今日は東京でフローラS、京都でアンタレスS、福島で福島牝馬Sと豪華重賞3本立てとなりました。

まずフローラSはディアデラノビアが大外から豪快な末脚を繰り出して大接戦のゴール前の戦いを制しました。
最後方から爆発力を最大限に生かす競馬がはまった感じはありますが、本番でも府中のこの長い直線はディアにとって大きな味方になってきそう、先に抜け出すであろうシーザリオに届くか否かが最大の焦点になってきそうです。

2着はこちらは早めの競馬、3,4番手からのレースを展開したレースパイロットアスピリンスノーピサノグラフと大激戦を展開しましたが、最後はまとめて交わされてしまいました。
ただ、先行する競馬ができたのは大きな収穫といえそうですし、差は僅か、オークスの展開次第では逆転の余地もありそうですね。

3着はノーマークでしたアスピリンスノー・・・エルコンドルパサースキーパラダイスという夢の血統、直線では勝利も見えたほどの粘り腰、ガッチリ権利を手にしました。
ピサノグラフパーフェクトマッチが4,5着、どちらもこれからの馬ですが、本番で見たかった素質馬だっただけに無念、というところですね。
なお、5番人気に推されていたウェディングヒミコが心不全で急死してしまうというショッキングな出来事が・・・こういう事故は本当に心が痛みます・・・ヒミコのご冥福をお祈りします。


アンタレスSはアンカツ騎手のピットファイターが早めの進出から後続の追撃を完封して復活の重賞2勝目、体調さえ万全ならこれくらいのパフォーマンスはできる馬、これで再びダート界の頂点を狙えそうで、今後が楽しみになってきました。

2着はまるでノーマークだったオーガストバイオ、戦績を見るとここで駆けてもまるでおかしくは無かったですね・・・エンドスウィープ産駒ですが、この距離が一番よさそう、これからの重賞戦線で見逃せない存在になりそうです。
3着もおどろきのサワノブレイブ快走、ヒシアトラスの追撃も首を一杯に伸ばしてハナ差退けました。

その4着ヒシアトラス、やはり終いにこれという決め手が無い馬なので勝ちきれないのはじれったいのですが・・・平安Sのように技ありの抜け出しが決まれば、GI級相手でも充分にやれるのですが。

サミーミラクルエンシェントヒルは後方からのレースは予定通りですが、やはり毎回毎回直線一気は決まらないもの、自分の形に徹して直線一気にこだわるか、切れ味は損なわれても前で競馬するかは難しいところです、 それぞれ7,11着でした。


福島牝馬Sは2番手でレースを進めたメイショウオスカルが完全に突き放す強い競馬で3馬身差の圧勝!完璧に自在性を会得したオスカル、古馬牝馬戦線では上位の存在にのし上がってきました、また後藤騎手の思い切りの良さが、オスカルの強さを100%引き出した結果でもあったと思います。

2着は大西騎手スターリーへヴンヘヴンヘヴンでも人気のヘヴンリーロマンスではありませんでした。こちらも前々で後続を封じた感じ、ですがやはり能力高いサンデー娘です。
3着に柴山騎手重賞制覇ならなかったレクレドール、でも次こそは末脚が甦ってきそうです。
オースミハルカは58キロでも見せ場を作ったあたりはさすが、やはりGI2着馬、4着でもこの馬の先行力は侮れませんね。

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