皆様、ご無沙汰しておりました・・・夏休みの間はこの日記もほったらかして遊びまくり、かと思えば無気力状態になってゴロ寝しまくりでしたワタクシでございます・・・。
この日記、実は重賞の回顧が山積しておるのですが、秋になったら完全再開しますということで・・・。

ということで、今回は東京、広島、山梨と駆け巡ってきたわけですが、今日は広島の旅話を綴っておきます。
広島までは何をトチ狂ったか、完全にマイカーで出撃!実は新幹線で往復するくらいのガソリン代と高速代を使ったわけですが、開き直って気にしないことにしましたw

13日、平井君との大井出撃から帰還後、返す刀ですぐに西へ、物凄い雨が降っていましたがかまわず西へ西へ、初めて名神高速に乗り、それから山陽道へ・・・その日は大津SAで休もうと思いましたが、暑いのと目が冴えていたのもあり、兵庫県まで進出して白鳥PAで結局3時間ほど仮眠を取りました。

広島に着いたのは14日の10時くらい、太陽に照らされた太田川の水面が綺麗でした・・・ここにちょうど60年前、原子爆弾が投下されたんだ・・・と思うとなんともいえない気持ちになりました。
で、パーキングに車を止めて広島市内徘徊です、パルコでサングラスとブレスレットを購入して、カッコつけて市民球場のほうへ、内野の自由席を買っておいて、原爆ドームを見学して、ホテルに戻ってきました・・・しかし広島市内、暑い暑い・・・めちゃめちゃ暑い。

でしばらくホテルでボーッとして、5時ごろになって再び憧れの市民球場へ、20年越しの夢、恋焦がれた広島市民球場です。VS中日ドラゴンズ、相手に不足なし!前田選手のユニホームを着込んでいざ出陣!
球場では一人だしビールでも飲みながらすみっこにいようと思ったのですが、やっぱり球場の熱気に押されて前のほうに行きました、で、ワタクシにとってラッキーだったのはまさに「カープおじさん」的な老紳士に出会えたことです、家族で来ていたそのおじさんと色々とカープ談義で盛り上がれました♪ビールもしこたま飲んで、しかもおじさん一家からお寿司まで戴いちゃいましたw今考えたらお名前を聞いて、ちゃんとお礼すべきだったな・・・。

さて、試合はいきなり先発のフェリシアーノ投手が立浪選手に2ランを浴びましたが、カープも新井選手のタイムリーや栗原選手のホームランなどで8回裏を終わって6−5で中日1点リード・・・これならいける、でも岩瀬投手が出てきたらかなわないなあ、とか言っていると・・・9回表、佐々岡投手が大乱調、というか中日の恐るべき猛攻に遭い、一挙6点・・・谷繁選手の3ランにはもう降参するしかありませんでした・・・。

12−5出迎えた9回裏、嶋選手と新井選手が意地のアベックホームランを放ったときは応援団の人に抱きついたり、広島ファンの女の子とハイタッチしたりと狂喜乱舞でした、こういうのが楽しいなあ!プロ野球!
最後に中日ファンの人に「優勝してください」と握手して帰ってきました、でも中日のバスに向かっては中指立ててきましたwやっぱり負けたのは悔しいもんね・・・・。

明日は福山競馬出撃記を書きます・・・。

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM☆
この曲と共に、広島インターを降りて、太田川を渡ったときの川の美しさ、この地に原爆が投下された事実、そして、かわいかったかなちゃんのことを思い出してしまいます・・・・なんじゃそりゃ、なんじゃそりゃ。
エミネム「ライク・トイ・ソルジャーズ」
大きな期待を胸に勇躍渡英したゼンノロブロイ、結果から先に書くと惜しい惜しい2着、直線は5頭のたたきあいになって、素晴らしい伸び脚を見せたロブロイでしたが・・・。

