今日はまず阪神牝馬Sから、ファインモーションがマイルCSのリプレイのようなスムーズな競馬で勝利!来年に望みが繋がりました。

スマイルトゥモローが予想通り速い流れを作って、中団でしっかり折り合ったファイン、こうなればレースはファインのもの、差す競馬も板についてファイン完成期がいよいよ到来です!

2着にはあわやファイン越えの素晴らしい脚を使ったペリエ騎手ハッピーパス、速い流れで折り合えばさすがシンコウラブリイの妹です。

3着ピースオブワールドは窮屈なところに入っての競馬、スムーズなら・・・と悔やまれます。
ただ馬群を割ってきた終いの脚はやはりGI馬、来年もファインらとの戦いが楽しみです。

スマイルはマイルでも1ランク上のテンの脚、こうなったらスプリント挑戦も面白いのではないでしょうか、14着でした。


さて、昨日は雪に見舞われた中京、CBC賞は文字通り晴れて、良馬場で行われて良かったです。

勝ったのは桜花賞2着が記憶に新しいのですが、スプリンターとして開眼したシーイズトウショウ、晩年の父サクラバクシンオーのような差し脚を繰り出して重賞初制覇!
これで来年の高松宮記念が面白くなってきました、中京向きの一瞬の鋭い脚は最大の武器になりそうです。
ちなみに鞍上はアンミツことアンカツ騎手のお兄さん、安藤光彰騎手・・・来年はアンカツ騎手に続いて高松宮制覇!となれば素敵ですね。

2着に一旦、馬群を突き放す強さを見せたカフェボストニアン、昨年に続いて銀メダルですが、骨折明けを考慮すれば上出来でしょう。

4頭が横一線の3着争いは内のゴールデンロドリゴ、こちらも骨折明けですが、高松宮5着の成績がモノをいいました。

テンシノキセキは直線、ゴーサインを送ってからがピリッとせず、4着が精一杯・・・夏から激戦続きなのがここにきて応えたのもあるのでしょうか・・・。
サニングデールも後方からいいところがありませんでした・・・11着。


最後に2歳牝馬のスプリント戦、フェアリーSは今週もバルジュー騎手!マルターズヒートが力の違いを見せ付けるような完勝でした。

前走とは見違える、優等生の先行策から余裕の抜け出し・・・来年は桜花賞・オークスにもマル外が出られます、この競馬なら距離が伸びても良さそうですし、期待が膨らみます!

2着に後藤騎手がうまく内から持ってきたホシノピアス。
3着は繰り上がりでアドマイヤマジック、入線したのはレイズアンドコールでしたが、直線でケイジーロマンの斉藤騎手が落馬で失格になってしまいました・・・。
レイズはさすがバクシンオー産駒の走りっぷりでしたが、残念。


最後にちょっと遅くなりましたが、いぶし銀のイメージの職人・村本騎手が引退。
菊花賞・有馬記念を勝ったメジロデュレンはリアルタイムでは見ていませんが、思い出深い一頭です。
調教助手としても頑張って欲しいし、いずれは調教師としてファンの前にその雄姿を見せて欲しいです。
明日はGIこそありませんが、中山、中京、阪神と日本列島を縦断して豪華3重賞、ヘタなGIよりよっぽど面白い合計48頭の共演です。

CBC賞は昨日展望したので、今日は阪神の阪神牝馬Sから・・・マイルCSはほとんど勝ったような内容だったファインモーション、伊藤雄調教師も自信を深めて、昨年の大ブレイクに比べると、不完全燃焼だった今年をキッチリ締めくくりにきました。
来年見据えるのはマイル統一女王、牝馬同士のここで躓いているわけにはいきません、ただ勝つだけでなく、どんな勝ちっぷりを見せるか・・・昨年の秋華賞やエリザベス女王杯のあの完膚なきまでに後続を引きちぎる、あの競馬がこのマイルで望まれます。

その女王に一泡吹かせたい2歳女王のピースオブワールド、ちょうど一年前の阪神JFを圧倒的な末脚で制した時から、女王ファインとの戦いに思いを馳せたものです。
福永騎手が「マイルなら・・・」と強調したように、GIを制したこの舞台なら、1年ぶりにあの強さが甦ってくるはず・・・ファインと繰り広げる名勝負を期待します。

暴走娘のレッテルを張られてしまったオークス馬スマイルトゥモローもマイルのペースならうまく走れそうです。
牝馬限定マイルなら譲れないオースミコスモ。

前に行けば相手関係なくしぶといマイネアイル、若手のホープ・柴原騎手の思い切ったプレーが見ものです。
折り合えば鋭い脚が魅力のハッピーパスや上昇気流に乗るニシノムーンライトも侮れませんね。


そして中山はフェアリーS、例年ここから桜!という感じではないレースなんですが、冬の妖精が掴む春の桜・・・なんてのも幻想的なんですが・・・。

ここは唯一のGI経験馬マルターズヒート、まともにゲートを出ればもっといい競馬になったはず・・・ここで断然の評価を受けるのも当然でしょう。
あとはドングリの背比べ状態なんですが、単純に能力の高いサンデー娘プリモレディとパーフェクトダンスに注目ですね。

期待したいのが南関東の酒井忍騎手を迎えるクィーンロマンス・・・母オグリロマンスは桜花賞馬オグリローマンの娘、つまりローマンの孫に当たるクィーン・・・もうリアルタイムで見た馬の孫が・・・と思うと物凄く老けたような気がしますが・・・(笑)
前走ダートとはいえ6馬身差の衝撃デビューですから、このメンバーならチャンスは充分にあります。
明日は重賞はなく、明後日に豪華3重賞、ですが明日忙しくなってしまうので、とりあえず高松宮記念へ繋がる重要な一戦、CBC賞だけ先に展望しておこうと思います。

まず、あのビリーヴと記憶に残る凄まじい激闘を演じたテンシノキセキ・・・あのセントウルS・・・思い出すだけで胸の奥に熱いものが込み上げてきます。
前走は控える競馬で力を出したテンシ、ギャラントアローこそ取り逃がしたものの、今後に繋がる一戦になりました。
春にレコードを叩き出した中京スプリント、来年の高松宮を見据えるためにもここは落とせません。

近走は今ひとつも、今年の高松宮でビリーヴに襲い掛かって2着・・・スプリントの頂点を狙える位置にいるサニングデール、スプリント・マイル王デュランダルの存在を一番気にかけているのが同世代のサニングでしょう。
昨年は技ありの騎乗をしてくれた池添騎手が再び手綱を取って、さあ、復活といきたい所です。

