明日は中京で中日新聞杯が、日曜、朝日杯フューチュリティSの裏の阪神では鳴尾記念が行われます。

まず土曜の中日新聞杯から、今年から唯一となった父内国産限定重賞、やはり強いのはサンデーサイレンス系のマル父馬たちですが、そうはさせじと仁王立ちするのがマヤノトップガン産駒プリサイスマシーンです。とにかくマイルCSの内容が白眉、直線の混戦に加わってグワッと伸びてきたのはさすが、昨年の覇者でもあり、このあたりのメンバーでは正直負けていられないでしょう。

メイショウバトラーの先行力も逞しさを増してきた感じ、エリザベス女王杯ではGIの壁に阻まれましたが、平坦な中京ならそのまま押し切れる力をつけています。
叩き3戦目、GI2着馬がそろそろ開眼して欲しいエイシンツルギザン、力感溢れる末脚が戻れば、1800でもやれそうです。

後は格的には遙か上のファストタテヤマですが、相手が強ければ強いほど燃えるタイプに見えますし、どうでしょうか。
同じダンスインザダーク産駒ならアンフィトリオンの末脚に期待したいですね。


鳴尾記念は9月、同じ舞台の朝日CCを制しているアンカツ騎手のスズカマンボが中心になりそう、菊花賞でも後方から良く追い上げていますし、なかなか勝てなかったハーツクライを負かし、成長力も感じます。サンデー×キングマンボの極上な血が仁川で再び沸き立ちます。

前走、福島記念を勝ったセフティーエンペラ。若い長谷川騎手らしいの積極策で早めに力技で押し切る競馬が再現できれば・・・タイトルを掴んだことをキッカケとして本格化する馬は数知れないだけに、脅威の存在です。

勝てば有馬を公言するヴィータローザが渡辺騎手と新コンビで挑んできます。
サクラセンチュリーサクラローレルが送り込む大物、この秋はなかなか1600万が突破できませんが、父譲りの確実な末脚は魅力タップリです。

マイソールサウンドはGIG?で強いメンバーと戦ってきていい結果が出ませんが、底力のある馬なので警戒したいです。
ダンツジャッジもいい頃の末脚を思い出せば・・・。
福島記念で遂に本領の断片を見せた?ミスキャストも。


最後に今日の大井競馬は禁止薬物使用の疑いで中止という前代未聞の事態になりました・・・美浦でも何頭かが使用していて陰性だったということですが、公正競馬を確保する為に中止を決断した大井競馬の迅速な対応は立派ですが、ファンあっての競馬、今日の開催を楽しみにしていたファンもいるはずですし、再発防止に務めてほしいと切に願います。

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