勝ったのはイタリアの新鋭エレクトロキューショニスト、最後方からロブロイを見るような形で競馬を進めたキネーン騎手、その作戦が奏功した形になってしまいました・・・さすがは日本馬の強さを熟知した男・・・脱帽する他ありません・・・。

しかしやはり日本の王者として見事なレースを見せてくれたロブロイに今はお疲れさまとねぎらいの言葉をかけてあげたいですね。
ビッグニュースが飛び込んできました!来年末に阪神芝1400mを舞台に新しいGIが新設されるそうです。

有馬記念の前の週、スプリンターズSが秋に移行してGIの谷間になった週なのですが・・・香港では香港マイル、スプリントがあり、最近の流れでは短距離戦線の有力馬は香港遠征という形が出来上がりつつあるだけに微妙な感じもします・・・それにG?のCBC賞もあるし・・・。

まあ、今はまだしっくり来ないというのが第一印象で、今後どうなっていくのか動向を見守りたいところですけど・・・あと名前もどうなるのでしょうかね・・・?ワタクシ的にはサクラバクシンオー記念でw
今日は函館競馬場で函館2歳Sが行なわれました。

注目が集まったのは最速王サクラバクシンオー産駒アドマイヤカリブでしたが、結果から先に書くと3着に惜敗・・・道中もスムーズで直線は突き抜けるだけでしたが・・・しかし溢れる素質を感じるカリブなので、これを糧に大きく成長して欲しい、父のようなスーパースプリンターを目指して欲しいと思います。

勝ったのは結果的にそのカリブをマークした戦法が奏功したホッカイドウ競馬所属のモエレジーニアス、フサイチコンコルド産駒でまだまだ奥が深そう、主戦は五十嵐冬樹騎手・・・第二のコスモバルクになる可能性も充分で今後が楽しみな存在になりました。

2着はギリギリまで詰め寄ってきたこちらもバクシンオーの産駒のラッシュライフ、勝負の連闘策も良かったのでしょう、決め手もあるタイプのようです。

桜花賞馬チアズグレイスの娘・チアズガディスは中団からのレースに戸惑いもあったのか最下位の11着・・・まあお母さんもレースを重ねて強くなっていった面もあるだけに長い目で見たいですね。

アドマイヤカリブの快勝を期待したのですが、モエレジーニアスはじめ上位馬にはそれぞれ未来の大きな可能性を感じましたし、なかなか好レースだったと思います。
はい、なんだか最近忙しくてこの日記もサボり加減ですが、気を取り直して・・・好きなAV女優は蒼井そらちゃんのワタクシのスーパーグダグダ日記でございます。

☆ワタクシの夏休みの予定☆
今年はなんと11連休・・・ワタクシの会社は超薄給の代わりに休みが多いのですよ・・・ということでその薄給をはたいて遊び倒してやろうと思っていますダメ人間26歳。
まず夏恒例の大井競馬場に平井君と共に突撃、うまいビールをゴッキュゴッキュと飲んできまして、スターキングマンの東京大賞典以来久々の大井を満喫してきます!

で、続いて単身広島へ突撃!山陽のアラブ王国・福山競馬場へ初参戦してきます!更に、憧れの地・広島市民球場で中日戦を観戦してこようと思っています。
昨年は高崎競馬場まで行った愛車カルディナで思い切って行っちまおうかと考えてはいますが・・・やっぱガソリン代と高速代はきついので、思案中・・・。

で仲間内のバーベキュー大会を挟んで(これも飲むぞ♪)、更には山梨の石和温泉へ、これは家族旅行です・・・遊び疲れを癒してきます(まあこれも飲むわね)昨年も行ったウインズ石和にも寄ってみるかw

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM☆
今年も夏はレゲエを決め込んでいたのですが、今年はこれを聴いてしまったのでレゲエは終了ですw
4年もの月日、待ってた甲斐がありました!期待通りのゴリラズ・サウンド!もう大音量で聴き倒しております。やっぱデーモンの声はかっこいい。