連勝して重賞初挑戦のドローアウターも見逃せない快速マル外です。
リキアイタイカンも一昨年の覇者、鋭い末脚はレベルが高く、怖い一頭です。
カルストンライトオも前走、道悪とはいえ最浮上のキッカケを掴むような逃げ切り勝ちでした。
シーイズトウショウも桜花賞2着、サクラバクシンオー譲りの快速はここでも通用します。

歴代にもGI馬が堂々と名を連ねるハイレベルな一戦・・・短距離界を席巻するデュランダルの恐るべき末脚を封じるものは、そして越えるものはこのメンバーの中から現れるのかもしれません。
今日は昨年からGIとなった全日本2歳優駿、川崎競馬場のマイルを舞台に行われました。

フィールドルーキーが作った速い流れを3,4番手でじっくりと折り合ったユタカ騎手アドマイヤホープ、直線は凄い勢いで前を捉えると後は流すような完勝劇!
昨年のユートピアと比べると物凄く強いインパクトこそないものの、来年の3歳ダート戦線は間違いなくホープが主導権を握るでしょう、さらにドバイWC当日に行われるUAEダービー挑戦も表明して、これは期待が高まります!

2着は道営のオーゴンコウテイ、10月に行われた北海道2歳優駿と同じくホープには敗れましたが、このGIの舞台で2着は誇れると思います、五十嵐騎手も相変わらず、手腕が冴え渡っていますね。

3着はルーキーを早々と撃墜して先頭に踊り出た名古屋のヨシノイチバンボシ、頼もしいスピードのあったトーヨーリファール産駒ですから、必然の好走ともいえるかもしれませんが、あわやの競馬に一瞬声が出ました。
名古屋のエースとして全国に挑戦する来年が楽しみになりました。


人気のJRA勢は疑問符だらけ、ルーキーもハナを主張したのが応えたか、イチバンボシにあっさりと来られて9着と大失速・・・。
前走園田でホープの追撃を封じ込んだタイセイブレーヴは中団から見せ場なし・・・。
ブレーヴは調教中にアクシデントがあって、その影響とも言われていますが・・・残念な結果です。
さて、昨日行われた香港国際競走、一昨年のアグネスデジタル、エイシンプレストン、そしてステイゴールドの日本勢の香港制圧も記憶に新しいところですが、今年もGI馬を送り込んだ日本勢、チャンスは充分でしたが・・・。

まず、マイルでは積極的なレースを進めたローエングリンがあわやの快走でしたが、後一歩のところで昨年のオリンピックエクスプレスのVTRの様な香港馬ラッキーオーナーズの強力な末脚にやられてしまいました・・・3着・・・。

アドマイヤマックスも渋太く迫ってきたあたりはさすがでしたが、こちらも4着、GI馬テレグノシスはどうしたことか、7着と奮いませんでした。


カップはエイシンプレストン、シャンティで見せるあの末脚は影を潜めてしまい7着・・・有終の美はなりませんでしたが、朝日杯のあの凄まじいイン強襲から4年・・・長い間良く頑張りました。
プレストンに関してはまた機会を設けて労をねぎらいたいと思います。
マグナーテンは躓いたのもあるんですが、らしくない13着・・・。

勝ったのはこちらもラストランだったファルブラヴ、力が違うJC馬の圧勝でした。
JCを勝つまでは「イタリアの」最強馬でしかなかったファルブラヴですがJCをきっかけに、今シーズンは世界を股にかけて大活躍!この香港Cはその完璧すぎる集大成になりました。


スプリントを勝った香港馬サイレントウイットネスは強いですね、スピードの絶対値が違う・・・スピードの概念を越えています。
高松宮記念やスプリンターズ参戦があるとすごく面白い一頭なんですが・・・。


さて、全国ニュースでも大きく報道されていましたね、ハルウララ遂に100連敗!
しかし、ウララを見ていて感じるのは100連敗の事実はさておき、ウララにはアイドルになる素晴らしい素質があったんだな・・・ということ。
走るだけがサラブレッドじゃない・・・いろんな生き方があって、ドラマがある・・・ウララに大切なことを学んだ気がします。

ニンジン首飾りの贈呈でびっくりして逃げ回ったというエピソードもホントかわいらしいです・・・やっぱりウララはスーパーアイドルです!
朝日杯は予想通り超特急メイショウボーラーが逃げる展開、いささか速いペースでしたが理想的な競馬で直線、敢然と中山の坂に挑みましたが、外からボーラーを狙撃するかのようなレーザービーム炸裂!バルジュー騎手のコスモサンビームが夏の小倉の借りを返す劇的な逆転劇で重賞連勝でGIの頂に上り詰めました!

好位の内で追走していたサンビーム・・・京王杯の強い競馬はフロックでも何でもありませんでした・・・あの破壊力を見せられては感服するほかありません・・・来年にも期待が広がる強い強い競馬でした。
父はザグレブ、昨年故郷アイルランドに帰ったばかりだそうで、なんともタイミングの悪い?サンビームの活躍になってしまいました。
サンビームの他にも2歳には道営馬ながらラジオたんぱ杯の有力馬コスモバルクもいます。

2着悔しいボーラー・・・気分良く行き過ぎてしまった、という側面もあるでしょうが、中山の坂も伊達ではありませんでした・・・。
それでもゴール前までの突き放さんばかりのさすがの粘り、急坂に敗れたというより、サンビームの驚異の成長力と破壊力に「今日は」やられたということでしょう。

3着にアポインテッドデイ、アワヤの場面を作り、見せ場充分の3着、柴田善騎手もベタ褒めの才能の片鱗をGIの舞台で見せてくれました。

4着にスタートして躓いたシーンがなければと悔やまれるフォーカルポイント、しかしこの馬合わなそうな中山でこの競馬・・・力は充分、末脚も魅力的ですし、来年のNHKマイルに名を連ねていてほしい一頭です。
5着がフサイチホクトセイ、前でよく粘っていました、これくらい走って当然でしょう。

人気のサンデー2騎、メテオバーストとグレイトジャーニーはそれぞれ6,7着・・・どちらもまだ完成途上ではありますが、期待をかけていた身には物足りない内容。
メテオは勝負所で積極的に進撃してきましたが、直線で弾けず・・・グレイトは後方から追い上げた形ですが、7着まで。
しかし素晴らしい能力を持っていることは間違いないこの2頭なだけにまだまだ注目していきたいと思います。

