで我慢するだけ・・・世界屈指のスーパーホースも、14頭の日本を代表するマイラーたちも全て纏めて斬り捨てるのみです!
競馬界を席巻したアイドルホース・ファインモーションも5歳の秋を迎え、マイルの女王の称号を求めて今年も淀の舞台に登場します。真の女王決定戦になるかに思われたエリザベス女王杯を回避しましたが、元から「マイルがベスト」と言い続けてきた伊藤雄調教師にとっては規定路線といえる形なのかもしれません。
8月の札幌記念以来、そして今回も後方から末脚に託すのでしょうか、となると、デュランダルとの位置関係はどうなるのか、スタート直後、向う正面から勝負の分かれ目がありそうです。
今年のジャパンカップ、JCダート出走予定馬を見渡しても、近年にJC、JCDに挑戦してきた馬よりもはるかに上の存在、勝ち取ったGIの勲章は5つ・・・ヨーロッパ最強と称しても決してオーバーではない、挑戦してきてくれたことにまず敬意を表したいラクティがマイル挑戦2戦目、次は日本のターフを射程に捕らえ、世界の強さを見せ付けにかかります。
日本のホースマンたちを震え上がらせる、誇り高きイタリアダービー馬、折り合い面で不安定な面を覗かせるもののマイルなら流れ的に全く心配はなさそう、高速決着に対応できる下地も充分ですし、今年のマイルCSの最大の見所はラクティがどんな競馬で日本マイル界を陥落させるのか、の一点に絞ってもいいのかもしれません。
さらに桜花賞馬ダンスインザムード。大失速の秋華賞、あわや大金星の天皇賞・秋、彼女はレース毎にビッグサプライズを用意してきます、そして今回、桜花賞のあのレースを思い出しても、もしかしたら超が何個もつくハイパーマイラーかもしれないムード、戦慄の迸る様な快勝劇を見せてくれるのではないか・・・ノースフライト以来の本格的マイル女王である可能性も否定できず、伝説の始まりをも予感させます。
メイショウボーラーもスワンSで3着ながら内容の濃い好スタート、父タイキシャトルの血からもマイル王に相応しいものを感じる馬です。
アドマイヤマックスもやっと強い勝ちっぷりを見せて、5歳秋、頂点に手をかけてもいい位置につけてきました。追える武幸騎手の手綱も魅力、コーシロー騎手の一発に警戒です。
さあ伏兵も多種多彩、どれが突っ込んできてもおかしくない、それぞれスピード、破壊力に優れた精鋭たちです。
昨年3着に逃げ込んだギャラントアローは今年は成績があがらない不本意なシーズン、しかし精神面の要因が大きく、能力の衰えはありません、最内枠から単騎でいいペースで行かれると・・・。
フォルクローレもメキメキと力をつけてきたダンスインザダーク産駒で、佐々木晶厩舎に佐藤哲騎手はタップダンスシチーコンビ、甘くは見れない5歳牝馬です。
マイネルソロモンもまだまだ怖い帝王譲りの末脚、名手・小牧騎手ならば、難しいこの馬でもいきなり最大限を引き出して来る可能性もあります。
テレグノシスは名実とも文句なしにトップランクなのですが、右回りの不安は拭いきれません、横山典騎手への乗り替りももちろん鞍上強化なのですが、テレグノに関してはどうか、という気もします。
バランスオブゲームも前走こそ案外でしたが、GI級の能力は信じ続けたいと思います、前々で直線グンと抜け出すような競馬ができれば・・・。
最後に快勝か惨敗かの気まぐれなマイネルモルゲンですが、右回りなら格段に安定しますし、後藤騎手も高い能力を信じて思い切って乗ってきそう、警戒したいです。
さあ明日は元祖スーパーアイドルホース・オグリキャップメモリアル!ワタクシはリアルタイムで見れなかったのが悔しいのですが、ビデオなどで彼のレースを何度も見ました、ほんとに怪物的な強さ、常軌を逸した強さを持つ馬でした。感動のラストラン・有馬記念がクローズアップされがちですが、マイルCSハナ差勝利→JC世界レコード2着というにわかに信じられない離れ業はやはり生まれ持ったドラマチックな才能を持つオグリだからこそできたのでしょうね・・・。
そして「ありがとう」という5文字だけのコピーが記されたオグリのポスター、あれに競走生活の全てが集約されているように思います・・・。
まずは昨年の覇者であるローランの名剣デュランダル、全く持ち味が殺されてしまう不良馬場でも彼らしい末脚の片鱗を見せたスプリンターズS、末脚頼みではない、本質的な強さを垣間見た気がしました。
池添騎手としてはスイープトウショウ同様に腹をくくって、デュランダルを信じて直線まで我慢するだけ・・・世界屈指のスーパーホースも、14頭の日本を代表するマイラーたちも全て纏めて斬り捨てるのみです!