ゴリラズ「フィール・グッド・インク」
今日は新潟競馬場で真夏のマイル王決定戦とも言うべき関屋記念が行われました。

長い長い新潟の直線を切り裂いたのはサイドワインダー、その名の通り、大きく翼をはためかせて、クラシックホース・ダイワメジャーをまさに撫で斬り!その強靭で豪快な末脚に鳥肌が立ちました!
元々、マイル王になるべき才能と素質があったサイド、秋の淀、この末脚が炸裂する瞬間が楽しみですね。騎乗停止が明けて、夏も絶好調の福永騎手の手綱も冴え渡りました。

2着ダイワメジャーは乗り変わった横山典騎手、道中は4,5番手で王者虎視眈々、早めに抜け出し、ニアパーフェクトにメジャーの能力を引き出してきましたが・・・最後の最後でサイドの末脚の餌食になってしまいました。しかし、さすが王者の堂々たる競馬、皐月賞馬の強さを再認識しました。
3着に後藤騎手のインセンティブガイと柴田善騎手のニューベリーが同着、休み明けのインセンティブの大駆けにはビックリ、今のエンドスウィープ産駒の勢いのなせる業なのかもしれません。

5着コスモサンビームは競走能力喪失寸前といわれた重度の骨折からまさに大復活、次は朝日FSを制したときのような凄まじい末脚が甦りそうです。とりあえずはおかえり!サンビーム。

前走が圧巻だったウインラディウスが案外、元来ムラがあるタイプなのかもしれませんが・・・11着とは残念。

力と力がぶつかり合う、これぞまさに競馬!という今年の関屋記念、久々に胸が熱くなりました。
展望は無理をしないで秋に復活することにします・・・今日は函館競馬場で函館記念が行なわれました。

勝ったのはエリモハリアー、道中は3番手のインでじっくり待機、直線はエリモの一族に相応しい切れのある末脚を繰り出しました。鞍上は若手のホープ・北村浩平騎手、待ちに待った重賞初制覇の瞬間、秋もこのコンビがターフをにぎわすといいですね。

2着は逃げたブルートルネードが入線、ジェイドロバリー産駒ですが芝で生きる素軽いスピードがありますね。
3着は松岡騎手のウイングランツ、勝負所でパワフルに追い上げてきましたが・・・北村浩騎手とのハイタッチに騎手の世界でもニュージェネレーションを感じますね。

1番人気のエアセレソンは後方からの競馬で直線勝負も5着・・・結果的にはペース的にも前で競馬ができればよかったのですが、不完全燃焼の5着といえそうです。


最後に回顧がまだでした・・・海の日に盛岡で行なわれたマーキュリーC、ピットファイターが格の違いを見せつける7馬身差の激勝でしたが、今日飛び込んできた残念なニュース、二度目の骨折が判明してしまいました・・・古馬ダート界は今ちょっと手薄な感じなのでこれは、と思いましたが・・・復帰を心待ちにしたいと思います。
・・・残念極まりないニュースです。今年のオークス馬でアメリカンオークスを制したシーザリオが右前繋靭帯炎を発症・・・全治は3ヶ月と重傷ではなかったのは不幸中の幸いではありましたが・・・やはり日米オークスでの極限に挑むかのような劇走が尾を引いていたのかもしれません・・・。

勝利確実といわれたBCも来年以降、チャンスはあります。とりあえずは休養して、せめて有馬記念には間に合って欲しいと願いますが・・・とにかく無理はしないで、来年以降のディープインパクトとの激突を楽しみにしていたいと思います・・・。
宣言!展望は来週から復活しますw今日は北九州記念が行われました。

昨年の小倉記念と今年の小倉大賞典を制覇しているメイショウカイドウ、小倉古馬重賞三冠に挑み、見事達成!地味ではありますが歴史的瞬間が小倉競馬場に訪れました!

