二冠馬に陰りはありませんでした!曇り空の中での産経大阪杯、皐月賞・ダービーを圧倒的な競馬で制したネオユニヴァースマグナーテンの抵抗に苦しみつつも、ねじ伏せる強い内容で勝利!2004年もデムーロ騎手との黄金コンビが競馬界を席巻してくれそうです!

59キロの斤量もあり、早めに動いたユニヴァースでしたが、強い馬が早めに動けば、スキを突きたい伏兵陣には出る幕がありません・・・最後はナタの切れ味で押し切った姿に、さすがダービー馬、威厳をヒシヒシと感じました。
春の目標は宝塚記念になるのでしょうが、最大のライバルになりそうなサクラプレジデントをはじめ、リンカーンザッツザプレンティと有力どころがそれぞれ抜群のスタートを見せた2004年のチャンピオンロード・・・凄いドラマが待っている予感がします!

2着は粘りに粘る、本来のマグナーテンが戻ってきました、昨年に続く2着は8歳を迎えてなお盛んをアピールする大健闘になりました。最近目立つ、名門・藤沢厩舎の地方騎手騎乗、川原騎手という名手を配して、勝ちに等しい内容でマグ復活、といえそうです。

3着に鋭い脚で追い込んだカンファーベスト、やはり強い相手で燃えるカンファー、GI戦線でも警戒を続けたい一頭ですが、もうひとつタイトルがほしいのは本音でしょう。
バランスオブゲームはうまく好位から進めましたが、休み明けで見せる圧倒的な突き放しは見せられず4着。それでも香港には期待が繋がる内容と言えそうです。
ローマンエンパイアはいい脚を見せたものの5着、健闘と言うのが妥当なんでしょうが、ローマンの爆発力はまだまだこんなものじゃないという思いはまだ少しあります・・・。

ツルマルボーイは6着、今回も後方からでしたが、やや重の馬場を考えればこんなもの、今年もボーイの切れ味が楽しめそうです。

アドマイヤグルーヴは7着・・・やはり18キロ増と馬体が立派過ぎたのかもしれません、それにしても猫のように大人しかった点は気になりますが・・・次はバッチリ変わってくるはずで、今年の試走としてはまずまず、というところでしょう。

結局9着でしたが、オオッと思わせたのがブルーイレヴンサッカーボーイの実力馬が見せ場充分の内容、これを気に飛躍して欲しいです。

さて、中山のダービー卿CTはクラシックでも猛威を振るうマイネル軍団がマイル戦線でも嵐を起こすか、マイネル丼一丁上がりとなりました。
物凄い手ごたえで一気にマクってきたマイネルモルゲン、直線も迫る激流を封じ込んで、強い内容で重賞初制覇、近走の不振を吹き飛ばす勝利で、マイル王への道を臨みます。

2着は同じマイネル、マイネルソロモン。さすがダービー候補に上げられた逸材です。雨もさほどの雨量でなかったのも良かったですね。後方2番手から末脚を炸裂させた内容は高く評価できます。
3着に断然人気だったウインラディウス、内からこじ開けて、早めに先頭に踊り出るのは前走同様だったのですが・・・。

エイシンチャンプは6着、ユートピアは7着と両GI馬はまたも煮え切らない結果に・・・2騎とも決して調子は悪くないのですが長いトンネルに入ってしまった印象・・・スランプを越えてGIを獲った先週のサニングデールのように、今はとにかく我慢なのかもしれませんね・・・。
明日は中山でダービー卿CT、そして阪神では遂に昨年の二冠馬ネオユニヴァース、エリザベス女王杯馬アドマイヤグルーヴが始動の産経大阪杯・・・春を迎えて、胸の高まりが抑えられない2レースです。

まずは大阪杯、阪神大賞典と同様に数々の名勝負が展開されてきたこのレース、今年も期待できそうな11頭の精鋭が集いました。
まず二冠馬ネオユニヴァース。昨年の春の競馬界を席巻したデムーロ騎手とのコンビが今年も見られる事はファン冥利に尽きますね。完成が早かったように見えるユニヴァースだけに、ここでの更なる成長というとどうかと思いますが、誉れ高き二冠馬として、今年を占う上での試金石になってくるこの一戦は、なんとしても負けられない気持ちでしょう。

アドマイヤグルーヴは逆にこれから完成に向けてドンドン突き進んでいきそうな気配、二冠馬相手でも臆するところはありません、グルーヴの持つ凄まじい爆発力を仁川の直線にぶつければ、自ずと結果は出るはずです。今年は母エアグルーヴの進んだ道をなぞらえるような1年になりそうで、ほんとに楽しみにしています!

バランスオブゲームは香港のクイーンエリザベス?世Cも見据えて、得意のぶっつけ鉄砲戦。積極的な戦法で突き放せば、さすがのユニヴァースグルーヴでも差しきるのは至難の業、古馬勢のなかでもトップの頼もしい力量を持っているバランス、脅威極まりない存在です。

ツルマルボーイは切れ味の代名詞的存在だけに、降雨が懸念されますが、悲願のGI制覇へとりあえず格好は付けたい一戦です。
マグナーテンは単騎でいけそうで、重戦車のような馬体から道悪もドントコイでしょう。
カンファーベストも格下相手に取りこぼしが目立つ近況ですが、この強い相手と対峙して、自慢の末脚が唸りを上げます。
ローマンエンパイアも本当ならここの大本命でいて欲しかった大物なんですが、前走の久々の勝利を機にスターダムに返り咲いて欲しいですね。
この冬の最大の上がり馬といえそうなナリタセンチュリーも強豪相手に正念場ですね。

ダービー卿は次代のマイル王へ骨のあるメンバーが集いました。
東京新聞杯で才能開花を高らかに宣言したウインラディウス。ここも一気に勝てばGIも見えてきます。元々2歳時からの評判馬だけに、ここから一気にマイル界の頂点へ・・・となっても不思議ではない大物、圧倒的な競馬がまたも見られるでしょうか。

ユートピアはフェブラリーSが残念な内容、再び芝マイルに活路を求めてきましたが、昨年のように強い競馬が見られなくなっている状況は気がかり・・・それだけにここで新たな一面を見せて、今後に繋がっていければ・・・。

エイシンチャンプも最近は後方からの競馬で活路を見出そうとしていますが、なかなか結果が出ない近況、朝日杯のようにハイペースでドンドン攻める競馬ができれば、と思うのですが。

マイネルモルゲンマイネルソロモンのマイネル2騎が面白い存在。モルゲンは大敗が続きますが、人気が示すとおり力量は豊か、巻き返したい所。ソロモンは「東のダービーの秘密兵器」と言われたほどの才能を持ちます、道悪は割引ですが、強いトウカイテイオー産駒の代表になって欲しいですね。

