といっても、「ギャロップレーサーラッキー7」の話です・・・。
今週もワタクシのグダグダ日記でございます。

今週は病院へお見舞いに行くはずでしたが、姉夫婦の都合がつかなかったようで、キャンセルに・・・そのかわり?4月から新一年生になる甥っ子の良太君が遊びに来ました。
ポケモンをしたり、動物のパズルをやったりして遊びましたが、飽きてきて、ワタクシのプレステ2で遊び始めました。

でも現在、ワタクシは「ギャロップ〜」しか持っていないのです、結構覚えるの大変だし・・・と思っていたのですが、いやいや、子供の覚えの速さには驚かされます、ものの10分で、ワタクシの指導「(○ボタン)ポチ!」「ムチ叩け!押せ!」つきながらもあっさりとタイキシャトルでスプリンターズSを制覇してしまいました。
面白かったのが、2000m位のレースになると、良太君が道中で我慢できなくなってムチを叩きまくって惨敗してしまうことです・・・馬と同じやん、月日と経験を経て、人も馬も成熟していくのですねぇ・・・。

話題変わって、ついさっきの話ですが駅のキヨスクにギャロップを買いに行った途中、20日後に迫った友人の結婚式の二次会のネタでも探しに行くかなあ、と雑貨屋へ行きました。
で、色々と見たのですが、目に付いてしまったのが「女装セット」・・・誤解のないように言っておくと、ワタクシにそういう趣味があるわけではないのですが、これは面白いなあと思ってしまった自分が確かにいました(軽くショック)・・・。
素面では絶対無理!ですが、結婚式でヨイヨイになった勢いならばいけるのでは・・・と悩んだのですが、結局恥ずかしくて買えませんでした。

でも二次会を盛り上げるために、色々考えてみます・・・女装はやっぱりきついけど、アフロのヅラにヒゲ、アロハシャツを着て怪しい外人にでもなってみようかな〜。

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
今日はワタクシの中で金字塔といえる名作、オアシスの「ビィ・ヒア・ナウ」から満を持してこの曲です。
フロントマンのノエル・ギャラガーが後に「このアルバムはクソだ」と散々なことを言うのですが、このアルバムでUKロックというジャンルに頭からドップリ浸かり、いまだに抜け出せないワタクシがいます。
「俺の言ってる意味が分かるか?」というエラそうなタイトルも、オアシスらしくて最高ですね。
オアシス「ドゥ・ユー・ノウ・ワット・アイ・ミーン?」
まず、行ってみましょう世紀の一戦、弥生賞。コスモバルクが中央の壁を突き破るような、強靭な脚で逃げ粘りを図るメイショウボーラーを捕らえて、夢にまで見た皐月賞の切符を手に入れました!
これで地方代表として、堂々とクラシックの舞台に立つことができます・・・しかしザグレブはなんて素晴らしい馬を輩出したのでしょうか、長年待ち焦がれていたオグリキャップのような地方のスターの存在・・・強い強い地方馬バルクの誕生に胸が熱くなりました!同じ舞台の皐月賞でも、迫力十分の五十嵐騎手のファイトに応えて、弾けるバルクの姿が目に浮かびます・・・。

2着は前半を約61秒と絶妙のペースに持ち込んだメイショウボーラーでしたが、怖い後方組の末脚はまんまと封じたものの、ぴったりとマークされていたバルクには屈してしまいました。
それでも、苦労しながらとはいえ折り合いもつき、距離には太鼓判が押せそうですし、皐月賞ではバルクに雪辱を期してくるでしょう。

3着に先行したメテオバースト、スローで流れに乗って、アンカツ騎手の手綱に応えて終いもしっかり伸びました。やはり力がないとできない芸当、不完全燃焼だった朝日杯を糧に、皐月賞切符をがっちり掴んだ形です。

4着のハイアーゲームはこのスローでの出遅れは致命傷でしたが、最後は目を見張る末脚を繰り出したあたり、やはりタダモノではありません、が、バルクとはこれで3戦3敗・・・現時点ではバルクには敵わないのかもしれません、あくまで現時点では、ですが。

1番人気フォーカルポイントは前走が超ハイペースの競馬で今回スローの流れに戸惑ったか、末脚に炎は宿ることはなく、流れ込んで5着・・・バルクに負けないGI級の素質は十二分にあるのですが展開に左右されるところが弱みといえば弱み、皐月賞もペースが鍵になってきます。

期待したグレイトジャーニーですが、いい感じでフォーカルとともに上がって行ったのですが・・・やはりスローで弾けきれず7着、能力は確かなはずですが、このレベルに入るとちょっと苦しい面はあるのかもしれません・・・。

大一番を終えて、今年のクラシック戦線は頭ひとつバルクがリードする形になった印象ですが、何もかもが苦しい状況の地方に
あって、まさに彗星の如く現れたバルク・・・道営の、地方の期待を背負って挑むクラシックの舞台は誰よりも何よりも眩い光を見せてくれるでしょう!ますます期待が膨らみます!

中京記念はなんとなんと!メイショウキオウがまんまの逃げ切りV!逃げ切りが困難とされる中京2000で見せた単勝万馬券馬の劇走に驚きを隠せませんでした・・・。
開幕週の馬場に加えて、53キロのハンデもよかったのでしょうが、重賞では足りない印象のあったキオウ、7歳にして掴んだタイトルとともにまだまだ躍進してくれるでしょう。

2着はナリタセンチュリーが猛然と迫りましたが、4連勝はならず・・・しかし重賞の舞台で力は示しましたし、勢いは衰えません、今後も注目です。

3着はカンファーベスト、・・・この破壊力ある脚をもつ馬が後ろから来たセンチュリーに交わされてしまったのはちょっと残念でしたが・・・もうひとつの重賞がなかなか遠い印象ですね・・・。

人気のクラフトワークは道中は最後方から2番目、末脚にかけ、良く伸びましたが5着。東京なら突き抜けることが可能でも、狭い中京では捌く難しさが出てしまったということでしょうか・・・。
2,3番手から頑張っていたキングフィデリアの赤木騎手には思わず「行け、赤木!」と声が出てしまいました
・・・騎乗フォームもきれいで、さすが兵庫のトップを争ってきただけあります、近いうちにありそうな重賞初制覇のシ−ンを心待ちにしたいと思いました。フィデリアは6着でした。

土曜は桜花賞に向けて重要な重要な一戦になったチューリップ賞。スイープトウショウがゲート入りで手間取って、さらにスタートで出遅れてしまいましたが、大外ぶん回し、豪脚が一閃してあっさりと勝ってしまいました。
しかし・・・本当に力では一枚も二枚も抜けているスイープ・・・ヤマニンシュクルと馬体をあわせて伸びてきましたが、あっさりと突き放し、早々と雪辱を果たすと、逃げ込むアズマサンダースも切り捨てる豪快な競馬には胸が躍らされます。課題は色々あるけれど、まずは桜花賞へ視界よし!