上位陣が距離適正的にもさあ、ダ−ビーという感じではなく、この結果をうけて来春の勢力図はまだ混沌といった感じではあります。
ラジオたんぱ杯2歳Sの結果にも括目して、来年のクラシックを展望してみたいですね。


さて阪神はローカル重賞王者の印象のあったウインブレイズが前走の京阪杯で目覚めたチアズブライトリーと外から豪快に襲い掛かるサイドワインダーの脚を封じ込んで勝利!
サイドと同じトップハンデも巨漢ブレイズには関係なかったですね、ブレイズらしいイン強襲で完勝です。

サイドはスローの展開は全く合わなかったのですが、底力だけで強引に伸びてきました、でもやはりペースが速くなるマイルの方が向いているのかもしれませんね。

人気のエイシンチャンプも早い展開の方がいいタイプ、鋭い脚の使えるタイプではありませんし・・・早め先頭から粘りこむ競馬をしたかったですね、7着。
ダートGI馬ビッグウルフはなんとシンガリ負け・・・積極的に先行していましたが・・・やはりアフリート産駒はダートでこそ、ということでしょうか。


さて土曜日に行われた中京の中日新聞杯はプリサイスマシーンが先行して磐石の勝利!地方から出現した精密機械プリサイス・・・来年も楽しみな存在です。
しかしマヤノトップガン産駒はチャクラに続いて二週連続の重賞制覇、チャクラ、このプリサイス、さらに復帰が期待されるエース、バンブーユベントス・・・来年はGIもあながち夢物語ではなさそうです!

2着はカンファーベスト、GIでも通用するこの馬らしい凄い脚で迫ってきましたが・・・。

さあ、そして最後に香港、と行きたいところですがブロードバンドでレースが見れるようなんでそれを見てから、明日回顧したいと思います。
明日は秋のGI第10弾朝日杯フューチュリティSです。
来年のダービーを目指して、集結した16騎・・・若駒の目の前には輝かしい未来という名の大海原が広がっています。

そんな中で、まさに完成度で群を抜いているのが日本で鍛えられた世界のマイル王タイキシャトルが送り込んできたメイショウボーラーでしょう。
有り余るテンのスピードには誰もついていけません、そして更に直線で二の脚を使う恐るべき強かさ・・・このまま来年も一気に行ってしまいそうな気配すら感じます。
中山の坂に挑む超特急ボーラーを止められる者はいないはず・・・2003年をキッチリ締めくくって、堂々と来年を見据えます!

デビュー戦の豪快かつ破壊力充分の末脚に衝撃を覚えたグレイトジャーニー・・・前走こそボーラーに完封されてしまいましたが、まだ完成には程遠いグレイト、完成に向かって一歩一歩ボーラーとの差を詰めてきそうです。
もちろん、一気にここでの逆転も目論見つつ、さあGIの舞台を迎えます。

グレイトと同じサンデーサイレンス産駒の逸材・メテオバーストもポテンシャルの高さを感じます。
現在の日本競馬最高の配合かと思えるデインヒル牝馬にサンデー・・・夢の結晶に追えるジョッキーとして名を上げている池添騎手が乗って、どんなレースを見せてくれるか、楽しみです。

コスモサンビームもグレイト同様、ボーラーに土を付けられていますが、夏とは見違えるほどに成長を遂げた今なら、小倉での5馬身差を逆転してもおかしくありません。
京王杯2歳Sでの強さは驚嘆の一言・・・イタリアの名手バルジュー騎手の手綱捌きも見所のひとつです。

あとは天才肌のレッドランサム産駒アポインテッドデイ。
久々、骨折明けでも新潟王者のダイワバンディット。
大物の誉れ高いアドマイヤビッグ(骨折休養中・・・)を最後まで冷や汗をかかせた末脚が魅力のフォーカルポイント、エンドスウィープ産駒はスピードと持続力ある末脚を繰り出してきます。
キョウワスプレンダも能力なら負けていません、父母から受け継いだ電光石火の脚が脅威です。
札幌2歳Sで阪神JF馬ヤマニンシュクルを完封しているモエレエスポワール、札幌王者の意地を見せ付けそうです。
人気を落としたフサイチホクトセイも軽視すると怖いです。

とにかくボーラーのスピードワールドを楽しみたい今年の朝日杯FS、完璧な競馬をしたボーラーを外から強引に差しきるような馬がいたら、その馬はグラスワンダー級、いやそれ以上の怪物に間違いありません・・・。


さて、阪神は鳴尾記念、鞍上に岩田康騎手を迎えたエイシンチャンプ、昨年の朝日杯覇者なだけに期待が高まります、あの衝撃のレコードがけを思い出すでしょうか。

中日新聞杯をパスして来たウインブレイズもこのあたりでは磐石の強さが光る一頭です。
サイドワインダーは阪神2000は本質的にどうでしょうか・・・好きな馬なだけに期待ですが、いささか不安もあります。

先週のチャクラといい、レベルの高かった菊花賞上位陣、7着だったヴィータローザもここはチャンスです。
キングフィデリアは願ってもない一人旅ができそう、圧勝もありえます。
ビッグウルフは芝でどんな走りを見せるか楽しみですね。
明日は中京で中日新聞杯、近年のめざましい父内国産馬の充実ぶりを受けて、来年にはカブトヤマ記念が廃止、愛知杯も牝馬限定になり唯一の父内国産限定重賞になってしまうこのレース・・・馬柱を見るだけでも自然と微笑んでしまうマル父限定は大好きです。

天皇賞・秋でも5着と鋭い決め手を武器に一線級と堂々渡り合うアンバーシャダイ産駒のカンファーベスト、G?といえどなかなか骨のあるメンバーが揃ったこの舞台ですが、実績からも負けられません、一瞬の脚は中京で冴え渡りそうな感じです。

こちらも父から受け継いだ末脚が魅力のナムラサンクス、この所の好成績は本格化の兆し・・・重賞初制覇で今年を締めくくって来年、さらに父サクラチトセオーの名を上げたいところです。

さらに前走、芝で瞬発力を存分に生かしたマヤノトップガン産駒プリサイスマシーン、「精密機械」の名が示す様な絶妙な逃げ、後藤騎手の手綱に期待です。

あとはマイネルソロモン、スターイレブンの3歳トウカイテイオー2騎・・・2歳女王ヤマニンシュクルを輩出して波に乗るテイオー軍団、ソロモンもイレブンもポテンシャルの高さは負けていません。

それにしてもトウカイポイントやシュクル、ソロモンが出てテイオー産駒は強い!というイメージができたのはファンとして最高に嬉しいことですね。


さあ、朝日杯FS、枠順が確定しました!http://www.jra.go.jp/info/osirase/20031212-asahi.html

注目の快速王メイショウボーラーは8枠15番、阪神と同じく歓迎材料にならない中山マイルのピンク帽ですが、テンのスピードが素晴らしいボーラー、関係ないでしょう!