競馬界を席巻したアイドルホース・ファインモーションも5歳の秋を迎え、マイルの女王の称号を求めて今年も淀の舞台に登場します。真の女王決定戦になるかに思われたエリザベス女王杯を回避しましたが、元から「マイルがベスト」と言い続けてきた伊藤雄調教師にとっては規定路線といえる形なのかもしれません。
8月の札幌記念以来、そして今回も後方から末脚に託すのでしょうか、となると、デュランダルとの位置関係はどうなるのか、スタート直後、向う正面から勝負の分かれ目がありそうです。
今年のジャパンカップ、JCダート出走予定馬を見渡しても、近年にJC、JCDに挑戦してきた馬よりもはるかに上の存在、勝ち取ったGIの勲章は5つ・・・ヨーロッパ最強と称しても決してオーバーではない、挑戦してきてくれたことにまず敬意を表したいラクティがマイル挑戦2戦目、次は日本のターフを射程に捕らえ、世界の強さを見せ付けにかかります。
日本のホースマンたちを震え上がらせる、誇り高きイタリアダービー馬、折り合い面で不安定な面を覗かせるもののマイルなら流れ的に全く心配はなさそう、高速決着に対応できる下地も充分ですし、今年のマイルCSの最大の見所はラクティがどんな競馬で日本マイル界を陥落させるのか、の一点に絞ってもいいのかもしれません。
さらに桜花賞馬ダンスインザムード。大失速の秋華賞、あわや大金星の天皇賞・秋、彼女はレース毎にビッグサプライズを用意してきます、そして今回、桜花賞のあのレースを思い出しても、もしかしたら超が何個もつくハイパーマイラーかもしれないムード、戦慄の迸る様な快勝劇を見せてくれるのではないか・・・ノースフライト以来の本格的マイル女王である可能性も否定できず、伝説の始まりをも予感させます。
メイショウボーラーもスワンSで3着ながら内容の濃い好スタート、父タイキシャトルの血からもマイル王に相応しいものを感じる馬です。
アドマイヤマックスもやっと強い勝ちっぷりを見せて、5歳秋、頂点に手をかけてもいい位置につけてきました。追える武幸騎手の手綱も魅力、コーシロー騎手の一発に警戒です。
さあ伏兵も多種多彩、どれが突っ込んできてもおかしくない、それぞれスピード、破壊力に優れた精鋭たちです。
昨年3着に逃げ込んだギャラントアローは今年は成績があがらない不本意なシーズン、しかし精神面の要因が大きく、能力の衰えはありません、最内枠から単騎でいいペースで行かれると・・・。
フォルクローレもメキメキと力をつけてきたダンスインザダーク産駒で、佐々木晶厩舎に佐藤哲騎手はタップダンスシチーコンビ、甘くは見れない5歳牝馬です。
マイネルソロモンもまだまだ怖い帝王譲りの末脚、名手・小牧騎手ならば、難しいこの馬でもいきなり最大限を引き出して来る可能性もあります。
テレグノシスは名実とも文句なしにトップランクなのですが、右回りの不安は拭いきれません、横山典騎手への乗り替りももちろん鞍上強化なのですが、テレグノに関してはどうか、という気もします。
バランスオブゲームも前走こそ案外でしたが、GI級の能力は信じ続けたいと思います、前々で直線グンと抜け出すような競馬ができれば・・・。
最後に快勝か惨敗かの気まぐれなマイネルモルゲンですが、右回りなら格段に安定しますし、後藤騎手も高い能力を信じて思い切って乗ってきそう、警戒したいです。
さあ明日は元祖スーパーアイドルホース・オグリキャップメモリアル!ワタクシはリアルタイムで見れなかったのが悔しいのですが、ビデオなどで彼のレースを何度も見ました、ほんとに怪物的な強さ、常軌を逸した強さを持つ馬でした。感動のラストラン・有馬記念がクローズアップされがちですが、マイルCSハナ差勝利→JC世界レコード2着というにわかに信じられない離れ業はやはり生まれ持ったドラマチックな才能を持つオグリだからこそできたのでしょうね・・・。
そして「ありがとう」という5文字だけのコピーが記されたオグリのポスター、あれに競走生活の全てが集約されているように思います・・・。
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