桜花賞史上屈指の大混戦、乱桜の今年の桜花賞、仁川の坂を駆け上がり、大きな桜の花を咲かせるのは一体誰なんでしょうか。明日は阪神競馬場で第65回桜花賞が行なわれます。

まずはフィリーズレビューの勝ち馬ラインクラフト、ギリギリで差しきった内容ですが、力は一枚上だということをまざまざと誇示するような内容でした。末脚が爆発すればそれに耐えうる馬はいないはず、不利とされる大外枠を生かして、スムーズに立ち回ってくれば必ず最後は爆発するはず、ラインを信じて乗れば勝てる、福永騎手なら大胆に勝負してくれるでしょう!

続くはフラワーCの覇者シーザリオ、フラワーCは2番手からまさに完勝、ラインとは対照的な抜群の安定感があります、阪神マイルはどうかとも思いますし、本質的には完全にオークス向き、逆に言えばここさえ勝てばトリプルティアラも見えてくる!鞍上は名古屋の名手・吉田稔騎手、ソツのない騎乗でクラシックジョッキーになって欲しいです!

アンブロワーズも叩かれて一変、早めに先頭に踊り出て、驚異の粘りを見せそうです、四位騎手も「今度はホワイト騎手のように強引に行く」という話でさあどうなるか、パワータイプのフレンチデピュティ娘、脅威です!
エイシンテンダーはインから強烈な脚を使ったチューリップ賞が圧巻、サンデーサイレンス系マイナー種牡馬エイシンサンディ娘、舐められない高い素質と確実な末脚があります!
エアメサイアもユタカ騎手が腕を撫す好素材、「ドンドン馬が良くなってきている」という言葉が不気味、筋の通った血統で能力は高いだけにユタカマジックであっさりのシーンも。

下馬評は伏兵でも、一気に桜のシンデレラ姫になれる素質を持った淑女たちが揃った今年の桜花賞です。
アドマイヤメガミも末脚は見所充分、父エルコンドルパサーの高い素質にに母父サンデーの強烈スパイス。
アネモネS勝ち馬ペニーホイッスルは黒々した馬体に大物感があります、柴田善騎手が絶賛する競馬センスは抜群です。
岩田康騎手のエリモファイナルはオークス向きの印象ですが、やはり鞍上が怖いです。
デアリングハートはデムーロ騎手が最大限に素質を引き出してきそう、侮れません。
ライラプスは間隔こそ開きましたが、強い競馬だったクイーンC、2着だった母の無念を晴らす可能性も。
ショウナンパントルは前走の大敗と大外枠で人気がた落ちですが、阪神JFの苦しい競馬を勝ち取った2歳女王、軽視は絶対に禁物です。

桜の大輪となる可能性を秘めた馬がゾロリ、マイネコンテッサジョウノビクトリアダンツクインビーテイエムチュラサンカシマフラワーフェリシアモンローブロンドが挑戦します!

さあ、書けば書くほどどの馬が65代目の桜花賞馬に輝くのか解らなくなってきました・・・超のつく大混戦の今年の桜、炎が立ち上るような女の戦い・・・直線の大接戦が見ものです!

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