2着は先行して逃げ込んだアズマサンダースですが、スローペースで行って、完全に流れはサンダースのものだったのに・・・スイープの脚には脱帽です・・・。

3着にヤマニンシュクルスイープには加速力の圧倒的な違いを見せつけられてしまいましたが、2歳女王の年明け初戦としてはまずまずの内容です。
しかし・・・あの末脚を封じ込むのは至難の業、眼前にまざまざとそれを見せ付けられた形の2歳女王、さあどうなる桜花賞!
さあ、明日は今年のクラシックに向けての重要な一戦、というより、クラシック候補が集いに集い、早くもやってきた大一番という気さえする弥生賞、もしかしたらGI以上の名勝負が拝めるのかも知れない・・・という恐怖感に似た?期待がグングン高まってくるのを感じます。

一体誰を最初に取り上げたらいいのか・・・と迷いましたが、いきなり道営馬コスモバルクから行きたいと思います。
とにかく素晴らしい内容のこの2戦・・・直線でスキを見せたかと思いきや、再び突き放す競馬で一躍スターダムにのし上がりました。今回はマイペースとは行きそうになく、一介の逃げ馬ではない、奥の深さを問われる一戦ですが、無限の可能性を感じるバルクならば、簡単に突破しかねない脅威を感じます。

そして京成杯を1分59秒2という素晴らしいタイム、それも末脚一閃の派手な内容で制してきたフォーカルポイント。爆発力なら相当なものを感じます。
2000の距離は前走、あっさりとクリア、焦点を合わせた皐月賞に向けてもう視界をさえぎるものはありません。もし前がやりあうようなら展開的にもフォーカルに味方するはずで、末脚という名の弾丸が強豪たちに炸裂するシーンが、恐ろしくもあり、楽しみでもあります。

そして朝日杯のハイラップ逃亡劇は勝ち馬コスモサンビームに負けない強烈なインパクトを残したメイショウボーラー。父タイキシャトルに授けられた天性のスピードはここでも唸りを上げます。
朝日杯のレース振りから距離不安は確かにありますが、2番手で折り合う競馬もこなしています。バルクとの兼ね合いが大きな鍵を握ることは確かで、スタート直後から瞬きも許されそうにありませんね!さあどちらが行くのか・・?

さらにシンザン記念の覇者・グレイトジャーニーもこの激戦に加わってきます。
前走は逃げているとはいえ、ここでは控えるでしょうが、うまく先行して兄の皐月賞馬ノーリーズンを超える脚を使ってくるようなら・・・いまだに忘れられないデビュー戦の衝撃の末脚がグレイトの馬体の黒光りとともに不気味な印象を与えます。

さらにさらに、ハイアーゲームもまともなら最有力と言い切っていい、恐るべき能力を持つ一騎です。
血統構成に雄大な馬格、そして主戦は蛯名騎手とマンハッタンカフェを彷彿させるハイアーですが、前走でスローとはいえ、ひと昔前はサラブレッドの極限の脚といわれた33秒ジャストの末脚を叩き出したところにその能力の強烈な裏付けがあります。
今はまだ他の有力馬より未成熟な感もありますが、これから精神的にも成長してくれば・・・空前絶後の凄いサラブレッドが拝めるかもしれない・・・とまで思いますし、決して大袈裟ではない表現だと思います。

あとはメテオバースト。この強烈なメンバーで伏兵的存在ですが、本当ならクラシックの主役を張れる素質ある一騎、アンカツ騎手も一発大物食いを狙ってきます。

この上記6騎・・・明日の決戦・弥生賞でどんな結末を用意しているのでしょうか・・・歴史に深く刻まれる大勝負になる予感がビンビンしています。期待感で押しつぶされそうなこの気持ちは、長いこと競馬を見ていますが、数えるほどしか感じたことのない気持ちです。

尾張の名物レース・中京記念。なかなかの好メンバーになって、こちらも見逃せませんが、ここならGI実績がものをいう、トップハンデでもカンファーベストです。
アンバーシャダイ産駒らしいい脚を長く使うタイプにも感じますが、中京でも藤田騎手がうまく生かしてくれるはず。まとめて突き抜ける豪快な競馬がみたいですね。

クラフトワークも中距離界のエースといえる存在で、東京実績が示すとおり、左回りは安定感があります。
こちらも強烈な決め手を持つタイプで、カンファーとの差し比べが見物です。

ナリタセンチュリーも3連勝で重賞挑戦、ここにきての飛躍は目覚しい一頭です。
一気に重賞制覇の勢いも感じますし、スギノハヤカゼでのコンビが記憶に新しい田島裕騎手が、かなりの手ごたえを感じている一騎なのではないでしょうか。

あとは蕁麻疹明けですがエイシンチャンプ、少しだけ早いペースがあれば、スボリッチ騎手の手綱で変貌する可能性も感じます。
タガノマイバッハも連覇に向けて調子を上げてきました。うまく立ち回って怖い後続の末脚を完封したいところです。
昨日、JRA初勝利!を飾った赤木高太郎騎手(おめでとうございます!)もいきなり曲者・キングフィデリアに乗って一人旅と行きたい所、マイバッハとの兼ね合いはあるかもしれませんが・・・。
アサカディフィートも金杯の強い内容が衝撃的、巻き返す強さを充分持っているはずです。
最後にヴィータローザの決め脚も警戒しておきましょうか。

さて、今日はサクラスターオーメモリアル、スターオーは昭和62年の二冠馬で、皐月賞以来で挑んだ菊花賞では競馬ファンなら誰もが知っている名言「菊の季節に桜が満開!」という言葉とともに圧倒的な強さで制しました。
しかし、悪夢となった有馬記念での故障、5ヵ月に及ぶ闘病生活の末、天に召されてしまった悲運の名馬としてもその名を知られています・・・。
このメモリアルではみんなが故障なく、走って欲しいな・・・とスターオーも天から応援してくれているはずです・・・。
明日は牝馬クラシック戦線を占う上でも最重要といってもいいレース、チューリップ賞が行われます。
例年、牡馬クラシックは弥生賞が重要な鍵を握るように、ここの結果がそのまま直結してくることが多く、GI並みの期待感を持っても良さそうです。

イントゥザグルーヴの回避は残念でしたが、満を持して登場してきたのが2歳女王ヤマニンシュクル。阪神JFの圧倒的な末脚は強烈でした・・・強いトウカイテイオー産駒を印象付けるヒロインの登場は喜ばしい限りです、同じ舞台であの脚が再び、そして桜の舞台でも三度炸裂するのでしょうか。

そして追うのは渡辺栄調教師の勇退に伴って鶴留厩舎に転厩して初戦となるスイープトウショウ。桜花賞をアローキャリーで制している池添騎手に手綱が変わって、さあどんなレースを見せてくれるでしょうか。
阪神JFは致命的な不利を被ってのもの、陣営もスイープも決して、勝負付けが済んだとは思っていないはず・・・末脚自慢の二騎、いきなり激突、風雲急を告げます!