グレイトジャーニー、メテオバーストの将来を嘱望されているサンデー2騎は3枠6番、4枠7番と並びましたね。

そして頑張れニッポン!香港カップ、マイルの枠順も確定しました!http://www.jra.go.jp/info/osirase/20031212-hongkong.html

総大将エイシンプレストンと重戦車マグナーテンが挑むカップ、なんといってもラストランとなる昨年のJC馬ファルブラヴが脅威ですが、プレストンのあの爆発力を最大限にぶつければ勝てない相手ではありません。

マイルも昨年の覇者オリンピックエクスプレスが今季はいまひとつですし、頼もしい日本代表ローエングリン、テレグノシス、アドマイヤコジーン・・・上位独占も含めて大きな期待をかけたいと思います!
今日は久しぶりに出ました、注目の新馬。
先週の阪神5Rでユタカ騎手を背に新馬勝ちを飾ったブラックタイド、エンジンが掛かってからの恐るべき破壊力はまさしく一流馬のそれでした。

姉はこの夏の上がり馬レディブロンドですが、父がシーキングザゴールドからサンデーサイレンスに変わってクラシックディスタンスもどんと来いの印象・・・次走は出世レースのラジオたんぱ杯2歳S、これは楽しみでたまりませんね!

サンデー産駒では、ステイゴールドを送り出した池江厩舎所属・・・朝日杯に出るグレイトジャーニーといい、来年は池江厩舎の年になりそうです!


残念なニュースは来年のクラシック候補だったツルマルボーイの妹・ツルマルシスターが疝痛を患い、一時回復したものの、急性腹膜炎になってしまい・・・回復の見込みがなく安楽死に・・・。
ファンタジーSのパドックでもひときわ美しい尾花栗毛が印象的な彼女でしたが・・・美女薄命・・・悲しい出来事です・・・。
お疲れさま・・・シスター、ご冥福をお祈りします・・・。
今日は宇都宮競馬唯一のダートグレードレース、とちぎマロニエCが行われました。

ここのところ、GIに迫ったかつての勢いを失いつつあったビワシンセイキでしたが、今日は横山典騎手の意を決したかのような、積極果敢な向う正面先頭の競馬で堂々押し切り、ここでは力が違う、ダート界の眠れる虎が宇都宮で開眼して、いざ、東京大賞典!と体制が整いました。

2着は今年のダートグレード1番の出世株、ストロングブラッド、アンカツ騎手が騎乗停止の悔しさをぶつけるがごとく、外からいい脚で迫りましたが、目覚めたシンセイキには及びませんでした。

ノボジャックは鞍上の短期免許で来日中のヒューズ騎手が、かつての王者であったジャックのこれまでの競走生活を熟知するかのような積極的な騎乗でしたが、3コ−ナーで手が激しく動き、脱落・・・しかし3着、59キロを背負ってよく頑張りました。

ちなみに昨日のタイトル馬、ツルマルザムライは7着でした〜。
そして廃してもまだ上山代表として頑張るスパートクロス・・・これからも頑張れ!8着でした。

あすは船橋・京成盃グランドマイラーズで東京大賞典を見据えてあの歴史上でただ一頭になるであろう南関東4冠馬で、フェブラリーS2着の実績を持つトーシンブリザードが1年半ぶりに戦場に帰ってきます。
今年の南関東2冠馬ナイキアディライトやJBCスプリントで5着に健闘したエスプリシーズとの対戦が楽しみです!
ツルマルザムライは現在は兵庫競馬所属、ダートグレードでも好走するダートのスピード馬、その名に恥じない切れ味を秘めているアンバーシャダイ産駒であります。

というわけで、ワタクシのグダグダ日記でございます。
やっぱり今週も土曜の夜は映画館に通います・・・そしてタイトル通り先々週見た「ラスト・サムライ」のリピーターとなりましたです。
う〜〜ん何度見ても素晴らしい・・・まあ、こういう特異な設定の映画というのは得てして賛否両論になりがちなんですが、スポーツ紙の記事によるとこの「ラスト〜」にも批判めいた意見があるようですね・・・ですが、サムライはカッコイイ!日本の文化は誇り高く美しい!それで良いと思います、能書きは要らないはずです、皆さんも劇場に行って誇り高き武士の魂を存分に体感してください!

あと期待の「シービスケット」の予告も秀逸でした、スクリーンを馬が駆けるだけでなんだか熱いものが込み上げてきます・・・これは競馬ファンとして誇りに思いますね、あと一ヶ月あまりで公開・・・初日に絶対見ます、まあ2回は間違いなく見て、更にDVD買います♪

で、また朝までネットカフェでウダウダ・・・読んだのは「あずみ」「まじかるタルるーと君(?)」「天使な小生意気」耳には「サード・アイ・ブラインド」・・・眠いのですが、なんだか体調が変な感じ?で眠れませんでした。

で、日曜は非競馬友達のミチオ君と運動不足解消のため、半年ぶりかのゴルフの打ちっぱなしに出かけました・・・いくら半年振りとはいえ、ヒドイ・・・まっすぐ飛ばない・・・ゴルフ道は険しい・・・。

で、100球ではイマイチ運動にならないので、小学校のグラウンドで25男2人サッカーをする・・・かなり久々に土のグラウンドでサッカー・・・楽しいけど息が切れます、風も強いし・・・ミチオ君がすぐにグロッキー状態で、ワタクシも寝不足で正直きつかったのですぐに終了でございました・・・しかし体を動かすのはいいことです・・・最近サボっていた一人で壁が友達のサッカー(寂し〜)をまた再開しよ〜。
阪神ジュベナイルフィリーズは激しい競馬が展開されました、岩田康騎手が思い切りよく逃げたヤマニンアルシオンでしたが、その外から素晴らしい脚で突っ込んできたのは同じ勝負服、同じ浅見厩舎のヤマニンシュクルでした!