さて、明日はコダマメモリアル。新幹線こだま号から名を受けた、皐月賞ダービーの二冠馬です。「シンザンはナタの切れ味、コダマはかみそりの切れ味」と言われたほど、切れまくった馬だったそうです。
ワタクシもよく新幹線のこだまは利用しますが、切れまくった二冠馬コダマのことを思って、次は乗車してみたいと思います(?)
先週の中山5Rで落馬負傷、重体だった新人騎手・竹本貴志騎手がお亡くなりになりました・・・。
なんとも、言葉が見つかりません・・・3度目の試験でようやく掴んだ夢の騎手生活・・・わずか3週間でその幕を閉じてしまうなんて・・・。

今年の新人騎手の中で、JRAでは一番乗りの勝利を挙げ、更なる活躍が期待された矢先の出来事だけに・・・一ファンとしてもとても悔しく、やりきれない気持ちで一杯です・・・。

芯の強そうな精悍な顔立ちが印象的だった竹本騎手・・・競馬学校でともに学んだ、同期の騎手8人には竹本騎手の分まで頑張って欲しいし、竹本騎手も遠い空からそれを見守ってくれるはずです・・・。

竹本貴志騎手のご冥福をお祈りします・・・。
まず、ドバイの前に重賞回顧をしておきましょう・・・中山のマーチSは衝撃の末脚!アンドゥオール!母スターバレリーナもあんな凶悪な脚は使わなかったはず・・と、記憶していますが、本格化が待たれた良血馬が16戦目の重賞制覇、今年のダート界をリードする馬が現れたと言っていいでしょう、今から帝王賞が楽しみです!

2着プリサイスマシーンはうまく逃げ込み、勝負あったと思ったところでアンドゥの急襲、これはさすがのプリサイスも・・・それでも芝ダート兼用のオールラウンダーとして更に飛躍して欲しいマヤノトップガン産駒です。
3着はアグネスアラシ、7歳ながらうまく流れに乗ってきた印象。

ヒシアトラスは今後に向けて楽しみな一戦でしたが、4着ともうすこし、しかし勝ったアンドゥ同様、今年のダート重賞で面白い存在であることは覚えておきたいアトラスです。

さて、土曜重賞は日経賞から、なんと、あっさり勝ってさあ、天皇賞だ、と思っていたゼンノロブロイが負けてしまいました。
いつでも前を捉えられる絶好の手応えながら、最後にウインジェネラーレがもうひとつ燃料タンクを用意していたと言う感じ、不覚を取ったという言葉がピッタリの内容、決して悪い内容ではありません・・・しかし2着、ということです。

勝ったウインジェネラーレはマイペースで逃げられたことが大きいにしても、素晴らしい粘りこみ、タマモクロスの産駒が天皇賞・春に堂々と挑むシーンが見られそうです。
3着ダービーレグノは中団からいい末脚を見せました、ここにきて3歳時のシンザン記念の覇者が活気づいてきました。

チャクラは前でよく頑張っていましたが4着まで、こういう展開で突き抜けられれば本物なんですが、しかし春天へ繋がる一戦はできたと思います。

毎日杯は強豪が集い火花散る一戦、逃げるマイネルマクロスを追うシェルゲーム、そして外からキングカメハメハと横一線になったシーンは来るクラシックでの激しい戦いを象徴するものでしたが、最後はキングカメハメハが突き放してワンサイドゲーム!
カメハメハはここ数戦で急速に競馬を覚えて、完成されてきた印象・・・皐月賞に目もくれず、NHKマイル&ダービー獲りに挑むカメハメハ・・・クロフネタニノギムレット・・・松田国厩舎の夢の続きを継ぐものが現れました!

なんとか2着に残ったシェルゲームは初めて自分より強い馬と対峙して、この結果、しかしこれを糧に成長してくれるはず、という期待のほうが大きいですね。
3着マイネルマクロスもけっして遅くないペースで逃げ、粘り込んだ内容はクラシックでも一介の逃げ馬では終わらないはずです。



最後にドバイの結果ですが・・・ワールドカップはアドマイヤドン・・なんと8着・・・ワタクシとしては大きな期待を懸けていただけに、夢であってほしいというような結果です・・・。
決して実力負けしたわけではないことが救いで、やはり遠征の難しさが出てしまったという認識・・・これがそのまま世界との差とは思いたくありません、もう一度ドン!今度は100%の状態で強いドンを世界を舞台に表現して欲しいと思います!

サイレントディールはあの出遅れでは仕方ないですね・・・最下位の12着でした。
リージェントブラフも状態的には万全ではなかったそうで9着という結果は健闘と称えてあげたいですね。

しかしBCクラシック馬は恐るべき強さでした・・・勝ったのはプレザントリーパーフェクト・・・それでもこれほどの馬ですから倒し甲斐があるというもの、ドンとの再戦を楽しみにしたいと思います!

ゴールデンシャヒーンのマイネルセレクトは5着・・・健闘といえる結果なのかもしれませんが、メンバー的には決して勝てない相手ではなかったという感じもしますし、更なる飛躍を果たし、もう一度挑んで欲しいと思います。

とりあえずは夢を与えてくれたこの4騎にお疲れ様と言いたいですね・・・でもこの結果を受けて海外遠征の気運が弱まることのないように・・・夢を実現させるのはこれからなのですから。
大外から凄まじい斬撃を叩き込んだローランの名剣・デュランダルでしたが、馬場の真ん中を先に突き抜けたサニングデールがガッチリと完封して、遂に遂に・・・夢にまで見たGI初制覇となりました。

やはり地獄を見た者の強さでしょうか、昨年秋はもう終わってしまったかのように2桁着順を繰り返し、失意のどん底にいたサニング・・・しかし陽の当たる谷の名が示すように、明けない夜はありませんでした。地獄を見たからこそ、今のGI馬サニングがいる・・・これもまた競馬なんです・・・復活のGIVを心から祝福したいと思います!