中団の好位で流れに乗って、進出を開始すると直線では目の覚めるような切れ味、−20で完璧な仕上げを施されていたのでしょう、まさに快勝でした!
次は小倉記念で同一年での三冠にチャレンジ!この驚異的な小倉巧者ならば達成は間違いなさそうですね!

2着にうまく前で競馬をしたツルマルヨカニセ、使われて安定実を増してきた感じで重賞制覇も近そうです。
3着サイドワインダーは爆発的な脚を生かせる流れになれば・・・でしたが地力で押し上げた感じの走りでした。
フジキセキが遅れて送り込んできた砂の怪物カネヒキリ、今日もその実力をまざまざと見せつける結果になりました!今日は大井競馬場でダート界のダービー、ジャパンダートダービーが行なわれました。
勝負所でほとんど持ったまま進出、この時点でライバルたちとの手応えの差が歴然としていました・・・直線では余裕充分で抜け出す形、同じ栗毛でユタカ騎手が手綱を取ったゴールドアリュールを彷彿とさせる勝利、終わってみればパワーが違うエンジンが違う!4馬身差の大圧勝でした!

2着は羽田盃、東京ダービーに続いて2着の三冠達成メイプルエイト、東京ダービーではシーチャリオットに4馬身、今回はカネヒキリに4馬身ですから、もしチャリオットが出ていたら名勝負が見られたと思うと口惜しいのですが・・・その楽しみは秋までとっておきましょう。
3着に大井のボンネビルレコードが後方から入線しました。

ドンクールは勝負所でカネヒキリに追いすがったのですが、逆に弾かれて直線で余力を失う形で5着・・・ユニコーンSと同じく相手が強すぎたということでしょう・・・。

さあ、カネヒキリ、これで秋のJBCクラシック、JCダートといったビッグタイトルが楽しみになってきました、まずは東京ダービー馬・シーチャリオットとの対決を心待ちにして、更に現時点でのダート王といえるタイムパラドックスや、アドマイヤドンとの対決も実現しそう、一気にダートの頂点をもくろむカネヒキリの秋が待ちきれませんね!
・・・忙しくて展望が書けない状況でございます(泣)・・・福島で七夕賞、阪神でマーメイドSが行なわれました。
七夕賞は後藤騎手の完璧なエスコートに導かれたダイワレイダースが完勝、中団でじっと折り合いピタリ、勝負所で徐々に進出して直線もシッカリ伸びる教科書どおりの競馬でした。いきなり力をつけてきたサンデーサイレンス産駒、秋も面白い存在にのし上がってきました。

2着に離れた2番手から競馬をしたトーセンダンディ、個性的なルックスとしぶとさは健在ですね。
3着が連勝中のグラスボンバー、力は十二分にありますが、今日はレイダースにうまく立ち回られました。

逃げたマルタカキラリーは最下位でしたが、騎手に見事復帰を果たした西田騎手の思い切った大逃げに胸が躍りました。七夕賞を制している8年前の西田騎手、そして人生は何度でもやり直しが利くのです・・・。


阪神では連続の16着大敗、もう終わったかに見えたオークス馬ダイワエルシエーロが復活のマーメイドS制覇!気持ちよく逃げられればこの強さ、オークスで完封したスイープトウショウがいまやグランプリホース、エルシエーロも感化されたところがあったのかもしれませんね!鮮やかに復活です!

