今日は中山で中山記念、阪神で阪急杯が行なわれました。

中山記念は鉄砲と言えばバランスオブゲーム、フレッシュな状態ならば100%の力を発揮する彼らしい力強い抜け出しで完勝。これで5つ目の重賞制覇となりました、途中から流れが激化しましたが、根底から強い馬であるバランスには願ってもない流れになりましたね。さあ、最大目標は安田記念あたりになるのでしょうが、稀代のG?ハンター、そろそろ栄光のGIを勝ち取りたい、最高のパートナー・田中勝騎手とのコンビで是非掴み取って欲しいですね!

2着にカンパニー、終いの脚はさすがの切れ、1800を中心に良積を残すカンパニーですが、この切れを府中の直線で見てみたい気もしますね。
3着は先行して今日は早めに勝負に出たアルビレオ、この相手で健闘し重賞の冠が見えてきました。

エアシェイディは外を回って差を詰めてきたものの4着。これという決め手というか武器に欠ける感じで重賞制覇は先送りになってしまいました。でもまだ若い、これからに注目です。


阪急杯はキーンランドスワン、近走はいいところがなかったとはいえ、昨年のシルクロードSを勝ち、高松宮記念でも3着のこの馬をノーマークにしたのは誤算でした。猛省・・・逃げ込むカルストンライトオをなんとか交わしましたが、やはり決め手においてはスプリント界のトップランクにある馬ですね。

2着カルストンライトオは59キロでしたが、GI馬らしいテンのスーパースピードはさすがと唸らされました。直線もラチ沿いでよく粘り、力を再認識させられましたね。日本を代表するスプリンターです、本番は更に良くなって、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのプレシャスカフェ完封のシナリオを練りたいですね。
3着に岩田騎手に導かれて、眠れる闘志に火がついたような末脚を見せたウインクリューガー、外から追って来る4着アドマイヤマックスに呼応して弾けました。

1番人気のギャラントアローは3番手から直線を向いたのですが、決め手を要求される体制になるとやはり苦しい感じ、番手でカルストンをピッタリマークする形にしたかったですね、7着。


今日はクラシックに向けても注目の一戦・すみれSが行なわれ、ダンツキッチョウケイアイへネシーの大逃げに肝をつぶしましたが2番手から危なげなく抜け出し完勝、来週の弥生賞に出るディープインパクトが大きくクローズアップされてますが、キッチョウもクラシック戦線、注目のサンデーサイレンス産駒と言えそうです。


土曜のア−リントンCは鮮やかな逃げ切り劇!ビッグプラネット。新馬戦同様に直線でフォームを沈めて、ネコのような軽快な走りで完勝!スタートセンスも抜群ですし、これは強い馬が現れましたね。戦法的に距離が伸びてどうかですが、クラシックでも期待できそう、しかしそうなるとストーミーカフェと激突することになるのですね・・・またユタカ騎手は重賞通算200勝達成・・・前人未到の恐るべき記録ですね・・・。

2着は末脚を伸ばしてきたアンカツ騎手のセイウンニムカウ。3着のインプレッションも力のあるところを見せました。

準メインの御堂筋Sでは菊花賞3着馬のオペラシチーが始動、休み明けだけに前半はかなり行きたがりましたが、佐藤哲騎手がなんとかなだめて、直線は渋太くグイッと伸びて勝利、次はもっとよくなりそうですし、天皇賞・春へ大物が好スタートです!

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