池添マジック炸裂!プライドキム、兵庫JGP制覇!
2004年11月24日 ワタクシの交流重賞今日は園田競馬場で2歳重賞・兵庫ジュニアグランプリが行なわれました。
マイルCSを勝って、今や乗りに乗っている池添騎手の勢いを象徴するように思い切って仕掛けたアフリート産駒のプライドキムがそのまま後続を突き放して重賞制覇!力強く鮮やかな快勝、これは地方馬が幅を利かせる今年の2歳のダート界に真打が現れたといってもいいでしょう。
2着に地元のレッドペガサス、プライドを追いかけて、後続のJRA馬を完封したのですから内容は充分でした。
3着1番人気クロウキャニオンは先行争いに加わろうとした矢先に馬群の壁に阻止された形で位置取りが悪くなってしまいました・・・最後はいい脚を使っているだけに残念。
2番人気のエイシンアスワンはプライドに出し抜かれた形で4着でした、でも血統的にもいかにも走りそうな外国産馬です、今後に注目です。
マイルCSを勝って、今や乗りに乗っている池添騎手の勢いを象徴するように思い切って仕掛けたアフリート産駒のプライドキムがそのまま後続を突き放して重賞制覇!力強く鮮やかな快勝、これは地方馬が幅を利かせる今年の2歳のダート界に真打が現れたといってもいいでしょう。
2着に地元のレッドペガサス、プライドを追いかけて、後続のJRA馬を完封したのですから内容は充分でした。
3着1番人気クロウキャニオンは先行争いに加わろうとした矢先に馬群の壁に阻止された形で位置取りが悪くなってしまいました・・・最後はいい脚を使っているだけに残念。
2番人気のエイシンアスワンはプライドに出し抜かれた形で4着でした、でも血統的にもいかにも走りそうな外国産馬です、今後に注目です。
今日、勤労感謝の日は笠松競馬場で全日本サラブレッドCが行なわれ、2週間ぶりの復帰となったアンカツ騎手が、病み上がりを感じさせない見事な逃げ切りで、騎手としてその才能を育んだ地、笠松で自ら快気祝い!そして、アンカツ騎手の思いに応えた相棒ディバインシルバーからの心憎いプレゼントになりました。
ゲート入りを嫌がって、スタートもイマイチ、しかし瞬時に2番手につけると勝負は決しました、アンカツ騎手のファイトに応えて、力強く笠松の直線を駆け抜けました。ゴール後はやはり温かい県民性?・・・笠松のファンから大きな拍手が送られました。
2着には4コーナーで凄い手ごたえで上がってきた吉田稔騎手のヨシノイチバンボシ、名古屋代表として笠松でいい走りを見せました。
3着は大井のカセギガシラ、JBCスプリントでは8着でしたが、鞍上に川原騎手を迎えたのも大きかったのでしょう。
GI馬アドマイヤホープは4着、直線は弾ける、という感じがありましたし、復活へのカウントダウンと見ても良さそうです。
サイレンスボーイは8着大敗・・・ディバイン以上の出遅れをかましてしまい、3コーナーで追い上げるも余力なし・・・残念なレース展開になってしまいました。
秋華賞、エリザベス女王杯を制し、女帝として競馬界に君臨したファインモーションの引退が正式に決定したようです。夏の札幌から一気にシンデレラストーリーを駆け抜けたファイン、ファンの爆発的な支持を得た馬でしたが、阪神牝馬Sあたりでラストランを飾らせてやりたかったな・・・とは思いますが、また改めて彼女の競走生活を振り返ってみようと思います、とりあえずお疲れさま、ファイン。
ゲート入りを嫌がって、スタートもイマイチ、しかし瞬時に2番手につけると勝負は決しました、アンカツ騎手のファイトに応えて、力強く笠松の直線を駆け抜けました。ゴール後はやはり温かい県民性?・・・笠松のファンから大きな拍手が送られました。
2着には4コーナーで凄い手ごたえで上がってきた吉田稔騎手のヨシノイチバンボシ、名古屋代表として笠松でいい走りを見せました。
3着は大井のカセギガシラ、JBCスプリントでは8着でしたが、鞍上に川原騎手を迎えたのも大きかったのでしょう。
GI馬アドマイヤホープは4着、直線は弾ける、という感じがありましたし、復活へのカウントダウンと見ても良さそうです。
サイレンスボーイは8着大敗・・・ディバイン以上の出遅れをかましてしまい、3コーナーで追い上げるも余力なし・・・残念なレース展開になってしまいました。
秋華賞、エリザベス女王杯を制し、女帝として競馬界に君臨したファインモーションの引退が正式に決定したようです。夏の札幌から一気にシンデレラストーリーを駆け抜けたファイン、ファンの爆発的な支持を得た馬でしたが、阪神牝馬Sあたりでラストランを飾らせてやりたかったな・・・とは思いますが、また改めて彼女の競走生活を振り返ってみようと思います、とりあえずお疲れさま、ファイン。
斬、斬、斬!ローランの名剣は伝説へ!デュランダル、マイルCS連覇達成!
2004年11月21日 ワタクシの重賞回顧デュランダルの魂の斬撃が今年も淀を流血で染めました・・・この恐るべき末脚を活字にしようとしても、全てが陳腐に思えてしまうほどの破壊力と斬れ味、その鮮やかな切り口は達人の域に達しているかのようです・・・昨年の斬れにさらに安定味が加味され、円熟期に達したデュランダル、この斬撃に耐えうる剣豪はこの小さな島国にはいません、あとは大陸に渡って世界の強豪をまとめてぶった斬るだけです!
スタートの不安も解消され、スルスルと後方の低位置について脚を溜めます、もちろん池添騎手との折り合いもバッチリ、首をぐいぐいと伸ばして進出すれば、あとは馬場のいい大外で末脚を爆発させる、デュランダル・スペシャルとでも名づけてみたい最強の競馬でした。
かの新撰組最強の美剣士・沖田総司が肺の病を抱えていたように、デュランダルも裂蹄という冬場は厳しい病を抱えているのですが、それでも一ファンとしてこの末脚を世界に見せ付けたい気持ちが高ぶっています、香港マイル挑戦が現実になって欲しいです。
2着はやはり天才マイラーだったダンスインザムード!デュランダルは別格でしたが、完璧なレース運びを見せました。中団をスムーズに追走、天皇賞・秋の劇走は実力の完全なる証明、来年はマイル女王として堂々君臨できる下地が整いました。
3着にデュランダルをマークする形で最後方から勝負に出た横山典騎手のテレグノシス。末脚勝負になれば右回りも関係ありませんでした、見事に秋天の鬱憤晴らし、しかし本当は頂点が欲しかったか・・・。
4着にこちらも後方から、こちらも名手・小牧騎手が思い切って結果を出してきたマイネルソロモン、テレグノと併せ馬で突っ込んできました。5着は馬群を割るような形で一瞬の脚、見せ場を作ったプリサイスマシーンでした。7着でしたがメイショウボーラーは一旦完全に突き放す、力を出し切るいい競馬を見せましたね。
かつての女帝ファインモーションは9着・・・安田記念と同様に折り合いを欠いて、直線、昨年のような目覚しい脚を見せることはありませんでした・・・勝負所でデュランダルと並んだときは胸が躍ったのですが、池添騎手とユタカ騎手の騎乗フォームを見ても、折り合いの差は歴然という感じ・・・引退報道もありますが、このまま終わってはいけませんファイン・・・。
ラクティはせっかくイギリスからやって来たのに、スタートの一瞬で全てが終わってしまいました、14着・・・追い上げを試みるも、逆に勢いがついて折り合いはめちゃくちゃ、力の一割も出していない不完全なる敗北・・・香港マイルでは「本当はこんなに強かった!」というラクティを是非見せて欲しいと思います。
土曜は実力馬が集った東京スポーツ杯2歳S。伏兵的な存在でしたがスムースバリトン、後方2番手から並み居る評判馬を一刀両断、父の天皇賞・秋を彷彿させるような素晴らしい脚で見事重賞制覇!スペシャルウィーク産駒も嬉しい重賞初制覇、サンデーサイレンスの生み出した最強のダービー馬が遂に本領を発揮してきました。
2着にペールギュント、スタートも良く、徐々にポジションを下げたものの、中団からこの競馬ができれば本物、前走の末脚は幻ではないことを証明してきました。
キングヘイロー産駒らしい爆発力で最後方から3着に突っ込んできたニシノドコマデモもクラシックで面白い存在になってほしいですね。
注目のエアサバスは先行して流れに乗って、ペリエ騎手最高のエスコート、さあ直線は突き放すだけ、というところからフラフラと伸びを欠いてしまいましたが、競馬を理解したときにこの馬は凄い馬になる、と確信する好内容の4着でした。
メガトンカフェはさあ弾ける!というところから弾け切れませんでしたが、8着でもこちらもキャリアを積んで本物になってくるはずです。
スタートの不安も解消され、スルスルと後方の低位置について脚を溜めます、もちろん池添騎手との折り合いもバッチリ、首をぐいぐいと伸ばして進出すれば、あとは馬場のいい大外で末脚を爆発させる、デュランダル・スペシャルとでも名づけてみたい最強の競馬でした。
かの新撰組最強の美剣士・沖田総司が肺の病を抱えていたように、デュランダルも裂蹄という冬場は厳しい病を抱えているのですが、それでも一ファンとしてこの末脚を世界に見せ付けたい気持ちが高ぶっています、香港マイル挑戦が現実になって欲しいです。
2着はやはり天才マイラーだったダンスインザムード!デュランダルは別格でしたが、完璧なレース運びを見せました。中団をスムーズに追走、天皇賞・秋の劇走は実力の完全なる証明、来年はマイル女王として堂々君臨できる下地が整いました。
3着にデュランダルをマークする形で最後方から勝負に出た横山典騎手のテレグノシス。末脚勝負になれば右回りも関係ありませんでした、見事に秋天の鬱憤晴らし、しかし本当は頂点が欲しかったか・・・。
4着にこちらも後方から、こちらも名手・小牧騎手が思い切って結果を出してきたマイネルソロモン、テレグノと併せ馬で突っ込んできました。5着は馬群を割るような形で一瞬の脚、見せ場を作ったプリサイスマシーンでした。7着でしたがメイショウボーラーは一旦完全に突き放す、力を出し切るいい競馬を見せましたね。
かつての女帝ファインモーションは9着・・・安田記念と同様に折り合いを欠いて、直線、昨年のような目覚しい脚を見せることはありませんでした・・・勝負所でデュランダルと並んだときは胸が躍ったのですが、池添騎手とユタカ騎手の騎乗フォームを見ても、折り合いの差は歴然という感じ・・・引退報道もありますが、このまま終わってはいけませんファイン・・・。
ラクティはせっかくイギリスからやって来たのに、スタートの一瞬で全てが終わってしまいました、14着・・・追い上げを試みるも、逆に勢いがついて折り合いはめちゃくちゃ、力の一割も出していない不完全なる敗北・・・香港マイルでは「本当はこんなに強かった!」というラクティを是非見せて欲しいと思います。
土曜は実力馬が集った東京スポーツ杯2歳S。伏兵的な存在でしたがスムースバリトン、後方2番手から並み居る評判馬を一刀両断、父の天皇賞・秋を彷彿させるような素晴らしい脚で見事重賞制覇!スペシャルウィーク産駒も嬉しい重賞初制覇、サンデーサイレンスの生み出した最強のダービー馬が遂に本領を発揮してきました。
2着にペールギュント、スタートも良く、徐々にポジションを下げたものの、中団からこの競馬ができれば本物、前走の末脚は幻ではないことを証明してきました。
キングヘイロー産駒らしい爆発力で最後方から3着に突っ込んできたニシノドコマデモもクラシックで面白い存在になってほしいですね。
注目のエアサバスは先行して流れに乗って、ペリエ騎手最高のエスコート、さあ直線は突き放すだけ、というところからフラフラと伸びを欠いてしまいましたが、競馬を理解したときにこの馬は凄い馬になる、と確信する好内容の4着でした。
メガトンカフェはさあ弾ける!というところから弾け切れませんでしたが、8着でもこちらもキャリアを積んで本物になってくるはずです。
世界も日本もまとめてぶった斬る!デュランダル!
2004年11月20日 ワタクシの重賞展望今年も昨年同様のハイレベルの大混戦・・・今年に関しては未曾有の大混戦と言い切ってもいいくらい、混沌としているマイル界、春の王者である安田記念馬ツルマルボーイが不在なのは残念ですが、その事実が霞むくらいの好メンバーが、京都マイルに集いました・・・そして舶来の怪物も遠くイギリスからバウンティハント、極東の古都の地を踏みしめています。
まずは昨年の覇者であるローランの名剣デュランダル、全く持ち味が殺されてしまう不良馬場でも彼らしい末脚の片鱗を見せたスプリンターズS、末脚頼みではない、本質的な強さを垣間見た気がしました。
池添騎手としてはスイープトウショウ同様に腹をくくって、デュランダルを信じて直線まで我慢するだけ・・・世界屈指のスーパーホースも、14頭の日本を代表するマイラーたちも全て纏めて斬り捨てるのみです!
