今日は中山で京成杯AH、阪神でセントウルSが行なわれました。中山はレース前に思いがけない豪雨に見舞われ、どうなることかと思いましたが・・・。

まずその中山はマイネルモルゲンが今年は見事な差し切りで連覇達成、昨年は早仕掛けからの攻めの競馬でしたが、今回は先行集団から虎視眈々、柴田善騎手のうまさが光ったレースでしたね。

2着は逃げたニシノシタン、完全に抜け出して「やったか」と思いましたが・・・中山巧者振りを発揮してきました。
3着にウインラディウスが巻き返し、ペース的なこともあってズバッとは切れませんでしたが、力のあるところを再アピールです。

期待のアイルラヴァゲイン、ちょっと前半は掛かる所を見せましたが、4コーナーでは持ったままで抜群に見えたのですが、直後にもっと手応えのいいモルゲンが控えていましたね・・・能力的には申し分ないだけに、次は巻き返して重賞を勝ち取って欲しいと思います・・・6着。


セントウルSは既存勢力の意地を見せました、ゴールデンキャスト、逃げたホーマンテキーラをロックオンすると、小牧騎手のファイトに応えて抜群の切れ、この競馬を毎回できればGIを獲ってもいいキャストなんですが、とりあえずは新興勢力を完封して勢いをつけてさあ、スプリンターズSです。

2着ホーマンテキーラはユタカ騎手が勝ちにきました、ギャラントアローの逃げを制してハナを奪いましたが、最後の最後でつかまってしまいました・・・それでも未来は明るい3歳馬、いい競馬でした。
マルカキセキは今回は最後に伸びを欠いてしまいました・・・使い詰めできているのも多分に影響したのかもしれません・・・ここで快勝すればスプリント界のエース登場となっただけに残念でした。


土曜の阪神では朝日CC、ワンモアチャッターが直線半ばからエンジン全開、素晴らしい末脚を披露して重賞初制覇を飾りました。ペンタイアの産駒で中距離はお手の物、この競馬なら秋の天皇賞でも面白いところを見せてくれそう、楽しみな新星の誕生です。

2着はこの馬らしいキレで追い上げたエリモハリアー。ツルマルヨカニセはここでも堅実な3着、ですがキッカケがあればすぐに重賞が獲れていい馬です。
ボーンキングは出し抜け気味に末脚を繰り出す、いい内容の4着でしたね

サクラセンチュリーは後方からの競馬ですが、勝負所、直線と前が詰まって苦しい競馬、消化不良の6着でした、東京や京都などの広いコースで巻き返して欲しいですね。
逃げた11着ビッグプラネットは距離も長かった感じ、マイルならもっとやれていい馬だと思います。

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