<中山金杯回顧>
ゴール前で抜け出した7番人気ヴィータローザ(柴山雄一騎手)が6番人気アサカディフィートの猛追をハナ差凌ぎ優勝した。勝ちタイム1分59秒4。
直線に入ると先行勢を目標に後続が殺到し、大混戦の中からヴィータローザが抜け出す。大外を突いてアサカディフィートが差を詰めたものの、わずかにヴィータローザが先着した。3着には9番人気カナハラドラゴンが入線。キングストレイルは6着、マイネルレコルトは8着、ダンスインザモアは9着にそれぞれ敗れている。なおワンモアチャッターは馬場入場後、馬体に故障を発生したため競走除外となった。

☆重賞戦線の中堅的存在のヴィータローザですが、混戦になると素晴らしい勝負強さを発揮します。超極悪馬場のセントライト記念を勝っているようにサバイバル戦での強さは目を引きますね、そして腕っ節の光る柴山騎手、幸先いい重賞勝利に今年はGI勝利を期待していいかもしれません!

アサカディフィートは昨年秋から物凄い脚に目覚めた印象、8歳の脚とは思えない怒涛の爆発力でした。同じく8歳カナハラドラゴンもしぶといですね。

キングトトレイル、マイネルレコルトの人気の明け4歳勢は大敗・・・特にレコルトは安定しないレーススタイルがスランプを呼び込んでしまっている印象で、残念。


<京都金杯回顧>
終始先頭でレースを進めた6番人気ビッグプラネット(和田竜二騎手)が後続の追撃を抑え優勝した。勝ちタイム1分34秒0。
4コーナーでビッグプラネットとニューベリーが後続との差を広げ、直線に入ると一騎打ちの態勢へ。そのまま2頭がゴール前まで先頭を争い、9番人気アルビレオ、5番人気エイシンドーバーがゴール直前で際どく迫ったものの、結局ビッグプラネットが1着、クビ差2着にニューベリー、3着アルビレオの順で入線した。なお4位入線のエイシンドーバーは、進路妨害のため12着に降着。グレイトジャーニーは4着、ディアデラノビアは6着、オレハマッテルゼは9着に敗れている。

☆ビッグプラネットの素晴らしい逃げ切り劇、直線、もうダメかと思わせながらも、ギリギリ粘りこみました!今年も和田騎手&ビッグ軍団から目が離せそうにありませんね!

ニューベリーもファイナルSを勝った勢いをこの重傷でも如何なく発揮、9番人気は軽視しすぎでしたね。
ディアデラノビアに期待していたのですが、弾け切れませんでした、それでも長い休養明け、ヴィクトリアマイルに向けて調子を上げていってほしいです。

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