誉れ高き祝福のロイヤルロマンス!ヘヴンリーロマンス、天皇賞・秋制覇!
2005年10月30日 ワタクシの重賞回顧満を持して抜け出した王者ゼンノロブロイ、しかし刺客は内に潜んでいました・・・なんとなんと14番人気の5歳牝馬ヘヴンリーロマンスが王者ロブロイにバッサリと一太刀、インから差しきって秋の天皇盾を奪取しました!
まさにこれはインでじっと我慢、最後の一太刀に全てを懸けた松永幹夫騎手の神騎乗・・・そしてそれに120%応えたヘヴンリーの能力のなせる業です・・・素直に脱帽する他ありません。昨年の阪神牝馬Sでは強い競馬で完勝したものの今年春の重賞戦線では頭打ち気味になっていたヘヴンリ−、福島牝馬S10着からクイーンSで2着になるまでの4ヶ月間に彼女の中でなにかが弾けたのか、連闘で札幌記念を制し、そして今回の秋天制覇・・・女帝に君臨するまでに至りました・・・サンデーサイレンス牝馬の恐るべき成長力にただただ目を丸くするのみです・・・。
幹夫騎手が調教師試験を目指しているということは、前々から囁かれていましたが、GI中のGIを制した歓喜に今は酔いしれて欲しいですね!
横山典騎手の歯軋りが聞こえてくるような悔しい悔しい2着でした・・・王者ゼンノロブロイ、ソツのない騎乗で栄冠を掴んだに見えた連覇へのゴール前、最後の最後で思わぬ伏兵に足元をすくわれました。思わぬスローペースでも、虎視眈々と王者らしい競馬を見せましたが・・・典騎手もここ3戦のGIで素晴らしい騎乗を繰り返しながらも3,2,2着と運に見放されてしまった感じもあります・・・JC、有馬でのデザーモ騎手への乗り替りは決定事項のようですが、王者ロブロイ、気を取り直して、さあJC!
3着はやはりこの強いメンバーに入って、桜の女王のポテンシャルに火がつきましたダンスインザムード。昨年と同じようにインから馬群を突き放しにかかった内容は秀逸、これまでの惨敗振りがウソのような快走、これがダンスインザムードです!
4着にこれはにわかにマイルCSが楽しみになってきましたアサクサデンエン。あわや勝利を思わせる抜群の内容、マイルに戻って、春秋マイル統一へ好発進、暮れの香港にも胸を張って向かえます!
5着に毎日王冠と同じような内容でスイープトウショウ、もう少し前半のペースが早くなると良かったのですが・・・エリザベス女王杯でヘヴンリーに雪辱を誓います。
ハーツクライは6着、今日はルメール騎手の判断か中団でいい感じでしたが、その分いつもの破壊力を失った感じ・・・GIを獲るには更にもうワンパンチ欲しいところですね・・・。
9着タップダンスシチーはペース的には楽だったはずですが、早々と馬群に飲み込まれてしまいました・・・やはりデキが本物ではなかったことと、年齢的なものでしょうか・・・ムードのように敢然と抜け出す競馬をしたかったでしょうが・・・。
リンカーンは結果的には位置取りが後方過ぎましたね・・・スタートを抜群に決めて、前走のように流れに乗ってくればこんな結果にはならなかったと思いますが・・・15着大敗でした。
天皇・皇后両陛下に向かってヘルメットを脱ぎ、馬上で深々と頭を下げる幹夫騎手と、女帝になったばかりのヘヴンリーの堂々とした姿が強く印象に残った秋の天皇賞になりました・・・久々に日本人としての誇りを感じた瞬間でもありましたね。
一方、英雄ディープインパクト迎撃体制を敷くべくターフに立ったゼンノロブロイ、古馬のエースが思わぬ敗戦で暗雲、JCになるのか有馬になるのか、衝撃との激突・Xデーまでにもう一度体勢を立て直して、堂々と立ちはだかって欲しいと思います。
土曜の東京では雨の中の武蔵野S,なんと断然一番人気の「砂のディープ」カネヒキリに土がついてしまいました・・・勝ったのは盛岡ダービーグランプリで負かしている同じ3歳サンライズバッカス、中団待機からスムーズに自分のタイミングで抜け出し、強い競馬を見せてくれました。古馬を粉砕し、まさに完勝の内容です!