2着マイネサマンサ、2番手につけて追い上げたのですが、最後にGI馬の底力を見せつけられました。
3着にクロフネの妹ミスパスカリ、最後方から豪快に3着争いを制したあたりに素質の片鱗、まだまだこれから化けてきますよ。

騎乗予定のユタカ騎手が負傷で熊沢騎手が手綱を握ったレクレドールはなかなか3歳時の決め手が甦ってきませんね・・・。


最後に雨の川崎競馬場で水曜日に行なわれたスパーキングレディーカップの回顧をここで、勝ったのはトーセンジョウオー、3,4番手から4コーナーで2着の逃げたオルレアンを交わして牝馬交流重賞連勝!砂の女王として頭角を現してきました、最近はホクトベガファストフレンドのような牡馬の壁を粉砕する強さを持った牝馬がなかなか出てこない現状、このティンバーカントリーの娘にその期待を懸けたいと思いますね。
この知らせを聞いた瞬間、「よっしゃあ!」と飛び上がってしまいました。シーザリオ、道中3番手から残り600mで先頭に立つと後は独壇場、まさに圧勝!競馬の長い長い歴史の中で初めて日本馬によるアメリカGI制覇が達成されました!

驚異の4馬身差・・・本当に強い競馬、ダービー後に「ディープインパクトを倒すのはもはやシーザリオしかいない」ということが言われましたが、異国の地でのこの強さ、その言葉はけして大袈裟なものではありませんでした!

世界に誇れる素晴らしい娘を輩出した父スペシャルウィークのレースを回想しながら、今はシーザリオがくれた幸せを一競馬ファンとして噛み締めながら、酔いしれていたいと思います・・・。
おめでとう!シーザリオ
今日は福島でラジオたんぱ賞、函館で函館スプリントSが行なわれました。

ラジオたんぱ賞は主役不在の大混戦、しかし終わってみれば1番人気のコンラッドが後方から見事な脚を繰り出して勝利!先行争いが激化したのもありますが、ダンスインザダーク産駒らしい息の長い末脚、秋の台風の目になってきそうな器です。

2着にトーセンロッキー、こちらも後方待機が奏功した感、福島得意の後藤騎手も冴えていますね。
3着は2頭の真ん中で末脚を伸ばしたエイシンサリヴァン、吉田豊騎手の影に隠れていた?印象の高橋智騎手の手綱でしたが、初重賞制覇へあとわずかでしたね・・・。

トップガンジョーは勝ちに行く競馬をしましたが、結果的にペースがタイトでしたね・・・5着でした。


函館は夏女シーイズトウショウが連覇達成!ディープサマーを先に行かせて、余裕綽々の抜け出し、昨年の秋はちょっと停滞気味でしたが、夏を迎えて強いサクラバクシンオー娘が完勝劇で復活!スプリンターズSが楽しみになってきました。

2着にはスプリンターのイメージはなかったのですが・・・鹿戸騎手のボールドブライアンが見事な脚で突っ込んできました。
3着は逃げたディープサマー、その名の通り今年の夏はこの快速で楽しませてくれそうですね。

プレシャスカフェはゲートを出て何と3番手、蛯名騎手が積極策で勝負にでましたが、直線では春の核弾頭のような末脚が繰り出せず・・・高松宮記念1番人気の栄光虚しく9着に敗れてしまいました・・・京王杯の大敗から完全にリズムを崩してしまったプレシャス、とりあえず休んで、秋に向けて立て直して欲しいですね。


さあ!明日はいよいよアメリカンオークス!日の丸を背負ったスペシャルウィークの娘・オークス馬シーザリオがアメリカの女傑たちに敢然と挑みます!昨年はダンスインザムードが届かなかったこのタイトル、日本馬初の米GI制覇の歴史的瞬間を期待したいですね。とにかく流れに乗って、シーザリオの競馬ができれば必ず勝てます、頼むぞ福永騎手!
一日遅れてしまいましたが、昨日の大井競馬場では春のダート王決定戦・帝王賞が行なわれました。

淀みないハイレベルな展開、こうなれば真に強い馬が勝つ!といわんばかり勝ったのは昨年のJCDの覇者・タイムパラドックス、直線は逃げるナイキアディライト、抜け出しを図るかしわ記念馬ストロングブラッドと火の出るような叩き合い、しかしこれが国際GIを制した決め手、カクテル光線を浴びながら強烈な末脚を披露、ユタカ騎手も意外なことに帝王賞は初制覇、歓喜のガッツポーズを決めました!
同じ厩舎のひとつ下、アドマイヤドンから時代の覇権を奪い取った形のパラドックス、秋の大きな舞台が更に楽しみになってきました!

