5回目のJBCデー、今年は万博に、セントレア開港に沸いた尾張の地が二度揺れます!
まずはJBCクラシック、長らく続いたアドマイヤドンの絶対王政、今年はその名がないのは残念ですが、一気に風雲急の局面を迎えているこの路線、名古屋1900で事実上、No1が決まる情勢になっています。

その最有力と言っていいでしょう、サカラート。早くから将来を嘱望された器でしたが、完成に至るまでは紆余曲折ありました。しかし近走の目を見張る充実振り、先行してしっかり抜け出す磐石の競馬を完全マスターしたのも頼もしい限り、実力派ジョッキーながらまだGIのタイトルが獲れていない秋山騎手ですが、うまく名古屋1900をエスコートして、勝利の美酒を味わって欲しいですね。

シーキングザダイヤは休み明けの盛岡・南部杯を好走、前々で器用に立ち回ることもできる点が強みで、ここで横山典騎手も一連のGI惜敗にピリオドを打つべく気合が入っています!
タイムパラドックスはさして届かずのレースが続いていますが、小回り名古屋だけにユタカ騎手も速めに押し上げてきそう、まだまだ王者の座は譲りたくない思いでしょう。

更にはパーソナルラッシュ、出遅れさえなければ世界が認めたそのパワー。
ユートピアも気分良く先行すれば、なかなか捕まりません。
地方のエースはナイキアディライト、今回も敢然と逃げの一手で強豪に挑みます!

JBCスプリントはダート短距離では向かうところ敵なしのブルーコンコルド、音速の末脚フサイチコンコルド産駒初のGIホース誕生へ磐石、この馬も終いの確実な脚が魅力で抜け出した先行勢をキッチリ交わして、栄冠へ驀進です!

メイショウボーラーは状態面でトーンが上がってきませんが、今年のフェブラリーSの圧倒的な競馬を思い返せば・・・ただ小回り名古屋でスピードに加え、器用さも要求されてくる点がどうでしょうか。
アグネスジェダイは前哨戦・東京盃を制して意気上がる新鋭3歳。アグネスワールド産駒らしいスピードで父に国内GIのプレゼントができればいいですね。

後は復調すればGIでも、アンカツ騎手のニホンピロサートも脅威。
地方代表は地元・名古屋の生え抜きヨシノイチバンボシ、名古屋の誇りにかけてハナは譲りません、健闘期待です!

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