展望書けませんでした、申し訳ございません・・・というわけで今日は京都競馬場でマイルCSが行なわれました。

ハットトリックが見事なVゴール!飛び上がるようにして出たゲートでしたが、慌てず騒がず後方から、デュランダルの前で勝負、直線はデュランダルがやるはずだったパフォーマンスをそのまま体現するかのような勝利!ペリエ騎手の豪腕もそのまま馬の末脚に結びついたような印象でした。ハットトリックがこれからのマイル界を創造していきそう、香港マイルでの春のマイル王アサクサデンエンとの激突も楽しみになりました!

2着は3番手から最高の競馬をしたダイワメジャー、皐月賞馬の実力を見せつけました。ノドの疾患もここに来て全快したのも大きく本来の突き放す脚が復活、最後はたったのハナ差で勝利に等しい内容でした。

3着ラインクラフトもちょうど中団から、最後はハットトリックの末脚にも負けずに桜花賞馬の意地の末脚、やはりスーパーマイラーという意を強くした競馬でしたね。来年のヴィクトリアマイル初代女王の座は決まったも同然でしょう!

4着にこちらも桜花賞馬のダンスインザムード、前前から最後まで集中して走りましたし、北村騎手も手の内に入れましたね。
5着にこちらも前で頑張った古豪バランスオブゲームでした。

デュランダルは3連覇ならず8着・・・勝負どころまではいつものデュランダル、確実な末脚があるので、それでも安心してみていたのですが、ハットトリックにお株を奪われる形で、伸びきれずに終わってしまいました・・・勝ち時計の速さに泣いたわけではないと思うのですが・・・上位3騎は4,4,3歳・・・生きのいい若い世代の台頭、突然に世代交代の波が巻き起こったということなのかもしれません。


PS・・・デュランダルは電撃的な引退が決まりました、3連覇を決めて来年の戦場は海外、と公言していただけにショッキングな結末ですが、やはり持病の裂蹄との戦いを考えれば、勇気ある決断だと思います。
サンデー系のスピード型種牡馬としてかなり期待される血・・・産駒を楽しみに待ちたいと思います。ありがとうデュランダル、お疲れさま・・・。


土曜東京では東京スポーツ杯2歳Sが行なわれました。
クロフネとフサイチエアデールの間に生まれた夢の血統フサイチリシャールが敢然とした逃げ切り劇を披露、レコードタイムであっさりと重賞初制覇達成!福永騎手と会話をするように走った府中の1800m、グレーかかった芦毛の馬体はまさにクロフネの息子でした、志半ばでターフを去った父の分まで、GIにわずかに届かなかった母の分までさあ、クラシックでもその軽快な走りを見せてくれるでしょう!

2着はメイショウサムソン、直線はオンファイアを競り落として前をを追ったのですが及ばず、しかし終いの勝負根性は見所がありました、オペラハウスの産駒で距離が伸びて良さそうです。

期待のオンファイアは3番手から直線弾けるぞ、というところからモタついて3着止まり・・・兄のような破壊力はまだ封印されたままの印象、導火線に火がつくのは来春のクラシックの舞台なのかもしれません

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