2着デュランダルはスタートの悪いのはいつものことですが、今回はなかなかエンジンがかかるのに時間が掛かった感じ・・・やはり直線が短い小回り中京では・・・それでも最後は破壊力抜群!これはさすがデュランダルと感服させられる末脚でした・・・左回りも克服してさあ、府中ではどこまで弾けるのか・・・安田記念での大爆発を見せてもらいましょう。

3着に大激戦を制したキーンランドスワン。シルクロードSの覇者が最後に力にモノを言わせた感じです。切れも屈指のものがあります。

3,4,5,6着はハナハナクビの大接戦、展開ひとつの差でこのあたりの力差は全くない感じ。
4着ギャラントアローは栄光が粘りに粘って見えたところで一気にサニングの餌食に・・・スタートで脚を使ってしまう傾向があるので控えて粘りが生きてくるようならまだまだGIの夢が見られるでしょう。
シーイズトウショウもやったと一瞬思ったのですが、GIレベルではさすがにちょっと苦しいのかもしれません、5着、でも成長力あるバクシンオー娘、まだまだこれから地位を確立してくる期待があります。
6着アタゴタイショウもスプリント能力が高さを再認識ですね。

引退レースとなったテンシノキセキは果敢に先行して見せ場を作りましたが9着・・・しかしあのビリーヴとの女の戦いを制したセントウルSといい、素晴らしいスプリンター牝馬でした。お疲れさま、テンシちゃん。
桶狭間合戦場の跡地に造られたという中京競馬場・・・幾星霜の時を越え、再びこの地に刀が一閃する事になるのでしょうか・・・。明日は2004年GI第2弾!春の電撃王決定戦・高松宮記念が今年も中京競馬場を舞台に行われます。

スプリンターズS、そしてマイルCS・・・数々のつわものをなで斬ってきたローランの名剣・デュランダルがさらにその切れ味に磨きをかけて、ここを世界への布石にすべく、ターフに戻ってきました。休み明け、初の左回り、短い直線・・・と王者デュランダルを取り巻く環境はけしてベストではありません、しかし、ビリーヴファインモーション・・・多くの名馬の血をその剣の餌食にして築いた王朝・・・デュランダルの時代はまだまだこれから、小さなファクターはその爆発力がすべて飲み込んでしまいそうな気がします。

スプリントの歴史は華やかな女王たちの歴史でもあります、その観点から新たなスプリント女王への可能性を感じるのがシーイズトウショウです。
種牡馬としてすでにショウナンカンプというスプリント王者を送り出したサクラバクシンオー、父のスプリント能力を十二分に受け継いだシーイズが女王として君臨するシーンも想像に難くありません。デュランダルより自在性がある点も大きな武器ですね。

阪急杯は試練のレースになってしまったギャラントアローですが、有り余るスピード能力が諸刃の剣となってしまった格好、しかし、常識の範疇のハイペースならば、後続の脚をなし崩しにすることもできますし、GI馬となる強さをヒシヒシ感じます。

阪急杯の覇者サニングデール。昨年、ビリーヴに猛然と迫った脚はさすがでした、が、長いスランプに突入・・・でもいまではそれを糧にしたかのように、末脚を取り戻したサニングがここにいます。地獄を知ったからこそ、勝ち取れる栄光があることを体現してくれそうなサニングデュランダルとの末脚勝負ももちろん真っ向勝負です!

テンシノキセキはここがラストラン、それだけにここに究極の仕上げで挑んでくるでしょう。ビリーヴに渡されたバトンを最高の形でしっかりと次につなげたい・・・強い思いがあります。
兵庫の二人の名手が早くもGIに登場!と大きな話題を集めそうな快速娘2騎、小牧太騎手のサーガノヴェルと赤木騎手のモンパルナス、どちらも積極的なレースができそうで魅力充分です。
前走は一気に後続に飲み込まれてしまいましたが、カフェボストニアンのスプリント能力は見逃せません。
シーイズだけじゃない、バクシンオー産駒サクラタイリンは3歳時から底知れないスピードを買われた一頭、ここに出てきてくれたことが嬉しいですね。

さあ、桶狭間の電撃戦、一気に群雄割拠の戦国時代に戻る1分7秒のいくさ・・・スプリントの天下を統一し、時代の覇権を握るのはいったい誰でしょうか・・・。

さて明日は中山のマーチSも忘れちゃいけません、GIの裏番組ですが、ここは、プリサイスマシーン。芝でも結果を出していて、オールラウンダーとして大成しそうなマヤノトップガン産駒、GI級とは隔たりがあったように感じた中山記念でしたが、ここでは負けられません。

あとは若干小粒揃いの印象のメンバーですが、1800ダートでは抜群の安定感のティンバーカントリー産駒ヒシアトラス、郷原騎手とともにダート戦線を荒らして欲しいですね。
アンドゥオールスターバレリーナの息子、血統的裏づけも充分で素質だけでも重賞を取れる馬です。

さて明日はオンスロートメモリアル。元祖ハイセイコーというべきマル地ならぬマル特馬、大井から中央に殴りこみ、天皇賞・春と有馬記念を勝ちました。
今年のクラシックはコスモバルクが北海道から出現しましたが、40年前も地方出身馬が中央で大成するドラマに、人々の心は動かされたのですねぇ。
遂にやってきたドバイWCデー、日本時間では明後日になりますが、極東の島国から挑む4頭の優駿をまず、JRA重賞に先んじて取り上げたいと思います!

世界最高賞金レース・・・いわば世界の頂点ドバイWCに挑む3騎、まずはアドマイヤドン!日本で手にした5つのGIの冠を引っさげて、遂に、遂に、遠くナドアルシバの地を踏みしめます!
そんなドンの前に、BCクラシック馬プレザントリーパーフェクト、さらにアメリカダート界の至宝的存在のメダーリアドーロ(前はメダグリアドーロと書きましたが、Gは発音しないそうなんです)という2大巨頭に、忘れもしないJCダート覇者・フリートストリートダンサーも参戦・・・ドンにとってはこれ以上ない、願ってもない強豪が揃い踏みして、まとめて撃破すれば確実に名実ともに世界のドンとして世界に名が知れ渡ります・・・大チャンスと言えそうです!
普通ならこのメンバーに萎縮するのですが、今のドンの強さを思えば、まるでそんな気はしません!アンカツ騎手とドンエルコンドルパサーの凱旋門賞に次ぐ、日本競馬の大きな大きな歴史を創ってくれると、強く信じています!

サイレントディールも不利を受けながらドンと差のなかったフェブラリーS・・・ユタカ騎手とともに世界の頂点を堂々と見据えています。
トゥザヴィクトリーがナドアルシバに置いてきた忘れ物・・・時を経て弟ディールがしっかりと取り戻します!

さらにリージェントブラフも日本を代表する切れ者・・・8歳となりましたが、最後の末脚に競走生活の集大成を賭けてきます・・・ブラフの5年はけして軽くないはず、ワタクシ達がその証人です!

そしてゴールデンシャヒーンはマイネルセレクトがアクシデントの影響もなく、世界のスピードに敢然と挑みます。
ガーネットSのあの強さをナドアルシバでも・・・ポテンシャルを世界に思い切りぶつけてきて欲しいと思います!

この混沌とした時代・・・世界を変えるのはサムライの心を持った男たちに違いないのです!というわけで頑張れ!ニッポン!

