お見事！燃える男松岡騎手騎乗、ウイングランツ、ダイヤモンドS制覇

すみません、また展望を落としてしまいました・・・気を取り直して今週は東京でダイヤモンドS、京都できさらぎ賞が行われました。

ダイヤモンドSは先週の藤岡騎手に続いて、関東の若手ホープ・松岡正海騎手が重賞初制覇、その手綱の先にいたのはウイングランツ、ダンスインザダーク産駒の5歳馬、まさにステイヤーの血が騒ぐような快勝でした。
51キロの斤量が有利になった面もありますが、追いすがるダービー3着馬の追撃を振り払っての勝利、天皇賞戦線にまた新たな有力馬が現れました。

2着はハイフレンドトライ。こちらもステイヤーの代名詞的なリアルシャダイ産駒で、東京の3400mというコースはより強くステイヤーとしての資質を問うコースなのかもしれませんね。
3着にチャクラ、実績は抜けているだけに当然のトップハンデでしたが、最後、気合のこもった末脚を繰り出してきました。

期待したハイアーゲームでしたが、直線、復活の末脚が炸裂すると身構えたのですが、弾けきれず4着・・・青葉賞で見せた豪脚は幻ではなかったと信じたいのですが、叩かれてもう一度、爆発に期待です。


京都のきさらぎ賞は外国産馬とはとても思えない名を引っさげてコンゴウリキシオー、藤田騎手のファイトに応えて勝利、さあクラシック！となるとどうか？と思いますが、強豪と対峙してどんなレースを見せるかが楽しみ、渋太い末脚が魅力的です。

2着は逃げたマキハタサーメット、ナイキアディライトでおなじみのディアブロ産駒、東の横綱ストーミーカフェにとってはうるさい？逃げ馬が現れましたね。
3着のアドマイヤフジはまだまだレースが荒削り、勝負所で激しく手が動く内容では・・・しかし父譲りの末脚、大物には間違いないので注目していきたいですね。

一連の重賞戦線で活躍してきたシックスセンスは4着、この馬を物差しにすればこのメンバーも結果的にはなかなかのハイレベルだったのかもしれませんね。