ストロングブラッドは好位で流れに乗って、ナイキアディライトを捕らえるまでは良かったのですが・・・しかしGIホースとなって完全に一皮剥けてきた印象、内田騎手とのコンビはベストマッチでこちらも秋の大きな舞台での勇姿を見てみたいですね。

3着にナイキアディライト、昨年のハナ差2着の雪辱はなりませんでしたが、速いペースで強気に攻めてこの結果、やはり強い馬です。
ユートピアは勝負所で気を抜いて大失速、にも拘らず4着に巻き返しているのは能力のなせる業ではあるのですが・・・。

ダート界はタイムパラドックスが頂点に立ちましたが、今年は3歳勢に怪物がいます、まず注目は7月13日のJDDのカネヒキリ、そして秋にはシーチャリオットも帰ってきます。秋のダート戦線はこの晩成のダート王と怪物3歳勢という図式になりそうです。
仁川の直線には目を疑うような光景が待っていました・・・最強の王道を行くタップダンスシチーが早々と力尽き、無冠の帝王リンカーンが抜け出したのもつかの間、動きの鈍い最強馬ロブロイの外から素晴らしい斬れで突き抜けたのはなんと秋華賞馬スイープトウショウ!強豪牡馬をまさに文字通り一掃!それは39年ぶり、牝馬による宝塚記念制覇が達成された瞬間でした。

いつもは出遅れるスイープですが直前まで着けていたブリンカーの効果も絶大だったのでしょう、落ち着いてゲートを迎えられたことによって抜群のスタートを切り、そしていつもより前で積極的な競馬ができました。直線は前をロックオンして、あとは彼女の末脚を叩き込むだけの文句なしの競馬で完勝!まさに完成期を迎え、女帝時代の幕開けを告げました!

2着は無欲の追い込みが光ったハーツクライ、昨年秋の低迷を払拭する快走はさすがダービー2着馬です。スイープが中団で競馬することで栄光を掴んだように、差す競馬に移行できれば、戴冠も夢ではないと思います。

オーナーの弔いを胸に臨んだゼンノロブロイでしたが、4コーナーで前が詰まる不利もあり、また半年振りの実戦での影響もあったか、末脚は炸裂せず3着・・・それでも内容的には悪くないですし、英インターナショナルS遠征は是非実現させて欲しいと思います。ニューマーケットでロブロイの波動砲のような脚が炸裂するのを楽しみにしています!

4着にリンカーン、抜け出したときは「やられた!」と思いましたが・・・5着はサンライズペガサスが適距離で巻き返しました。

タップダンスシチーは7着・・・ペース的にも仕掛けも、まさにタップの競馬、直線さあ、突き放す!というところでリンカーンに撃墜されてしまいました・・・向う正面で一気にポジションを上げたときに脚を使ってしまったのか・・・佐藤哲三騎手と織り成す果敢な競馬で、全能力を発揮するこのスタイルがタップの強さの証明だっただけにこの敗戦はショックです・・・。

コスモバルクは12着、掛かってしまって逃げる形でタップに早めに来られ万事休す、ラップ的にはそう速くはなかったのですが、このレベルでは力で押し切ることは難しいのかもしれません・・・でも昨年のJCでの抜群の折り合いと直線の怪物的な差仕返しをワタクシは忘れることができないのですが・・・。

華々しい女帝の誕生で幕を閉じたサマーグランプリ、この結果を受けて秋以降、古馬チャンピオンロードは更に混沌としてきました。そして英国遠征を視野に入れるロブロイ、凱旋門再挑戦を掲げるタップの動向も注目が集まることになりそうです。
有馬記念の激闘から6ヶ月、舞台は仁川の2200m、サマーグランプリで再び両雄が火花を散らします!

