明日は東京競馬場で安田記念の前哨戦・京王杯SC、新潟競馬場では宝塚記念にも繋がる古馬中距離重賞の新潟大賞典が行なわれます。

まず京王杯、高松宮記念では出遅れて3着でしたが、致命的な短距離戦での出遅れをあそこまで挽回したことを評価したいプレシャスカフェ、位置取りは問わずに前半はじっと我慢、直線で弾けるような競馬ができれば、この強い相手でもプレシャスの末脚をまともに受けて耐えうる馬はいないはず、安田記念へ期待の高まるレースを期待したいですね!

ダンスインザムードは年末の香港C以来ですが、昨年秋は天皇賞・秋、マイルCSと連続2着しているように潜在的な力はかなりのレベルを誇ります。デザーモ騎手とも手が合いそうなイメージも沸きますし、直線一気に突き放して末脚を封じ込んできそう、安田記念、そして大目標となる7月のアスタルテ賞制覇へ快速娘はもう止まりません!

高松宮記念を制しGI馬となったアドマイヤマックス、いきなり59キロを背負うことになってしまいましたが、高松宮の内容を考えればちょうどいいハンデ、GI馬となってさらに自信が深まった今のマックスならば気持ちよく府中の直線を弾けてくれるでしょう。
こちらもGI馬テレグノシス、叩かれて左周りのこの舞台、鞍上はテレグノを知りに知り尽くした勝浦騎手、自慢の末脚が爆発する手筈は整っています。

あとは父譲りのスピードが開花してきたニシノシタン、今年に入って自分の競馬を完全掌握、ここも快速を見せそうです。
後藤騎手の手綱が不気味なアサクサデンエン、前走は物凄い末脚を使っています。
復活への道を模索するウインクリューガー。高松宮2着の実力派なのに、人気薄のキーンランドスワン。人馬共に成長株、堅実な脚が魅力のフジサイレンス
最後に昨年の覇者ウインラディウス、それ以降の成績が今ひとつなのがネックですが、レコードを叩き出せるスピードとパワーはやはり無視できません。


新潟大賞典は毎年の事ながら大混戦、どこからでも狙えそうえすが、安定味と上昇度を買ってエアセレソン、前走は後方から行きましたが、先行もできる自在性はやはり魅力、藤田騎手がどう乗ってくるでしょうか。

スズノマーチもクラシック戦線に乗った実績もあり、されにここに来て勢いを増してきました。流れさえ乗れれば初重賞制覇も容易に達成できるはずです。
注目したいのがすでに22勝の荒稼ぎの柴山騎手が駆るカンファーベストアンバーシャダイ産駒特有の重厚な末脚は魅力ですし、重賞実績も豊富、トップハンデも上等です。

あとはローカル重賞の大将格、セフティーエンペラ
逃げて結果を出してくるか、藤岡騎手のグレイトジャーニー
昨年の覇者が得意のコースで開眼か、マイネルアムンゼン
ダンスインザダーク産駒らしく急激に力をつけてきたツルマルヨカニセあたりまで注目しておきたいと思います。

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