さて、明日の東西重賞も括目して見なければなりません、中山では天皇賞・春へ凌ぎを削る日経賞、そして阪神ではクラシックへ今週も大物が激突する毎日杯です!

まず日経賞はゼンノロブロイがどんな勝ち方で淀へ向かうかが焦点といえそうな一戦、先週の仁川でリンカーンザッツザプレンティが血の滾るような激闘を見せて、ロブロイの心も燃えているはずです。
有馬と同じ舞台・・・ここは落とすわけには行きません、ベストは中距離かもしれませんが、ポテンシャルの高さでは郡を抜いています・・・圧倒的な競馬でリンカーンザッツに改めて強さを知らしめたいロブロイです!

春天への思いは、誰にも譲れません。ステイヤーとしての魂が沸々と燃えるチャクラ、大物を食って大舞台に挑みたい所です。
昨年の春天2着ながら、どうも成績に波があるサンライズジェガーですが、嵌れば凄まじい脚があります。
タマモクロスが送り込むウインジェネラーレもこの距離で前進必至、こちらも盾への強い思いがあります。
ワールドスケールもこのまま引き下がって欲しくない期待馬、距離さえこなせば楽しみはあります。

毎日杯は8頭立てですが、ぎゅっと濃縮のメンバー、なかでもシェルゲームキングカメハメハの初対決は興味津々です。

稀代のオールラウンダー・GI6冠アグネスデジタルを兄にもつシェルゲーム。底知れない能力を感じますし、カメハメハ相手にどんな競馬をするか・・・とんでもない怪物の雰囲気もありますし、とにかく早く走りが見たいです!

キングカメハメハは京成杯こそ流れに戸惑いましたが、経験を着実に得て、シェルに対して一日の長があります。福永騎手もアンカツ騎手の代打的ですが、さあどんな競馬が見れるでしょうか。

一騎討ち濃厚ですが、それをまとめて倒せる可能性を感じるのはやはり超良血、サンデーサイレンスにスプリント統一女王・フラワーパークが送り込むフィレンツェでしょう。
マイネルマクロスも牽制しあうと単騎逃げが怖い一騎、止まらない逃げ脚は脅威を強く感じます。
今日は船橋で今年度のオーラスとなるグレードレース・ダイオライト記念が行われました。
笠松から勇躍東上してきたミツアキタービン。フェブラリーS4着の実績は伊達ではありませんでした。1番人気に応えて、期待以上の圧倒的な内容でグレードレース初制覇です!

逃げるカネツフルーヴを追いかけて満を持して番手を奪ったタービン、直線入り口でタービンが一気に交わし、そのまま5馬身差の圧勝・・・今週末ドバイWCに挑むフェブラリーの1,2着アドマイヤドンサイレントディールに送る最高のエールになりました。

2着は4,5番手から最後、差を詰めにかかったイングランディーレでしたが、5馬身も離されるとは・・・タービンに強さを見せ付けられてしまいました。
3着に追い込んだジーナフォンテン、ベストタイアップ譲りの脚は今年も健在、南関の砂の女王として存在感を見せましたね。

うまくいい形に持ち込んで連覇か?と思われた2番人気カネツフルーヴでしたが、タービンに一気に電光石火でやられてしまいました・・・これはタービンを褒めるしかないでしょうね・・・。
レマーズガールは距離も長めとはいえ、やはり牡馬相手だと一歩引き下がってしまう面があるのでしょうか。しかし、ここ2戦のグレードレースを見る限りでは牡馬をも打ち破る強さを感じただけに・・・。

ちなみにワタクシ、船橋競馬場は4年くらい前のお盆に行きましたが、向う正面奥の東関東自動車道で車がビュンビュン走っていて雰囲気が大好きなんです。あと、おばちゃんの350円の焼きそばが美味です!・・・あぁ〜もう一度行きたい〜是非今年、2度目の参戦をしてみたいと思います!って南関東は浦和にまだ一度も行ったことがないのですが。
土曜の中京5Rに出走したワタクシの愛馬シルクメモリーちゃんでしたが、結果はシンガリ負け・・・4歳で未勝利の身、これからは出走できるかどうか厳しい情勢・・・まだまだ若いメモリーなので、もしかしたら地方を主戦場にすることになるかもしれません・・・こうなったら打倒ハルウララ?!
というわけでワタクシのグダグダ日記でございます。

先週末は日曜に急な仕事が入り、急遽土曜に休みを貰いまして、来週結婚式の為にスーツなんぞを買いに紳士服のはる○まに行きました。
で、「どんなんがええのかな〜?」とウロウロしていると横からテリー伊藤さん似の店員のオッちゃんが「ぼく〜?入学式〜?」・・・確かに床屋に行った後で髪がこざっぱりしていたとはいえ、18歳くらいに見えたのかなあ・・・別にこの年になると若く見られるのは悪い気はしないけど、テリーさんに終始「ぼく」呼ばわり・・・ちと悲しいものがございました・・・。

で、二次会の余興ですが、やはり落ち着いて考えると女装は無理なので、アフロのヅラとアロハシャツを購入しました・・・しかしなんというか、外人というか、音楽室に貼ってある怪しい作曲家のような感じです・・・。

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM
土曜日に先日発売されたガンズアンドローゼズのアルバムも購入、ジャケットのバナーがなかったのでこのアルバムを選びましたが、高校時代にこれの赤いやつと二枚セットで聴き狂った時期がありました・・・懐かすぃ〜!そしてそれがもう10年前にもなろうとしている事実に愕然するのでした・・・。
この曲は10年経っても、体中に電撃が走るような名曲ですなぁ。
ガンズアンドローゼズ「シヴィル・ウォー」
冷たい雨が降り注ぐ、あいにくの天気になってしまいましたが、今日は高知でグレードレース・黒船賞。そして何といってもハルウララとユタカ騎手が挑む「世紀の一戦」YSダービージョッキー特別が行われました。

まず、グレードレースの黒船賞はアンカツ騎手のディバインシルバーが圧倒的なスピードで逃げ切って勝利、ダート短距離界の上位に位置するディバイン、今週、ドバイに挑戦するライバル、マイネルセレクトへのエールのような強い内容でした。

2着にユタカ騎手のノボトゥルー、インをついて技ありの騎乗が冴えましたが、この高速馬場では自慢の末脚が生かせず・・・しかし息の長いGI馬・・・今年も大目標のJBCスプリントに向けて、各地を荒らしまわるこの黄金コンビが見られそうですね。

3着は兵庫のホクザンフィールド、JRA2騎はさすがに強いのですが、ライブリマウント産駒、兵庫のダービー馬がしっかり存在感を示してグレードレース制覇も視野に入ってきました。
ノボジャックも先行力はいまだ健在ですが、やはりGIを奪取した頃の唸るような勢いはありませんね・・・。