競馬界を席巻したアイドルホース・ファインモーションも5歳の秋を迎え、マイルの女王の称号を求めて今年も淀の舞台に登場します。真の女王決定戦になるかに思われたエリザベス女王杯を回避しましたが、元から「マイルがベスト」と言い続けてきた伊藤雄調教師にとっては規定路線といえる形なのかもしれません。
8月の札幌記念以来、そして今回も後方から末脚に託すのでしょうか、となると、デュランダルとの位置関係はどうなるのか、スタート直後、向う正面から勝負の分かれ目がありそうです。
今年のジャパンカップ、JCダート出走予定馬を見渡しても、近年にJC、JCDに挑戦してきた馬よりもはるかに上の存在、勝ち取ったGIの勲章は5つ・・・ヨーロッパ最強と称しても決してオーバーではない、挑戦してきてくれたことにまず敬意を表したいラクティがマイル挑戦2戦目、次は日本のターフを射程に捕らえ、世界の強さを見せ付けにかかります。
日本のホースマンたちを震え上がらせる、誇り高きイタリアダービー馬、折り合い面で不安定な面を覗かせるもののマイルなら流れ的に全く心配はなさそう、高速決着に対応できる下地も充分ですし、今年のマイルCSの最大の見所はラクティがどんな競馬で日本マイル界を陥落させるのか、の一点に絞ってもいいのかもしれません。
さらに桜花賞馬ダンスインザムード。大失速の秋華賞、あわや大金星の天皇賞・秋、彼女はレース毎にビッグサプライズを用意してきます、そして今回、桜花賞のあのレースを思い出しても、もしかしたら超が何個もつくハイパーマイラーかもしれないムード、戦慄の迸る様な快勝劇を見せてくれるのではないか・・・ノースフライト以来の本格的マイル女王である可能性も否定できず、伝説の始まりをも予感させます。
メイショウボーラーもスワンSで3着ながら内容の濃い好スタート、父タイキシャトルの血からもマイル王に相応しいものを感じる馬です。
アドマイヤマックスもやっと強い勝ちっぷりを見せて、5歳秋、頂点に手をかけてもいい位置につけてきました。追える武幸騎手の手綱も魅力、コーシロー騎手の一発に警戒です。
さあ伏兵も多種多彩、どれが突っ込んできてもおかしくない、それぞれスピード、破壊力に優れた精鋭たちです。
昨年3着に逃げ込んだギャラントアローは今年は成績があがらない不本意なシーズン、しかし精神面の要因が大きく、能力の衰えはありません、最内枠から単騎でいいペースで行かれると・・・。
フォルクローレもメキメキと力をつけてきたダンスインザダーク産駒で、佐々木晶厩舎に佐藤哲騎手はタップダンスシチーコンビ、甘くは見れない5歳牝馬です。
マイネルソロモンもまだまだ怖い帝王譲りの末脚、名手・小牧騎手ならば、難しいこの馬でもいきなり最大限を引き出して来る可能性もあります。
テレグノシスは名実とも文句なしにトップランクなのですが、右回りの不安は拭いきれません、横山典騎手への乗り替りももちろん鞍上強化なのですが、テレグノに関してはどうか、という気もします。
バランスオブゲームも前走こそ案外でしたが、GI級の能力は信じ続けたいと思います、前々で直線グンと抜け出すような競馬ができれば・・・。
最後に快勝か惨敗かの気まぐれなマイネルモルゲンですが、右回りなら格段に安定しますし、後藤騎手も高い能力を信じて思い切って乗ってきそう、警戒したいです。
さあ明日は元祖スーパーアイドルホース・オグリキャップメモリアル!ワタクシはリアルタイムで見れなかったのが悔しいのですが、ビデオなどで彼のレースを何度も見ました、ほんとに怪物的な強さ、常軌を逸した強さを持つ馬でした。感動のラストラン・有馬記念がクローズアップされがちですが、マイルCSハナ差勝利→JC世界レコード2着というにわかに信じられない離れ業はやはり生まれ持ったドラマチックな才能を持つオグリだからこそできたのでしょうね・・・。
そして「ありがとう」という5文字だけのコピーが記されたオグリのポスター、あれに競走生活の全てが集約されているように思います・・・。
まずは昨年の覇者であるローランの名剣デュランダル、全く持ち味が殺されてしまう不良馬場でも彼らしい末脚の片鱗を見せたスプリンターズS、末脚頼みではない、本質的な強さを垣間見た気がしました。
池添騎手としてはスイープトウショウ同様に腹をくくって、デュランダルを信じて直線まで我慢するだけ・・・世界屈指のスーパーホースも、14頭の日本を代表するマイラーたちも全て纏めて斬り捨てるのみです!
競馬界を席巻したアイドルホース・ファインモーションも5歳の秋を迎え、マイルの女王の称号を求めて今年も淀の舞台に登場します。真の女王決定戦になるかに思われたエリザベス女王杯を回避しましたが、元から「マイルがベスト」と言い続けてきた伊藤雄調教師にとっては規定路線といえる形なのかもしれません。
8月の札幌記念以来、そして今回も後方から末脚に託すのでしょうか、となると、デュランダルとの位置関係はどうなるのか、スタート直後、向う正面から勝負の分かれ目がありそうです。
今年のジャパンカップ、JCダート出走予定馬を見渡しても、近年にJC、JCDに挑戦してきた馬よりもはるかに上の存在、勝ち取ったGIの勲章は5つ・・・ヨーロッパ最強と称しても決してオーバーではない、挑戦してきてくれたことにまず敬意を表したいラクティがマイル挑戦2戦目、次は日本のターフを射程に捕らえ、世界の強さを見せ付けにかかります。
日本のホースマンたちを震え上がらせる、誇り高きイタリアダービー馬、折り合い面で不安定な面を覗かせるもののマイルなら流れ的に全く心配はなさそう、高速決着に対応できる下地も充分ですし、今年のマイルCSの最大の見所はラクティがどんな競馬で日本マイル界を陥落させるのか、の一点に絞ってもいいのかもしれません。
さらに桜花賞馬ダンスインザムード。大失速の秋華賞、あわや大金星の天皇賞・秋、彼女はレース毎にビッグサプライズを用意してきます、そして今回、桜花賞のあのレースを思い出しても、もしかしたら超が何個もつくハイパーマイラーかもしれないムード、戦慄の迸る様な快勝劇を見せてくれるのではないか・・・ノースフライト以来の本格的マイル女王である可能性も否定できず、伝説の始まりをも予感させます。
メイショウボーラーもスワンSで3着ながら内容の濃い好スタート、父タイキシャトルの血からもマイル王に相応しいものを感じる馬です。
アドマイヤマックスもやっと強い勝ちっぷりを見せて、5歳秋、頂点に手をかけてもいい位置につけてきました。追える武幸騎手の手綱も魅力、コーシロー騎手の一発に警戒です。
さあ伏兵も多種多彩、どれが突っ込んできてもおかしくない、それぞれスピード、破壊力に優れた精鋭たちです。
昨年3着に逃げ込んだギャラントアローは今年は成績があがらない不本意なシーズン、しかし精神面の要因が大きく、能力の衰えはありません、最内枠から単騎でいいペースで行かれると・・・。
フォルクローレもメキメキと力をつけてきたダンスインザダーク産駒で、佐々木晶厩舎に佐藤哲騎手はタップダンスシチーコンビ、甘くは見れない5歳牝馬です。
マイネルソロモンもまだまだ怖い帝王譲りの末脚、名手・小牧騎手ならば、難しいこの馬でもいきなり最大限を引き出して来る可能性もあります。
テレグノシスは名実とも文句なしにトップランクなのですが、右回りの不安は拭いきれません、横山典騎手への乗り替りももちろん鞍上強化なのですが、テレグノに関してはどうか、という気もします。
バランスオブゲームも前走こそ案外でしたが、GI級の能力は信じ続けたいと思います、前々で直線グンと抜け出すような競馬ができれば・・・。
最後に快勝か惨敗かの気まぐれなマイネルモルゲンですが、右回りなら格段に安定しますし、後藤騎手も高い能力を信じて思い切って乗ってきそう、警戒したいです。
さあ明日は元祖スーパーアイドルホース・オグリキャップメモリアル!ワタクシはリアルタイムで見れなかったのが悔しいのですが、ビデオなどで彼のレースを何度も見ました、ほんとに怪物的な強さ、常軌を逸した強さを持つ馬でした。感動のラストラン・有馬記念がクローズアップされがちですが、マイルCSハナ差勝利→JC世界レコード2着というにわかに信じられない離れ業はやはり生まれ持ったドラマチックな才能を持つオグリだからこそできたのでしょうね・・・。
そして「ありがとう」という5文字だけのコピーが記されたオグリのポスター、あれに競走生活の全てが集約されているように思います・・・。
いきなり試金石!怪童エアサバス登場!
2004年11月19日 ワタクシの重賞展望明日は東京で東京スポーツ杯2歳Sが行なわれます。来春に向けて期待馬が集いました、このレースの結果次第でいきなりクラシックの一大勢力が築かれる可能性もあり、見逃せない一戦になりそうです。
注目はもちろん皐月賞・菊花賞を制した二冠馬エアシャカールの弟・エアサバス。兄は内に刺さったりと難しい面がありながらも、やはり物凄い爆発力を秘めていた馬でした。デビュー戦を見る限りでは難しい面はなさそうで素直な印象を受けるサバス。今回はある程度は才能の片鱗を見せなければならないだけに、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。
デイリー杯で強烈な末脚を叩き込んだペールギュント、展開利だけとは思えない末恐ろしい破壊力でした。今回は状態も前走以上を期待できますし、血統的にも激しいカン性で勝負する馬、激情に任せるタイプなだけに不発もありえますが、さて。
メガトンカフェも素晴らしいデビューを飾ったサンデーサイレンスの大物候補、兄フサイチコンコルド同様に底なしのポテンシャルを秘めているようなら、とんでもない競走馬になる可能性さえあります。ボニヤ騎手も世界の一流の腕を持つジョッキーなだけに結果を出してくれそうです。
いちょうSでキングヘイロー産駒ニシノドコマデモが突き抜け、2着にスペシャルウィーク産駒のスムースバリトン、しかもドコマデモは近親にセイウンスカイのいる血統・・・その事実だけでも98年のクラシック、あの熱い時代がフラッシュバックします。
ウイニングチケットの弟のサイボーグ、その名の通り得体の知れない?怖い存在。
札幌2歳Sで案外だったマイネルアドホックも能力さえ発揮すれば・・・。
残念なニュース・・・サクラプレジデントが、左前浅屈腱炎を発症、9ヶ月以上の休養は避けられない状況のようです・・・GI級の能力を持ちながら、苦悶の日々を送っていたプレジデントですが、香港で大きな勲章を得るのでは・・・と期待していたのですが。それにしても先日もレニングラードが屈腱炎で引退と、またも競馬界に屈腱炎が蔓延している気がします・・・。
また、新潟記念馬スーパージーンも引退が発表されましたが、春先からメキメキと力をつけてきたサッカーボーイの晩成タイプでこれからと思っていただけに、意外なニュースでした。乗馬として天才的な才能を見出されたということでしょうか?お疲れさま、ジーン。
注目はもちろん皐月賞・菊花賞を制した二冠馬エアシャカールの弟・エアサバス。兄は内に刺さったりと難しい面がありながらも、やはり物凄い爆発力を秘めていた馬でした。デビュー戦を見る限りでは難しい面はなさそうで素直な印象を受けるサバス。今回はある程度は才能の片鱗を見せなければならないだけに、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。
デイリー杯で強烈な末脚を叩き込んだペールギュント、展開利だけとは思えない末恐ろしい破壊力でした。今回は状態も前走以上を期待できますし、血統的にも激しいカン性で勝負する馬、激情に任せるタイプなだけに不発もありえますが、さて。
メガトンカフェも素晴らしいデビューを飾ったサンデーサイレンスの大物候補、兄フサイチコンコルド同様に底なしのポテンシャルを秘めているようなら、とんでもない競走馬になる可能性さえあります。ボニヤ騎手も世界の一流の腕を持つジョッキーなだけに結果を出してくれそうです。
いちょうSでキングヘイロー産駒ニシノドコマデモが突き抜け、2着にスペシャルウィーク産駒のスムースバリトン、しかもドコマデモは近親にセイウンスカイのいる血統・・・その事実だけでも98年のクラシック、あの熱い時代がフラッシュバックします。
ウイニングチケットの弟のサイボーグ、その名の通り得体の知れない?怖い存在。
札幌2歳Sで案外だったマイネルアドホックも能力さえ発揮すれば・・・。
残念なニュース・・・サクラプレジデントが、左前浅屈腱炎を発症、9ヶ月以上の休養は避けられない状況のようです・・・GI級の能力を持ちながら、苦悶の日々を送っていたプレジデントですが、香港で大きな勲章を得るのでは・・・と期待していたのですが。それにしても先日もレニングラードが屈腱炎で引退と、またも競馬界に屈腱炎が蔓延している気がします・・・。
また、新潟記念馬スーパージーンも引退が発表されましたが、春先からメキメキと力をつけてきたサッカーボーイの晩成タイプでこれからと思っていただけに、意外なニュースでした。乗馬として天才的な才能を見出されたということでしょうか?お疲れさま、ジーン。
気高き王国の風!グランロワイヤル!
2004年11月17日 ワタクシの注目の新馬はい、今週も注目の新馬、このコーナー、なんとしても私の競馬生命にかけてもダービー馬を獲り逃してはならないと思っているのですが、気がつけばサンデーサイレンス王国が築かれていたりします・・・。
ということで今回もサンデー産駒、その名も気高いグランロワイヤルです。後方2番手からですが、インを割って進出、こちらもかなりの評判馬グッドネイバーに出し抜けを食らわせて勝利の凱歌を挙げました。
馬と馬の狭い隙間を突き抜けるあたり、サンデー特有の激しい勝負根性が溢れんばかり・・・これはかなりの逸材ですね、大きな舞台へ大事に大事に行って欲しい、松田国調教師、今度こそはよろしくお願いしますよ!