スイープトウショウがやるはずだった競馬を見事に体現して見せたシュクル、唸るような勢いで強烈な脚を放ちました。
トウカイテイオー産駒としては昨年のトウカイポイントに続くGI制覇・・・皇帝→帝王と続く高貴なる一族、シュクルも堂々その名を刻んで、さあ来年、桜の女王目指してを突き進みます。


2着にヤマニンアルシオン、岩田騎手さすがの積極騎乗でしたが、悲願までもう少しでした・・・。
しかし、血の威力と言うものは恐るべきものです、毛色は違えど面影が母ヤマニンパラダイスにそっくりのアルシオン、譲り受けたスピードを存分に生かしました、抑える競馬が身についてくれば春がもっと楽しみになります。

3着にコンコルディア、見事前走の汚名返上、インからしぶとく伸びて巻き返してきました。
コンコルにハナ差屈して4着はロイヤルセランガー、馬場の真ん中をこの馬らしい強靭な脚で伸びてきましたが・・・やはりGIということでしょうか、連対パーフェクトはここでストップです。

残念なのはスイープトウショウ・・・さあ、末脚爆発!とエンジンがかかるところで挟まれてしまい、最後は怒りとなによりその実力を表現するかのように突っ込んできましたが・・・5着・・・。
あの不利がなければ・・・というのは競馬のタブーとはいえ、GIの舞台、悔やまずにいられません・・・ですがスイープ、桜の舞台でこの悔しさを晴らしてくれることを期待しています。

叩いて良化が期待されたフィーユドゥレーヴは12着・・・血統馬だけにここで見限れないと思うのですが、母のランフォザドリームが最も輝いた中距離で見直してみたいですね。

少女たちの競演、というにはいささかラフで激しい競馬が展開された今年の阪神JF、審議の対象がシュクルなだけに勝った四位騎手も浮かない表情でしたが、来年もいろいろな思いを胸に激しい戦いが展開されるでしょう、楽しみは尽きませんね〜。

さて、注目のワールドスーパージョッキーズシリーズは柴田善騎手が総合優勝、2位がオーストラリア代表、春に短期免許で来日したオリヴァー騎手、3位は蛯名正義騎手でした。
世界の腕を堪能した2日間、春に関東でもあれば良いなあと思いましたね(昔、ヤングジョッキーズシリーズ?みたいのが中山でありましたが・・・)


さて、土曜のステイヤーズSは3歳チャクラがステイヤーぶりを見せ付けて勝利、早めに抜け出し、追撃を凌ぎきりました。
エリザベスでアドマイヤグルーヴ、スティルインラブがワンツー、そしてJCでもザッツザプレンティやネオユニヴァースが健闘したようにここでも3歳強しを見せ付けました。
2着エリモシャルマン、ステイヤーの一族の血が騒ぎました。
3着はハッピールック、去勢の効果もあったか安定した脚を使いましたね。

期待したナチュラルナインは出遅れたこともあって持ち味を生かせないまま8着・・・ファストタテヤマは最下位の10着・・・流れが向かなかったのでしょうか・・・?
明日はさあ、師走の2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズです。
今年も来年の春を見据えて18の・・・後に桜や樫に秋桜になるでしょうか?まだ小さな芽ですが、大いなる可能性を秘めた芽が集いました。

その中でも昨年のピースオブワールドと同じく、頭ひとつ抜け出している芽が、スイープトウショウです。
前走のファンタジーSの荒々しくも末恐ろしい脚は、来年の期待を抱くのに充分な内容でした。
中間、カイ食いが落ちたというのがちょっと気に掛かりますが、あの爆発的な脚を封じる芸当のできるライバルは見当たりません、能力ダントツ、未来へ突っ走ります!

追うのはファンタジーSで串刺しにされたものの、6戦オール連対の安定振りは凄まじいロイヤルセランガー、スイープ末脚全開で来られたらたまりませんが、外からスムーズに流れに乗れば・・・と言う期待は充分にあります。

函館2歳女王フィーユドゥレーヴも休み明けの前走だけで見限れない実力馬、マイルでも距離が短いくらいのタイプに映りますが、叩かれた上昇に期待です。

あとはほんとに大混戦、しかしこの中に恐るべき能力を隠し持った女王候補がいるような気はします・・・。
キャリア充分でなかなか不気味な芦毛馬ヤマニンアラバスタ、話題馬レディインブラックを沈めている点も脅威です。
マチカネエンジイロもユタカ騎手が静かに腕を撫しています。
アンカツ騎手のマルターズヒートも昨年同様アンカツマジックが怖いですね。
マイルでタイキシャトルの血が騒ぐディアチャンス。
8枠のヤマニン2騎、ヤマニンシェクル、ヤマニンアルシオンも素質ではヒケを取りません。
特に岩田康騎手を配して望むアルシオンは母がこのレースを勝っているヤマニンパラダイスですから・・・終わってみれば、と言う結果も期待したいですね。

一年上の大先輩、三冠牝馬スティルインラブはこのレースには出ていませんが、憧れのスティル目指して、さあ、少女たちが走り出します!
明日はJRA平地重賞最長距離で競う師走の風物詩的なマラソンレース、ステイヤーズSが行われます。

スタミナ自慢が揃って面白そうなレースになりましたが、ここでも主役を張るのは船橋所属のナチュラルナインでしょう。
アルゼンチン共和国杯は明らかに不向きな流れを力で追い込んで2着、勝ったアクティブバイオがその後JCで5着したことも、ナチュラルの一線級にも負けない実力を裏付けるものだと思います。
マラソンレースでどんな競馬を見せるのか、そしてこのメンバーで力を堂々誇示するようなら大目標の来年の天皇賞(春)が一層楽しみになります。

再び小林淳一騎手に戻ってイングランディーレ、スタミナは2月のダイヤモンドSでもコバジュン騎手とともに立証しています、自分の競馬ができれば圧倒的な競馬を見せてもおかしくありません。