上位2騎が末脚タイプなだけに、前で勝負する馬にもチャンスはありそうな感じです。
札幌2歳Sではシュクルを封じているアズマサンダースも力量はありますし、うまく立ち回られると手強い印象です。
笠松の名手・川原騎手が駆るフレンチアイディアも血統的なバックボーン充分ですし、ここは時期尚早でも先々が楽しみな器です。
昨年の三冠牝馬スティルインラブの幸騎手と松元省厩舎が今年も送り込んできたサンデーサイレンス娘、メイクヒストリーも期待したい一頭ですね。
新人(?)小牧騎手がいきなり重賞に殴りこむヴァルパライソも注目したいですね。

見ればシュクルスイープ以外、伏兵に挙げた馬たちがみんなサンデー産駒、クラシックのトライアルらしいと言えばそうなんですが、この中に一転主役となるヒロインが潜んでいそうで怖いですね。
アメリカに遠征していたプリエミネンスが引退してそのままアメリカで母の道を歩むことになりました。
GIは遂に叶わなかったものの、第1回から3年連続してJCダートに出場。4,5,4着という好成績を残しました。盛岡で行われたJBCクラシックもいまや世界に挑むダート王になったアドマイヤドンの2着でした。
ダート重賞を中央・地方・そして海外と戦い抜いたプリ、きっといいお母さんになってくれるでしょう・・・ありがとうプリ、お疲れさま・・・。

UAEダービーに登録していたアドマイヤホープは残念ながら回避ということになりましたね。ヒヤシンスSがさっぱりでしたし・・・また来年、強くなって挑戦してほしいです。

さらにチューリップ賞の有力候補で、今年の牝馬クラシックの目玉といえるイントゥザグルーヴですが、お母さんのエアグルーヴ同様、熱発で出走回避となってしまいました・・・。1勝馬なだけに、桜花賞もどうも厳しくなってきた感じです・・・残念。

ちなみに以前、母グルーヴサンデーサイレンスなき後の種牡馬は誰だろう?と書きましたが、03年はフレンチデピュティの男の子で、今お腹の中にいるのはダンスインザダーク!だそうです。同世代のダンスとの間に生まれる仔はすごく楽しみですね!
更にいうと、今年デビューの2歳馬はサンデー産駒ですが、名前はサムライハートだそうです・・・今が旬の名前ですねぇ。

ついでにといっては何ですが、ワタクシの最初の愛馬でナリタブライアン産駒のシルクラフィーネちゃんのお腹の中にはアメリカンボスの仔がいます♪
今月末に迫った、ドバイ国際競走ですが、シーマクラシックに登録していたサイレントディールがワールドカップに出場することになりました!
フェブラリーSでは直線に入って、全く馬が追えないシーンがあり、脚を余した印象のあるディール、JCDは極悪馬場に殺され、東京大賞典では引っ掛かり・・・遙かドバイの地で全能力を発揮できれば最高ですね!
同じく日本代表として出場するアドマイヤドンも手強くて心強いパートナーを得て、張り切っていることでしょう!(?)

そして今日、高崎競馬場でデビューしたJRAの騎手・高野和馬騎手がなんと初騎乗初勝利!JRA所属で地方で初勝利を上げた騎手は確かいたと思いますが、初騎乗でしかも4番人気馬での勝利ですから、たいしたものです。高野和馬騎手、覚えておいて損はないと思います!

昨日はアカデミー賞の発表がありましたが、残念ながら「シービスケット」は残念ながら受賞はなりませんでしたが、「ロードオブザリング」がなければ獲っていたはずです・・・生まれた時代が悪かった・・・もとい、作った年が悪かったですね。
トラストミュウツータマモクロス産駒で1600万までいったものの、無念の故障で予後不良になってしまいました・・・新潟記念にも出走していますが、その後無念の故障で予後不良になってしまいました・・・。
というわけでワタクシのグダグダ日記でございます。

この前胃腸炎をやったと思ったら、土日は本格的な風邪・・・結局日曜は一度コンビニに行っただけで終わってしまいました・・・それで全快となれば結構なんですが、そうともいかず・・・なんとか体質改善しないとやばいですね。

というのも、今月末、結婚式!を控えているからなんです!
て、友人のですけどね・・・。
27日に東京であるので、高松宮記念には今年も行けなそう・・・とやはり競馬優先に考えてしまうところがなんてゆうか、悲しい性ですねぇ・・・。
それでもまあ、とりあえず楽しんで、ちょっと幸せを分けてもらお〜。

そういえば、考えてみると昨年の今頃、昨年末に結婚した群馬人・フクちゃんの所まで、新幹線、鈍行乗り継いで静岡〜群馬の桐生まで強行軍で行きましたなぁ。
まあ8割方、廃止になってしまう足利競馬に行きたかったのですけれども・・・競馬場に着いて、車を降りたときの寝藁の匂いが忘れられません♪

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
というわけで今日は、その時に旅のお供として活躍したU2のベスト盤が登場です!

U2「エレクトリカル・ストーム」
ちょっと今日からリニューアルてゆうか、タグを使ってみました♪う〜ん面白いものですね。
唸りを上げる豪脚、迸る才能!サクラプレジデントが挫折を越えて、見事に復活!それにしても1分44秒9という猛爆レコードを叩き出してのVとは・・・恐れ入るどころか、身震いしてしまうほどの強さに酔いしれさせてもらいました。

道中はやはり掛かり気味になって、フットワークが定まらず、またもたれてしまうのかと危惧しましたが、勝負どころに入ると真っ直ぐ走って、抜け出せばごらんの強さ・・・ハイペースの力勝負なら右に出るものはいません。次は叩かれて折り合い面も改善してくるでしょうし、まさしく2004年、新生サクラプレジデントが誕生したといってもいいでしょう!
大目標は秋の天皇賞あたりになるのでしょうが、悲願のGIへ好発進したプレジデントの今年が非常に楽しみです!