ということで今回もサンデー産駒、その名も気高いグランロワイヤルです。後方2番手からですが、インを割って進出、こちらもかなりの評判馬グッドネイバーに出し抜けを食らわせて勝利の凱歌を挙げました。
馬と馬の狭い隙間を突き抜けるあたり、サンデー特有の激しい勝負根性が溢れんばかり・・・これはかなりの逸材ですね、大きな舞台へ大事に大事に行って欲しい、松田国調教師、今度こそはよろしくお願いしますよ!
トム・クルーズとサイレントクルーズ。
2004年11月16日 ワタクシのスーパーグダグダ日記
サイレントクルーズは現在も準オープンのレースでガシガシ走っていて、79戦ものレースを戦い抜いている頭が下がるサンデーサイレンス産駒の8歳馬であります、しかし突然思い出したかのように末脚を爆発させることがあるので注意しましょう♪はい、今週もワタクシのグダグダ日記でございます。
土曜の夜は公開を楽しみにしていたトム・クルーズ氏主演の最新作「コラテラル」を見に行きました、単騎でレイトショーです。なぜ昼間に行かないかと申しますと、映画館がカップルの巣のようになっているからであります、孤独の侘しさで気が散って集中できませんのですよ。
しかしそのレイトショーも諸刃の剣と申しますか、とにかく迫りくる眠気には用心しなければなりません・・・というのは今回もその眠気にやられたからです・・・。
ネタバレに警戒して書きますと・・・最後の最後の重要な重要なシーンで、まあ結果はわかったのは救いでしたが、その過程というか、その場面の一瞬だけふっと眠りに入ってしまって、ちょっと消化不良というか、競馬的に言うと末脚不発みたいなそんな感じになってしまったのです。
まあ、それはいいとして本編はなかなか面白かったです、トムの前作「ラスト・サムライ」に烈火のように入れ込んだワタクシ(昨年の今頃でしたな♪)でしたが、今回はそういうタイプの映画でもないし、言葉は悪いですがあんまり期待していなかったのですが、良かったです。話も引き込まれる内容でしたし、BGMがなんとも抜群に良かったですねぇ。
で、悪党ワタクシは例によって、小綺麗でお洒落でスタイリッシュな映画館であるにもかかわらず、缶ビールを持参して飲みながら見るんですが、失敗だったのがおつまみにポテチをチョイスしたこと・・・袋が破けず(縦にも裂けないんだもの)ガサガサと音が出ます・・・基本的には小心者なので断念、あんまり轟音のする映画でもなかったですし・・・今度はイカの燻製とか、そういうのにしよう。
☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
先週紹介したマンドゥ・ディアオのリリースされたばかりのセカンドアルバムです、レトロっぽさはさらに磨きがかかっています、こんな古き良きロックミュージックを奏でるバンドが、ワタクシより若い22,3だなんて信じられないですね・・・。
廃れゆく一方のこういうロックらしい曲にシンパシーを感じるあたり、ワタクシもまだまだロックというジャンルの大いなる可能性を信じているのかもしれませんなあ・・・と言いつつ、次に欲しいのはエミネムの新譜だったりもしますが・・・。
マンドゥ・ディアオ「ゴッド・ノウズ」
土曜の夜は公開を楽しみにしていたトム・クルーズ氏主演の最新作「コラテラル」を見に行きました、単騎でレイトショーです。なぜ昼間に行かないかと申しますと、映画館がカップルの巣のようになっているからであります、孤独の侘しさで気が散って集中できませんのですよ。
しかしそのレイトショーも諸刃の剣と申しますか、とにかく迫りくる眠気には用心しなければなりません・・・というのは今回もその眠気にやられたからです・・・。
ネタバレに警戒して書きますと・・・最後の最後の重要な重要なシーンで、まあ結果はわかったのは救いでしたが、その過程というか、その場面の一瞬だけふっと眠りに入ってしまって、ちょっと消化不良というか、競馬的に言うと末脚不発みたいなそんな感じになってしまったのです。
まあ、それはいいとして本編はなかなか面白かったです、トムの前作「ラスト・サムライ」に烈火のように入れ込んだワタクシ(昨年の今頃でしたな♪)でしたが、今回はそういうタイプの映画でもないし、言葉は悪いですがあんまり期待していなかったのですが、良かったです。話も引き込まれる内容でしたし、BGMがなんとも抜群に良かったですねぇ。
で、悪党ワタクシは例によって、小綺麗でお洒落でスタイリッシュな映画館であるにもかかわらず、缶ビールを持参して飲みながら見るんですが、失敗だったのがおつまみにポテチをチョイスしたこと・・・袋が破けず(縦にも裂けないんだもの)ガサガサと音が出ます・・・基本的には小心者なので断念、あんまり轟音のする映画でもなかったですし・・・今度はイカの燻製とか、そういうのにしよう。
☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
先週紹介したマンドゥ・ディアオのリリースされたばかりのセカンドアルバムです、レトロっぽさはさらに磨きがかかっています、こんな古き良きロックミュージックを奏でるバンドが、ワタクシより若い22,3だなんて信じられないですね・・・。
廃れゆく一方のこういうロックらしい曲にシンパシーを感じるあたり、ワタクシもまだまだロックというジャンルの大いなる可能性を信じているのかもしれませんなあ・・・と言いつつ、次に欲しいのはエミネムの新譜だったりもしますが・・・。
マンドゥ・ディアオ「ゴッド・ノウズ」
淀震撼、破壊のグルーヴ!アドマイヤグルーヴ、エリザベス女王杯連覇達成!
2004年11月14日 ワタクシの重賞回顧ゆったりした流れ、しかし縦長の隊列、逃げたメイショウバトラー、番手を掴んだオースミハルカ、幻惑ペースに落としいれ、行った行ったの完全犯罪が成立したような感覚を覚えました・・・しかしやはり、女王は甘くなかった、流れを強引に引き寄せるかのように馬場の真ん中を真っ二つに突き破って、空気の壁を壊すような破壊的な末脚が爆発・・・今年もアドマイヤグルーヴがエリザベス女王から賜る冠をその頭上に輝かせました!
今が最高潮、まさに完成期に至った誇り高き女王の競馬でした、スローペースにも慌てず騒がず、三冠牝馬スティルインラブを見ながらのレースは今年も同じ、ユタカ騎手とのレスピレイションを楽しむように道中を進んで、4コーナーではインをズバッと掬って、馬場のいい外目の緑のVロードを駆け抜けました。天皇賞・秋から強行軍の競馬になっただけに、今年はこれで休養に入りますが、堂々と女王の座を防衛したグルーヴ、さあ来年は母エアグルーヴへの挑戦、強豪牡馬を蹴散らして、日本競馬の頂点を再び目指します!
メイショウバトラーを捕らえ、完全に抜け出したオースミハルカ、鞍上の川島騎手としても完璧なシナリオを遂行しました・・・最後は決め手と貫禄の差で2着に敗れましたが、控える競馬をマスター、最後までよく粘りこんで3着以下の追撃を振り切り、2200も克服したこのフサイチコンコルド娘の着実な成長には驚くばかりです。
3着に後方から淀の直線に懸けてきたペリエ騎手のエルノヴァ、グルーヴには歯が立ちませんでしたが、この距離はやはり合う感じ、クイーンS1,2着が女王杯の2,3着ということになりました。4着エリモピクシーは自慢の末脚が生きました、直線は内に突っ込んで、馬群を縫うように伸びてきました。
秋華賞馬スイープトウショウは5着・・・返し馬の時点で馬場入りを嫌うなど、3歳女王らしい?我がままぶりを見せてしまいました、ゲート入りも前走同様てこずり、結果、いつもより大きな出遅れを喫してしまいました・・・スローで縦長という展開も合わなかった印象・・・それでも最後は懸命に末脚を繰り出していましたが・・・爆発か不発かの危うい面もスイープの魅力と言ってしまえばそれまでなんですが・・・来年以降、この気性が解消してドッシリしてくれば言うことはないのですが・・・。
三冠牝馬、失墜の9着・・・道中はアドマイヤグルーヴの前で4コーナー、グルーヴとは対照的に果敢に外に持ち出した幸騎手の戦法も、抜群の手ごたえがあった上でスティルインラブの能力を信じたからこそ・・・しかし直線、昨年のように弾けるスティルは戻ってきませんでした、大崩れは考えられなかった牝馬同士の一戦で大敗・・本質的に早稲なのか、とは思いたくないのですが・・・。
さて、福島はこれぞハンデ戦の大接戦、制したのはデビュー2年目の長谷川浩大騎手のセフティーエンペラでした、3番手からここしかないタイミングで抜け出し、波のように襲い掛かる後続の末脚を退ける内容、父はなじみのないソビエトスター、辛抱強くレースを使ってきた努力が結実した勝利といえそうです。
2着になんとここで駆けたノースフライトの息子ミスキャスト、差し脚を存分に生かして、差しきったかと見まごう勢いでした。3着は最低人気のラヴァリージェニオが突っ込んできました。
コイントスはスタートで岡部騎手が落ちそうになるアクシデント、それでも、7着まで追い上げているだけでも充分でしょうか・・・次が勝負です。
1番人気のカナハラドラゴンは切れを荒れ馬場で殺がれたか、13着と大敗でした。
土曜の京王杯2歳Sは勝浦騎手のスキップジャックがインをついて急襲、主戦を務めてきたテレグノシスの乗り替りを命じられた勝浦騎手、しかし師の思いを汲んで、悔しさをバネに早くも結果を出してきました。
メジロブライト、メジロドーベル以降でクラシックで活躍する大物が続かなかったメジロライアン産駒ですが、この勝ちっぷりなら・・・と期待が持てる内容です。
2着はペリエ騎手のキングストレイル、またも勝ちきれない面を見せてしまいましたが、しぶとく伸びて能力の高さは証明、シンコウラブリイの近親でもあるのでマイルで見直してみたいですね。
3着はスタミナを生かし、一杯に粘りこんだセイウンニムカウでした。
連勝ストップとなってしまったマイネルレコルトですが、何といってもスタートが悪く、ダッシュも今ひとつ・・・最後までエンジンかかかりませんでした、5着、力負けではないのですが、2歳チャンプの座に暗雲でしょうか・・・。
最後に京都の土曜メイン・清水Sを勝ったハットトリック。マイル界の超新星になってきそうなレベルの高い末脚を持っています、今回は差す競馬も完璧にこなして完勝、名前を覚えておきたいサンデーサイレンス産駒の3歳馬です。
今が最高潮、まさに完成期に至った誇り高き女王の競馬でした、スローペースにも慌てず騒がず、三冠牝馬スティルインラブを見ながらのレースは今年も同じ、ユタカ騎手とのレスピレイションを楽しむように道中を進んで、4コーナーではインをズバッと掬って、馬場のいい外目の緑のVロードを駆け抜けました。天皇賞・秋から強行軍の競馬になっただけに、今年はこれで休養に入りますが、堂々と女王の座を防衛したグルーヴ、さあ来年は母エアグルーヴへの挑戦、強豪牡馬を蹴散らして、日本競馬の頂点を再び目指します!
メイショウバトラーを捕らえ、完全に抜け出したオースミハルカ、鞍上の川島騎手としても完璧なシナリオを遂行しました・・・最後は決め手と貫禄の差で2着に敗れましたが、控える競馬をマスター、最後までよく粘りこんで3着以下の追撃を振り切り、2200も克服したこのフサイチコンコルド娘の着実な成長には驚くばかりです。
3着に後方から淀の直線に懸けてきたペリエ騎手のエルノヴァ、グルーヴには歯が立ちませんでしたが、この距離はやはり合う感じ、クイーンS1,2着が女王杯の2,3着ということになりました。4着エリモピクシーは自慢の末脚が生きました、直線は内に突っ込んで、馬群を縫うように伸びてきました。
秋華賞馬スイープトウショウは5着・・・返し馬の時点で馬場入りを嫌うなど、3歳女王らしい?我がままぶりを見せてしまいました、ゲート入りも前走同様てこずり、結果、いつもより大きな出遅れを喫してしまいました・・・スローで縦長という展開も合わなかった印象・・・それでも最後は懸命に末脚を繰り出していましたが・・・爆発か不発かの危うい面もスイープの魅力と言ってしまえばそれまでなんですが・・・来年以降、この気性が解消してドッシリしてくれば言うことはないのですが・・・。
三冠牝馬、失墜の9着・・・道中はアドマイヤグルーヴの前で4コーナー、グルーヴとは対照的に果敢に外に持ち出した幸騎手の戦法も、抜群の手ごたえがあった上でスティルインラブの能力を信じたからこそ・・・しかし直線、昨年のように弾けるスティルは戻ってきませんでした、大崩れは考えられなかった牝馬同士の一戦で大敗・・本質的に早稲なのか、とは思いたくないのですが・・・。
さて、福島はこれぞハンデ戦の大接戦、制したのはデビュー2年目の長谷川浩大騎手のセフティーエンペラでした、3番手からここしかないタイミングで抜け出し、波のように襲い掛かる後続の末脚を退ける内容、父はなじみのないソビエトスター、辛抱強くレースを使ってきた努力が結実した勝利といえそうです。
2着になんとここで駆けたノースフライトの息子ミスキャスト、差し脚を存分に生かして、差しきったかと見まごう勢いでした。3着は最低人気のラヴァリージェニオが突っ込んできました。
コイントスはスタートで岡部騎手が落ちそうになるアクシデント、それでも、7着まで追い上げているだけでも充分でしょうか・・・次が勝負です。
1番人気のカナハラドラゴンは切れを荒れ馬場で殺がれたか、13着と大敗でした。
土曜の京王杯2歳Sは勝浦騎手のスキップジャックがインをついて急襲、主戦を務めてきたテレグノシスの乗り替りを命じられた勝浦騎手、しかし師の思いを汲んで、悔しさをバネに早くも結果を出してきました。
メジロブライト、メジロドーベル以降でクラシックで活躍する大物が続かなかったメジロライアン産駒ですが、この勝ちっぷりなら・・・と期待が持てる内容です。
2着はペリエ騎手のキングストレイル、またも勝ちきれない面を見せてしまいましたが、しぶとく伸びて能力の高さは証明、シンコウラブリイの近親でもあるのでマイルで見直してみたいですね。
3着はスタミナを生かし、一杯に粘りこんだセイウンニムカウでした。
連勝ストップとなってしまったマイネルレコルトですが、何といってもスタートが悪く、ダッシュも今ひとつ・・・最後までエンジンかかかりませんでした、5着、力負けではないのですが、2歳チャンプの座に暗雲でしょうか・・・。
最後に京都の土曜メイン・清水Sを勝ったハットトリック。マイル界の超新星になってきそうなレベルの高い末脚を持っています、今回は差す競馬も完璧にこなして完勝、名前を覚えておきたいサンデーサイレンス産駒の3歳馬です。
エリザベスティアラは渡さない!アドマイヤグルーヴ!