稀代のステイヤーの雰囲気のある菊花賞2着ファストタテヤマも侮れません、嵌れば翼が生えたような爽快な末脚を繰り出す馬、注目です。

あとはダービー、菊でも地味ながら健闘した実績を買いたいチャクラやメジロマックイーンの血が騒ぎそうなマイネルエスケープですね。

余談ですがエスケープは先週のJCを勝ったタップダンスシチーの佐々木晶厩舎にいてデビュー前のコメントが「もう、クソミソに走りよるわ」だったのを凄く覚えています。

阪神ジュベナイルフィリーズ枠順が確定しました。http://www.jra.go.jp/info/osirase/20031205-hanshin.html

1番人気間違いなしのスイープトウショウが2枠4番、角田騎手がいかにゴチャつかずに道中進められるかが大きなポイントでしょう。

外枠不利の阪神マイル、有力候補のロイヤルセランガーがずっぽり入ってしまいましたね。
ですが、秋天のシンボリクリスエスがそうだったように、スムーズに運べれば過剰に意識しなくても良いと思います。
昨年に引き続き「サプライズ!!」←ビックリマーク2個。
というわけで来年のJRACMは明石家さんまさんが続投、で、サブキャラクターはユンソナさんに決まりました。
まあちょっと「・・・」なCMもありましたが、100%アドリブというさんまさんとユタカ騎手との対談など、個人的にはなかなか良かったと思います。
来年、ユンソナさんも人気のある方なのでどんなCMになるか楽しみですねぇ。


JRAに世界の名手が揃うワールドスーパージョッキーズシリーズ・・・今年はなんと頭数が揃わず、抽選で漏れた騎手のポイントは最下位から順に・・・という扱いになるそうですね・・・。

せっかく世界の名手が揃うのに・・・何とかならなかったのでしょうか・・・毎年楽しみにしているイベントなのに、これでは興味半減です。
ムービースターは天皇賞2着馬でサッカーボーイと同じディクタスの産駒です・・・種牡馬としては今ひとつですが、綺麗な栗毛を受け継ぐ大物が出て欲しいですねぇ。
今週もワタクシのグダグダ日記でございます。
先週同様、今週も映画館でレイトショーを楽しむことにしました。

今週も「フォーンブース」は終わっている時間で適当になんでもいいや、と行くと「ファインディング・ニモ」がちょうどいい時間・・・25男が一人で「ニモ」はありえないだろ、と突っ込みをいれつつも、ディズニーアニメを映画館で見ることはまずないので、自分の殻を破るつもりで?観ることにしました。

さすが天下のディズニー・・・面白さ、映像の美しさは格別ですが、やっぱりワタクシにはちょっと本質的に合わないのかな・・・先週の「ラスト・サムライ」がワタクシの中でかなりの大ヒットだったので反動と言うか、やっぱりちょっと足りないな〜と感じてしまいました・・・でも、もちろんこれぞ最高のエンターテイメントですよ、ご家族でどうぞ♪

で、こうなったらもう一本いったれ!と観たのが「バッドボーイズ2バッド」・・・ウィル・スミスがかっこいいです、カーアクション、銃撃戦、爆笑アリでこれはまずまずのヒットですね・・・ただちょっと長いので最後のほうは眠さで半分記憶が飛んでいたのが残念です・・・一番印象に残ったのは「ウ〜サァ〜」ですね、マーティン・ローレンスが言う度に腹を抱えて爆笑、ツボに入りました♪

その後ネットカフェに始発の時間までいましたが・・・ヤバイ、週に一回とはいえ、この生活?はクセになりそうですね。
けっこう散財しているし・・・来週は自粛しようかな・・・大体見たいのは見ちゃったので行くとしたら「ラスト・サムライ」リピーターとなります。


で、日曜は昼から平井君とJC観戦会、先月、京都で食べたお好み焼きが忘れられず、近くのお好み焼き屋に行くことにしました。
今度は自分で焼きたかったのですが、空いてなかったのでテーブルで、京都のほうがボリュームがあったのでちょっともの足りなかったのですが、まあおいしかったので満足でした。

JCはタップダンスシチーと佐藤哲三騎手のまんまの9馬身差逃げ切りに唖然、呆然・・・目がテン・・・。
しかしワタクシ達もシンボリクリスエスも気を取り直して有馬です!マンハッタンカフェ以来2年ぶりに中山へ参戦、さらに初となる大井の東京大賞典への「GIハシゴ」を今度は実現させたいと思います!

最後にマグナーテンが香港C出走を決めたようですね、中国名は「萬能泰斗」です!中距離で巻き返し、頑張れマグ!
後続との差を広げて迎えた直線、詰まると思われた差がなかなか詰まってきません、決定的な差をゴール前、更に広げてなんとつけた着差は9馬身!JC史上でも例を見ないまさかまさかの圧勝逃亡劇、タップダンスシチーがJC制覇!遂に夢に見たGI馬の仲間入りを果たしました!

しかし・・・馬場の影響を考慮しても9馬身とは衝撃的な着差です・・・日本馬初勝利となったカツラギエースのJCが騎手になるきっかけだったという佐藤哲三騎手、思い切ったカツラギエースばりの逃亡策がこの大舞台でバッチリ決まり、時を経て少年はJCジョッキーになりました・・・。
思えばタップダンスが昨年から急速に力をつけ、東京競馬場リニューアル記念を当時のレコードを叩き出して完勝したのも、今日この日のための布石、伏線であったのかもしれません。
昨年秋、本格化一歩手前だったタップダンスでしたが「JCに挑戦させたい」と言うことを佐々木晶調教師が語っていたのを思い起こしました・・・獲るべくして獲った国際GIのタイトルと言えるのかもしれません。


2着は菊花賞馬として堂々戦ったザッツザプレンティ、タップダンスがあれだけ離した逃げをするとは予想できず、捕まえることができませんでした。
ただ、9馬身と言う着差はそのまま力差では決してありません・・・競馬の展開の妙でタップダンスとは別のレースをしていたようなもの・・・そう考えれば迫り来るシンボリクリスエスや二冠馬ネオユニヴァースの脚を
封じる走りを見せた内容は高い評価を与えられると思います、菊花賞馬はやはり強い事を証明しました。


泥だらけになりながら最後までファイティングポーズを見せ続けました・・・しかし無念の3着はシンボリクリスエス・・・3コーナー手前でもややスムーズさを欠くシーンがあり、馬場に破壊力を殺がれながらも底力で追いすがったシーンはさすがでしたが・・・JCは2年連続の3着となってしまいました。
しかし、有馬記念連覇でラストランを飾るためにも気持ちを切り替えて最強馬クリスエス、再始動して欲しいものです。

4着に二冠馬ネオユニヴァース、今日は内からダービー同様に渋太く伸びてきましたがザッツに届かず、外からクリスエスにも差されてしまいました。
昨年末から完全休養なしの使い詰めなので、フレッシュさを欠いているというのもあるのかもしれませんね・・・とりあえず一年の激戦の疲れを癒してまたギアを入れなおして欲しいです。
5着は前でよく粘ったアクティブバイオ、馬場も苦にしない点もよかったですね、健闘です。

