さて、東京大賞典の日の29日、そして30日とワタクシ、単騎で宇都宮競馬場に出撃してまいりました!もちろん久々のお得意の青春18キップによる鈍行一気で静岡〜宇都宮まで一気!5時間半ぐらいかかりましたが・・・。。

途中、大宮あたりで雪になってきて、栃木県に入る頃には銀世界、宇都宮でもかなり降っておりました・・・「うぉぉ、ちゃんと開催するんかい」と不安になりましたが、とりあえず開催はしているようなので、バスに乗って宇都宮競馬場へ向かいました。

銀世界の競馬場は初めて・・・写真をUPしたので是非見て欲しいのですが、雪に慣れていない静岡県民には楽しいですね、ただ、やはりすぐに「いい加減止んでくれ」・・・と思いましたが。

するとやはりといいますか5Rくらいで中止に・・・ワタクシは3Rから来たので2Rだけしかやってない・・・はるばる来たのにそりゃあんまりですよぉ・・・しかも東京大賞典まだまだ3時間以上・・・ほんと、途方に暮れましたがとりあえずは競馬場周辺にこじゃれた喫茶店でもあれば、そこで時を過ごそうと歩き出しました。

しかし、なんもない、てゆうか郊外なので住宅地なんですね・・・あってもカッパ寿司とか松屋とかなんですもん、しょうがないので販売機でココアでも買って暖まりながら、雪の宇都宮をとぼとぼ歩いてました。

まあ靴から服からビショビショにして戻ってきて、小一時間ほど待っておりまして、待ちに待ってました東京大賞典、ワクワクしながらスタートを待ったのですが、馬券的にはワタクシの東京大賞典は1秒で終わってしまいました・・・「パーソナルラッシュぅぅ・・・あんかつぅぅ・・・」と情けない声を上げました。

で、これで静岡に帰るのでは痛すぎる、と思ったので安いホテルに泊まって、快晴になるであろう明日、強烈なリベンジ劇を達成せんとばかりにもう一度、宇都宮競馬場に戻ってくることに決めました。

泊まったところはなんだか風呂も貸しきり状態で最高でしたよ、窓から見える雪景色の宇都宮市内も綺麗でした。雪でひどい目にあったけど、このときばかりは来て良かった〜と思いましたね。


そして朝、窓の外を見れば、今度は朝日に照らされた雪景色の宇都宮市内が見え、またも静岡県民は感動、貸切り状態の朝風呂も堪能して、王様気分でしたわぁ。
とちぎテレビで懐かしの「ガンバの大冒険」をやってまして、静岡県民は童心に帰って夢中で見ました、2時間ぶっ続けでやってました。ワタクシはイカサマが好きですねぇ。

で、宇都宮競馬場へリベンジ!快晴の競馬場、昨日とは一転、最高の舞台が整いました・・・しかし・・・な、なんと裏パーフェクト負け!厳密には回収金額は300円・・・競走除外の返還金でございます(泣)馬券は散々でしたが、焼きそばがうまかったのは嬉しかったですね、ワタクシの中では船橋競馬場がNo1なのですが、勝るとも劣らぬまろやかさ♪でした。

宇都宮で唸りながら予想していると、現地のおじさんが話しかけてきました、優しそうに目を細めるおじさんは定年になって、宇都宮競馬を楽しむようになったとおっしゃっていました・・・楽しそうに話すおじさんを前に廃止関係の話はできませんでしたね・・・かわりに静岡から来たことと昨日雪で大変だったこと、あと、「この馬、馬体重−22なんですけど、どうでしょうかね?」と尋ねると「あのね、地方競馬って中央より馬体重ってそんなに重要じゃないよ」との答え、その通り、その馬は2着に粘りこみました、うう、やるな、おじさん。

でも競馬を廃止するということは、こういった年金や退職金で競馬を楽しむおじさんから楽しみを奪うことでもあるのです・・・北関東からは競馬の灯は消えてしまいそうですが、赤字だからといって簡単に廃止を決めて欲しくない・・・人々の小さな楽しみを奪う代償というのはあると思いますよ、議員の皆様。

戦いが終わって財布は末期状態になりましたが、ATMで下ろして(泣)宇都宮といえば餃子でございます、買って帰ってまいりました、先日食いましたが、プリプリしていてうまかったです、皆様も宇都宮に行くことがありましたら、餃子をお忘れなく、でも現地でも食えばよかったなあ・・・。

次回は宇都宮より北、盛岡か水沢、西なら姫路か福山ですね。来年の年末だったら九州に行ってみるのもいいかなあ、という訳でまた日本全国競馬場制覇へ頑張りたいと思います!

最後に大晦日に雪で開催途中で廃止になってしまった高崎競馬・・・ワタクシは夏に行きましたが、上州の大地を切り裂くような熱い戦いが確かにそこにありました、高崎競馬場のことを忘れずにいたいと思います・・・。

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