敗れたカネヒキリは出遅れが全て、これまでもスタートは不安定ながらも二の脚でキッチリと先行集団に取り付けたのですが、今日は最後方に置かれてしまいました、最後はさすがの脚で追い上げているだけにもったいなかった競馬ですが、JCダートまでにゲートの課題をクリアして、万全で府中ダート2100mに臨みたいですね。
3着にヒシアトラスが渋太い伸び脚でフェブラリー3着の意地、ですがいつもいいところまで・・・カネヒキリには一気に呑み込まれました。
南関のエース・アジュディミツオーは4,5番手からの競馬で4着、いつもどおりに高い能力は見せましたが・・・。
スワンSは朝日杯FS馬がここで遂に大復活、コスモサンビームが背筋のひりつくような大接戦を制して、再び重賞の美酒に酔いしれました、中団から外を回って、競走能力喪失級の骨折をした馬とは思えない超ド級の豪脚、これがGI馬の強さ、底力、先週のディープとはまた違った感動を覚えましたね。
このあとはマイルCSに向かわず放牧、一ファンとしては少し残念ですが、馬の脚を優先する陣営の判断は素晴らしいと思います。
2着サイドワインダーは好位から経済コースを絶妙に立ち回ったのですが、最後は休み明けの分かサンビームの脚に屈してしまいましたが、これでマイルCSへ末脚の導火線に火がつきましたね。
3着にこちらも怒涛の勢いで迫ったGIホース、ウインクリューガー、藤岡騎手の思い切った後方待機策が実を結びました。
4,5着に評価を落としていた3歳勢マイネルハーティー、ビッグプラネット大接線に加わってきたのも良かったですね。
久しぶりにこの馬らしい逃げ脚を見せた10着ギャラントアロー、それを追った2番人気キーンランドスワンでしたが、この大敗は結果的にオーバーペースだったということでしょうか、17着・・・。
まさにこれはインでじっと我慢、最後の一太刀に全てを懸けた松永幹夫騎手の神騎乗・・・そしてそれに120%応えたヘヴンリーの能力のなせる業です・・・素直に脱帽する他ありません。昨年の阪神牝馬Sでは強い競馬で完勝したものの今年春の重賞戦線では頭打ち気味になっていたヘヴンリ−、福島牝馬S10着からクイーンSで2着になるまでの4ヶ月間に彼女の中でなにかが弾けたのか、連闘で札幌記念を制し、そして今回の秋天制覇・・・女帝に君臨するまでに至りました・・・サンデーサイレンス牝馬の恐るべき成長力にただただ目を丸くするのみです・・・。
幹夫騎手が調教師試験を目指しているということは、前々から囁かれていましたが、GI中のGIを制した歓喜に今は酔いしれて欲しいですね!
横山典騎手の歯軋りが聞こえてくるような悔しい悔しい2着でした・・・王者ゼンノロブロイ、ソツのない騎乗で栄冠を掴んだに見えた連覇へのゴール前、最後の最後で思わぬ伏兵に足元をすくわれました。思わぬスローペースでも、虎視眈々と王者らしい競馬を見せましたが・・・典騎手もここ3戦のGIで素晴らしい騎乗を繰り返しながらも3,2,2着と運に見放されてしまった感じもあります・・・JC、有馬でのデザーモ騎手への乗り替りは決定事項のようですが、王者ロブロイ、気を取り直して、さあJC!
3着はやはりこの強いメンバーに入って、桜の女王のポテンシャルに火がつきましたダンスインザムード。昨年と同じようにインから馬群を突き放しにかかった内容は秀逸、これまでの惨敗振りがウソのような快走、これがダンスインザムードです!