昨年のNHKマイル馬ウインクリューガーはなんと高知の地でシンガリ負けを喫してしまいました・・・タイキシャトルが送り出した現在唯一のGI馬クリューガーですが、この結果はショッキング・・・ダートが本質的に合わないのでしょうか・・・。

さて、一般のニュースでもトップで報じられたほどの大フィーバーとなってしまったハルウララの106戦目・・・ワタクシもウララの事はは昨年の7月から度々書いてきましたが、正直、ここまで加熱するとは思いもよりませんでした・・・。

いまや日本のトップアイドルとなってしまった?ニッポーテイオー産駒の8歳牝馬ウララですが、レースは全くいいところがありませんでしたね・・・スタートも一息で終始後方でおっつけ通しではさすがにユタカ騎手でも・・・ユタカ騎手の騎乗技術云々の前にレースが終わってしまいました・・・10着。

それでも、アイドルホース・ウララとユタカ騎手のコンビはなんと雨の平日にも拘らず競馬場にに満員の1万5千人を呼び込み、メディアを釘付けにし、大きなうねりを南国土佐の地から起こした事実はやはり物凄いことだと思いますね・・・。

これからも元気で頑張って欲しいです、で、余談ですがワタクシとしては元祖アイドルホースのオグリキャップウララが交配!なんて面白いと思ったのですがどうですかねぇ?
その仔も、きっと素晴らしいアイドルホースになるんだろうな♪
中山の直線を、眠れる獅子が目を覚ますが如く切り裂いた黒い激流・・・この日を待っていました、スプリングSは横綱ブラックタイドが遂にその能力を全開放!皐月賞最終トライアルで遂にそのベールを脱ぎ捨てました!

スタートは今ひとつで最後方、ペースも予想されたように速くはならずブラックにとって厳しい展開になったように見えました。
しかしあくまでブラックのリズムを尊重した横山典騎手の好騎乗に導かれて、最後まで気を抜かずにポテンシャルを直線にぶつけたブラック、最後のギアの片鱗が見えたような末脚・・・これで超のつく大物ブラック、コスモバルクへの雪辱を胸に堂々と皐月賞に挑みます!

2着は巻き返し成ったキョウワスプレンダブラックと馬体を併せて、タイマン勝負に持ち込み敗れはしましたが、あわや金星の見事な走り、2歳時とは違い精神的にも肉体的にも確実に上昇して、クラシックに堂々挑めそうです。

3着もサンデーサイレンス産駒、ここにきて静寂の中にいたサンデー軍団が牙をむいたようなトライアル制圧劇・・・ダイワデンバーが一瞬ドキリとするような鋭い脚を使って皐月賞切符を獲得しました。
4着のアポインテッドデイは突き放して勝ったかと思いましたが・・・マイルのほうがいいのでしょうか、それでもやはり安定勢力です。

朝日杯FSを制したコスモサンビームは仕上がり途上もあってか5着・・・向う正面でミスティックエイジに煽られて、掛かり気味に行ってしまう不利も痛かったようです。これでGI馬の評価を落としたくないところですが、相手はドンドン進撃するバルクと見事に開眼したブラック・・・一歩後退は否めません。

残念だったのがミスティックエイジ、向う正面で持っていかれたのか、ポジションを上げたのが影響したか、信じられない11着大敗・・・スムーズならこんな馬ではないはず、池添騎手ともども本番ではリベンジして欲しいです。

さて、阪神は今年も名勝負が展開されました!有馬の時とは一変、アンカツ騎手とガッチリ折り合って、リンカーンを迎撃すべく爪を研ぐ菊花賞馬ザッツザプレンティ、そしてザッツをピタリとマークして、どこで交わそうかと自慢の末脚を溜め込むリンカーン・・・。

勝負の分かれ目は3コーナー、牽制的に仕掛けたリンカーンに呼応して動いたザッツリンカーンはそれから一呼吸置いて、直線で再びザッツをロックオンして末脚を思い切り開放させました。
馬体をこするように突き抜けたリンカーン、ユタカ騎手の王者たる技術に導かれて、菊花賞馬を倒して念願のタイトル獲得、さあ盾へ一直線です!

2着ザッツは負けてなお強し、並んだときのリンカーンとの手ごたえの違いにはいささかのショックはありましたが、2キロ差を考えれば内容的には上々、自慢のロングスパートの炸裂は、思い出の地・淀にとっておきます。

ファストタテヤマはあわや大金星かの勢いを見せましたが、やはり強かった2頭、しかし瞬発力勝負では互角を印象づけました。
4着ナムラサンクスリンカーンの後ろであわよくばと末脚を繰り出しましたが、及びませんでした・・・やはり4歳2騎、強し、というところでしょうか・・・。

5着のヒシブリザードですが、遺伝とはほんとに面白いもので父タイキブリザードの前に転がりそうな?イタチのような独特なフォームを確実に受け継いでいますねぇ。長いこと競馬を見ていますが、嬉しくなってしまう瞬間でした。直線も良く抵抗していましたし、楽しみな馬です。

さあ土曜のフラワーCは道悪でもやはり強い!ダンスインザムード。2番手からユタカ騎手、安全運転でキッチリ抜け出して完勝、桜花賞への道が繋がりましたが、この余裕ある走りはどちらかというとオークスに期待が膨らみます。
しかしこれで桜花賞は稀に見る空前のハイレベル戦・・・今年に素質馬が揃いも揃ったのがもったいないような気さえしますね・・・。

2着は馬体減が心配でしたが、敢然と女王候補に立ち向かったヤマニンアラバスタ。こちらも血統的にはオークスが合いそうですね。

最後に阪神の若葉Sにも触れておきましょう、ハーツクライ、大外を回したものの、内を通ったケージーフジキセキスズカマンボを剣客のように切り捨てた競馬は圧巻でした。皐月賞の大型な台風の目になって来そうですし、アンカツ騎手とのコンビも頼もしい限りです。
しかし2着のマンボ、3着フジキセキ・・・上位3騎の横一線の叩きあいはこれぞ競馬!の素晴らしいものでしたねぇ。
明日はGI戦線へ大物たちが大挙始動、期待感で一杯の一日になりそうです。中山で皐月賞へ最後の切符を懸けた一戦・スプリングS、そして阪神で繰り返されてきた名勝負の歴史が期待感を増幅させる盾への序曲・阪神大賞典が行われます。

まずスプリングS、2歳王者のコスモサンビームが勇躍このレースに登場してきます。レース毎に末脚に磨きをかけて、王者として掴んだ栄冠を引っさげて挑むこのレース、弥生賞で高らかに勝利の勝鬨を上げたコスモバルクに続くためにもここは勝って大一番に向かいたいところです。

計り知れない能力を確実に秘めながら、全開放には至らないブラックタイドですが、皐月賞へ是非とも欲しいタイトル・超のつく大物ブラック、ここはビシッと箔をつけたいところです。
代打的ではありますが、初騎乗となる横山典騎手ならば、秘められた最後のギアを引き出してくれるはず・・・期待しています!

