明日は阪神で阪神牝馬S、中山でフェアリーS、中京でCBC賞。豪華重賞3連発、CBCは昨日のの日記で展望してありますのでおひとつ。

まず阪神牝馬Sから、毎年、エリザベス・マイルとでも呼んでみたいほどの好メンバーが集いますが、今年もなかなかのメンバー、オークス馬ダイワエルシエーロにエリザベス女王杯2着のオースミハルカ、さらに牝馬戦線の実力派たちが仁川に集まりました。

まず京阪杯で復活なったダイワエルシエーロ。マイルで早いペースでの逃げが要求されますが、ここは女王、競られても跳ね返す強さがあります。不利な大外枠でも力がモノを言います。

オースミハルカエルシエーロの番手を死守したいところ、エリザベスのように絶妙のタイミングで上がっていければ・・・相手は強いオークス馬ですから早めに捕らえたいでしょう、川島騎手、さあどこでゴーサインを送るかがこのレースのポイント、注目ですね。

ペリエ騎手のシャイニンルビーはマイルでは譲れない思いでしょう。かつては秋華賞直前にパニックに陥ってしまったほどでしたが、月日を経て、精神的な成長が著しく、淑女に成長しました。一騎の末脚をマスターして、強豪牝馬たちにに襲い掛かりそうです。

ヘヴンリーロマンスも名手・内田博騎手に喝を入れられ勝利した前走、強力な末脚が怖いですね。
意欲の連闘策、メイショウバトラーは鞍上にユタカ騎手を配してきました。
こちらオースミコスモはアンカツ騎手、末脚に定評があるタイプなのでベストマッチの印象ですね。
フォルクローレはマイルCSでの経験を生かしたいですね、末脚はダンスインザダークをしっかり受け継いでいます。佐藤哲三騎手はタップダンスシチーでのラストランに繋げたいでしょう。
最後に桜花賞2着のアズマサンダース、秋は精彩を欠いていますが、仁川のマイルで勢いを呼び起こしたいですね。


フェアリーSは実力的に抜きん出た存在がなく、難しいのですが・・・グラスワンダー産駒フェリシアに魅力を感じます。軒並み活躍している新潟2歳S組、阪神JFで大敗した馬が多い中、勝ち味には遅い気もしますが、堅実な成績に好感が持てます。

9月の新馬戦以来3ヶ月ぶりですが、好タイムで勝利したペニーホイッスル、底を見せていないだけに大物の可能性もあります。
岡部騎手とコンビを組むツルマルオトメも豊富なキャリアで、確実なスピードがある馬、牡馬相手でも渡り合ってきただけにこの相手なら一蹴できそうです。

後は阪神JFでは11着とはいえ差のない競馬、4勝を挙げているカシマフラワー
マイネルラヴ譲りの豊富なスピードが脅威、マイネデセール
阪神JFで目を見張る逃げ足だった、後藤騎手のキャントンガールまで挙げておきます。


今週はイシノヒカルメモリアル。菊花賞と有馬記念を勝った馬です。関西にタイテエムロングエースランドプリンスという三強がいて、さらに今では徹底した予防策が講じられている馬インフルエンザの影響で、皐月賞が5月後半、ダービーが7月前半に行なわれたのも不運でしたが、それでも菊花賞を完璧に制覇、ただ種牡馬としては大物が出せなかったのは残念でしたね。

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