4着にこれはにわかにマイルCSが楽しみになってきましたアサクサデンエン。あわや勝利を思わせる抜群の内容、マイルに戻って、春秋マイル統一へ好発進、暮れの香港にも胸を張って向かえます!
5着に毎日王冠と同じような内容でスイープトウショウ、もう少し前半のペースが早くなると良かったのですが・・・エリザベス女王杯でヘヴンリーに雪辱を誓います。
ハーツクライは6着、今日はルメール騎手の判断か中団でいい感じでしたが、その分いつもの破壊力を失った感じ・・・GIを獲るには更にもうワンパンチ欲しいところですね・・・。
9着タップダンスシチーはペース的には楽だったはずですが、早々と馬群に飲み込まれてしまいました・・・やはりデキが本物ではなかったことと、年齢的なものでしょうか・・・ムードのように敢然と抜け出す競馬をしたかったでしょうが・・・。
リンカーンは結果的には位置取りが後方過ぎましたね・・・スタートを抜群に決めて、前走のように流れに乗ってくればこんな結果にはならなかったと思いますが・・・15着大敗でした。
天皇・皇后両陛下に向かってヘルメットを脱ぎ、馬上で深々と頭を下げる幹夫騎手と、女帝になったばかりのヘヴンリーの堂々とした姿が強く印象に残った秋の天皇賞になりました・・・久々に日本人としての誇りを感じた瞬間でもありましたね。
一方、英雄ディープインパクト迎撃体制を敷くべくターフに立ったゼンノロブロイ、古馬のエースが思わぬ敗戦で暗雲、JCになるのか有馬になるのか、衝撃との激突・Xデーまでにもう一度体勢を立て直して、堂々と立ちはだかって欲しいと思います。
土曜の東京では雨の中の武蔵野S,なんと断然一番人気の「砂のディープ」カネヒキリに土がついてしまいました・・・勝ったのは盛岡ダービーグランプリで負かしている同じ3歳サンライズバッカス、中団待機からスムーズに自分のタイミングで抜け出し、強い競馬を見せてくれました。古馬を粉砕し、まさに完勝の内容です!
敗れたカネヒキリは出遅れが全て、これまでもスタートは不安定ながらも二の脚でキッチリと先行集団に取り付けたのですが、今日は最後方に置かれてしまいました、最後はさすがの脚で追い上げているだけにもったいなかった競馬ですが、JCダートまでにゲートの課題をクリアして、万全で府中ダート2100mに臨みたいですね。
3着にヒシアトラスが渋太い伸び脚でフェブラリー3着の意地、ですがいつもいいところまで・・・カネヒキリには一気に呑み込まれました。
南関のエース・アジュディミツオーは4,5番手からの競馬で4着、いつもどおりに高い能力は見せましたが・・・。
スワンSは朝日杯FS馬がここで遂に大復活、コスモサンビームが背筋のひりつくような大接戦を制して、再び重賞の美酒に酔いしれました、中団から外を回って、競走能力喪失級の骨折をした馬とは思えない超ド級の豪脚、これがGI馬の強さ、底力、先週のディープとはまた違った感動を覚えましたね。
このあとはマイルCSに向かわず放牧、一ファンとしては少し残念ですが、馬の脚を優先する陣営の判断は素晴らしいと思います。
2着サイドワインダーは好位から経済コースを絶妙に立ち回ったのですが、最後は休み明けの分かサンビームの脚に屈してしまいましたが、これでマイルCSへ末脚の導火線に火がつきましたね。
3着にこちらも怒涛の勢いで迫ったGIホース、ウインクリューガー、藤岡騎手の思い切った後方待機策が実を結びました。
4,5着に評価を落としていた3歳勢マイネルハーティー、ビッグプラネット大接線に加わってきたのも良かったですね。
久しぶりにこの馬らしい逃げ脚を見せた10着ギャラントアロー、それを追った2番人気キーンランドスワンでしたが、この大敗は結果的にオーバーペースだったということでしょうか、17着・・・。
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