ミスティックエイジブラックと同じサンデーサイレンスの大物候補。唯一バルクに土を付けられてしまいましたが、こちらも更に力をつけて、この結果次第では一躍皐月筆頭候補となる可能性を感じます。乗れに乗れている池添騎手とコンビを組んで、クラシックへ挑みます。

朝日杯3着、共同通信杯2着と安定度は折り紙つきのアポインテッドデイ。もうワンパンチあればクラシック戦線でも脅威になってきます。
休み明けながらクラシックへの夢を託してきたコンドルクエストエルコンドルパサー、蛯名騎手、二ノ宮厩舎・・・亡き父の託した次の夢が繋がる瞬間が見たいものです。
キョウワスプレンダも見限れないサンデー産駒、弾ければ大物喰いもありそうです。

さあ、盾へ向かって独特の緊張感が楽しみな阪神大賞典。有馬記念では失態を演じてしまったものの、菊花賞馬ザッツザプレンティが堂々と仁川の地を踏みしめます。
キッチリと折り合えば、無敵のロングスパートが炸裂するはずのザッツ、あの秋の淀のように最強を誇示するような競馬が見たいです!

そしてこちらは菊花賞、有馬2着のリンカーン。ユタカ騎手が迷いはしましたがスプリングSのブラックではなく、リンカーンを選んだのは陣営にとっても心強い限り・・・それでもまだタイトルがない事実はここでキッチリ返上したいものです。
奇病を乗り越え、競走馬として完成に近づいた今なら、ザッツ越えも可能でしょうし、何よりも連綿と受け継がれてきたこのレースの名勝負の歴史をこの2騎がつむいでくれるという期待感があります!

一騎討ちに待ったをかけたいのがナムラサンクス。ダイヤモンドSを制して本格化著しいサンクス、父サクラチトセオー譲りの末脚は長丁場で生きますし、間隙をついて台頭する形になれば・・・。

さあ明日はメモリアルに平成の撃墜王・マヤノトップガンが早くも登場、どうしてもトップガンと阪神大賞典というとあのナリタブライアンとの名勝負が心に鮮烈に甦ってきます・・・ブライアンに屈したものの、田原騎手の仕掛けに応えて3コーナー、年度代表馬として「さあ、ブライアン!来るならこい!」と敢然と先頭に立ったシーン・・・馬体をあわせて伝説にのこる死闘・・・トップガンの強さにも大いに感服したものです。

事実上ラストランとなった天皇賞での爆発的末脚も凄まじい衝撃でした・・・父としても早くも3頭の重賞ウイナーを送り出し、さらに期待が高まる存在のトップガン、あの強さに思いを馳せながらレースを見守ることにしましょうか。
明日は桜花賞へオークスへ3歳牝馬が覇を競うフラワーCです。が、とにかくここはダンスインザムード一色!藤沢和調教師そしてユタカ騎手・・・日本競馬界のジョーカーといえる最強のタッグ、競馬に絶対はないといえども、負けるはずはありません。
競馬界の七不思議といえる藤沢調教師クラシック無冠の事実・・・しかしムードがいる限りもう大丈夫!桜花賞そしてオークスへまずここから大きな舞台へのステップ、あっさりと他馬にとっては能力の絶望的な違いを見せつけて、中山の坂を独走で駆け上がるシーンが今から楽しみです!

なんとか土を付けたい伏兵陣、なかでも不気味なのが岡部騎手のヴィプラドムードの前走・若竹賞は岡部騎手らしい華麗なエスコート振りでしたが、今回手綱をユタカ騎手に譲る形になって、名手が燃えないわけがないでしょう。

ヤマニンアラバスタも鞍上江田照騎手ともども不気味な一頭、芦毛に生まれないはずがない?ゴールデンフェザントに母の父タマモクロス。間隔こそ開きましたが、自力の高さを感じます。

あとはチューリップ賞で4着と涙を飲んだものの、桜をあきらめきれない?メイショウオスカル
スペシャルウィーク産駒では唯一クラシックに乗れるチャンスがありそうなフォトジェニー、今のところ父の偉大さに負けている感のあるスペシャル産駒の奮起も期待しています。

あと楽しみなのはサンデーサイレンスアイリッシュダンスの仔ハーツクライと3歳牡馬の上位の強さを誇るケージーフジキセキが激突する若葉Sですね。
さあクラシックへボルテージが上がってきました!
ワタクシの愛馬シルクメモリーちゃんが昨年の10月以来のレースを迎えます!
未勝利の身なのでなんとか出走にこぎつけられたという感じ、勝ち負け云々という状態ではありませんが、加賀調教師をはじめ、スタッフの方々の努力で13戦目を迎えられたことは凄く喜ばしいことです♪

土曜の中京5R(得意の?)ダート1700m。生観戦しに行きたい気持ちで一杯ですが、叶いそうにありません・・・遠く静岡から応援したいと思います。
ちなみに鞍上はシルクラフィーネに勝利をプレゼントしてくれた千田輝彦騎手!ワタクシとは好相性?のナイスガイ千田騎手、よろしくお願いします!

先週、同じビワハヤヒデ産駒のマイティスピードマチカネアカツキと僅差の競馬をして頑張っていたので、メモリーもあやかって欲しいと思います。が、まずはとにかく無事に走って欲しいです。
今週は諸事情により水曜になってしまいましたが、今週もやってまいりました、ワタクシのグダグダ日記でございます。

今週は久々に飲み友達・ミチオ君と飲み。その前にゴルフの打ちっぱなしに行ったのですが、ミチオ君がメキメキ上達していてビックリ・・・ワタクシはなぁんもしていなかったので初心者状態を脱せずにいるのです・・・。

とはいえ、ミチオ君がお金と時間を費やしたとはいえ、完全にゴルフを趣味として昇華させた姿は見習わなきゃなんないな〜と強く思いましたねぇ・・・。
それでもGIが始まると他のことに何にも興味がなくなっちゃうんだよなあ・・・しかしなんとミチオ君からドライバーを頂いたのでちょっとは練習しないとミチオ君に申し訳ないのです・・・。

ワタクシの悲しき散財話・・・ウイングアローのフェブラリーSの日に買った(大体の物は競馬で買った日を覚えているんです♪)コンタクトレンズが遂にご臨終となりました。
というわけで新しいのを買わねばならんのですが、今から買うと大体35000円前後・・・しかし友人の結婚式やら、いろいろ控えている身には恐ろしく手痛い出費。というわけで今は応急処置的に一日使い捨てタイプ使っています・・・でもこれって実際3日ぐらい使えませんかね〜?(貧乏性?)