外国馬は6着のタイガーテイルが最先着で、アンジュガブリエル7着、イズリントン9着、総大将ジョハーはなんと16着惨敗です・・・。
ジョハーはやはりアクシデントの影響か、歩様もよくなかったようです・・・BCターフの覇者、残念な惨敗です・・・・。


さて、これで今年も残すは有馬記念となった古馬チャンピオンロード・・・王者タップダンスをもう取り逃がすわけには行かない・・・泥を舐めさせられたクリスエスが目の色を変えて最後の聖戦に挑んでくるでしょう!今度はできればいい馬場での総決算が見たいものです。


土曜の京阪杯は降りしきる雨の中、本田騎手チアズブライトリーが早めに押し切って勝利!なんと単勝万馬券での勝利です。

2着は4馬身差でマイルCSを自重したダンツジャッジで山内厩舎のワンツーフィニッシュとなりました。
期待されたテンザンセイザは4着、切れ味勝負のトニービン産駒ですから致し方ない結果かもしれません。
アドマイヤドンが抜け出したフリートストリートダンサー捕らえる構えを見せ、やはり日本のエースだ!と思いきや、ゴール前、なんと、常識ではありえないような差し返しが待っていました、これが世界だ、これがアメリカンダートホースだ!と言わんばかりに勝利を勝ち取ったのはベテランのジョン・コート騎手のフリートストリートダンサーでした!

すんなり先行勢に加わったフリート、この馬場も味方につけ、直線も逆に突き放しに掛かる強さ・・・この馬がどうして重賞未勝利だったのでしょうか?確かにBCクラシック覇者のプレザントリーパーフェクトの2着していたりと、強さを裏付ける証拠はありますが・・・。
今日はフリートの最後の勝負根性を最大限に称えることにしましょう・・・JCD優勝の勲章を引っさげて、母国で凱旋の快進撃を見せてくれることを期待します。


ドン・・・無念のハナ差2着・・・中団からアンカツ騎手、いつの間にか外に持ち出して、いつも通りの勝利の方程式は完成しているかに見えましたが・・・。
日本のエースとして、超極悪馬場にもめげず、存分に戦いましたが・・・同着でも良いくらいのハナ差に涙を飲みました・・・無念。
この悔しさはドバイで・・・ドン、ワタクシは心から君を応援します。

3着にハギノハイグレイド、歴戦の勇者が意地を見せました、ただフリート、ドンからは5馬身・・・いかに2頭が鬼のように強かったのかを如実に示唆している結果ですね。

4着にスターキングマン、JBCからドンにはさらに差をつけられてしまいましたが、エスピノーザ騎手の手綱で好結果を出しました、ダートのクラシックディスタンスに大きな自信を得ましたね。
5着がディーエスサンダー、こちらも今後に自信の結果、交流GIなら現実味を帯びてきました。

サイレントディールはこのドロドロ馬場では綺麗な栗毛が台無し・・・と気にするかのような7着敗退・・・。
レベルが高いと思われていた3歳勢はユートピア12着、ビッグウルフ13着と散々な大敗、特にユートピアは先行すらできない敗北、ドバイどころではなくなってきてしまいました・・・。


最後の直線、まさに日本VSアメリカの頂上決戦・・・あの一騎討ちは馬券抜きに「ドン頑張れ、日本頑張れ!」と応援した方も多いでしょう、そしてまさにそれこそがジャパンカップデーの醍醐味・・・フリート、ドンに再認識させられました。


『日本代表?いや俺が世界の粋を極めたスーパーサラブレッド・世界代表シンボリクリスエスだ!』


そして、さあ、明日は世界最強艦隊襲来!はややオーバーかもしれませんがレベル的には世界の頂点を争うメンバーが堂々集結、府中に大砲撃をブッ放してきそうな青い目をした9頭の優駿・・・果たして東京炎上のシーンはあるのでしょうか。
しかし、迎え撃つ日本勢はまさに最強メンバー、JCDでまさかの不覚を取った日本勢、しかしターフでは簡単に母国を明け渡すわけにはいきません、国の威信を懸けて18頭が火花を散らします!

まずはもちろん昨年の年度代表馬にして天皇賞・秋2連覇やってのけた現役最強馬シンボリクリスエス、秋天は想像以上の強靭な末脚で完勝、本格化著しい今、3歳時から磐石の空気を漂わせていたクリスエスがさらに競走馬として強固な地盤を築き上げました。
今のクリスエスを支えるのは大きな世界のトライアングルです、アメリカの豊潤な大地が育んだ逞しい体躯、日本の卓越した調教技術で送り出す名伯楽・藤沢調教師、そして勝利に導くはフランスのスーパージョッキー、オリビエ・ペリエ騎手・・・。
全てにおいて完成され、充実したクリスエスには世界の強豪が束になろうと弾き返す強さが漲っています。
さあ、秋三冠へ第二関門、どんな答えをクリスエス、用意しているでしょうか!

二冠馬ネオユニヴァース・・・ダービーを制したこの舞台、降雨によって勝利の舞台が神によって意図的に創られたかのようです。
春の怒涛の勢いに翳り?と言う声も聞かれますが、とんでもない、二冠馬の誇りと魂を府中の直線にぶつけて来るはずです!

菊花賞馬ザッツザプレンティ・・・菊で見せた破壊力抜群ののロングスパートを最大の武器に世界へ挑みます。
「今なら瞬発力でもヒケを取らない」とドンで悔しい思いをしたアンカツ騎手の心強い言葉・・・水かきがついているザッツなら雨も大歓迎・・・その名を世界に轟かせるチャンスが巡ってきました。

天皇賞・秋2着ツルマルボーイも末脚が生きれば・・・雨はマイナスかもしれませんが、横山典騎手はこういうときに一癖あるジョッキーです。
タップダンスシチーも京都大賞典で逃げに悟りを開いて、まんまと直線一杯に粘りこみを図ります。
サクラプレジデント、菊は参考外、まともに走れば恐るべき能力を見せるプレジデント、おそらくメンバー中一番巻き返しに燃えています。
サンライズペガサスも秋天の内容は白眉のものでした、さあ府中2400で完全復活です!