終いの爆発力に賭けたサイドワインダー。さすがの凄い伸び脚でした、ハイペースに乗じた面はあるのかもしれませんが、このタイムですから優秀も優秀。No1マイラーへの道をここから歩んでいきたいですね。

3着に敗れたローエングリン。前半の1000mが57秒6というペースではいかにも苦しかった印象・・・岡部騎手も無理になだめず、この馬のスピードを生かすことを選択しましたが・・・しかし、逆説的に言えば、この猛爆ペースで3着に残ったのはローエンの底知れない能力です・・・。

人気のプリサイスマシーンはいきなりGI級のこのメンバーと対峙して5着ならば、褒められていい結果だと思います。しかしあの位置からローエンに敵わないのはやはり力の差かもしれません・・・。
着順が前後しましたが、マイソールサウンドが4着、スタートが案外でしたが、やはり力のあるところを見せました。

エイシンチャンプが取り消しになったのは残念でした、久々に得意のハイペースになって、持ち前の驚異的な粘りが生きたのに・・・。

そして阪急杯はこちらもテンから激烈なペース、スタートがイマイチだったギャラントアローが強引にハナを奪って「この競馬で押し切るようなら化け物だ・・・」と見ていましたがやはり無理が祟って失速・・・。

勝ったのは長い冬の時期がありましたが、それを糧に一皮剥けたような凄まじい末脚を爆発させたサニングデール!吉田稔騎手のファイトに応えて、昨年の高松宮2着馬が完全復活を告げ、尾張の電撃戦が一層楽しみになりました!

2着は惜しかったシーイズトウショウ、あの脚で来られたら仕方ないところ・・・ですがまた再びスプリントで強さを見せてくれました。
レースの度に強さを増すような4歳牝馬サクラバクシンオー産駒。次は暮れにCBC賞を制した中京での大一番、このレースで頂点を狙える位置にピタリと付けた印象です。

テンシノキセキも6歳になりましたが、ビリーヴから受けたバトンはやすやすと渡せないとばかりに豪快なゴール前。3着に敗れはしましたが、本番への期待が高まる走りでした。

最初に書いたギャラントは8着・・・今回はスタートが全てで悲観しなくてもいいと思いますが、本番では他の有力どころが幅のある脚質をしている分、そして最後に横綱デュランダルの末脚が控えている分、難しくなったかな・・・とも思いました。
しかし、ハナを争ったアタゴタイショウは4着と思った以上に良く粘りこみましたね。

さて、土曜はアーリントンC、シーキングザダイヤが母の名に恥じない強さを見せ、カリプソパンチとの火の出るようなマッチレースを制す強い強い内容での勝利でした。
母とはタイプが違うようですが、輝きは母同様、いやそれ以上になる可能性も感じます!

2着カリプソパンチも一旦はダイヤを差したのですが・・・しかし金子オーナーがブラックタイドとともに期待するカリプ、この先も注目です。
3着ブラッドバローズもアンカツ騎手の追い上げに応えて、見事な末脚・・・シングスピール産駒で素質は計り知れないものも感じます。

あともうひとつ、ハイレベルなメンバーが集った今日の阪神のすみれS、キングカメハメハが自力の違いを見せ付ける圧勝でした。京成杯では3着でしたが、またギアを入れなおしてクラシックに殴りこんで来る体勢が整いました。
明日は中山で中山記念、そして阪神で阪急杯が行われます。
フェブラリーSが終わって、あとは春に向かってドンドン期待感が増していく週末になっていきます。

それを象徴するように、中山記念では美浦の横綱たちが始動します。まずはローエングリン。昨年も危なげなく完勝しましたが、今年は最高のコンビ、名手・岡部騎手との再会を果たして、今年はGIの冠を戴きたいところです。
香港でも勝ちに等しい競馬をして、この馬の実力がワールドクラスであることは、昨夏の遠征を併せても実証されています。岡部騎手の熟練の技に応えるローエンの姿が楽しみです!

そしてサクラプレジデント、昨年の秋は菊花賞でササるなど悪癖を見せてしまい、JCでは道悪に持ち味を殺され、大統領のプライドも地に堕ちてしまいました・・・しかし2004年の始動をここに定め、生まれ変わるかの如く新生プレジデントが誕生する可能性も強く感じます。
まともに力を出せば世代の頂点に立てる馬であることは言わずもがな、心身の成長を武器に全能力を中山の坂にぶつけてほしいです。

中山では少し割引かと感じるサイドワインダーですが、内枠から福永騎手がどううまく捌いて爆発力を生かすか・・・ローエンのペースですからタイトな流れになるはず・・・という期待があります。

あとは京都金杯を制して意気上がるマイソールサウンド。タマモクロス産駒の成長力は目を見張るものがあります。
プリサイスマシーンも父マヤノトップガンから素晴らしい能力を授けられた一頭、溢れんばかりのパワーを秘めています。一線級との初対決となった今回、ローエン、プレジデント相手にどこまでやれるか楽しみですね。
バルジュー騎手が駆るGI馬エイシンチャンプもローエンにぴったりついていけるようなら、持ち前のしぶとさが生きます。
ハレルヤサンデー、ハッピーパスら切れ者の末脚は警戒したいところです。特にハッピーはラストラン、ペリエ騎手のファイトに応えてほしいですね。

さて、阪急杯はいまやスプリント界の重鎮となったギャラントアローが断然です。今ならハイペースの逃げから後続の脚をなし崩しにする芸当も可能。来る高松宮記念でデュランダルの末脚を弾き返すための、猛烈なデモを見せてくれそうです。

CBC賞を制したシーイズトウショウもスプリント女王を見据えて、頭角を現してきたサクラバクシンオー娘。マイルの京都牝馬Sでも見せ場充分でしたが、やはりスプリントでこそ生きるスピードがあります。
フラワーパークやビリーヴになれる・・・今年はそんな期待を託してみたいですね。

シルクロードSを勝ったキーンランドスワンも恐るべき決め手が炸裂してくれば、誰であろうとひとたまりもない印象を与えます。
サニングデールもシルクロード3着で調子を上げてきて、反撃ののろしが上がってきました。
テンシノキセキは控える競馬もこなせるようになって、完成期に入った印象ですが、新興勢力に押されつつある現状も感じます。
アンカツ騎手のアタゴタイショウ、ロイヤルキャンサーもスプリント能力の高さで突っ込んでくるかもしれませんね。

さて明日は早くも出ました元祖アイドルホースこと、ハイセイコーを冠してハイセイコーメモリアル!
シービスケットばりに日本中に勇気と希望という名のムーヴメントを巻き起こしたハイセイコー・・・先だってライバル・タケホープのメモリアルが行われましたが、名勝負を繰り返した2頭が時代を超えて人々に語り継がれることは素晴らしいことだと思います!
明日は阪神でアーリントンC、一昨年の覇者タニノギムレットがダービーを、昨年の覇者ウインクリューガーがNHKマイルCを制したように今後に繋がる重要な一戦・・・ですが今年はちょっぴり小粒なメンバーになりました。

その中でもひときわ輝くのが母にあのシーキングザパールを持つシーキングザダイヤ、デビュー戦こそササって若さを露呈してしまいましたが、先手を奪って2連勝。才能が徐々に開花しつつあります。ユタカ騎手も思い入れの深い一頭・・・ここは必勝体制でその先を見据えます!