☆ワタクシの末脚炸裂♪BGM

なんだか急に春らしくなってきて、頭がボンヤリしている感じです・・・自分に喝を入れるために、この曲を大音量で聞いてみます。唸るギター、めちゃくちゃなノイズ・・・うわぁ〜かっこえぇ〜大好きだ〜。
プライマルスクリーム「アクセラレーター」
桜花賞の最終トライアルとなるフィリーズレビュー、ハイレベルの群雄(雌?)割拠状態にある牝馬クラシック戦線においてまたもまたも大物が登場しました。

その名も躍動的なムーヴオブサンデー。速いペースを3,4番手追走、アンカツ騎手が追い出しを我慢してゴーサインを送ると、一気に突き放す強い強い内容・・・展開にも左右されない強さも感じますし、その点では桜花賞の最大のライバルとなりそうなスイープトウショウをリードしている感じ。桜花賞戦線の戦力図に力で堂々と割り込んできたムーヴ、空前のヒロイン揃いの桜花賞を断つ強さを感じます!

マルターズヒートはスタートして行き場を失ったのか、ユタカ騎手が脚を計ったのか?なんと信じられない最後方からの競馬・・・直線は大外を回して、ロスの多い競馬で僅差の2着ですから、素晴らしい脚を使いましたし、ムーヴとの決定的な差は感じませんが・・・。

3着にフィーユドゥレーヴが入り、函館2歳チャンプの意地を見せました。函館ですでに桜の香りを感じるほどの脚を見せたフィーユ、台風の目になってきそうですよ。

4着に入ったホシノピアスジェイドロバリー産駒のイメージとは違う一瞬の鋭い脚を見せたシーンはいささかの脅威を感じました。
人気のロイヤルセランガーは6着、相手強化もあって突き抜ける脚は使えなくなっている現状かもしれません。

さて、中山のクリスタルCはタイキバカラの強さに感服、スタートは一息ながら、ちょっと気合をつけて次元の違う二の脚、そのままハナを奪って押し切ってしまいました。
蛯名騎手はNHKマイルを見据えて、控えたかったのが本音で歯切れが悪かったのですが、能力をなかなか衝撃的な形で誇示した内容は高く評価できると思います。

2着に人気薄ビッグファルコンが突っ込んできましたが、バカラとは勝負がついた後に突っ込んできた形。3着はバルジュー騎手がインから急襲したケージーアジュデ。この2騎の脚は府中で生きそうで、要注意の存在になってきます。

ナムラビッグタイムはスタートは良かったものの、いつものダッシュ力が見られず、後方から追い上げて不完全燃焼の6着・・・ビッグタイムの競馬ができず残念でした。
タイセイブレーヴも先行したものの、早々と脱落、バカラの破壊的なペースにつぶされた形としかいえないのが残念、今回は8着のハートランドカフェを含めてサクラバクシンオー産駒、完敗でした。

土曜に行われた中山牝馬Sは1800でも末脚を発揮したオースミコスモ、先週に引き続き、コスモコスモでも・・・と言いたくなるような劇走V、夏女のイメージが強いコスモですが、これから温かくなって更に良さそうです。

2着はラストランのハッピーパス、田中勝騎手がうまくインをついて有終の美かと思いましたが、外からあの脚を使われるとは・・・。
3着は軽量を生かしてフラワーチャンプが入り、フジキセキ産駒は1,3着。

それにしてもピースオブワールドを始めとして人気馬は総崩れ、ピースはにわかに信じられない12着と大敗し、亡くなった母親ビバムールの跡を継ぐため、電撃的に引退が決まってしまいました・・・。
小倉大賞典をブッちぎったメイショウバトラーに京都牝馬Sの覇者チアズメッセージは4,5着・・・古馬牝馬戦線の確固たる核となるには、両馬ともさらにワンパンチ欲しいですね。

ローズバドも結局GIに届かず引退となってしまいましたが、見せ場を作った6着でした。
スマイルトゥモローが後方でジッとしていたのにはある意味驚きましたが、7着、そして彼女も引退が決まりました。
期待していたマイネアイルはオーバーペースか?10着とアイルらしからぬ大敗でした・・・。

春の種付けシーズンを見据えて、さながら卒業レースとなった今回の中山牝馬S、母親としてまたターフを賑わす産駒を送って欲しいですね。みんな、ありがとう、お疲れさま。

他のレースではアネモネSをサンデーサマニベッピンの仔レディインブラックが勝って、こちらも桜花賞をにぎわせそうです。

さらに一昨年のダービー3着馬マチカネアカツキが今日のアクアマリンSで色あせない強さを見せて勝ったのは印象的でした。表ではタニノギムレットシンボリクリスエスが駆け抜けていった1年10ヶ月の空白をこれからの活躍で暁色に染めてくれそうです!
明日は桜花賞トライアルのフィリーズレビュー、そしてNHKマイルCに繋がる一戦、クリスタルCが行われます。
今年は例年より10日余り桜の開花が早いようで、桜花賞の頃には馬場造園課の努力はあっても、葉桜になってしまうのではないかと懸念されていますが・・・馬のほうも桜花賞での満開に向けて、それぞれがいま、まさに大きな蕾を膨らませています。

そんなフィリーズレビュー。今年から外国産馬に門戸が開かれた桜花賞へいきなり舶来のスピード馬が挑戦してきそうです。そのマルターズヒートですが、阪神JFでは躓いて大きく出遅れ10着、しかしそれからフェアリーSの圧勝を経て軌道に乗ってきました。
ユタカ騎手とのコンビも心強い限り、唯一の不安は追いきりで暴走気味の調整になったことですが、ヒート自身が自慢のスピード能力を再認識して、自信を持ってレースに臨んでくるはずです。

ムーヴオブサンデーは手強そうなサンデーサイレンス娘。小倉で連勝してきて桜花賞トライアルに挑むわけですが、アンカツ騎手で堂々挑戦、昨年のスティルインラブのような勢いも感じますし、この強豪を撃破するようなら、本番ではスティル同様の期待もかけてみたいですね。

キャリアと安定度が光るロイヤルセランガーも思い切った追い込みを見せるのですが、なかなか突き抜けるまでには至らない現状。しかし今までの戦ってきた相手が違うセランガー、譲れない思いでしょう。