昨年の秋三冠を波動砲のような脚でぶっこ抜いたゼンノロブロイ、半年振りのターフに不安はよぎりますが、夏には英インターナショナルSを見据えているロブロイ、ここで完全に日本に敵なしを証明して堂々と海の外へ向かいたいところ、あの末脚さえ爆発すれば、驚異的なスピードとパワーを誇る歴戦の王者といえども弾き返すのは至難の業でしょう。

そのタップダンスシチー、金鯱賞は文句なしの逃げ切り勝ち、仁川の2200でも昨年ながらのスピードとパワーに裏づけられた「ザッツ・タップダンス・ショー」が見られるのでしょうか。
8歳になりましたが、タップに関しては全く気にするところはありません、どころか更にパワフルになって完成に向かっている気さえします。佐藤哲騎手ならではの積極果敢な騎乗が楽しみでなりません!

失墜したかに見える北の怪物・コスモバルク・・・崖っぷちに立たされたバルクですが、逆境になればなるほど燃えるイメージがあるだけに復活を信じたい気持ち・・・同じ2200のセントライト記念でハイパーレコードを叩き出したあの走りができれば・・・今回はハイペースランナーのタップがいるだけに折り合いも大丈夫、千葉騎手にとってもここは正念場でしょう。

グランプリホースの座を狙って、伏兵陣もギラリと爪を研いでいます。
シルクフェイマスは父マーベラスサンデー同様中距離でこそ真価、無欲の走りは侮れません。
武士沢騎手もこの馬にかける思いは強いでしょうトウショウナイト
前走は長距離で封印されたサンライズペガサスの末脚には要警戒です。
リンカーンも折り合い面の不安が積極的な競馬を阻害している近況、この距離なら問題ないはずですし、福永騎手のフィーバーはまだ続きます!
スイープトウショウも末脚は上位、直線勝負で強豪牡馬を撫で斬るシーンも。
アドマイヤグルーヴはなかなかに高い牡馬の壁ですが、その能力を考えれば通用しないはずは無いはずです、うなれ末脚!

さあ熱い暑いサマーグランプリ、他にはビッグゴールドボーンキングヴィータローザサイレントディールスティルインラブが挑戦します!
今週も展望を落としてしまいましたが・・・今週は阪神でプロキオンSが行なわれました。

ブルーコンコルドが道中5,6番手から直線、素晴らしい脚を繰り出して文句なしの快勝!幸騎手らしいソツのないエスコートも光りましたし、本格化なったコンコルド、ダート短距離界にエース誕生の瞬間でした。

2着はサンライズキング、ジリジリと伸びてきて、こちらも軌道に乗ってきた感じです。3着にフジキセキ産駒のテイエムアクションが差し込んできました。

ユタカ騎手のサイレンスボーイは二の脚を生かして逃げましたが、直線では捕まってしまいました、逃げ馬にシフトチェンジしましたが、好位でも競馬ができる馬なので、巻き返して欲しいですね。
ニホンピロサートも前々で勝負しましたが、最後は弾けず8着でした。


最後に訃報です。ゼンノロブロイの馬主の大迫忍氏が亡くなられたそうです・・・宝塚記念一週前の突然の知らせ・・・夏には世界制覇に乗り出すロブロイなだけに、辛いニュースです・・・つつしんでご冥福をお祈りいたします・・・。
遅くなってしまいましたが、15日に川崎スパーキングナイターで関東オークスが、16日に札幌で北海道スプリントSが行なわれました。

まず関東オークスは地元のテンセイフジが息の長い末脚を駆使して完勝、東京プリンセス賞に引き続いて二冠達成、鞍上は積極的なプレーが光った石崎駿騎手で父・石崎隆之騎手の背中を追いながら着実に腕を上げていますね。
2着はJRAシールビーバックでした。