後は混戦なのですが、アンカツ騎手が素質を高く評価するシングスピール産駒のブラッドバローズ。ラジオたんぱ杯2歳Sでは出遅れながらもブラックタイドに次ぐ5着と健闘しました。
岩田康騎手の園田所属エイユーハーディも面白い一頭です。エアジハード産駒でこぶし賞を直線一気で突き抜けて勝利。芝でこそ生きる爆発力が魅力です。

前走で馬脚を現したとは思いたくないシルヴァーゼット。何とか巻き返したいところでしょう。
あとは好タイムでさざんか賞を制したカリプソパンチ。間隔は開きましたがなかなかの素質を感じます。

さて、今日は高知のアイドルホース・ハルウララのお誕生日だそうですが(おめでと〜)ユタカ騎手と挑む3・22がやはりラストランになるそうですね。
大一番まであと一ヶ月をきりましたが、ユタカ騎手の騎乗で一変した馬は枚挙に暇がありません・・・勝利もありえると思っています!
今日は川崎で交流重賞・エンプレス杯。このレース名を見ると、まだ夏の開催だった頃、ホクトベガが18馬身もの差をつけて、ブッちぎったあのレースが鮮明に甦ってきます・・・。

道中は中団からじっくり、直線、逃げ込むアンカツ騎手のグラップユアハート、並びかける船橋の女王ジーナフォンテンを余裕充分に差しきってみせたレマーズガール・・・川崎では本当に安定しています。ユタカ騎手のエスコートにパーフェクトに応えて磐石の勝利です!強豪牡馬相手でもこの競馬内容ならば、まったく引け目を感じません。

2着は大井のTCK女王盃と同じく、グラップユアハート・・・同い年のレマーズにはどうしても標的にされてしまいますが、今後の成長次第では逆転もありえるはず・・・良く粘っていました。
3着にジーナフォンテン、さすが昨年ネームヴァリューやラヴァリーフリッグと南関東牝馬3強の一角を形成していただけのことはあります。父譲りの差し脚を生かせばリベンジもありそうです。

南関東を代表する牝馬に成長してきたホウザングラマーでしたが、今回は掛かったのか?3番手から持ち味が生かせず9着でした・・・。
4着のブルーマドンナは離されはしたものの、石崎駿騎手が猛然と追い込んできたのはひとつの見所でしたね。


さて、来週から新人騎手がデビューするなど、競馬の新学期?となります。それに伴い、5人の騎手の引退が発表されました。
山田和騎手、宝来騎手、鈴木寿騎手、田村騎手、古川寛騎手・・・なかでも山田和騎手はブリリアントロードやジョービッグバンでの活躍が記憶に新しいところです。宝来騎手は今では達成できない父内国重賞ニ冠馬ファンドリショウリとのコンビが、鈴木騎手は障害が主戦場でしたが、中山記念で不利を受けて惜しい4着だったマッドネスオーが印象に残っています・・・。
皆さん、とりあえずはお疲れさま・・・そして新しい環境でも頑張ってください!
競馬界の大馬主、フサイチの関口オーナーがファシグティプトン・コールダー2歳トレーニングセールでフサイチペガサス産駒の牡馬をなんと4億9000万円で落札!

昨年のタイガーカフェ全弟といい、このお方は凄いですねぇ・・・ちなみにこのセールで5億7000万円で買ったのがフサイチペガサスということなので、もしかしたらこの子もペガサスのような凄い馬になるかもしれませんね。


一ヵ月後に迫ったドバイWCですが、我らがアドマイヤドンに加え、リージェントブラフも出場が決定しました。あの末脚がナドアルシバで爆発するでしょうか!
他にはシーマクラシックにサイレントディール。スプリントのゴールデンシャヒーンにマイネルセレクト。そしてUAEダービーにアドマイヤホープが出走を予定しています。
今年は極東の地から強力なメンバーを送りこむ日本!特にドン、セレクトは快挙の期待が高まります!楽しみです!
ドンコは名古屋競馬の地元の方々の愛称です。土古というところにあるからなんですが、みんなに親しまれる、なんだか可愛らしい愛称だなぁと初めて行った高校時代にも思ったものです・・・。

土曜は仕事を終え、速攻で支度をすると名古屋行きの東名バスに飛び乗って、いざ、単騎出撃!名古屋市内で一泊しましたが、3800円のビジネスホテルはなかなかいろんな意味で凄かったです・・・内装を例えるなら「中国の辺境のホテル」みたいな感じ?でした・・・。
で、ネットカフェでフェブラリーSの展望を書いたり、ジュースを飲んだりダラダラ過ごして、その日は疲れていたのもあってすぐ寝てしまいました。

というわけで、日曜の朝はへそ曲がりのワタクシはパークウインズ中京競馬場にも行かず、ウィンズ名古屋にも行かず、馬たちがいる名古屋競馬場へ、お正月以来、中1ヶ月と20日の最速参戦です。
中央も開催しているときの名古屋ってどんなんやろ?という興味があったのも事実ですが・・・やはりかなり空いていました・・・が、それでも存続の危機を感じるほどではなかったので、まあちょっと安心しました。

1レースから7レースまでを名古屋で過ごしました。先日結婚された宮下瞳騎手もいつものように頑張っていましたよ、だんな様の小山騎手はパドックで見たけど・・・イケメンですねぇ。悔しいけどお似合いのカップルですね〜。
1月2日のリベンジのはずでしたが、名古屋では5レースでトリガミ、6レースで硬い馬複を獲っただけ・・・それでも白熱するレースを見せてくれましたし、たいした負けでもないので満足して中京へ向かいました。