2004年11月13日 ワタクシの重賞展望秋深まる古都の趣き豊かな情景には華やかな淑女たちが似合います・・・さあ今年もエリザベス女王杯、牝馬最強の座を、真の女王の座を懸けて、その美しさに磨きをかけた18頭の女王候補が淀の地に集いました。
昨年の覇者アドマイヤグルーヴ、三冠牝馬スティルインラブとの死闘を制したレースは、昨年の文句なしのベストバウトでした。今年は天皇賞・秋に挑戦し、堂々3着、強豪牡馬を従えて女王としての箔もつけてこの舞台に挑む今回、昨年以上の自信を胸に堂々とターフを踏みしめます。
中1週でも、叩き3戦目で鉄砲駆けしないグルーヴとしては走りごろ、女王として自分の競馬を完全に掴んで、構築し始めたグルーヴに女王杯3連覇中の最高のパートナー・ユタカ騎手とくれば母から受け継いだ最強の末脚を今年も淀で全開させてくれるはずです!
末脚比べなら前年の女王が相手でも、決して引けをとりません、驚異的な末脚を武器に秋華賞を勝ちとったスイープトウショウ、今回も自分のスタイルを信じて貫くのみです・・・腹をくくった大胆な戦法で最強の末脚を引き出した池添騎手、今回もスタートには目をつぶって、直線に全てを捧げるのみ・・・外回りコースに変わって直線が伸び、条件はピタリ揃っています。女王グルーヴに渾身の力を込めて斬鉄剣を叩き込むだけです!
3つのティアラに錆び付きはないはず・・・悩める三冠牝馬スティルインラブ。強豪牡馬相手に失意の春を過ごしたスティルでしたが、ようやく心身ともに栄光の頂点にいた1年前の状態に戻ってきました。スティルの最大の武器は抜群の自在性、前でもパワーで押し切る競馬ができ、後ろからでもシャープな末脚を生かせる柔軟さが17年ぶりの牝馬三冠を成し遂げたといっても過言ではありません、とにかく幸騎手の笑顔がまた見たい、スティルインラブ・・・その名の通り、愛を信じて戦うのみです。
今週もペリエ騎手とともに牙をむきそうな藤沢和軍団、エルノヴァも光る末脚があります、120%の能力を引き出す名手の手綱で新女王の座を目論見ます。
ナリタトップロードで培った確かな技術を武器に渡辺薫彦騎手が騎乗するレクレドールも勝負気配が漂います、秋華賞が馬体減も手伝って消化不良気味だっただけに、巻き返したい思いは強いでしょう。
それぞれに個性的な美しさを秘めているダークホースたちも、女王の座を虎視眈々と狙っています。
ゲート入りが心配ですが、名手・小牧太騎手に託されて、おてんば娘のグローリアスデイズが変わってきそうです。
前走の2番手から勝利を飾ったのは大きな大きな収穫、若き川島騎手とオースミハルカが昨年とは一味も二味も違う粘りを見せてくれそうです。
ヤマニンアラバスタも秋華賞では見せ場、末脚はパワフルなだけに警戒したい芦毛の馬体です。
逃げてどこまで、女王の座に完全と特攻するメイショウバトラーは前半を盛り上げてくれます、いや、充実しているだけに後半も怖いですよ。
姉にエリザベス女王杯馬エリモシックをもつエリモピクシー、姉同様に確実な末脚を持ちます。
そして外国から挑戦してきたウォートルベリー、GIの冠こそありませんが、招待ではない本気の挑戦だけに不気味なフランスの刺客です。
最後にワタクシの溺愛するナリタブライアン産駒ブライアンズレター、厳しいレースは覚悟しますが、出てきてくれたことがまず嬉しいですね。オークスに出たブライアンハニーは9着でした、レターには頑張ってその上を目指して欲しいです、がんばれブライアンコ!
さて、明日はスピードシンボリメモリアル、7冠馬のシンボリルドルフの母の父としても有名ですが、後にルドルフの調教師となる野平祐二騎手とともにキングジョージや凱旋門賞に挑戦した、世界に挑む日本競馬のパイオニア的存在であります。
今年の凱旋門はタップダンスシチーが挑戦しましたが17着に敗れてしまいました・・・まだまだ世界は遠い・・・いつの日にか日本馬が世界の頂点に立つ日をスピードも野平先生とともに天国から心待ちにしているのでしょうね。
昨年の覇者アドマイヤグルーヴ、三冠牝馬スティルインラブとの死闘を制したレースは、昨年の文句なしのベストバウトでした。今年は天皇賞・秋に挑戦し、堂々3着、強豪牡馬を従えて女王としての箔もつけてこの舞台に挑む今回、昨年以上の自信を胸に堂々とターフを踏みしめます。
中1週でも、叩き3戦目で鉄砲駆けしないグルーヴとしては走りごろ、女王として自分の競馬を完全に掴んで、構築し始めたグルーヴに女王杯3連覇中の最高のパートナー・ユタカ騎手とくれば母から受け継いだ最強の末脚を今年も淀で全開させてくれるはずです!
末脚比べなら前年の女王が相手でも、決して引けをとりません、驚異的な末脚を武器に秋華賞を勝ちとったスイープトウショウ、今回も自分のスタイルを信じて貫くのみです・・・腹をくくった大胆な戦法で最強の末脚を引き出した池添騎手、今回もスタートには目をつぶって、直線に全てを捧げるのみ・・・外回りコースに変わって直線が伸び、条件はピタリ揃っています。女王グルーヴに渾身の力を込めて斬鉄剣を叩き込むだけです!
3つのティアラに錆び付きはないはず・・・悩める三冠牝馬スティルインラブ。強豪牡馬相手に失意の春を過ごしたスティルでしたが、ようやく心身ともに栄光の頂点にいた1年前の状態に戻ってきました。スティルの最大の武器は抜群の自在性、前でもパワーで押し切る競馬ができ、後ろからでもシャープな末脚を生かせる柔軟さが17年ぶりの牝馬三冠を成し遂げたといっても過言ではありません、とにかく幸騎手の笑顔がまた見たい、スティルインラブ・・・その名の通り、愛を信じて戦うのみです。
今週もペリエ騎手とともに牙をむきそうな藤沢和軍団、エルノヴァも光る末脚があります、120%の能力を引き出す名手の手綱で新女王の座を目論見ます。
ナリタトップロードで培った確かな技術を武器に渡辺薫彦騎手が騎乗するレクレドールも勝負気配が漂います、秋華賞が馬体減も手伝って消化不良気味だっただけに、巻き返したい思いは強いでしょう。
それぞれに個性的な美しさを秘めているダークホースたちも、女王の座を虎視眈々と狙っています。
ゲート入りが心配ですが、名手・小牧太騎手に託されて、おてんば娘のグローリアスデイズが変わってきそうです。
前走の2番手から勝利を飾ったのは大きな大きな収穫、若き川島騎手とオースミハルカが昨年とは一味も二味も違う粘りを見せてくれそうです。
ヤマニンアラバスタも秋華賞では見せ場、末脚はパワフルなだけに警戒したい芦毛の馬体です。
逃げてどこまで、女王の座に完全と特攻するメイショウバトラーは前半を盛り上げてくれます、いや、充実しているだけに後半も怖いですよ。
姉にエリザベス女王杯馬エリモシックをもつエリモピクシー、姉同様に確実な末脚を持ちます。
そして外国から挑戦してきたウォートルベリー、GIの冠こそありませんが、招待ではない本気の挑戦だけに不気味なフランスの刺客です。
最後にワタクシの溺愛するナリタブライアン産駒ブライアンズレター、厳しいレースは覚悟しますが、出てきてくれたことがまず嬉しいですね。オークスに出たブライアンハニーは9着でした、レターには頑張ってその上を目指して欲しいです、がんばれブライアンコ!
さて、明日はスピードシンボリメモリアル、7冠馬のシンボリルドルフの母の父としても有名ですが、後にルドルフの調教師となる野平祐二騎手とともにキングジョージや凱旋門賞に挑戦した、世界に挑む日本競馬のパイオニア的存在であります。
今年の凱旋門はタップダンスシチーが挑戦しましたが17着に敗れてしまいました・・・まだまだ世界は遠い・・・いつの日にか日本馬が世界の頂点に立つ日をスピードも野平先生とともに天国から心待ちにしているのでしょうね。
無敗神話は終わらない・・・マイネルレコルト再始動!
2004年11月12日 ワタクシの重賞展望明日は東京で2歳王者決定戦へと繋がる大事な一戦・京王杯2歳Sが行なわれます。明後日は京都でエリザベス女王杯が行なわれますが、裏開催の福島で福島記念が行われます、ここで展望したいと思います。
まず京王杯は無敗で新潟王者になったマイネルレコルトが朝日杯FSを睨んで再始動、折り合いガッチリで直線は末脚炸裂・・・センス充分の競馬ぶりは2歳馬とは思えない円熟味を感じるほど、完成度では他の追随を許しません。
後藤騎手からも絶大な信頼を受けているレコルト、メンバー的にも頭ひとつに抜けているこのレースは確勝でしょう。
アドマイヤベガの遺児・レキシントンブルーも父譲りの切れ味を持つ一頭であり、強いハートを持つ馬というイメージ、前走のききょうSでは直線で心が折れても仕方ないほどの大きな不利を受けましたが、怒りを力に変えたかのように伸びて勝利、スムーズなら圧勝だったはずで、純粋な能力でレコルトを倒せるならこの馬です。
ペリエ騎手のキングストレイルも天皇賞馬ゼンノロブロイがそうだった様に煮え切らない状態を一変させてくれそう、クラシック級の評価を受けている相当な血統馬なだけに期待したいです。
後は前走、同じ東京1400で逃げ切っているセイウンニムカウ、カーネギー産駒でスタミナに警戒です。
かえで賞を勝ったエーティーホーオー、小柄な馬体ですが、そうは思えないほどパワーの勝ったタイプ。
コスモラヴアゲインは佐々木晶調教師いわく「コスモサンビーム以上」マイネルラヴ産駒のスピード馬・・・あながちラッパとも思えない下地はあります。
福島記念は有馬記念3着の実績を誇るコイントスと岡部騎手のコンビが大きな目玉ですが、休み明け大敗後で難しいところですが、重賞戦線で強豪相手に接戦を演じてきた自負があるだけに、その走りに注目、復活Vを手土産に有馬に向かって欲しいですね。
ダンツジャッジは58キロ、これまでの実績を考えれば恵まれました。鞍上は頼もしい名手・大西騎手、ここでは力が違うところを存分に見せてくれそうです。
メジロマントルもペース次第ですがうまくスローに落とせればしぶとさが生きてきそう、朝日CCは勝ちに等しい内容でした。
後はアサカディフィートもメンバー次第で走るタイプ、この相手ならと腕を撫します。
カナハラドラゴンもとうに重賞を獲っていてもいい、決め手のあるアンバーシャダイ産駒、嵌れば重量感のある脚を使ってきます。
アンフィトリオンはかつてライバルだったサンデーサイレンスとイージーゴアーの息子と娘が生み出した結晶、まさに夢の配合です。
マイネルアムンゼンももっと高い位置を狙って欲しい馬、ここでは58キロでも上等という意気込みです。
勢いそのままに重賞挑戦のエリモハリアー、若い北村浩平騎手で一発がにおいます。
前走はGIダービーGPでドキッとさせた羽田盃馬トキノコジロー、中央の芝で新味を見せてくれば・・・。
最後にこんなはずはない、と意外に伸び悩むマーベラスダンスですが、強烈な脚がある馬だけに浮上のきっかけを掴んで欲しいですね。
まず京王杯は無敗で新潟王者になったマイネルレコルトが朝日杯FSを睨んで再始動、折り合いガッチリで直線は末脚炸裂・・・センス充分の競馬ぶりは2歳馬とは思えない円熟味を感じるほど、完成度では他の追随を許しません。
後藤騎手からも絶大な信頼を受けているレコルト、メンバー的にも頭ひとつに抜けているこのレースは確勝でしょう。
アドマイヤベガの遺児・レキシントンブルーも父譲りの切れ味を持つ一頭であり、強いハートを持つ馬というイメージ、前走のききょうSでは直線で心が折れても仕方ないほどの大きな不利を受けましたが、怒りを力に変えたかのように伸びて勝利、スムーズなら圧勝だったはずで、純粋な能力でレコルトを倒せるならこの馬です。
ペリエ騎手のキングストレイルも天皇賞馬ゼンノロブロイがそうだった様に煮え切らない状態を一変させてくれそう、クラシック級の評価を受けている相当な血統馬なだけに期待したいです。
後は前走、同じ東京1400で逃げ切っているセイウンニムカウ、カーネギー産駒でスタミナに警戒です。
かえで賞を勝ったエーティーホーオー、小柄な馬体ですが、そうは思えないほどパワーの勝ったタイプ。
コスモラヴアゲインは佐々木晶調教師いわく「コスモサンビーム以上」マイネルラヴ産駒のスピード馬・・・あながちラッパとも思えない下地はあります。
福島記念は有馬記念3着の実績を誇るコイントスと岡部騎手のコンビが大きな目玉ですが、休み明け大敗後で難しいところですが、重賞戦線で強豪相手に接戦を演じてきた自負があるだけに、その走りに注目、復活Vを手土産に有馬に向かって欲しいですね。
ダンツジャッジは58キロ、これまでの実績を考えれば恵まれました。鞍上は頼もしい名手・大西騎手、ここでは力が違うところを存分に見せてくれそうです。
メジロマントルもペース次第ですがうまくスローに落とせればしぶとさが生きてきそう、朝日CCは勝ちに等しい内容でした。
後はアサカディフィートもメンバー次第で走るタイプ、この相手ならと腕を撫します。
カナハラドラゴンもとうに重賞を獲っていてもいい、決め手のあるアンバーシャダイ産駒、嵌れば重量感のある脚を使ってきます。
アンフィトリオンはかつてライバルだったサンデーサイレンスとイージーゴアーの息子と娘が生み出した結晶、まさに夢の配合です。
マイネルアムンゼンももっと高い位置を狙って欲しい馬、ここでは58キロでも上等という意気込みです。
勢いそのままに重賞挑戦のエリモハリアー、若い北村浩平騎手で一発がにおいます。
前走はGIダービーGPでドキッとさせた羽田盃馬トキノコジロー、中央の芝で新味を見せてくれば・・・。
最後にこんなはずはない、と意外に伸び悩むマーベラスダンスですが、強烈な脚がある馬だけに浮上のきっかけを掴んで欲しいですね。
世界を睨む最強の志士となれ!サムライハート!