注目されたライラプスは後方から追い上げ体勢を作るのが精一杯の4着、血統的にもダートでがらりと一変するかと思ったのですが。

北海道SCはスターオブコジーン産駒のハリーズコメットが完勝、交流重賞で名を上げてきた面々、ノボトゥルーシャドウスケイプディバインシルバーらを向うに回しての勝利ですから、これは楽しみな馬が現れましたね。

ノボトゥルーが2着、破壊力に関してははパワーダウンを否めませんが、9歳でもまだまだ戦い続けるトゥルー、今度こそ勝利の二文字が欲しいですね!

羽田盃、東京ダービーを制覇し南関東二冠馬に輝いたシーチャリオットですが、どうやら骨折が判明してしまったそうで、三冠の夢は断たれてしまいました・・・カネヒキリとの対決が楽しみだったのですが・・・残念、秋、大きな舞台に間に合ってくればいいのですが、とりあえずは英気を養って欲しいですね。
はい!5年ぶりに女の子とデートしましたが、それから一週間連絡が途絶え凹んでいるワタクシの何と4月以来のスーパーグダグダ日記です!

というわけで?週末は久々に暇ができたので1年ぶりに「世界の中心で愛を叫ぶ」を見てました。いやあ、ヤヴァいですね、泣く泣く、おかげでなんだか頭がすっきりしました。あれは純愛映画のディープインパクトですね!
というわけでセカチュー☆☆☆☆☆!文句なしの五つ星です!

でもうひとつ、90年代中盤の英国のロックシーンを題材にしたドキュメンタリー「リヴ・フォーエヴァー」という作品を見てました、いわゆるオアシスVSブラーを中心に混沌としていた時代を描いた作品なのですが、映像と音楽が最高で、これも素晴らしい!☆☆☆☆☆!久々にオアシスのファーストとか大音量で聴き倒しましたよスーパーソニック!

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM☆
てゆうことで、これはオアシスの6枚目のアルバムです。ギターが「キューン」と鳴って始まるような、ファーストの頃のオアシス節は無くなっているのは少し寂しいのですが、レトロなサウンドの中にロックの真髄を見るようないいアルバムです!ベーシストのアンディ・ベルが書いたこの曲は必殺泣きメロですよ。
オアシス「キープ・ザ・ドリーム・アライヴ」
すみません、展望書けませんでした・・・というわけで今週は大盛況だった東京、中京開催もオーラス、エプソムCとファルコンSが行なわれました。

まずエプソムCは弥生賞ハナ差2着の実績を持ちながらも、なかなか重賞に届かなかったスズノマーチがようやく重賞制覇達成、先行馬群のインでじっくり待機して、きっちり前を行くグランリーオを捕らえました。
北村宏騎手も意外なことに所属する藤沢厩舎の馬で初重賞ということになりました、岡部元騎手をはじめ、デザーモ騎手、ペリエ騎手に揉まれて着実に成長している北村騎手、GI制覇の瞬間もすぐに訪れるでしょう!

2着は松岡騎手の絶妙の抜け出しから粘りに粘ったグランリーオ、ダービー馬サニーブライアンの産駒で驚異的な粘りは父譲りです。
3着には柴田善騎手から石崎隆騎手に乗り変わったダイワレイダース、久々で-18と絞れていたのでどうかと思いましたが、狙い通りの鉄砲駆けでした。


中京のファルコンSはアグネスワールド産駒のカズサラインが大混戦を断ちました。やはり最後にモノを言うのは世界を制したスーパースプリンターの驚異的な遺伝力ですね!中京向きの鋭い脚を使いました。

グラスワンダー産駒のフェリシアがフェアリーS勝ちの実力を見せて2着、思い切ってインをついた藤岡騎手もさすが若手のホープらしい見事な騎乗でした。
3着に1番人気のシンボリグラン、道中から追い通し、手応えの割には頑張りましたが・・・。

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