日曜ということもあって市内の道路が結構込んでて、ヒヤッとしましたが、フェブラリー前の山城Sのあたりで到着。サクラタイリンは強かったですね〜高松宮にも名を連ねてほしい一頭です。

そしてフェブラリー、スタートしていきなりアドマイヤドンの青い勝負服が見当たらず、ドンドコ?ドンドコ?と思っていると、一気に上がっていったドン、場内がドッと沸きました。
しかし、終わってみれば強いドンが見られて大満足、馬券も当たってターフビジョンに向かって「ドン最高!」と久々に痛快なガッツポーズ!
しかしインタビューのアンカツ騎手、大仕事をやり遂げた男の横顔はハリウッドスターのように渋くてかっこよかった・・・。

終わってからも場内をフラフラしていたので、結果的に帰りのバスの時間に遅れてしまったのですが、なんだか今回は短い時間でしたが凄く羽を伸ばせた気がして、良かったです♪

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM。
クイーンが今大人気ですが、同じような年代で今回はレッドツェッペリンをチョイスしてみました!
今回の旅のお供として大活躍してくれました。かっこいいです!

レッドツェッペリン「ハートブレイカー」
アドマイヤドンのドバイへの壮行レースとなった、今回のフェブラリーS、しかし府中のダートはまさに試練ともいえる展開をドンに課してきました。
スタートしていきなり前が壁になり、後方2番手を余儀なくされ、さらにペースはゆったりと澱んでいました・・・しかしここはやはり名手・アンカツ騎手の手腕、勇気を持って掛かり気味にポジションを上げ、スムーズに流れに乗せると、直線は脚を使った分、いつものような圧倒的な突き放しは見られずも、渋太い脚でライバルたちを文字通りねじ伏せました。

これまでになかった苦しい競馬を克服しての勝利・・・これはドバイへ大きな大きな財産になったはず。これで一点の不安もなく、日本代表として胸を張って戦えます・・・さあドン、ナドアルシバが君を待っています!

最後は猛然と襲い掛かってきたサイレントディールでしたが、折り合いを意識してか中団から、しかし力量確かなところを見せ付けてくれました、2着。
ディールもドバイシーマクラシックを予定にしているだけに、偉大な先輩ドンとともにこのコンビでドバイを日の丸で埋め尽くしてほしいですね。

3着にスターリングローズ、やはりさすがGI馬、確かにスローで3番手と絶好の形で状態もうなぎ上りでしたが、あわや勝利か身を乗り出す最高の内容でした。

4着が笠松のミツアキタービン、笠松のレベルの高さはオグリキャップの頃から言われていることですが、タービン、たいしたものです。
5着はブルーコンコルド、一瞬突き抜けそうな勢いを見せてきました。今後に繋がる競馬でしたね。

タイムパラドックスは6着でしたが、柴田善騎手の叱咤に応え、直線グイッと伸びたのは地力の高さですね。
ユートピアはスターリングの内で絶好に見えたのですが・・・3歳春の圧倒的な強さはどこへ・・・?と首をひねるばかりの9着敗退です・・・。

さあ、素晴らしいレースとともに2004年のGI戦線が幕を明けました。一ファンとして、最高の形でドンを温かくドバイへ送り出すことができるのが最高に嬉しいレースになりました!

さて、土曜日は注目の京都記念、こちらはシルクフェイマスがこれはまさにホンモノ!の横綱相撲で完勝!このあたりのメンバーではまったく歯が立ちません。完膚なきまでに本格化を見せ付けるような勝利・・・マーベラスサンデーも素晴らしい馬を輩出したものです。
後は待ちきれない、ザッツザプレンティやリンカーン、ゼンノロブロイといった一線級との激突、という感じですね。

2着にテンザンセイザ、終いは目覚しい脚。やはりユタカ騎手とのコンビが合う感じです。
3着に復活へ着々、戻ってきましたタガノマイバッハの粘り。昨年春に見せたような物凄い粘り腰が復活する日も近そうです。

期待のマッキーマックスは思ったように弾けませんでしたね・・・でもまだこれからの馬という印象が強いので、温かくなってくれば必ず一線級で頭角を現してくるはずです。

クイーンCはダイワエルシエーロ、やはり強い!福永騎手の手綱にも余裕が感じられる勝利でしたね。
これでスイープトウショウとの再戦、さらに阪神JF馬ヤマニンシュクルやダンスインザムードとの対決が楽しみ・・・駒が揃っている今年の牝馬クラシック戦線への期待が高ぶります!

2着はクリスタルヴィオレがマイルにも対応して制しました。人気のピースオブワールド妹、ペリエ騎手のピサノバーキンはまだ若さを残しているだけにこの9着は仕方なしでしょうか・・・。
府中のダートコースから続くシルクロードは、遥かドバイに繋がっているのでしょうか・・・さあ、やってまいりました!今年もJRAGI第一弾はフェブラリーS!地方から3頭が来襲して、集った精鋭16頭・・・砂の頂点目指して激しく覇を競います。

まずはやはりダート界の、いや競馬界のドン。首領として堂々と競馬界に君臨するアドマイヤドン、ドバイへの壮行レースの意味合いも強い今回はまさにドンによるドンのためのフェブラリーSになったといっても過言ではないでしょう。
4センチというミクロといってもいい差でアメリカの刺客フリートストリートダンサーに屈したJCダートから3ヶ月・・・世界だけを見据えて切磋琢磨してきたドンがいます。
日本の頂点は通過点・・・世界の砂の頂点というべき聖地ナドアルシバへ高らかに宣戦布告するわれらが首領の姿が見たい・・・アンカツ騎手とともに素晴らしいパフォーマンスを見せてほしいと思います!

東京大賞典でまさかの引っ掛かり・・・実力を半分も出せずに終わったサイレントディールですが、衝撃的ダートデビューを飾った東京マイルなら大丈夫・・・再び頂点を狙う体勢が整いました。
元々は池江泰郎調教師が「三冠も狙える器」と豪語したディール。能力の高さは折り紙つき、いざ、頂点へ駆け上がります。

JBCクラシック、JCDとまさかの惨敗をしてしまったユートピア。評価が難しいところですが、金杯で接戦を演じて復調をアピール、再びギアを入れなおして、ドンに挑戦です。
マイネルセレクトなどの活躍で充実著しいフォーティナイナー産駒の日本での唯一のGIホース・・・ここでも勢いを見せ付けます。

根岸Sをこの馬らしい素晴らしい脚で制したシャドウスケイプ。こちらもフォーティ産駒でついに充実期を迎えた印象・・・江田照騎手の手綱も不気味で侮れません!