2004年11月11日 ワタクシの注目の新馬文句無しに今年の2歳の最大の注目馬といえるでしょう、父サンデーサイレンス、母エアグルーヴ・・・先週の日曜の京都でサムライハートが遂に初陣を飾りました。
前半は4番手で集中してじっくりと追走、追われるとやはり天皇賞馬の母を彷彿させる沈み込むような加速力で一閃、サムライの名に恥じない斬れを見せてくれました。
この血統は姉アドマイヤグルーヴもそうでしたが、競馬を覚えるごとに我の強さが出て、掛かり気味になるのが不安といえば不安、しかし男馬でどっしりした風格があるサムライならばクラシックまで順調に行ってくれそうですね、しかし・・・日本ダービーというレースをこんなに強く意識させてくれる馬はいません!
厩舎は母と同じ伊藤雄二厩舎、じっくり育てるタイプの厩舎ですが、サムライの能力ならば、成長途上でも大きなところを獲ってくれると確信しております。
先々週の東京でペリエ騎手の手綱で勝ったメガトンカフェもなかなかスケールの大きな勝ち方を見せてくれましたね、兄に種牡馬としても絶好調な音速のダービー馬・フサイチコンコルドを持ち、全兄は未完の大器という感じもあったボーンキング、才能がさらに力強く花開けばクラシックでも・・・という期待があります。父はもちろんサンデー、厩舎はマンハッタンカフェの小島太厩舎です!
前半は4番手で集中してじっくりと追走、追われるとやはり天皇賞馬の母を彷彿させる沈み込むような加速力で一閃、サムライの名に恥じない斬れを見せてくれました。
この血統は姉アドマイヤグルーヴもそうでしたが、競馬を覚えるごとに我の強さが出て、掛かり気味になるのが不安といえば不安、しかし男馬でどっしりした風格があるサムライならばクラシックまで順調に行ってくれそうですね、しかし・・・日本ダービーというレースをこんなに強く意識させてくれる馬はいません!
厩舎は母と同じ伊藤雄二厩舎、じっくり育てるタイプの厩舎ですが、サムライの能力ならば、成長途上でも大きなところを獲ってくれると確信しております。
先々週の東京でペリエ騎手の手綱で勝ったメガトンカフェもなかなかスケールの大きな勝ち方を見せてくれましたね、兄に種牡馬としても絶好調な音速のダービー馬・フサイチコンコルドを持ち、全兄は未完の大器という感じもあったボーンキング、才能がさらに力強く花開けばクラシックでも・・・という期待があります。父はもちろんサンデー、厩舎はマンハッタンカフェの小島太厩舎です!
頑張れ頑張れホリエモン。
2004年11月10日 ワタクシのスーパーグダグダ日記
ホリエモンはブラックタイアフェアー産駒の2歳牡馬、馬名はオーナーのライブドアの堀江社長のあだ名をそのままつけたそうですね。はい、ワタクシのグダグダ日記でございます。
先週は風邪がなかなか治らず、週末も一歩も家から出る気力なしでございました・・・変な話ですが、夜寝るのだけが楽しみで仕方なかったというのが実情であります・・・。
今週は風邪も抜けてきて、バイタリティが幾分か戻ってきた感じ、なのでぼちぼち年末に向けて、仲間内の忘年会の準備などをしているのであります、飲み会の幹事はよくやるのですけど、忘年会とくればちょっと変わったことをしてみたいと思案中、エンターテイメントを追求してみたいと意気込んでいるのであります。
考えたイベント・・・「一週間遅れのクリスマスプレゼント交換会」「カラオケ紅白歌合戦」「お年玉争奪ウノ大会」「新潟チャリティーオークション」・・・まあ結局は飲み→カラオケで終わりそうなのですが・・・。
話は変わって、ちょこっと競馬の話・・・プロ野球参入を断念したライブドアの堀江社長が高崎や笠松など地方競馬再生へ動き出してくれたそうですね、ワタクシのような地方大好き人間には堀江社長が神様に見えて仕方のない話♪現実にはそう簡単にはいかないでしょうが・・・ホリエモンともどもがんばれライブドア、堀江社長!
なんて騒いでたら、アンカツ騎手が入院というニュース・・・しかしユタカ騎手もそうなんですが、アンカツ騎手は馬上にいないことがきたるGIの面白さを低下させるような存在、病気だけにあせらずじっくり治して欲しいのは山々ですが、アドマイヤドンが控えるJCウィークには間に合って欲しいですね・・・。
☆ワタクシの末脚炸裂BGM♪
かなりマイナーなスウェーデン出身のロックバンド、マンドゥ・ディアオのデビューアルバムです。これは昨年上山競馬場に行ったときヘビーローテで聞きまくっていましたね・・・60年代や70年代のレトロなサウンドが売りなんですが、その時代をリアルタイムで生きていないのに、どうしてこうも甘酸っぱい香りがするのでしょうね?極上の泣きメロのこのナンバーを。
マンドゥ・ディアオ「ミスター・ムーン」
先週は風邪がなかなか治らず、週末も一歩も家から出る気力なしでございました・・・変な話ですが、夜寝るのだけが楽しみで仕方なかったというのが実情であります・・・。
今週は風邪も抜けてきて、バイタリティが幾分か戻ってきた感じ、なのでぼちぼち年末に向けて、仲間内の忘年会の準備などをしているのであります、飲み会の幹事はよくやるのですけど、忘年会とくればちょっと変わったことをしてみたいと思案中、エンターテイメントを追求してみたいと意気込んでいるのであります。
考えたイベント・・・「一週間遅れのクリスマスプレゼント交換会」「カラオケ紅白歌合戦」「お年玉争奪ウノ大会」「新潟チャリティーオークション」・・・まあ結局は飲み→カラオケで終わりそうなのですが・・・。
話は変わって、ちょこっと競馬の話・・・プロ野球参入を断念したライブドアの堀江社長が高崎や笠松など地方競馬再生へ動き出してくれたそうですね、ワタクシのような地方大好き人間には堀江社長が神様に見えて仕方のない話♪現実にはそう簡単にはいかないでしょうが・・・ホリエモンともどもがんばれライブドア、堀江社長!
なんて騒いでたら、アンカツ騎手が入院というニュース・・・しかしユタカ騎手もそうなんですが、アンカツ騎手は馬上にいないことがきたるGIの面白さを低下させるような存在、病気だけにあせらずじっくり治して欲しいのは山々ですが、アドマイヤドンが控えるJCウィークには間に合って欲しいですね・・・。
☆ワタクシの末脚炸裂BGM♪
かなりマイナーなスウェーデン出身のロックバンド、マンドゥ・ディアオのデビューアルバムです。これは昨年上山競馬場に行ったときヘビーローテで聞きまくっていましたね・・・60年代や70年代のレトロなサウンドが売りなんですが、その時代をリアルタイムで生きていないのに、どうしてこうも甘酸っぱい香りがするのでしょうね?極上の泣きメロのこのナンバーを。
マンドゥ・ディアオ「ミスター・ムーン」
今年もホッカイドウから期待の星!モエレアドミラル、北海道2歳優駿制覇!
2004年11月9日 ワタクシの交流重賞今日は門別競馬場で北海道2歳優駿が行われました。日も傾きかけた門別で、あのオークス馬シルクプリマドンナの弟・モエレアドミラルが熱い走りで4馬身差の圧勝!勝負所でスーツと先行集団に取り付いて、直線で弾ける内容はセンス抜群で姉以上の高い素質も感じます、それにしても今年は南関東のエスプリフェザントやシーチャリオットといい、2歳ダート戦線は完全に地方が主導権を握った形、全日本2歳優駿ではJRAからも強豪がやってきそうですが、このアドミラルの強さなら一蹴の可能性も・・・当面は南関東の2騎が相手ですね。
2着はJRAのニシノアレックス、未勝利を勝ったばかりとはいえ、血統的にも筋の通った馬、しかしアドミラルの敵ではなかった、という感じ、あっさり迎撃されてしまいました。
3着に追い込んできたローゼンカバリー産駒(!)のエイダイサンデーでした。
いち早く冬の到来を告げる北海道、ホッカイドウ競馬も今年の開催はあさっての道営記念を持って終了、今年は何と言ってもコスモバルクという超スーパーホースに恵まれたのが大きく、1年を通した売り上げも好調だったようですね、真っ先に存廃で揺れたホッカイドウでしたが、やはりスターホースの登場が危機を救うのだと実感・・・バルクは神ともいえる最大の救世主になりました。
2着はJRAのニシノアレックス、未勝利を勝ったばかりとはいえ、血統的にも筋の通った馬、しかしアドミラルの敵ではなかった、という感じ、あっさり迎撃されてしまいました。
3着に追い込んできたローゼンカバリー産駒(!)のエイダイサンデーでした。
いち早く冬の到来を告げる北海道、ホッカイドウ競馬も今年の開催はあさっての道営記念を持って終了、今年は何と言ってもコスモバルクという超スーパーホースに恵まれたのが大きく、1年を通した売り上げも好調だったようですね、真っ先に存廃で揺れたホッカイドウでしたが、やはりスターホースの登場が危機を救うのだと実感・・・バルクは神ともいえる最大の救世主になりました。
2歳女王筆頭候補爆誕!ラインクラフト、圧勝でファンタジーS制覇
2004年11月7日 ワタクシの重賞回顧まずファンタジーS、一頭だけ格の違う馬がいました・・・そしてそれはライラプスでもなければ、モンローブロンドでもありませんでした・・・。
ラインクラフトが先行しながらも、まさに凄まじい弾けっぷり、前であんな脚を使われてはお手上げです、昨年のスイープトウショウに続き、エンドスウィープ産駒の女王候補が誕生、スイープは後方から荒削りの競馬という感じですが、2戦目にして完成された優等生のイメージのあるライン、阪神JFはもらったも同然でしょう!