そしてハイレベル外国勢・・・星条旗を引っさげて威風堂々BCターフ馬ジョハー!世界最強と呼ばれたハイシャパラルが止まって見えた恐ろしい脚を繰り出してきます。
中間にアクシデントがありましたが、世界のGI馬にとっては蚊に刺されたようなもの、雨だろうがなんだろうが爆発したら止まらないはずです!

アンジュガブリエルも世界の上位に君臨する強豪、凱旋門賞こそ9着でしたが、2400のレースでの安定感は素晴らしいの一言です、来日を心から歓迎したい一頭です。

BCフィリー&メアターフ馬イズリントンも日本で言うとヒシアマゾンのようなイメージ、牡馬相手でも堂々と渡り合う実力派です。
フィールズオブオマーはオセアニアのチャンピオンホース、JRAが直前に招待措置としてコックスプレートの覇者にも報奨金を認めたあたりも見逃せないエピソードです。

その名も「登竜門」デノンもGIのタイトルを多数持つだけに侮れません・・・昨年2着サラファンも日本の馬場に適正を示しているのは脅威、ですが今年はちょっと気後れ気味でしょうか・・・。
さあ、遂にこの日がやってまいりました、世界の強豪が大挙来襲、世界が最も近づく国際色豊かな二日間・・・ジャパンカップダート、そしてジャパンカップ!

注目の外国勢、JCダートは2頭の出走と寂しくなりましたが、JCは今年のBCターフのウィナー・ジョハーをはじめ9頭が襲来!近年は香港Cに押され気味でセカンドクラスと言われ続けていたJC出走馬、今年は面目躍如といえるメンバーが揃ったといえそうです!


まず、今日ははJCダートから、世界を迎撃する、というよりここから世界の舞台へ駆け上がる、という意味合いが強そうなこのレース、中心にいるのはもちろんアドマイヤドンです・・・ドバイWC制覇に向けて準備万端、今回は壮行レースのような雰囲気さえ漂います。
確かに昨年のように揉まれる競馬になるといささかの不安はあるものの、完成期真っ只中のドンならば、敢えて揉まれる競馬で強いレースをそして勝利を見せ付けて欲しいという気さえします。
ドバイヘ更に箔をつけて、日本競馬界の首領が世界の首領になる日も近い・・・そう実感させてくれるはずです!


武蔵野Sで期待通り、いや期待以上の内容で圧勝、古馬粉砕劇を演じたサイレントディールも一気に覇権を、そしてさらに世界を望みます。
ゴールドアリュールとは血統構成もさることながら、容姿もソックリのディール、しかも同じ池江厩舎・・・アリュールの夢の続きをディールが叶える・・・そんなドラマがあってもいいはずです。

JBCクラシックで辛酸を舐めたユートピア、しかし敗北の経験はより馬を強くします。
府中ダ−ト戦ユニコーンSのあの強い競馬を再現できれば、相手がドンだろうと、決して引けを取らないはず・・・ドバイの夢は捨てられない!さあ、巻き返しです!

JDDを制したビッグウルフも能力ならば、決して劣ってはいません、小さな体から凄まじい決め手を迸らせるシーンは驚異的ですらあります。
地方馬で帝王賞馬ネームヴァリュ−も決して軽くは見れない存在、JBCでは持ち前の先行力が生かせませんでしたが、デムーロ騎手が思い切って乗ってきそう、脅威の存在です。

あとはスターキングマン、アメリカのエスピノーザ騎手に託してどこまで伸びるか自慢の末脚。
今年のダート界の大出世株ディーエスサンダーも虎視眈々、春の勢いを取り戻せば江田照騎手ともども怖いです。
古豪ハギノハイグレイドも元気いっぱい、昨年の2着馬リージェントブラフもいつも通り末脚に全てを賭けます。


さて、あまり高い評価を受けていない外国馬、フリートストリートダンサーとオウタヒアですが第1回あわやの3着ロードスターリングの例もありますし、警戒するに越したことはないでしょう。

雨中の決戦となりそうなJCDですが、ドンは南部杯でもスイスイと駆けていますし、問題ないでしょう、スピードもやや要求される力どおりの一戦が展開されるはずです!


さて、忘れちゃいけない京阪杯、天皇賞3着のテンザンセイザが京都実績も充分でここは大威張り・・・ですがなかなか曲者が揃って簡単にはいかない様相です。

今年大ブレイクの幸騎手、関東馬とのコンビは実力が認められた証でしょうトーホウシデン。
ドロドロのセントライト記念覇者・ヴィータローザには天気を味方につけました。
マイルCS殊勲の回避、ですが実力でここを選んだことが正しかったことを証明したいダンツジャッジ。
久々ながら3歳上位のテイエムリキサンにも注目したいですね。
今年の小倉記念でも素晴らしい脚を繰り出して優勝したロサードが引退・・・新潟の2歳チャンピオンだった馬が7歳まで5つの重賞制覇、一線級で息長く活躍しました・・・小さい体躯ながらほんとに良く頑張りましたね。
種牡馬としてもさらに頑張ってくれそうですね、ありがとうロサード、お疲れさま・・・。

さて、来年のJRA騎手免許第一次試験の合格者の名になんと兵庫第3の男・赤木高太郎騎手の名が!突破は困難と言われた一次試験を突破して見せたようです!驚きました!

二次試験の結果次第ですが、来年、合格が確実視されている兵庫NO1の小牧太騎手とともに兵庫のスタージョッキーが揃ってJRA入りの可能性が高くなってきました!
しかし岩田康成騎手も再来年以降のJRA入りを狙っていますし・・・スタージョッキーの流失は大きな波紋を呼びそうですが・・・。


さあ、頂上決戦!ジャパンカップダート、そしてジャパンカップ、枠順が確定しました!!
JCDhttp://www.jra.go.jp/info/osirase/20031127-jcd.html
JChttp://www.jra.go.jp/info/osirase/20031127-jc.html

まずJCD、アドマイヤドンは3枠6番、まあ今のドンならばドンな枠もドンと来い!でしょうね。
ドンを睨みつつ競馬ができそうな4枠8番サイレントディールはシメシメでしょう。
面白いのが先行争いの予想される2騎、カネツフルーヴとスマートボーイが内枠で仲良く並んだことですね。

JCはシンボリクリスエスが3枠5番、まあ今のクリスエスならドンな枠もドンと来いでしょうね・・・(あらっ?)
外に陣形を形成したかのようなジョハー率いる?外国勢が不気味ですねぇ。

< 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 >