NHKマイルを制した岡部騎手とのコンビが楽しみなイーグルカフェ・・・忘れちゃいけないJCD王者でもあります。
ドバイ挑戦を決めたノボトゥルー、ノボジャックの2騎・・・とくにトゥルーは3年前の末脚が再爆発すれば・・・。
ブルーコンコルドも軽視できない実力派、前走は残念でしたが、霜月Sの快勝は印象的でした。
スターリングローズは1ハロン長そうですが、今の状態ならチャンス充分、GIの冠がそれを後押しします。
そしてドンの露払いでは終わらない!と意気込むタイムバラドックスも遂にたどり着いたGIの舞台・・・脅威です。

ミツアキタービン、ハタノアドニス、トーシンブリザードの地方勢もいずれ劣らぬ曲者ぞろい、レースを盛り上げてくれそうです。

さあ、ドン・・・圧倒的な競馬を置き土産にナドアルシバを震撼させてきて欲しい・・・熱い思いをドンに託してレースを見守りたいと思います!


明日は日本競馬史上最強と称されることも多い、怪物タケシバオーを冠してタケシバオーメモリアルが行われます。
クラシックこそ無冠なものの、3歳秋に菊花賞に目もくれずアメリカ遠征、そして古馬になって破竹の8連勝・・・GI級こそ天皇賞・春のひとつだけですが、日本競馬に燦然と輝いた名馬です。
明日は土曜ですが、東西で重賞二本立て。クイーンCと京都記念が行われます。
まずはG?ということで京都記念から展望していきます。

日経新春杯で6馬身差の劇勝を飾ったシルクフェイマス。一躍古馬チャンピオンロードのスターダムにのし上がりました。
メンバー構成でもさほどのレベルアップを感じない今回、再現も充分にありえます。なんといっても頼もしいのは父マーベラスサンデー同様のの成長力と勢い・・・勢いに乗ったマーベラス産駒はなかなか止まりません。

そうはさせじというのがマッキーマックス。菊花賞では思わず声が出るくらいの見せ場充分の内容、ラストで屈してしまいましたが馬場の真ん中を通って突き抜ける体勢を見せたレースはさすが実力馬と唸らせました。
前走をキッチリ勝って、このG?・・・まだ弱いところがありますが、パンとしてくれば頂点を臨める位置にいる馬・・・ここは期待を持って見つめたいと思います。

あとはAJCCを勝って、胸を張ってここへ挑むダンツジャッジもいまやマイラーのイメージを完全に払拭、センス充分のレースをしてきそうです。
惨敗が続くタガノマイバッハですが、そろそろ復活はないでしょうか。
ウインシュナイトも7ヶ月ぶりですが、藤沢和調教師&吉田稔騎手の意外?なタッグが面白いですねぇ。
ユタカ騎手とテンザンセイザも波長が合いそうで目覚しい脚が見られそうです。

東京のクイーンC、同じマイル戦ながらイマイチ桜花賞との関連が薄いのですが、今年はそれを覆す魅力に溢れた逸材が登場してきました。

それはダイワエルシエーロです。紅梅Sでは桜候補スイープトウショウに冷や汗をかかせる大健闘の2着、中間グングン成長してきて今回は桜開花を告げるような華々しい勝利を見たいところです。

そして藤沢和厩舎のピサノバーキン。辛勝だった新馬戦ですが、ピースオブワールドの全妹で素質を大きく評価された大物候補・・・エルシエーロとぶつかってどうでしょうか。

他にはこちらもサンデー娘で桜花賞2着ツィンクルブライドの娘・ツィンクルベール・・・イメージ的に嵌れば凄い脚を使ってきそうです。

さて、明後日は2004年・中央GI第一弾!今年もフェブラリーSから開幕です。枠順が確定しました!
http://www.jra.go.jp/info/0402/20040220-feb.html
注目のドン、アドマイヤドンは5枠10番、ここならアンカツ騎手の腕で揉まれずにスムーズにいけるはず・・・その先にあるドバイが見えてきました。あとは昨年のようなアクシデントがなければ、結果は自ずとついてきます!
日本時間では今日の朝方、プリエミネンスがサンタアニタのGI・サンタマリアHに挑みました。が・・・結果から書くと前半は3番手で折り合えたものの、ずるずる後退してブービーの5着という結果になりました・・・残念。

JCダートで見せ場を作った頃の、全盛期間真っ只中に行っていればもう少しは・・・という気がしないでもないですが・・・やはり恐るべきは世界の強さです、サンタアニタの古馬牝馬のレベルは伊達ではありませんでしたね・・・。

でも状態次第では次走に3月のサンタマルガリータHも予定しているということなので、アメリカの水に慣れて2走目・・・期待したいと思います。
グッバイマイライフはティンバーカントリー産駒の4歳牝馬です。今週のワタクシの愛読書「週間Gallop」の一コーナー「FACE」の中で美浦の小桧山調教師が紹介されています。その管理馬であるグッバイですが、この「さようなら、私の人生」と名付けられた、この馬の影にあるドラマに強く心を打たれました・・・。
内容については割愛しますが、是非皆さん今週のGallopを手にとってご一読ください。

それでは今週もワタクシのグダグダ日記です。
今週は特にやることもなかったので、また一人でぶらりと映画館に行ってしまいました。

先週封切られたばかりの「ロードオブザリング〜王の帰還」ですが、混んでいたのと3時間以上の超大作に耐えられる自信がなかったので、楽しみは先にに伸ばすとして、やっぱりまた「シービスケット」二回目を観てしまいました・・・遅い時間で(24時50分の回)でほとんど貸し切り状態でしたが。う〜んやっぱりいい映画ですねぇ!