2着はラインと同じ位置にいながら、あっという間に4馬身突き放されてしまったモンローブロンド、なんとか2着は死守しましたが、完成度が違いすぎる・・・しかしまだまだこれから伸びてくる馬、現時点では力の差がありますが、来春には追いつく可能性もあります。
3着は川島騎手のリヴァプール、後方から差を詰める内容、成長力著しいダンスインザダーク産駒なだけにまだまだこれからが楽しみな馬です。
ライラプスは前走とは違い、先行争いを避けて中団からでしたが、母のように追って弾けるタイプではないのか、流れ込んだ感じで4着・・・来春に向けては少し不安が残りましたが、まだ3戦目ですし、前進を期待したいですね。
アルゼンチン共和国杯は直線半ばでは14頭が全くの横一線、レニングラードが後方からまさに末脚の、決め手の違いを見せつけてどうだといわんばかりの重賞初制覇、東京で水を得た魚のような豪脚ぶりを発揮しました。
追われて、ちょっと右向きに顔を向けて走る走法も好調のバロメータ、今のレニン、東京なら大きな舞台でもあっと言わせられるかもしれません。
2着には軽量50キロのタヤスツヨシ産駒テンジンムサシ、一貫して長い距離を使われているように、ステイヤーの資質を育まれてきたムサシ、格上挑戦でもここでの好走は確約されたものだったのかもしれません、思い切った最後方待機で素晴らしい脚を見せました。
逃げるかとも思われる行きっぷりを見せた3着スーパージーン、新潟記念で封じたレニンにはこの距離で逆転を許しましたが、スローの中2番手追走、内で渋太く食い下がった内容は上々でした。
トップハンデのダイタクバートラムは4着、最後に離されてしまいましたが、やはり追って味のあるバートラム、でもかつては天皇賞・春で1番人気を張った馬・・・再び大きな舞台を臨むのならば、ここはトップハンデでも勝っておきたかったでしょうか・・・。
グラスポジションは後方2番手からさあどこまでか、というところでしたが、同じように後方からを徹したムサシやバートラムがかなり弾けたのに、こちらは不発で10着と大敗・・・重賞の壁があったとは思えませんが、安定感抜群だったポジションの大敗は予想外でした。
ラインクラフトが先行しながらも、まさに凄まじい弾けっぷり、前であんな脚を使われてはお手上げです、昨年のスイープトウショウに続き、エンドスウィープ産駒の女王候補が誕生、スイープは後方から荒削りの競馬という感じですが、2戦目にして完成された優等生のイメージのあるライン、阪神JFはもらったも同然でしょう!
2着はラインと同じ位置にいながら、あっという間に4馬身突き放されてしまったモンローブロンド、なんとか2着は死守しましたが、完成度が違いすぎる・・・しかしまだまだこれから伸びてくる馬、現時点では力の差がありますが、来春には追いつく可能性もあります。
3着は川島騎手のリヴァプール、後方から差を詰める内容、成長力著しいダンスインザダーク産駒なだけにまだまだこれからが楽しみな馬です。
ライラプスは前走とは違い、先行争いを避けて中団からでしたが、母のように追って弾けるタイプではないのか、流れ込んだ感じで4着・・・来春に向けては少し不安が残りましたが、まだ3戦目ですし、前進を期待したいですね。
アルゼンチン共和国杯は直線半ばでは14頭が全くの横一線、レニングラードが後方からまさに末脚の、決め手の違いを見せつけてどうだといわんばかりの重賞初制覇、東京で水を得た魚のような豪脚ぶりを発揮しました。
追われて、ちょっと右向きに顔を向けて走る走法も好調のバロメータ、今のレニン、東京なら大きな舞台でもあっと言わせられるかもしれません。
2着には軽量50キロのタヤスツヨシ産駒テンジンムサシ、一貫して長い距離を使われているように、ステイヤーの資質を育まれてきたムサシ、格上挑戦でもここでの好走は確約されたものだったのかもしれません、思い切った最後方待機で素晴らしい脚を見せました。
逃げるかとも思われる行きっぷりを見せた3着スーパージーン、新潟記念で封じたレニンにはこの距離で逆転を許しましたが、スローの中2番手追走、内で渋太く食い下がった内容は上々でした。
トップハンデのダイタクバートラムは4着、最後に離されてしまいましたが、やはり追って味のあるバートラム、でもかつては天皇賞・春で1番人気を張った馬・・・再び大きな舞台を臨むのならば、ここはトップハンデでも勝っておきたかったでしょうか・・・。
グラスポジションは後方2番手からさあどこまでか、というところでしたが、同じように後方からを徹したムサシやバートラムがかなり弾けたのに、こちらは不発で10着と大敗・・・重賞の壁があったとは思えませんが、安定感抜群だったポジションの大敗は予想外でした。
牝馬クラシックを占う激突、ライラプスVSモンローブロンド!
2004年11月6日 ワタクシの重賞展望明日はGIはとりあえず一休みですが、気を抜いていられない2重賞、アルゼンチン共和国杯とファンタジーSです。
まず阪神JFへの一戦・ファンタジーSからいってみましょう、完勝デビューでいきなりデイリー杯2歳Sで重賞挑戦、厳しい展開ながらも2着に踏ん張ったライラプス。あのフサイチエアデールの娘、能力は底知れず、来春の香りもほのかの漂ってきます。
そしてモンローブロンド、アンカツ騎手が急病で乗れないのは残念ですが、りんどう賞を勝った佐藤哲騎手とのコンビで文句なし、なんといっても先日夭折してしまったアドマイヤベガの弔い、青毛の馬体ながら白い尻尾を持つチャーミングな孝行娘が重賞制覇の吉報を天国に伝えます。
ライラプスとモンローの対決は来年のクラシックを占う上でも重賞になってきそうな予感、さあどっちに軍配は上がるのでしょうか。
後は末脚が脅威のタマモクロス産駒、コスモキララ。
ラインクラフトもエンドスウィープ産駒でスピード能力が高そうです。
リヴァプールも筋の通った血統で、能力ありそう。牝馬クラシック戦線に乗った母マークプロミスは懐かしい名前です。
グラスワンダー産駒エイシンハッピーも引き下がれないところでしょう。
アルゼンチン共和国杯は毎年、大混戦のハンデ戦、前走のニューマーケットCでの圧倒的な脚が凄かったグラスポジションは「リアルシャダイ最後の大物」の称号を賜る大物候補、このメンバーなら簡単に打ち破ってもおかしくありません。
昨年同様にいきなり天皇賞・秋を奪い取って見せたペリエ騎手の手綱で、ゼンノロブロイ同様一皮剥けたいハッピールック、トニービン産駒ながら府中でズバッと切れるイメージがないルックですが、重賞未勝利は意外な感じがします。
レニングラードも府中で楽しみなトニービン産駒、こちらはズドンという決め手がある馬で、順調にに使われているのも強みです。
新潟記念馬スーパージーンは天皇賞に登録がなかったのが意外でしたが、ここ目標に勝負気配、この一年でもとりわけ目覚しい成長を見せたサッカーボーイ産駒で、新潟巧者なだけに府中でも悪かろうはずがありません。
後はトップハンデのダイタクバートラム、前走は逃げる競馬で参考外、やはりこの馬は父譲りの終いの脚が魅力です。
マーブルチーフも近走は重賞で今ひとつですが、斤量も軽くなってそろそろ走ってもいい感じがします。
矢野厩舎のテンジンというと大穴をたたき出したテンジンショウグンが浮かんできます、ハンデ50で不気味感十分のテンジンムサシ。
チャクラも休みあけを叩かれて、実績上位のこのメンツなら負けられない気持ちでしょう。
スウィフトカレントは良血サンデーサイレンス産駒なだけに50のハンデならクラスも壁を突き破る可能性があり、怖い存在です。
さて、明日はカネミノブメモリアル、有馬記念を勝った馬で大崩れしない堅実な戦績が彼のタフさを物語ります。
この欄を書いていて気づいたのですけど、年度代表馬になる馬というのは意外とクラシックでは善戦程度の馬が多いのですね、このカネミノブも三冠レースを6,3,5着、でもそこで得た経験と実績があるからこそ、古馬になって花開くのだと思いますね。
まず阪神JFへの一戦・ファンタジーSからいってみましょう、完勝デビューでいきなりデイリー杯2歳Sで重賞挑戦、厳しい展開ながらも2着に踏ん張ったライラプス。あのフサイチエアデールの娘、能力は底知れず、来春の香りもほのかの漂ってきます。
そしてモンローブロンド、アンカツ騎手が急病で乗れないのは残念ですが、りんどう賞を勝った佐藤哲騎手とのコンビで文句なし、なんといっても先日夭折してしまったアドマイヤベガの弔い、青毛の馬体ながら白い尻尾を持つチャーミングな孝行娘が重賞制覇の吉報を天国に伝えます。
ライラプスとモンローの対決は来年のクラシックを占う上でも重賞になってきそうな予感、さあどっちに軍配は上がるのでしょうか。
後は末脚が脅威のタマモクロス産駒、コスモキララ。
ラインクラフトもエンドスウィープ産駒でスピード能力が高そうです。
リヴァプールも筋の通った血統で、能力ありそう。牝馬クラシック戦線に乗った母マークプロミスは懐かしい名前です。
グラスワンダー産駒エイシンハッピーも引き下がれないところでしょう。
アルゼンチン共和国杯は毎年、大混戦のハンデ戦、前走のニューマーケットCでの圧倒的な脚が凄かったグラスポジションは「リアルシャダイ最後の大物」の称号を賜る大物候補、このメンバーなら簡単に打ち破ってもおかしくありません。
昨年同様にいきなり天皇賞・秋を奪い取って見せたペリエ騎手の手綱で、ゼンノロブロイ同様一皮剥けたいハッピールック、トニービン産駒ながら府中でズバッと切れるイメージがないルックですが、重賞未勝利は意外な感じがします。
レニングラードも府中で楽しみなトニービン産駒、こちらはズドンという決め手がある馬で、順調にに使われているのも強みです。
新潟記念馬スーパージーンは天皇賞に登録がなかったのが意外でしたが、ここ目標に勝負気配、この一年でもとりわけ目覚しい成長を見せたサッカーボーイ産駒で、新潟巧者なだけに府中でも悪かろうはずがありません。
後はトップハンデのダイタクバートラム、前走は逃げる競馬で参考外、やはりこの馬は父譲りの終いの脚が魅力です。
マーブルチーフも近走は重賞で今ひとつですが、斤量も軽くなってそろそろ走ってもいい感じがします。
矢野厩舎のテンジンというと大穴をたたき出したテンジンショウグンが浮かんできます、ハンデ50で不気味感十分のテンジンムサシ。
チャクラも休みあけを叩かれて、実績上位のこのメンツなら負けられない気持ちでしょう。
スウィフトカレントは良血サンデーサイレンス産駒なだけに50のハンデならクラスも壁を突き破る可能性があり、怖い存在です。
さて、明日はカネミノブメモリアル、有馬記念を勝った馬で大崩れしない堅実な戦績が彼のタフさを物語ります。
この欄を書いていて気づいたのですけど、年度代表馬になる馬というのは意外とクラシックでは善戦程度の馬が多いのですね、このカネミノブも三冠レースを6,3,5着、でもそこで得た経験と実績があるからこそ、古馬になって花開くのだと思いますね。
キャッチ・ア・ビッグゴールド!
2004年11月5日 ワタクシのスーパーグダグダ日記
ビッグゴールドは中山金杯を制しているブライアンズタイム産駒の6歳牡馬です、金杯の様な強い競馬が鳴りを潜めている近況ですが、忘れた頃に大きな穴を開けそうですよ。
というわけで史上最遅、金曜日のワタクシのグダグダ日記です。
タイトルは別に3連単をぶち当てたとか、ロト6が当たったとか景気のいい話ではなく、真の意味は「キャッチ・ア・ビッグコールド」久々に思いっきり風邪を引きました。実は月曜日の夜には39度3分を記録するほどの高熱だったのであります(それでもギャロップは買いに行ったけどね!)・・・で、ようやく回復して来たのですが、咳がなかなか収まりません。
日曜は恒例行事、平井君と天皇賞・秋観戦会、昼は庶民の味方、回る寿司「かっぱ寿司」に行ったのですが、微熱があったのではっきり言って味がよくわからんかった・・・それでもその時点ではたいした風邪ではなかったので、10皿ペロリと平らげましたが・・・。
で、今年の秋の遠征ははまたも府中に出撃して、JCD&JC観戦をしてくるということになりました。キングカメハメハの離脱で、保留状態だったのですが、変わってゼンノロブロイが秋天、強い競馬で日本の核ができたのも大きいですね。敏腕調教師のように自分の体調を完璧に仕上げて、国際GI2連発に挑みたいと思っています!
☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
タイトルとも風邪ともなんも関係ないのですが、突発的に聞きたくなるトラヴィスのこのアルバムをチョイスしてみました。底冷えのするような寒い朝にピッタリのアルバムです。
トラヴィス「ライティング・トゥ・リーチ・ユー」
というわけで史上最遅、金曜日のワタクシのグダグダ日記です。
タイトルは別に3連単をぶち当てたとか、ロト6が当たったとか景気のいい話ではなく、真の意味は「キャッチ・ア・ビッグコールド」久々に思いっきり風邪を引きました。実は月曜日の夜には39度3分を記録するほどの高熱だったのであります(それでもギャロップは買いに行ったけどね!)・・・で、ようやく回復して来たのですが、咳がなかなか収まりません。
日曜は恒例行事、平井君と天皇賞・秋観戦会、昼は庶民の味方、回る寿司「かっぱ寿司」に行ったのですが、微熱があったのではっきり言って味がよくわからんかった・・・それでもその時点ではたいした風邪ではなかったので、10皿ペロリと平らげましたが・・・。
で、今年の秋の遠征ははまたも府中に出撃して、JCD&JC観戦をしてくるということになりました。キングカメハメハの離脱で、保留状態だったのですが、変わってゼンノロブロイが秋天、強い競馬で日本の核ができたのも大きいですね。敏腕調教師のように自分の体調を完璧に仕上げて、国際GI2連発に挑みたいと思っています!
☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
タイトルとも風邪ともなんも関係ないのですが、突発的に聞きたくなるトラヴィスのこのアルバムをチョイスしてみました。底冷えのするような寒い朝にピッタリのアルバムです。
トラヴィス「ライティング・トゥ・リーチ・ユー」
やはり来るJCダートで日本の牙城を守るのは、我らがアドマイヤドン!アンカツ騎手のファイトに応えると、グッとフォームを沈めて末脚を爆発させたドン、破格のタイム2分02秒4・・・さらに進化を告げるスーパーレコードを叩き出して、世界最強艦隊迎撃準備完了です!
ユートピアがよどみないラップを刻んだ流れ、こうなれば地力の抜けているドンが完全有利、あとは末脚を大井の直線にぶつけるだけでした、そしてやはりなんといっても最高の相棒・アンカツ騎手の手綱は信頼充分、日本の誇る最強コンビ、遂にJBCクラシック3連覇、おそらく簡単には破ることはできないでしょう!
そして、ドンは先日亡くなった兄アドマイヤベガに餞の勝利をプレゼントすることができました。
今年の東京ダービー馬が最高のパフォーマンスを見せました、逃げるユートピアを捉えると、ドンとの一騎討ちに持ち込み、敗れはしましたが激しく抵抗しました。一時はゲートの悪さが目立っていいリズムで競馬ができなかった時期もありましたが、スムーズに力を出せばこの競馬、そしてTCKディスタフでもプルザトリガーで鮮やかな差し切りを見せた内田博騎手も見事でした。
3着はドンの同僚タイムパラドックス、圧倒的な力はあるのですがこれがGIの壁なのか、後方から凄い脚でしたが・・・またもドンに屈服の結果でした。
ユートピアは一気に3コーナーで詰め寄られてからも、引き寄せて突き放す感じで勝負に出ましたが、やはりスピードでナイキアディライトのハナを叩いたのが響いて4着、しかし展開的にはもっと垂れてもおかしくなかったですし、マイル以上でも問題はありません。
一方、ハナを奪えないと脆い所を見せたナイキアディライト、こちらは信じがたい9着という結果でした。
そして、夜空を切り裂く電撃戦・JBCスプリント、終わってみれば他の11頭を子ども扱い!マイネルセレクトの強さだけが際立ったレースになりました。
さすがは世界を見てきたセレクト、ユタカ騎手の完璧なエスコートに応えると、抜群の脚を披露、そして抜け出してからがさらに圧巻でした。日本ではもう狭すぎるセレクト、遂に賜ったGIホースの冠も再びその目を世界に向けるひとつのアイテムに過ぎないのかも知れませんね。
大激戦の2着争いは何とか届いたアグネスウイング、一気にGIまで駆け上がってきましたが、GIの大きな壁に弾かれる形・・・しかしいい決め手がありますし、さらに力をつける余地も充分、来年こそGI獲りです!
3着にインから鋭く伸びてきたサニングデール、不安視されたダート適正もこれでメドが立ちましたがこなしはしたもののやはり芝のほうが良さそうですね。
ディバインシルバーもセレクトに並ばれて万事休す、でしたが、翌2着争いに食い込んできました、4着。
残念だったのがヒカリジルコニアの出遅れ、躓いてしまい、全くのアクシデントで不運としか言いようがないです・・・結局7着、競馬をしていないようなもの、瞬時の巻き返しに期待します。
さあ、今年も競馬の祭典が終わりました・・・来年は舞台を変えてドンコこと名古屋競馬場を舞台に行なわれるJBC、クラシックは1900m、スプリントは1400mとなりますが、1年後のダート界の勢力図はどうなっているでしょうか、いずれにせよ今日のような素晴らしいレースが見られれば最高ですね!また1年、楽しみに待ちたいと思います!
ユートピアがよどみないラップを刻んだ流れ、こうなれば地力の抜けているドンが完全有利、あとは末脚を大井の直線にぶつけるだけでした、そしてやはりなんといっても最高の相棒・アンカツ騎手の手綱は信頼充分、日本の誇る最強コンビ、遂にJBCクラシック3連覇、おそらく簡単には破ることはできないでしょう!
そして、ドンは先日亡くなった兄アドマイヤベガに餞の勝利をプレゼントすることができました。
今年の東京ダービー馬が最高のパフォーマンスを見せました、逃げるユートピアを捉えると、ドンとの一騎討ちに持ち込み、敗れはしましたが激しく抵抗しました。一時はゲートの悪さが目立っていいリズムで競馬ができなかった時期もありましたが、スムーズに力を出せばこの競馬、そしてTCKディスタフでもプルザトリガーで鮮やかな差し切りを見せた内田博騎手も見事でした。
3着はドンの同僚タイムパラドックス、圧倒的な力はあるのですがこれがGIの壁なのか、後方から凄い脚でしたが・・・またもドンに屈服の結果でした。
ユートピアは一気に3コーナーで詰め寄られてからも、引き寄せて突き放す感じで勝負に出ましたが、やはりスピードでナイキアディライトのハナを叩いたのが響いて4着、しかし展開的にはもっと垂れてもおかしくなかったですし、マイル以上でも問題はありません。
一方、ハナを奪えないと脆い所を見せたナイキアディライト、こちらは信じがたい9着という結果でした。
そして、夜空を切り裂く電撃戦・JBCスプリント、終わってみれば他の11頭を子ども扱い!マイネルセレクトの強さだけが際立ったレースになりました。
さすがは世界を見てきたセレクト、ユタカ騎手の完璧なエスコートに応えると、抜群の脚を披露、そして抜け出してからがさらに圧巻でした。日本ではもう狭すぎるセレクト、遂に賜ったGIホースの冠も再びその目を世界に向けるひとつのアイテムに過ぎないのかも知れませんね。
大激戦の2着争いは何とか届いたアグネスウイング、一気にGIまで駆け上がってきましたが、GIの大きな壁に弾かれる形・・・しかしいい決め手がありますし、さらに力をつける余地も充分、来年こそGI獲りです!
3着にインから鋭く伸びてきたサニングデール、不安視されたダート適正もこれでメドが立ちましたがこなしはしたもののやはり芝のほうが良さそうですね。
ディバインシルバーもセレクトに並ばれて万事休す、でしたが、翌2着争いに食い込んできました、4着。
残念だったのがヒカリジルコニアの出遅れ、躓いてしまい、全くのアクシデントで不運としか言いようがないです・・・結局7着、競馬をしていないようなもの、瞬時の巻き返しに期待します。
さあ、今年も競馬の祭典が終わりました・・・来年は舞台を変えてドンコこと名古屋競馬場を舞台に行なわれるJBC、クラシックは1900m、スプリントは1400mとなりますが、1年後のダート界の勢力図はどうなっているでしょうか、いずれにせよ今日のような素晴らしいレースが見られれば最高ですね!また1年、楽しみに待ちたいと思います!
世界を迎え撃つ為に・・・絶対に負けられないアドマイヤドン!
2004年11月2日 ワタクシの重賞展望さあ明日は地方競馬の祭典、JBCデーです!大井トゥインクルを舞台に今年もクラシック、スプリント・・・日本ダート界の最強王者が決定します!
クラシックは3連覇を懸けて挑む王者アドマイヤドンがもちろん今年も登場します、前走の南部杯は休み明けとはいえ、まさかの逃げ切りを許し、ドンらしからぬ反応の悪さだった帝王賞といいドバイ遠征後はピリッとしない競馬が続いていますが、叩かれて良化、あの圧倒的な末脚が甦るはず・・・しかし日本のエースとしてここでは躓いていられません、最大目標となるJCダートでは世界最強艦隊を迎え撃つために、最前線に立たなければいけないドンなのですから。
南部杯を制したユートピア。2000mのここも再現と行きたい所ですが、ナイキアディライトというテンの速い強者がいて、簡単にはいかない情勢、しかし充実している今なら、最後まで粘りこんでも不思議ではありません。
その南関東二冠馬ナイキアディライト。スピードの違いでハナを切ってどこまでか、帝王賞のようなペースで行ければチャンスは充分、南関東はアディライトの庭、そうやすやすと覇権は譲れません。
後はアジュディミツオーもリズムよく行ければ強い東京ダービー馬、侮れません。
アンドゥオールも東海SやマーチSでみせた破壊力が生かせれば、覇権を握れる器だと思います。
ユタカ騎手の駆るタイムパラドックスも実力充分、GIではもうワンパンチ欲しい感じもしますが。
地元大井からは東京記念を2秒3という驚異的な大差でブッちぎった的場文騎手のシャコーオープンを抜擢したいと思います。
そしてJBCスプリントは昨年、ラストランを決めたサウスヴィグラスにハナを持たせた?凄い末脚だったものの、無念の2着だったマイネルセレクト。前哨戦の東京盃で力の違いを見せ付けて、正直ここではもう負ける気はしないでしょう、GI馬の称号をそのスピードとパワーで掴み取りそうです。
夏の新潟から4連勝で重賞制覇のアグネスウイング、まるで昨年のセレクトを見るようですが、サウスと同じエンドスウィープ産駒で因縁対決の様相です。
アンカツ騎手のディバインシルバーも気分良く、マイペースならば一気に突き放す能力を持ちます。
後は着実に力をつけてきた相性抜群の吉田稔騎手の駆るヒカリジルコニア。
シャドウスケイプも強烈な決め手が生きれば、GI制覇も夢ではないでしょう。
高松宮記念馬サニングデールはダート適正が疑問ですが、なんと言ってもGIホース、スプリンターズSは全く競馬をしていないだけに余力充分、衝撃的な勝利を見せる可能性もあります。
最後に、今年で廃止になる高崎競馬場からクラシックにテンリットル、スプリントにタイガーロータリーが登場します、水野貴史騎手の黄色と緑の勝負服に大きなエールを送りたいと思います!
クラシックは3連覇を懸けて挑む王者アドマイヤドンがもちろん今年も登場します、前走の南部杯は休み明けとはいえ、まさかの逃げ切りを許し、ドンらしからぬ反応の悪さだった帝王賞といいドバイ遠征後はピリッとしない競馬が続いていますが、叩かれて良化、あの圧倒的な末脚が甦るはず・・・しかし日本のエースとしてここでは躓いていられません、最大目標となるJCダートでは世界最強艦隊を迎え撃つために、最前線に立たなければいけないドンなのですから。
南部杯を制したユートピア。2000mのここも再現と行きたい所ですが、ナイキアディライトというテンの速い強者がいて、簡単にはいかない情勢、しかし充実している今なら、最後まで粘りこんでも不思議ではありません。
その南関東二冠馬ナイキアディライト。スピードの違いでハナを切ってどこまでか、帝王賞のようなペースで行ければチャンスは充分、南関東はアディライトの庭、そうやすやすと覇権は譲れません。
後はアジュディミツオーもリズムよく行ければ強い東京ダービー馬、侮れません。
アンドゥオールも東海SやマーチSでみせた破壊力が生かせれば、覇権を握れる器だと思います。
ユタカ騎手の駆るタイムパラドックスも実力充分、GIではもうワンパンチ欲しい感じもしますが。
地元大井からは東京記念を2秒3という驚異的な大差でブッちぎった的場文騎手のシャコーオープンを抜擢したいと思います。
そしてJBCスプリントは昨年、ラストランを決めたサウスヴィグラスにハナを持たせた?凄い末脚だったものの、無念の2着だったマイネルセレクト。前哨戦の東京盃で力の違いを見せ付けて、正直ここではもう負ける気はしないでしょう、GI馬の称号をそのスピードとパワーで掴み取りそうです。
夏の新潟から4連勝で重賞制覇のアグネスウイング、まるで昨年のセレクトを見るようですが、サウスと同じエンドスウィープ産駒で因縁対決の様相です。
アンカツ騎手のディバインシルバーも気分良く、マイペースならば一気に突き放す能力を持ちます。
後は着実に力をつけてきた相性抜群の吉田稔騎手の駆るヒカリジルコニア。
シャドウスケイプも強烈な決め手が生きれば、GI制覇も夢ではないでしょう。
高松宮記念馬サニングデールはダート適正が疑問ですが、なんと言ってもGIホース、スプリンターズSは全く競馬をしていないだけに余力充分、衝撃的な勝利を見せる可能性もあります。
最後に、今年で廃止になる高崎競馬場からクラシックにテンリットル、スプリントにタイガーロータリーが登場します、水野貴史騎手の黄色と緑の勝負服に大きなエールを送りたいと思います!
大健闘!パーソナルラッシュ、BCクラシック6着!
2004年11月1日 ワタクシの競馬ニュース、その他海の向う、今年はローンスターパーク競馬場で行なわれたBCクラシックに挑戦したパーソナルラッシュは6着でした。
しかし出遅れながら前を追いかけた内容、スムーズならもう少し上位に来れたはずですし、世界の頂点を相手によく頑張ったと思います。ダービーグランプリを制しているとはいえ、もっと厳しい戦いになると覚悟していましたが、大健闘と言えると思います。
騎乗したデットーリ騎手、リップサービス的な部分もあるかもしれませんが、確かに「いずれこの馬で世界を取れると思います」とコメントを残したのは凄いことだと思います。まだまだ若い3歳馬、大きな大きな経験を得ました、まずは日本でダート界の頂点に立って、来年のBCでの世界制覇を期待したいですね!