あとは阪神JF3着が光るコンコルディアや函館2歳女王のフィーユドゥレーヴも黙っていないはずです。

中山は電撃の6ハロン戦・クリスタルC。NHKマイルだけでなく将来のスプリント界の王者の座をも睨む大物が出現して欲しいところです。

ここはサクラバクシンオー産駒への期待を込めて、ナムラビッグタイム。スピード能力では一枚も二枚もうわてのバクシンオー産駒の実力を見せて欲しいです。
まとめて書く形になってしまいましたが、同じバクシンオー産駒で母父グリーンフォレストと血統構成が同じのタイセイブレーヴも現状はダートのほうがいいのかもしれませんが、期待したいです。

そのバクシンオー勢を蹴散らすべく登場の舶来の黒船がタイキバカラ。今年初戦ですが、能力の絶対値の高さを武器にどんな走りを見せるか注目ですね。

あとはもう一頭いた、バクシンオー産駒ハートランドカフェ
デビュー2戦が圧巻のスピードだった岡部騎手のナカヤマバスター
本質的にスプリンター?シルヴァーゼットまで挙げておきます。

さて、明日はメイズイメモリアル。ギャロップ誌にも出ていますが、昭和38年のダービーを7馬身差でブッちぎって2冠を制している写真はなかなか衝撃的です。しかしこの圧勝振りでも菊花賞では三冠はならなかったのですから、つくづく馬は難しいものですねぇ。
明日は中山で中山牝馬S、牡馬に混じっても充分戦える、いずれ劣らぬ女王候補たちが揃って、注目の一戦となりました。

まずは2歳女王に敬意を表してピースオブワールド。2歳時に見せた恐るべき爆発力と圧倒的なパワーが影を潜めている近況ですが、阪神JFでの三冠を予感させるような力をまた見せて欲しい一頭です。1800は1ハロン長いか・・・と思わせますが、小回り中山なら大丈夫なはず。さあ女王復権へのシナリオ、完成なるでしょうか。

京都牝馬Sを制したチアズメッセージは今が旬の上がり馬、ファイナルSで牡馬を退けたあたりから、まさに本格化してきました。今、絶好調の本田騎手とのコンビが合うようで、この勢いは怖いところです。

マイネアイルはアンカツ騎手を配して悲願の重賞制覇へ意欲タップリ、先行して二枚腰、三枚腰を使えるアイルなだけに、アンカツ騎手のファイトに応えて粘りを発揮しそうです。

ラストランとなるハッピーパス、末脚の破壊力は満点なだけに有終の美を飾る可能性は大です。
オークス2着のチューニーもバルジュー騎手に変わって一変、牝馬同士ならと腕を撫します。
前走、強豪牡馬さえも影も踏ませず逃亡Vを飾ったメイショウバトラー、ここもまだ53キロでチャンス充分。
ローズバドも頑張っていますが、年齢的にトーンダウンは否めません。が、まだまだGIへの希望を胸に頑張って欲しい馬です。

最後に大逃げの、という枕詞がつくようになってしまったスマイルトゥモロー、オークス馬、能力は確かですからなんとかならないものでしょうか・・・。ただレース振りにある種の期待感があるのは事実です。
さあ、今月もPOGの途中経過です・・・残り3ヶ月・・・そろそろ順位がが動いてきましたよ〜。

第1位 平井君(ブラックコンドルステンカラージンマイネルプロローグメイショウバッコスレゴラス)・・・3509万円

第2位 bubunさん(ピサノクウカイユニバーサルアウターリミッツサクラプリンシパルストームファング)・・・2801万円

第3位 ビビネコヒデ(コンドルクエストサイレンスゴールドエンペラーズサーガミヤビレナード母パテントリークリア)・・・1921万円

第4位 ナカシマ君(ラクリマダイナミックホープニシノデューイントゥザグルーヴメジロヒラリー)・・・1540万円

第5位 つよしさん(フサイチドナイトオサキニシツレイバレエブランタイキエンデバーレゴラス)・・・500万円

・・・なお、上記は3月7日終了時点の総賞金額です。

1位をなんとかキープの平井君と3位に転落した(泣)ワタクシ、ビビネコヒデの馬は出走なしでした・・・皐月賞を回避してダービーを狙うというブラックコンドルとスプリングSに出走するコンドルクエスト、この2頭のエルコンドルパサー産駒が今後のキーホースになってきます。

2位に躍進したbubunさんはピサノクウカイがこれからクラシック戦線で活躍しそうです、この時期に煮えきらず勝ちきれないところがまた怖いですねぇ。

4位ナカシマ君はなんといってもイントゥザグルーヴですが、熱発は誤算でした。それでも牝馬クラシックの有力候補なのは間違いなし、一気の逆転を高い確率で秘めています。

5位つよしさんは遂にタイキエンデバーが未勝利脱出で反撃ののろしです。血統的にもマイル戦線で上位になれる器だけに期待です!
今日は尾張の地から春を告げる名古屋大賞典、前にも書きましたがこのレースというとワタクシは生観戦したキョウトシチーの年が忘れられませんね〜。地元にはマルブツセカイオーライフアサヒ・・・いい時代でした。

暖かい一日になった今日は、名古屋で大一番。JRA勢はゴールドメーカークーリンガーだけと寂しくなりましたが、地元から昨年の覇者マルカセンリョウが堂々迎え撃つという図式になりました。

勝ったのはクーリンガーセンリョウをピタリとマークした和田騎手、そつのない競馬で直線、余裕を持って突き放す強い内容・・・この辺はテイエムオペラオーで培われた和田騎手の上手さが光りました。
確かに相手は楽でしたが、クーリンガーもさらにもう一段成長してきて完成期を迎えた形、帝王賞あたりでの強豪とのマッチアップが楽しみになりました。

2着マルカセンリョウは吉田稔騎手がキッチリ正攻法で力は出し切ったのですが・・・連覇はなりませんでした。
それでも名古屋では無敵の強さを誇るセンリョウ、大先輩の東海Sを勝っているゴールドプルーフは引退ということなので、これからドンドン遠征して名古屋馬の実力を示して欲しいですね。

交流重賞の常連・高崎のテンリットルが報われたかのような銅メダル、2頭からは5馬身話されてしまいましたが、存在感は示しましたね。

佐賀記念では凄いマクリ脚を見せたミツアキサイレンスでしたが、今回は5着と奮いませんでした。7歳になってピークは過ぎつつあるのかもしれません。

さて、再来週に迫ったハルウララとユタカ騎手のコンビですが、ワタクシも前に引退と書いてしまいましたが、どうやら現役続行のようです。
ユタカ騎手がHPでこのフィーバーぶりに苦言を呈していましたが、確かにGI馬ノボトゥルーそっちのけでウララウララという現状は異常かもしれないですね。

当のウララは引退後にお父さんのニッポーテイオーがいる乗馬施設に入りが決まったそうで、父娘が感動の?対面となりそうで、それはなんだか微笑ましいですねぇ。

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