二回同じ作品を観る事は(昨年も「ラスト・サムライ」に入れ込んで観ましたが)個人的には贅沢かなぁと思いつつも、その映画をまた違った角度で見れる気がしてとても好きなんです。これはワタクシだけかもしれませんが、更に映画に愛着が沸いてくる感じもします・・・。
しかし痛恨は最後のサンタアニタHのシーンで猛烈な眠気に襲われて、気がついたらエンドロールだったことです・・・一回目じゃなくてよかったですけど・・・。

今週末はフェブラリーSを観に中京へ行かなくてはならないので、来週こそは「ロードオブ〜」を観に行こうと思います。ちなみにワタクシが好きなのはアラゴルンとスメアゴルですね。

ちなみにその今週末は21日から名古屋入りして22日の朝は名古屋競馬場に正月のリベンジしに行きます!というか、苦戦が続く地方競馬への応援ですね・・・馬のいない競馬場よりいる競馬場のほうがいい、と言うのもありますが・・・。
で、フェブラリー前に中京に移動しようと考えております♪

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
今週はワタクシ的音楽史に残る素晴らしい名盤・・・ブラーの「パークライフ」からチョイスしてみました。ブリットポップはいつ聴いても色褪せませんねぇ〜。
ブラー「トゥー・ジ・エンド」
まずはきさらぎ賞、ブラックタイドがどんな勝ち方でクラシックへ臨むか・・・と見ていた一戦でしたが、なんと勝ったのはマイネルブルック、キャリアの違いだけではない、見事な強さを見せての勝利でした。

ブラックを見る形で進んでいたブルックと藤田騎手・・・直線、満を持したように伸びたブラックをロックオンすると強烈な決め手で差し、ブラックも追いすがったもののガッチリと磐石の脚で封じ込みました。
しかし先週のマイネルデュプレに続いてまたもマイネル軍団、総帥の岡田オーナー、そしてコスモサンビーム、コスモバルクを擁する夫人の美佐子オーナー・・・今年のクラシック戦線はこの夫婦によって牛耳られてしまいそうです。
そして凄いのはこのブルックもスターオブコジーン産駒と全てが非サンデー系・・・ここまで来ると新たな時代の波が訪れているかのような、強力なうねりを感じます。

痛恨の2着・・・ブラックタイド、ここはあっさりと突破して、今年のクラシックの「核」となって欲しかったのですが・・・ユタカ騎手もスムーズに流れに乗せて、直線までのシナリオは完璧に見え、あとはブラック自身がそれに応えるだけだったのですが・・・。
暮れのラジオたんぱ賞と同じような負け方・・・若さが目立ち、まだまだこれからの馬であることは確かですが、残念・・・これを受けて「核」の存在しない2004年のクラシック戦線は一層混迷を極めてきた印象です・・・。

3着はハーツクライが2戦目ながらも健闘しました。こちらもまだまだこれからの馬、クラシックへ向けて更なる成長を見守りたいですね。

人気のアンカツ騎手のタマモホットプレイはなんと惨敗の10着、ブラックより前でいい感じで先行していたように見えたのですが・・・。シルヴァーゼットも先行して不可解な11着・・・ペース的にはそんなに早くはなかったと思うのですが・・・。

さて、東京のほうはマラソンレース・ダイヤモンドS、渡辺騎手騎乗のナムラサンクスが心憎い立ち回りを見せて勝利しました。

それにしてもやはりナリタトップロードで培った経験は伊達ではありません・・・渡辺騎手、終始じっくり構えることに専念し、溜め込んだ末脚、大外から豪快にミッキーベルが追い込んできましたが、ガッチリと受け止めて力で押し切って見せました。
サンクスもこれで一躍天皇賞・春の有力候補・・・サクラチトセオーが送る本格派ステイヤーの春・・・楽しませてもらえそうです。

2着はそのミッキーベル、末脚任せですがなかなかの破壊力を披露してくれました。この持ち味を生かしていけば、大きいところでも・・・という期待を抱かせますね。
3着は岡部騎手がさすがの腕で持ってきた感じのタニノエタニティでした。

エリモシャルマンはスローを見越した積極的な競馬でしたが、直線に入ったところでアラアラになってしまいました・・・まともならこんな結果にはならないはずのシャルマン・・・連戦の疲れなのでしょうか・・・。

しかしヨーイドンの長距離戦、残り150mで何が来るのか分からない、横一線の攻防は見応えがありましたね!
春はもうすぐ、そこまで・・・今週は天皇賞へ繋がるダイヤモンドSとクラシックへ重要な一戦、きさらぎ賞です。

まずは注目度の高さから、きさらぎ賞いってみましょう。デビュー前から西の横綱として広く名の知れた大物だったブラックタイド・・・前走の若駒Sを危なげなく制して、そろそろそのベールに隠れた恐るべき能力を見せつつあります。

ゆくゆくはスペシャルウィークになってほしいと願う、個人的に今年一番の期待馬だけに、前走のような普通の勝利ではなく、スケールの違いをまざまざ見せ付けるような勝利を見せてほしいですね・・・。この時期の3歳に過剰な期待をかけるのは酷なのかもしれませんが、ブラックならばきっとワタクシの理想、幻想を叶えてくれる馬だと信じています!

シンザン記念は2着だったものの、その能力は確かだと確信したタマモホットプレイ。アンカツ騎手とともにクラシックを歩むためにいきなり横綱と対峙してどこまでやれるか、期待が掛かります。
先週のマイネルデュプレの鮮やかな末脚の勢いそのままにマイネル軍団からマイネルブルック。こちらはブラックやホットプレイにはない豊富なキャリアと大崩れしない堅実さが魅力です。

キャリア2戦目ながら、素晴らしい能力を秘めていそうなハーツクライ。
祝・池添騎手結婚、ということで前走だけで見限れない高性能外車・シルヴァーゼット。
祝・小牧太騎手合格、ということで注目のミラクルアドマイヤ産駒・カンパニーはどうでしょうか。

さてダイヤモンドSは意外にも長丁場で父サクラチトセオー譲りの末脚が冴えるナムラサンクス。クラシックには乗り損ねてしまいましたが、じわりじわりと力をつけて、春の盾を望める位置まできました。
渡辺騎手もナリタトップロード以来の大物をパートナーに、トップロードで培った長距離戦の手綱捌きを見せてほしいです。

こちらも長丁場専門のイメージですが、府中の直線を切り裂く素晴らしい脚を使うエリモシャルマン。末脚ももちろんですが、ノーザンテースト産駒と見まがうような、まさに白面のかわいい顔もシャルマンの見所のひとつです♪

あとは岡部騎手&松田国厩舎の珍しい?コンビが面白いタニノエタニティ。
サクラローレルの送る本格派ステイヤーの気配を感じるミッキーベル。
叩かれて上昇の実力派コンビ、フェリシタルとルゼルにも注目してみたいと思います。

明日のメモリアルはダービー馬オートキツ。今もまだ破られていない、ダービー史上最大着差8馬身!歴史に今もなお刻まれる名馬です。父の名は月友・・・時代を感じさせますなぁ・・・。

さて、海の向うでは「無冠の砂の女王」といわれて久しいプリエミネンスですが、海外GIに矛先を向けて堂々とシービスケットの主戦場サンタアニタ競馬場のサンタマリアHCに挑みます!
相手関係は良く分かりませんが、プリの強さは中央・地方を通して日本中のファンが知っています。是非GI獲りを果たして日本に凱旋してほしいですね!頑張れプリ!

< 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 >