しかし勝ったゴーストザッパー、さらに2着ロージズインメイ 、3着プレザントリーパーフェクト、4着パーフェクトドリフトはJCDの選出馬・・・もし出走してくるようならJCDは世界最強艦隊の襲来と考えても良さそうです!
しかし出遅れながら前を追いかけた内容、スムーズならもう少し上位に来れたはずですし、世界の頂点を相手によく頑張ったと思います。ダービーグランプリを制しているとはいえ、もっと厳しい戦いになると覚悟していましたが、大健闘と言えると思います。
騎乗したデットーリ騎手、リップサービス的な部分もあるかもしれませんが、確かに「いずれこの馬で世界を取れると思います」とコメントを残したのは凄いことだと思います。まだまだ若い3歳馬、大きな大きな経験を得ました、まずは日本でダート界の頂点に立って、来年のBCでの世界制覇を期待したいですね!
しかし勝ったゴーストザッパー、さらに2着ロージズインメイ 、3着プレザントリーパーフェクト、4着パーフェクトドリフトはJCDの選出馬・・・もし出走してくるようならJCDは世界最強艦隊の襲来と考えても良さそうです!
眠れる獅子、名手に導かれ遂に戴冠!天皇賞馬ゼンノロブロイ誕生!
2004年10月31日 ワタクシの重賞回顧府中の直線、今年もフランスの生んだ名手の手綱に導かれた王者が誕生しました・・・無冠の帝王ゼンノロブロイが、悲願のGI勝利でその座を返上、爆発力抜群の末脚はそれまで決め手不足だったロブロイを払拭するような鮮やかな絶品・・・距離短縮もあるかもしれませんが、やはり世界のペリエ騎手の手綱は威力充分、さあ頼もしい最強のパートナーとともに、追いかける大先輩シンボリクリスエスの背中・・・ロブロイが秋のチャンピオンロードを席巻します!
スタートで僅かに後手を踏んだロブロイですが、慌てずにスルスルと中団に取り付き、末脚を溜めることに専念したのが奏功しました、今までは先行して押し切るタイプの競馬をしてきましたが、溜めれば弾けることを立証して、さあJCの2400も大丈夫、日本の新エースとして堂々と、泰然自若で世界の強豪を迎え撃ちます!
ダンスインザムードがその能力を存分に府中のターフに叩き込みました。叩かれて秋華賞の逆噴射とは見違える粘り強い走り、ローエングリンを捉えると完全に抜け出し、何とあわや完勝パターン、最後こそロブロイに捕まりましたが、このメンバーを相手に能力の高さを見せ付けました!これで来月に控えるアメリカ遠征、日本馬初のアメリカGI制覇が今度こそ達成されそう、アメリカンオークスで後塵を拝したティッカーテープを今度はねじ伏せてくれそうです!
アドマイヤグルーヴも叩かれての良化が顕著、強豪牡馬と対峙しても萎縮することなく、インから力強く府中の坂を駆け上がりました。ちょっと母の尻尾が見えた3着好走、偉大な母を目標にグルーヴ、さらに戦い続けます。連覇のかかるエリザベス女王杯に強行するのかは流動的ですが・・・。
4着ツルマルボーイは馬場も考慮した蛯名騎手の作戦か、いつもより中団からの競馬、その分、直線は大爆発と行きませんでしたが、この馬場でもボーイらしい末脚は見せることができました。
ローエングリンは横山典騎手がほぼ1分ジャストの理想的なペースで運びました、見た感じも力んで走る面が徐々に解消されている感じ、ムードに捕らえられてもあきらめずに5着に粘りこんだ競馬は高評価したいです。
6着ナリタセンチュリーも末脚勝負を決め込んで直線は10頭近くを串刺しに、田島裕騎手も納得の競馬ができたのではないでしょうか。
シルクフェイマスは10着、馬場に対応できなかったのが大きいようですが、状態的にも本物ではなかったのかも・・・。
テレグノシスは1ハロンの壁に泣いた形なんでしょうか、たかが1ハロン、されど200m・・・本質的にマイラーだけに・・・直線でこの馬らしい先行勢を次々となぎ倒していくような脚が見せられませんでした。
12着リンカーンは天皇賞・春からは−16、研ぎ澄まされた馬体で出てきましたが本来の末脚は発揮できませんでした。
ひそかに期待していたサクラプレジデントでしたが、休み明けが祟ったか14着と大敗、一度狂った歯車・・・中山記念で見せたような強さを取り戻すには時間がかかるかもしれません・・・。
ターフに帰ってきたヒシミラクル、向う正面でいち早く手が動く、ミラクルらしい姿を見せましたが、今回はさすがに奇跡は起きませんでした・・しかし辛抱強く戦い続ければ本来のミラクルが帰ってきそうな予感がしたもの事実です、頑張れミラクル!
ペリエ騎手とルメール騎手の歓喜のハイタッチ・・・終わってみれば外国人騎手のワンツーでした、やはり確かな技術と思い切りのいい積極性は改めて素晴らしいです、そしていずれも世界を見据える藤沢和厩舎所属・・・これからの日本競馬界で頂点に立つには今まで以上に世界基準で挑んでいくことが必要になっていきます。
さて、土曜はJCダート、マイルCSの前哨戦となる武蔵野SとスワンSの2レース、まず武蔵野S、10ヶ月ぶりの実戦もなんのその、先行してジワッと抜け出す安定感抜群、センス抜群のレースを披露して見せたのはピットファイターでした。最大目標を来年のフェブラリーSに定め、JCDに行くかは微妙ですが、プルピッド産駒の5歳牡馬、底知れない可能性を感じます、是非世界の猛者たちにぶつかって欲しいですね。
2着はインから抜けてきたサイレンスボーイ、ピットには差されてしまいましたが、やはり力はある馬です。なかなか重賞制覇といきませんが、更なる成長力が見込めるマーベラスサンデー産駒です。
3着ベルモントバティは人気薄ながら、馬場の真ん中から突き抜けてきました、ブライアンズタイム産駒の4歳牝馬、夏を戦い抜いたアドバンテージだけではないでしょう。
人気のペリエ騎手のエコルプレイスは13着、自分の形で競馬ができないとどうしてももろいところがあります・・・。
トップオブワールドは中団から見せ場を作れず、四位騎手は力を出し切れず自分を責めましたが、トップの力を信じているからこそのコメント、今後に注目です。
スワンSはなんとタマモホットプレイのまさに急襲!年明けにはクラシックに色気を持っていたほどの馬でしたが、あんな脚を隠し持っているとは、驚きました。しかし本田騎手、見事、瞬発力を120%生かして見せた騎乗はさすがベテラン、本番も同じように末脚を生かしてしてくれば、この勝利がフロックでないことが証明させそうです。
2着は勝った!と確信した瞬間、ゴールがなかなかやってきませんでしたマイネルソロモン、レースとしては100点満点だったのですが・・・しかし後藤騎手との相性は抜群、本番でマイネルモルゲンに奪われそうな情勢なのは口惜しいですね。
3着に敗れたものの、本番に期待が膨らむ内容だったのがメイショウボーラー、4コーナー手前で前を飲み込むパワーは見所がありましたし、最後は決め脚の差、直線入り口でセーフティーリードを奪うような競馬をすれば、チャンスは充分です!
2番人気シーイズトウショウもスプリンターズ同様に直線で先頭に立つ見せ場タップリの競馬でしたが、強豪牡馬相手ではどうしても終いで劣ってしまうのは致し方ないのでしょうか・・・。
ギャラントアローは自分の形でレースができましたが、直線失速で14着、昨年ほどのパワーは無くなっているのでしょうか、しかし本番も特攻隊のようにハナを奪うはず、元々、逃亡劇か玉砕かの極端な馬、叩いて良化すれば活路もありそうです。
スタートで僅かに後手を踏んだロブロイですが、慌てずにスルスルと中団に取り付き、末脚を溜めることに専念したのが奏功しました、今までは先行して押し切るタイプの競馬をしてきましたが、溜めれば弾けることを立証して、さあJCの2400も大丈夫、日本の新エースとして堂々と、泰然自若で世界の強豪を迎え撃ちます!
ダンスインザムードがその能力を存分に府中のターフに叩き込みました。叩かれて秋華賞の逆噴射とは見違える粘り強い走り、ローエングリンを捉えると完全に抜け出し、何とあわや完勝パターン、最後こそロブロイに捕まりましたが、このメンバーを相手に能力の高さを見せ付けました!これで来月に控えるアメリカ遠征、日本馬初のアメリカGI制覇が今度こそ達成されそう、アメリカンオークスで後塵を拝したティッカーテープを今度はねじ伏せてくれそうです!
アドマイヤグルーヴも叩かれての良化が顕著、強豪牡馬と対峙しても萎縮することなく、インから力強く府中の坂を駆け上がりました。ちょっと母の尻尾が見えた3着好走、偉大な母を目標にグルーヴ、さらに戦い続けます。連覇のかかるエリザベス女王杯に強行するのかは流動的ですが・・・。
4着ツルマルボーイは馬場も考慮した蛯名騎手の作戦か、いつもより中団からの競馬、その分、直線は大爆発と行きませんでしたが、この馬場でもボーイらしい末脚は見せることができました。
ローエングリンは横山典騎手がほぼ1分ジャストの理想的なペースで運びました、見た感じも力んで走る面が徐々に解消されている感じ、ムードに捕らえられてもあきらめずに5着に粘りこんだ競馬は高評価したいです。
6着ナリタセンチュリーも末脚勝負を決め込んで直線は10頭近くを串刺しに、田島裕騎手も納得の競馬ができたのではないでしょうか。
シルクフェイマスは10着、馬場に対応できなかったのが大きいようですが、状態的にも本物ではなかったのかも・・・。
テレグノシスは1ハロンの壁に泣いた形なんでしょうか、たかが1ハロン、されど200m・・・本質的にマイラーだけに・・・直線でこの馬らしい先行勢を次々となぎ倒していくような脚が見せられませんでした。
12着リンカーンは天皇賞・春からは−16、研ぎ澄まされた馬体で出てきましたが本来の末脚は発揮できませんでした。
ひそかに期待していたサクラプレジデントでしたが、休み明けが祟ったか14着と大敗、一度狂った歯車・・・中山記念で見せたような強さを取り戻すには時間がかかるかもしれません・・・。
ターフに帰ってきたヒシミラクル、向う正面でいち早く手が動く、ミラクルらしい姿を見せましたが、今回はさすがに奇跡は起きませんでした・・しかし辛抱強く戦い続ければ本来のミラクルが帰ってきそうな予感がしたもの事実です、頑張れミラクル!
ペリエ騎手とルメール騎手の歓喜のハイタッチ・・・終わってみれば外国人騎手のワンツーでした、やはり確かな技術と思い切りのいい積極性は改めて素晴らしいです、そしていずれも世界を見据える藤沢和厩舎所属・・・これからの日本競馬界で頂点に立つには今まで以上に世界基準で挑んでいくことが必要になっていきます。
さて、土曜はJCダート、マイルCSの前哨戦となる武蔵野SとスワンSの2レース、まず武蔵野S、10ヶ月ぶりの実戦もなんのその、先行してジワッと抜け出す安定感抜群、センス抜群のレースを披露して見せたのはピットファイターでした。最大目標を来年のフェブラリーSに定め、JCDに行くかは微妙ですが、プルピッド産駒の5歳牡馬、底知れない可能性を感じます、是非世界の猛者たちにぶつかって欲しいですね。
2着はインから抜けてきたサイレンスボーイ、ピットには差されてしまいましたが、やはり力はある馬です。なかなか重賞制覇といきませんが、更なる成長力が見込めるマーベラスサンデー産駒です。
3着ベルモントバティは人気薄ながら、馬場の真ん中から突き抜けてきました、ブライアンズタイム産駒の4歳牝馬、夏を戦い抜いたアドバンテージだけではないでしょう。
人気のペリエ騎手のエコルプレイスは13着、自分の形で競馬ができないとどうしてももろいところがあります・・・。
トップオブワールドは中団から見せ場を作れず、四位騎手は力を出し切れず自分を責めましたが、トップの力を信じているからこそのコメント、今後に注目です。
スワンSはなんとタマモホットプレイのまさに急襲!年明けにはクラシックに色気を持っていたほどの馬でしたが、あんな脚を隠し持っているとは、驚きました。しかし本田騎手、見事、瞬発力を120%生かして見せた騎乗はさすがベテラン、本番も同じように末脚を生かしてしてくれば、この勝利がフロックでないことが証明させそうです。
2着は勝った!と確信した瞬間、ゴールがなかなかやってきませんでしたマイネルソロモン、レースとしては100点満点だったのですが・・・しかし後藤騎手との相性は抜群、本番でマイネルモルゲンに奪われそうな情勢なのは口惜しいですね。
3着に敗れたものの、本番に期待が膨らむ内容だったのがメイショウボーラー、4コーナー手前で前を飲み込むパワーは見所がありましたし、最後は決め脚の差、直線入り口でセーフティーリードを奪うような競馬をすれば、チャンスは充分です!
2番人気シーイズトウショウもスプリンターズ同様に直線で先頭に立つ見せ場タップリの競馬でしたが、強豪牡馬相手ではどうしても終いで劣ってしまうのは致し方ないのでしょうか・・・。
ギャラントアローは自分の形でレースができましたが、直線失速で14着、昨年ほどのパワーは無くなっているのでしょうか、しかし本番も特攻隊のようにハナを奪うはず、元々、逃亡劇か玉砕かの極端な馬、叩いて良化すれば活路もありそうです。